2011年1月23日
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「ギターと女」
 
(ayubis/1949年生/千葉)


戦うオヤジの応援団に登録したばかりでリレーエッセイの依頼が来て少々戸惑っています。そこで堅い話を書いてもつまらないのでテーマを「ギターと女」として私のギター(女?)に対する思いを書こうと思います。

皆さんはもしもギターに性があるとしたら男だと思いますか?女でしょうか?勿論、女ですよね。
あの胴のくびれはやはり女を連想させますよね。また、ギターを抱えて弾く時の姿も女性を優しく抱くイメージではありませんか。

そう考えるとギターと女性には結構共通点があります。

■共通点その1:手がかかる!
ギターは手入れもせず触ってもやらないと、だんだん傷んできます。
女性も心身ともにメンテナンスをしてあげないと傷んできますね。
そういった意味で大変手がかかります。

■共通点その2:やきもち焼き!
皆さんはギターと言う楽器はやきもち焼きだと知っていますか?
一本のギターだけを大切に持っている人には関係ないですが、何本もギターを持っていると、全部を平等に愛さなければ、知らない間に弦が切れたり、塗装面にクラックが入ったり、金属部分にさびが出たりして私の気を引こうとします。
何よりも鳴らなくなるのが悲しいですね。

■共通点その3:美しいギターは人に見せたくなる
これはギターの問題ではなく、持ち主の心情と思うでしょうが、違います。
実は美しいギターは持ち主の心に働きかけて、ギターを自慢したくなるように操作しているのです。そしてギターは他人にほめてもらうと不思議なことに、ギターの美しさも増すんですね。残念ながら引っ込み思案のブスギターもあります。でもそれはそれで愛着が湧くものです。まさに女そのものではないでしょうか。

このように見ていくと他にも共通点がありそうですね。

最後に、ギターに有って女性には無い美徳。
それは、贅沢は言わない、文句は言わない、持ち主の技量に合わせていつでも付き合ってくれる。まさにこれがギターの最大の美徳ですね。
皆さんはどうお考えですか?





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