2004年6月21日
<エッセイ一覧へ>

「出会い、別れ、そして復活。」
 
(うっしー/39歳/埼玉)
 
○出会い...

小学生(低学年?)だった頃、当時「唄う天気予報」というTV番組でチューリップというバンドがエレキギターを持って唄っている姿にくぎ付けになり、「俺もギター弾いて唄いたい...」そんな小学生が親に「エレキギターが欲しい」とねだったのですが、当時は小学生がエレキギターなんて買ってもらえるハズもなく、拾ってきたベニヤ板を糸鋸で切って、たこ糸をガムテープで貼った薄っぺらなギターのようなものを作ってTVやレコードにあわせて唄っていました。

見かねた父親が「おまえのはギターじゃない!イター(板ー)だ」と言いつつタンスの上から埃だらけのDOVEのようなピックガードの付いた古いフォークギターを引っ張り出してきました。(なぁんだ。。。そんなところにあるじゃん!早く出してよ!)

とはいえ、突然ギターが弾けるようになる訳はありませんので、井上陽水の「心もよう」をAmだけで最後まで唄った記憶があります。

○別れ...

その後、プロミュージシャンを夢みて上京することになるのですが、夢ははかなく、長男が誕生したのを機に10年以上ギターからは遠ざかり、たまに弾くことすらもない、長い長いサラリーマン生活が続きました。

○そして復活...

しかし、2〜3年ほど前に友人が僕の休火山に引火したこと、戦うおやじの応援団の仲間との出会いをきっかけに、最近は毎週のようなLIVEスケジュールの日々になってしまいました。(笑)


当時、父親がくれたオンボロのギター
中学の時にお小遣いを貯めて初めて買ったYAMAHA
今も手元にあります。

※残念ながら「イター」はもうありません(笑)
 
トップページに戻る→