親愛なる
 
Pooh(。・ω・)ノ
  

出逢ってからもう25年やね

初めて会ったのは小学生5年生の時やった
隣のクラスに転向してきたのが加奈子やったね
クラスは違ったのに、なんでか知らんけど仲良くなったよね
その頃はもう家がキライやったあたしは、よく加奈子んちに行って
加奈子がおらんくても、おばちゃんやおっちゃんと話してた
二人ともいつも「お腹空いてへんか?」ってゴハン食べさせてくれたなぁ
おばちゃんのお好み焼き、大好きやった

中学生の頃もいつも加奈子んちに行って、漫画ばっか読んでたね
あたしにはちょっと悪い友達もできてたけど、加奈子とは変わらんかった

高校も一緒で、合格発表は一緒に見に行ったね
興味のない加奈子を無理やり誘って一緒のクラブに入ったっけ
あの頃、よく自転車を二人乗りしたけど、なぜか加奈子は前であたしは後ろ
乗ってばっかじゃ悪いから替わるよって言っても
いつも後ろに乗るのが怖いからってこいでばっかりいたね
いつだったっけ、あたしがふざけて自転車の後ろで立ったりして
スポークに足を巻き込まれてしまったことがあったね
結局、踵を十何針縫うことになっちゃって 心配かけたね
責任を感じて、ずっと泣き止まない加奈子を見て
いつも簡単に自分を傷つけてたこと、あの時ばかりは反省したなぁ・・・

高校を卒業して、短大もなぜだか一緒やったね
ここまできたらクサレ縁やなあって、2年間つまらない短大に通ったね

短大を卒業して、初めてお互いのいない生活が始まったね
あたしは間もなくしてカナダに行くことを決めた
うらやましいを連発しながら、空港まで見送りにきてくれた

日本に帰ってきて、悶々とする日々を暮らし
しばらくしてあたしは看護学校に入学したね
半年後の戴帽式の日・・・
どうしても、この日の姿を加奈子に見て欲しいって思って連絡したら
仕事を休んで見に来てくれたね・・・本当にうれしかった
看護師を辞めて、イギリスに行く時も また空港まで見送りに来てくれた

あたしは地元を離れ、お互い仕事もあって なかなか会えない時もあったけど
たまに会うといつも、何も変わらない二人がそこにいたよね

この間も・・・
色んな事があって 大阪に帰ることになったってメールした時
「はよ帰っておいで」って言ってくれたこと、本当にうれしかった
あの一言に救われた
帰る所なんてないって思ってたから・・・

この25年・・・
ひねくれ者で、いじっぱりなあたしを怒ってくれるのも加奈子やったし、
強がりばかりで生きてきた あたしを誰よりも知っているのも加奈子やった
家族なんていないって 思ってたあたしにとって
加奈子だけが 誰よりも家族やったよ
いつもこんなあたしの味方でいてくれて
ありがとう

今日もあたしは 昔から変わらず 一生懸命生きとるよ
「いつ死んでもええ」があたしの口癖やったもんね
相変わらず ペース配分ができず 全力疾走やで
どこまでもつかわからんけど やれるとこまでやるから見てて

親愛なる加奈子へ 愛をこめて


 
2007/12/27
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