2004年10月27日
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「ある社会人ギター弾きの音楽活動」
 
(NaOH/31歳/埼玉)


1度やることは簡単だ。でもそれを続けていくのは難しい。
しかし続けることにこそ意味がある。

これは自分でいろいろな経験をして得た知見だ。例えば自分のホームページを作ること。これは初心者には多少ハードルが高いが、最近は誰でも簡単にホームページを作ることができる。しかし、いったん作ったあとに、継続して更新することや、訪れる人を増やすよう努力することは結構難しい。

そして私がいまやっている音楽活動にもこれは当てはまる。
私はChiekovsky(チエコフスキー)という名前の夫婦ユニットで音楽活動をしている。まともに活動を始めたのは2年ほど前。あるインディーズレコード会社にオリジナルのデモCDを送ってみたことがきっかけだった。

初ライブを何とか成功させるとその翌週にはもうオムニバスアルバムへの参加の話が来ていた。オムニバスアルバムに参加した後も、バンド友達主催のライブに声をかけてもらったり、ライブハウスの店長さんからいきなり電話が来たりと、様々なつながりからほとんど途切れることなくライブ活動が続いている。

今年の春には1アーチストとしてアルバムデビューという話もいただいた(今そのためのレコーディングの真っ最中だ)。

もちろん社会人としての仕事、そして2歳になる娘の子育てもしながらの活動は簡単ではない。ライブの時には保育園に子どもを預けなくてはいけない。だからライブも自分の出番が終わったらそそくさと引き上げなくてはならず、人の演奏もゆっくり見られないし時間的にも金銭的にもシビアだ。
それでも音楽活動は続けて行きたいと思ってしまうから不思議だ。

その理由はやはり少しずつではあるが、ファンになってくれる人がいてライブや音源が届くのを楽しみにしてくれているからだ。そして今は期待に応えられるよう精一杯努力していい作品を作って行きたいと思っている。

音楽の好みは人それぞれだ。だが我々の作り出している歌には人の心を動かす何かを秘めているのではないかと信じている。これからも活動を続けていくことでセンスを磨き、自分たちの楽曲をより多くの人に届けて行きたいと思っている。

そのためには形になるものを作り、広める活動を続けていくことで自分から切り開いていかないといけない。ただ口を開けて待っているだけでは物事は動いていかない。

* 興味をもたれた方がいましたら、プロモーション用の無料CDを進呈していますのでぜひ聴いてみてください。chiekovskyでWeb検索してもすぐにたどり着けます。Chiekovsky Official Site: http://www.chiekovsky.com/


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