2004年8月17日
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「MY FAVORITE GIBSONS」
 
(エムティ音/44歳/京都)
 

応援団の皆さんはこんにちは。
特に人前で弾いたり歌ったりするわけでもないのですが・・ギブソンを持っています!
いつかはマーチンとあこがれていた時もありましたが・・今はギブソンになってしまいました!
ということで拙コレクションを紹介いたします。
 

HUMMINGBIRD 62年ものです。トップは結構弾き傷が多いのですが音にほれ込んでしまいました。初年度の翌々年でダークチェリーサンバーストのトップが泣かせます。アジャスタブルサドル独特の太い低音とマーチンを思わせる繊細な高音のサスティーン。ギブソンフラットトップギターのまさに黄金期につくられた秀作ですね。ちなみにハミングバードはボーカリストの伴奏用として企画されたわけでその甘くふくよかなトーンに思わず酔いしれてしまいます。これを購入するにあたって所有していた67年をヨメにだしました。

次はDOVE 65年ものです。サイドバックメイプルの合板で作られています。そしてブリッジサドルはエレキでは普通ですが"チューンOマチック"が採用されています。このように書くとほとんどの方は鳴らないギターと推察されるでしょう。がこのギターもまたギブソンの黄金期につくられただけあってすばらしいトーンです。特にストロークした時の切れ味、ダイナミックさ、そしてその音色・・うーんいうことありませんなあ。これを持つと思わずアリスを口ずさんでしまいます。そしてコレクターズアイテムとして重要な点であるピックガードのハトもきれいに残っています。これを購入するにあたって所有していた51年のLG1をヨメにだしました。

そして次は J50 66年ものです。もともと拓郎の初期のサウンドが好きなので同じ音を出したいとの思いから探していたところいい出来のこいつに出会って思わずHOLDしてしまいました。腹にズンズンくる箱鳴りがすばらしいです。中低音域のエネルギー感がまさにギブソンですね。サスティーンは少なめですがジャリン系でこれもまたしびれます。これを購入するにあたって所有していた69年のJ45をヨメにだしました。

そんなこんなで自慢話になってしまいましてすみません。ギブソンのOLDはマーチンとちがい結構デキにバラつきがあります。50点のやつもいれば120点の優等生もいます。マーチン派の皆さんもためしに一度"いい"ギブソンを弾いてみてください。・・いうことでまたよろしくおねがいします。

 
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