睡眠時無呼吸症候群 | |
日高の鳥さん | |
新人の鳥さんです。同世代の皆様へ。 10月に、家族から寝ているとき呼吸が止まっていると言われ、病院に行って来ました。その結果「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と診断され、その原因と治療方法など詳しく聞きました。この病気のキーワードは「いびき」と「歯ぎしり」です。今私はマウスピースを着けて寝ることでSASの症状から開放されつつありますが、ひとり暮らしをしているとSASに気づくことができず重症になることがあるそうです。夜中に頭痛と尿意で目が覚めるのがSASの具体的な症状です。心当たりのある方は、自分の病状の程度を知るために病院へ行くことをお薦めします。しかし、残念ながら治癒しますが完治しません。私も今後ずっとマウスピースをして寝ることになります。 SASの詳細はネット検索に譲るとして、私の原因は食事にありました。長年に渡る脂っこい食事と酒の組み合わせが災いし、コレステロールの多さから気道(喉)の静脈硬化を引き起こし、狭くなった気道を通る酸素の少なさから無呼吸状態が発生したようです。「いびき」や「歯ぎしり」はその症状の証のようなものです。これらの症状は、酸欠を起こした脳が頭痛と尿意を起こすという体のSOSだったのです。その結果、慢性的な寝不足から、昼間に恐ろしいほどの眠気に襲われ、大事故になったケースが報道されたことがあります。 さまざまな情報から、運動することで血液の循環を良くし、血液をサラサラにするために動物性の油脂と酒の量を減らし、緑黄色野菜を中心にした体づくりをすることが治癒への道と判りました。静脈硬化を防ぐことこそ、長生きへの道という訳です。男性に多いというイメージですが、奥さんに言われて病院に来るケースが多いためで、実は奥さんも「いびき」や「歯ぎしり」をすることが判明し、夫婦で治療するケースも多いうことです。私が病院へ行ったときも夫婦で来ている方が何組もいました。先生によれば、西洋人より東洋人、その中でも日本人に「いびき」をかく人が多いそうです。周囲にかく人が多いので、それが社会通念上で容認され病気だと気づかなかったというのが本当のところです。どうやら民族的な特徴で、アゴの形状が「いびき」をかきやすいのだそうです。ぜひ心当たりのある人は早く診てもらいましょう。事故が起きる前に。 |
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2009/12/22 | |
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