2004年8月2日
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「僕と音楽」
 
(エス/53歳/千葉)
 

青春と言われる時期、ビートルズをリアルタイムで聞いていました。ベトナム戦争進行中で学生運動も真っ盛り。政治を語らない学生はいないし、通学の帰路の新宿駅西口では夜毎フォーク集会が開かれ、地下通路の円柱の周りでギターを抱えて歌う若者を中心にその周囲はびっしりと腰をおろした若者で広場は埋まっていました。友よ、We Shall Over Comeが響いていました。

そしてPP&Mの曲と出会い、惚れ込んで、今に至っています。始めて手にしたフォークギターは“ほたか”でした。次に手にしたのはカワセ楽器のオリジナル(マスター)のD28-S。
就職して始めてのボーナスが出た時、本物が欲しくなり夢のMartinのギターを思いきって買う事にしました。代金を握りしめカワセ楽器に向かいD18-Sを購入しました。

抱きかかえるようにして家へ帰り、感無量でした。その後D12-20も(これもカワセ楽器)手に入れてギターに関しては贅沢に良いものに早くから接していられた方だと思います。
 
就職してからもっといろいろ聞きたくて、JAZZも判りたくて聞いていた頃トウーツシールマンさんに出会いました。素晴らしいクロマチックハーモニカ奏者です!サッチモさんも好きです。(少ししか知りませんが)

山好きであった私はその後友人の影響で山と渓流に居られる幸せとスマートな釣りに惚れてフライフィッシング一筋になりギターは週末に弾くだけになりました。釣り仲間とワイワイ出かけるのも楽しかったのですが、一人で出かけるのも好きな私はカセットウオークマンに気に入りの音楽を入れて一人用テントを背負って時々渓流へ出かけました。

自然の中で聞くハイファイサウンドは格別です。山の夜に一人で居る不安は消え去ります。フォークソングは勿論、トウーツシールマンさんも良く聞き
ました。釣りから帰ってはジョンデンバーの“太陽を背に受けて”等歌っていました。(そう言う時、はまります!)
嬉しい時は勿論、落ち込んだ時もギターと音楽がいつも一緒に居てくれました。

そして山下さんの親父の応援団との出会いで私のギター、フォークソングの世界は劇的に変わりました。以来、ギター一筋です。楽器もHD28-VSを30年振りに購入しましたが、沢山の才能溢れる同世代のギター親父の存在を知り、沢山の素晴らしい友人に出会い、世界が広がりました。お互いに発表と鑑賞をしあう場を持てたのはギター弾きにとってなにより幸せです。今までの自己満足のギター弾きとは次元が違いました。知り合ってからそんなに経っていませんが直ぐに旧知の様に打ち溶けてしまうのはなぜでしょう?

音楽は凄いです!これからもよろしくお願い致します!
人生音楽が有れば、ギターが有れば大丈夫です!

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