2004年7月21日
<エッセイ一覧へ>

「いつの間にか・・・」
 
(shiden/38歳/埼玉)
 


ギターを再び手にしたきっかけは、とある人物との出会いから...
仕事で行った得意先にその人物はいた...マーチンを数十本持っている大変なギター好きだった。全部Dタイプ...

それまでギターといえば、国産の安物しか持っていなかった私には、マーチンなんか雲の上、レコードもといCDの中だけに存在するものだった...しかも、十数年弾いていなかったのだから、音を聴いた瞬間に参ってしまった...その人物からD−1を6万で譲ってもらい、初めて手にしたマーチン。それが全ての始まりだった...

大学時代御茶ノ水に2年通っていたが、一度も楽器屋に入ったことは無かった。今思うとすごく勿体無い気がする。ともあれ、御茶ノ水のその人物の行きつけのショップ「H」に連れて行かれ、初めて目にした大量のマーチン達...目が眩むようだった...気付けば1本買っていた(笑)

その後も足繁く「H」に通うようになり、色々弾かせてもらった...
自分の腕も省みず、ギターはどんどん増殖していき、気付けば貯金は空っぽ...アリャリャ...こんなはずでは...しかし、ギターの音色には抵抗できず、意思の弱い私でありました...

ギターの魅力は何だろう・・・?一本一本個性があり、素材の違いによってそれぞれ良さがあり、ボディーの形状もまた然り...追求すればキリが無いのは解っている積りなのだが止められない...当に病気以外のナニモノでもない...

仕事から帰ってきて、家で爪弾くギターの音色...癒されます...
α波出まくり...精神安定剤...いつの間にか生活の一部になっている...腕の方は・・・?焦らずゆっくり上達できればいいかな...

これからもずっと人生を共にしていきたい相棒たちです...


                          
 
エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→