2015年7月6日
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「これからもマイペースでやります!」
 
(ビートル/1956年生/和歌山)


 私が「ギターを弾けるようになりたい」と思ったのは、高校の卒業式の日に開いた「お別れコンパ」で弾き語りをしていた同級生がキッカケです。
クラス仲間を前にして、拓郎の「人生を語らず」や「知識」、R・ストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」、陽水の「傘がない」・・・その他多数の曲を自在に弾き、歌っている姿に憧れました。卒業してからギターを始めました。

 初めてのギターはヤマハFG-120F。全くの初心です。ヤングギターの付録を教本に、最初の練習曲は小柳ルミ子さんの「私の城下町」でした。
3つのコードでしたが、なんとか弾けるようになるのに3カ月かかりました。
それからもストロークからアルペジオ、スリーフィンガー、ハンマリング、プリングオフなどこつこつ覚えてきました。

 人前での弾き語りは友人の結婚式が初めてでした。ギターを始めてから10年近くたってからです。曲は伊勢正三さんの「お前だけが」。この曲は4人の結婚式で歌わせていただきました。
やはり人前で弾き語りさせていただくということは、練習のキッカケには一番だと実感します。歳も重ねてきますと結婚式での弾き語りもなくなり、励みも薄れます。まあ、それでもマイペースでチマチマ練習して弾いてきました。決して卒業コンパで憧れた同級生にはかないませんが。
 

 都会にあるような「フォーク酒場」や「フォーク喫茶」が近くにもあればなあ、と思っていた昨今、私の町・田辺市にも「フォーク・カフェ・キャンプ」なるお店がオープンしました!「戦うオヤジ・・・」はここで知りました。インターネットは以前から熱心に見てたのに、こんなページがあったとは・・・。
恐るべしアナログ印刷物のチカラ。

 こういう場所で同じような考えの方々と出会えることが楽しいです。
もっともっと若い皆さんにも参加してほしいです。私ももっと若い時に知っていれば憧れられる立場に立てたかも?
お店で出会う皆さんの弾き語りを聴かせていただくたびに、長年の独学のクセや歌のへたさを痛感しますが・・・今さらなのでこのままマイペースで続けていこうかなと思います。

これからもよろしくお願いいたします。




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