日本がなくなる日が来るかもしれない | |
日高の鳥さん | |
日本人の人口に関する数字には仕事がら敏感だ。
直近で手に入れた情報によると、驚くべき数値がある。 2009年日本の人口は1億2,700万人とほぼピークに達したが、 50年後には9,000万人になるという。これは今より30%の減少だが、 なんと100年後には4,500万人とさらに半分になるという。 この情報源は「人口問題研究所」という政府の専門機関であるが、 数値は一人の女性が生涯に生む子供の数「特殊出生率」が1.37のまま 100年経過すると、という条件付きである。 しかし、今後日本の社会環境が激変しない限り、 この「特殊出生率」1.37は変らないと見込まれた上での数値でもある。 つまり、100年後には今の人口の35%しかいなくなる。 しかも、その内の40%が65歳以上の高齢者。 さらに、就労人口も40%と算出されているので、 日本の労働者の40%が残る60%を支える構図となる。 さて、想像してみよう。 今の人口の35%しかいない日本を。 65歳以上が10人のうち4人という社会を。 経済は超小型化し、人の少ない静かな世の中。 しかし、土地や住宅が余り、一人当たりのスペースが増えている。 高いビルは必要ない。電車や車も減り、移動がたいへんだ。 人が減ったお陰で自然環境が改善することも考えられるが、 住みにくいところには、もう人がいないだろう。 東京でさえ、場所によっては過疎化している。 50年後にすでに警鐘が鳴っていると思うが、 きちんと手を打たないと本当に100年後はとんでもないことになる。 200年後には日本はないかもしれない。 もしかしたら、すでに海外から移民を受け入れて、 人口はある程度維持しても、半数は日本人ではないかもしれない。 残念ながら、私たちはあと50年すら生きられない。 心配しても仕方ないが、この事実をきちんと次世代に伝え、 国民が同じ危機感を持って日本人としてなすべきことを考えてもらいたいものだ。 |
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2010/07/04 | |
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