御茶ノ水事務所の設置記念として、一生に一度弾けるかどうかという、とんでもないギブソンギターの試奏会を行いました。このイベントは、“Blue-G”の協力を得て、ギターのオーナーの方に特別にご提供いただいて実現したものです。
完璧に調整された、最高の年代のギブソンギターばかりですので、その音色と響きには、ただただ感激するばかりでした。オーナーの方は、ご自身がブルースギタープレイヤーなのですが、お話をお聞きしていると、プレイアビリティーだけでなく、そのギターの持つ個性を最大に引き出すために、徹底したこだわりと愛情をもって、細部にわたる調整が繰り返し行われているギターだということがわかります。
ヴィンテージギターというものは、自分自身の音の好みというものを明確に持ち、ギターの個性を引き出すための努力を惜しまない方に所有されることによって、初めてその魅力が引き出され、次の世代が受け継ぐことができるものだということを実感しました。この場を借りて、素晴らしい機会をご提供いただいたことをお礼申し上げます。 |
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