大病をしてみて | |
使徒 | |
昨年(2008年)の10月でした。 それは突然やってきました。 プライベートで車を運転していた時のこと、突然頭(右目のずーっと奥の方)が痛くなり、危ないのですぐに車をわき道に停めました。 しばらく休めば治るかな・・と思い、車の中でじっと目を閉じていました。 3〜4分くらいでしょうか、目を開けてみましたら何と右目が全く見えなくなっていました。 このままでは車を運転することも出来ず、仕方なく自分で救急車を呼びました。 病院に着いてすぐに検査。結果は【軽い脳梗塞】とのこと。 のうこうそく??自分が?? 考えてもみませんでした。 右目の奥で手術をすると失明する可能性があるとのこと。 その時に真っ先に思い浮かんだのが 『右目が見えなくてもギターは弾けるかな。左目だけでも譜面は見えるかな』 家族のこととか、仕事ができなくなったらどうしようとかを真っ先に考えると思っていましたが、人間っておかしなものでパニックになりながらも不思議とそんなことを考えていました。 それからカテーテル治療といいまして、血管から細い管を脳内に送り込み薬で血管の詰まった部分を溶かす治療が始まりました。 管が頭の中に入っていく感覚というものは結構しんどいものです。 検査・治療のために、1回1回は短いのですが入院・退院を繰り返すこと4ヶ月、ようやく病院からOKが出て一応完治ということになりました。 若干の後遺症はあるようです。今まで楽に押さえることが出来たB♭が咄嗟に押さえられなくなりました。入退院で練習不足も甚だしいのですが・・・(苦笑) 生きていること、ギターが弾けること、歌えること、働けること、そのすべてに改めて感謝しています。 |
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2009/4/20 | |
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