2006年12月26日
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再びの、ギターだこ
 
(惣ど335/1961年生/東京)


大好きだったアーティストが、亡くなる・・・。堪らないことですね。
茫然自失とする中、レコードを引っ張りだして何度も聴いたり、「お宝」の雑誌を読み返してみたり、久し振りに旧友と連絡をとって痛飲したり。
そして、どちらからともなく、訊くのでしょう。「最近、ギター、弾いてる?」

我々のキッカケは、‘04、10代の頃から憧れていた甲斐バンドのリード・ギター=大森信和氏の急逝でした。公式サイトを中心に、ネットでしか流れなかったので、ご存知ない方も多いようですね。53歳でした。

「ファン葬みたいなものが、できないだろうか?」権利問題のあれこれに煩わされ、様々な制限を受ける中、思案の末企画したのは、やはり、「他人に頼らず、我々の演奏で、大森さんのギターを再現しよう!」という大胆なものでした。

ツルツルだった指先に、懐かしいギターだこが出来るまで、数ヶ月。
そう言えば、就職してから暫く、ギターを全く弾かなかったけど、ギターだこは、
2年位、消えなかったなあ。

そして、もう消えることはないかもしれません。
仲間と、家族と、音楽を楽しみながら、ずっと、大森さんを(弾き)語り継いでいきたいと思っています。


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