2009年6月30日
<エッセイ一覧へ>

「私のギター人生」
 
(ヨネさん/1959年生/静岡)


中学1年生、サッカー部の同級生「乾君」がフォークギターをすでに持っていて吉田拓郎の「ともだち」や「夏休み」を弾き語りで聴かせてくれた。俺にとって彼がキラキラと身近なスターのように映った。「俺も乾君のように弾き語りができるスターになりたい!」と思い(笑)さっそくお母さんにギターを買ってもらった。そこから「ギター人生」が始まった。

手始めに吉田拓郎・井上陽水・かぐや姫を片っ端からやっつけにかかり中学校を卒業するまでにほぼ「スリーフィンガー」「アルペジオ」「ストローク」等はマスターした。なぜ俺が上手になっていったのかは相棒の大木君の上達が早く、彼に遅れないように必死についていったからだ!(彼なくして俺のギター人生も語れないと思う。)

そして大木君と同じ市内の高校に進学し、「フークソング部」に入部した。
先輩たちからいろいろな技術を教えていただいてさらに3年間に上達した。「風」などのコピーバンドを主として活動をするかたわら、「エリッククラプトン」「チャー」などのロック系にも染まって行き、18歳を過ぎたころからは完全にロックのカバーをするようになっていた。

今年50歳を迎えるが「ギターキッズ」のまま大人になっており毎週ライブハウスに通っては演奏をしています。
あまりひとつのことを続ける根気が無い俺が唯一ギターだけはかれこれ37年も継続しています。

いまだに向上心も強く練習もいっぱいしています。
たぶん根っからギターが好きなんだと自分でも思います。
今後の目標は65歳までライブハウスで唄い、指が動くまでは一生ギターを弾いて行きたいなぁ〜・・・。

今、高校生の長女がギターを始めて、日に日に上達していく姿を見て、高校生の時の自分をみているような気持ちです。




エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→