2012年4月5日
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「エッセイという散文(三文?)」
 
(元祖キカイダー/1962年生/茨城)


早いもので、私(元祖キカイダー)が入団して7年に
なるとか。時が経つのは早いもんです。
早いと言えば、こんなのが思い出されます。

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
光陰矢のごとし。
どちらも情報源は同じなんだそうで、李白さんの漢詩
らしいです。私が書くと漢詩などには絶対ならず。
散文になります。散文と言うより三文になり・・・。
三文の値打ちもなさそうですが・・・。

李白というと「大酒飲み」「酒仙」というイメージですが
 元祖キカイダーの場合、チビチビとやる「小酒飲み」、
屋台のおでん屋でやる「酒貧」という言葉がしっくりと
来るみたいです。貧しいねェどうも!
くらべること自体に無理が有るようです〜!

酒と言えば牧伸二さんにこんなのがあったような・・。
ギターからウクレレに持ち替えて、漫談を一つ。

♪兄ちゃんは麻雀で朝帰り、
♪姉ちゃんはクラブで朝帰り、
♪父ちゃんは酒飲んで朝帰り〜
♪母ちゃん呆れて里帰り〜っと、
♪あ〜あやんなちゃった、あ〜あ〜ああ、驚いた。

これって、現代の都都逸(どどいつ)ってとこですか。
都都逸ならば、ウクレレから三味線に持ち替えて。

気になる木に成るミカンでも
色づきゃハダカで身を任す。

よっ、調子でてきたねェ、も一つおまけ、

恋に焦がれて鳴くセミよりも
鳴かぬホタルが身を焦がす。

6本弦から4本弦、4本弦から3本弦と先細りですね。
奥の細道だからしょうがないんですぅ。
こうして読み比べてみると都都逸のが、粋ですねぇ、
三味線でも習ってみますか。
そんでもって歳のころなら三十路をちょいと過ぎた、
小粋なお師匠さんといい仲になって・・・。
って、落語じゃないんですから、ま〜ず無理!
男はつらいよ、まっすぐに生きましょう。
勘違いや思い過ごしが関の山、それもそのはず、
 元祖キカイダーは寅年の生まれです(><)

お後がよろしいようで・・・。
 
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