YD-304のリペアレポート(そのD) | |||||||||||||||||||||||
味噌ッカツ | |||||||||||||||||||||||
■はみ出したニカワのお掃除 はみ出したニカワは、暖めた雑巾で溶かしながら擦り落とした。これで良いのかは判らないが、とにかく綺麗になった。 ■ネックの仕上げ ※ノミとサンダーで古いニカワの削ぎ落としと表面の処理を行なった分だけ、僅かだが指板の幅が広くなり段差が生じているので、その分だけ指板を削らなくてはならない。
■ペグの取り付け
■弦を張る これは良くご存知の通り。今回はヤイリのエクストラライトを張った。 ■フレットの確認 弦を張って確認したところ、11と12フレットに浮きがあるのを発見した。
■試奏 調弦をして試奏してみる。ブリッジ部分のトップが若干膨れてしまっており、その分サドルの高さが食われて低くなってしまっているので、応急処置として1ミリ厚のプラ板をカットしてサドルの下に挟み込んで再度調弦する。幸いフレットの狂いも無く12フレット目での音程もバッチリである。 かなり長い間惹かれていなかったためか中低域の鳴りが余りよくないが、少し弾き込めば直に鳴ってきそうな感じである。 専門家が見れば、ナンセンスの連続だったかもしれませんが、全く弾ける状態でなかったYD-304がこれで弾けるようになったのだから良しとしましょう。リペアレポートは終了しますが、機会があれば皆さんにご披露したいと思います。 |
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2003/01/02 | |||||||||||||||||||||||
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