2004年8月18日
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「ギターの音が好き」
 
(CARLOS/50歳/福島)
 

小学校高学年に映画を見て、ギターを弾いて歌うことに憧れた。
加山雄三がかっこ好かったからかもしれないね。
女の子にもてたるためも大いにあったと思うんだ。

思い起こしてみれば、ギターが聞こえている音楽が好きだった。
音楽家は特に限定していなかったな。

いつかしらフォークソング(メッセージソング)に興味を持っていた。
自分の中の若さと衝動か何かが、誰かに訴えたかったのかもしれない。
友達も同じような趣味を持っている連中が集まっていた。
お酒など呑める年齢になった頃にはギターを弾いて詩を唄い披露していた。
いつのまにか飲み会には演奏をすることとなっていた。

そういう宴とは別に、東京でバンドに入れてもらいギタリスト(下手)としてギターを上手く奏でることに熱中していた。
いろいろなジャンルの音楽を演奏することを楽しむために、披露することも一つの目的だったな。
家の事情があり田舎(福島)に帰ってもバンドを結成し演奏活動を続けていた。

結婚してい、つのまにかいろいろな忙しさに翻弄されギターを弾く活動を止めてしまった。
そんな時でもギターが好きだった。聴いていた音楽はギター曲ばかりだった。
憧れていたギターを購入したり、ある音楽家のオリジナルギターなど収集していた。
いつかしら落ち着いたら”弾いてやるぞ”そんな気持ちはいつも持っていた。

2年半くらい前に、その思いがついに実行にうつそうと思ったが
まだまだ準備運動程度の期間である。
前のような機会を創って順調にプレイすることに焦ってはいけない。
そもそも下手なんだけれども、そんなこともあまり気にならない。
自分でいいと思う音色を出せれば嬉しいんだ。

いつかまた楽しい時間をすごしギターの音を聴きに行きたいですね。
急がず普通に演奏できるような日が来ることを祈って。
 
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