2001年10月に始まり、13回続いた柏駅前商店街でのストリートコンサート。このコンサート実施の時点では決定していなかったのですが、次回実施のご相談に伺った際に新星堂の移転を告げられ、今回のコンサートで最後となってしまいました。
最初、「戦うオヤジの応援団」という名前は、このイベントのために付けられたものでした。その後、各地にSPが誕生し、このイベントも「フォークコンサート」から「ストリートコンサート」へと名前が変わっていきました。
商店街に買い物に来た皆さんに向かって、アマチュアのオヤジたちがステージで演奏することについては、「興味のない皆さんにとっては騒音であり、迷惑になるんじゃないか」という危惧を持ち続けていましたが、そのことを出演者自身が認識することによって、仲間内のライブでは見られないような緊張感を持った演奏ができる、貴重な場だったように思います。
東田さんも、岸部眞明さんも、中川五郎さんも、宮原芽映さんも、このステージで我々と一緒に演奏しました。将来は、プロとアマが混在した、地域を盛り上げるための街角音楽イベントとして継続できればと願っていたのですが、CDの売り上げが落ち、近隣のショッピングモールの誕生によって駅前商店街自体が寂れていく中での企業判断ですので、仕方のないことかも知れません。
現在では、ステージがあった場所には、ドラッグストアの商品が並んでいます。8年間にわたって私たちの活動をご理解、ご支援いただいた新星堂様には、深く感謝しております。ありがとうございました。
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