2012年10月14日
<エッセイ一覧へ>

「ギターとの出会い…別れ…再来」
 
(ター/1980年生/兵庫)


 私には兄がおり、私が中学生の時に、兄と兄の友人ふたりで長渕剛さんの曲を弾いていたのが、ギターとの初めての出会いでした。二人のギターの演奏を聴き、こんなにギターってカッコイイんだと、もの凄く感動したのを今でも鮮明に覚えています。それから影響をうけ、ギターを始めました。ろくにギターの基礎知識も勉強せずに今もやっていますが、当時は兄が弾いているのをひたすら見て真似、真似、真似、の繰り返しでした。

 気が付くと兄はギターから離れていき、私も見本となる人がなくなり、同時にとまってしまいました 。どうしよう……バカやし、音楽の勉強してもわからんやろなぁと……。そんな時にふと街を歩いていると、路上でギターの弾き語りをしている人が…。思わず話しかけ、『君もギターの弾き語りをするんならやってみたら』とひと言。…よし!今まで兄から見て覚えた弾き語りをしてみようと路上弾き語りを決行!。最初は凄く恥ずかしかったんですが、めちゃくちゃ気持ちいい事に気付き、ハマってしまいました。やっていく内に、同じ路上で弾く仲間が増え、と同時に見本となる人も増え、練習に練習を重ねていきました。………ですが、兄みたいに離れることはないと思っていた私にもギターの青春は終ってしまい、その当時の楽譜とギターは押入れの奥でホコリをかぶる事に……、それから、就職、結婚と時間がたちました…。

 そんな時に同じ会社の方からギター倶楽部作らへんか?とお誘いを頂き、更にそのメンバーの方から戦うオヤジの応援団という存在を教えて頂き、ギターを楽しめる場所が一気にまた増えました!私の家のホコリをかぶっていた楽譜もまたひのめを浴びる事になりました。…ブランクが長いので腕は落ちてしまってましたが、今また戦うオヤジの応援団の皆さんとギター三昧の日々が始まり、楽しく過ごしています!
 




エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→