野生の街
000-おやじ
  

冬が近付くと、猿が山から降りてきます。(・・)
♪サルーが山から降りて来る。レタスの篭をかかえてー♪
勝手に冷蔵庫を開けて、食べるんです。
そして冷蔵庫の扉は開けたまま、サルんです。(・・)
「レンジでチンして、冷凍食品を食べてるサルを見たっ!!」
と、ゆー人まで出てきました。
「しかも、コタツに入ってテレビをみてるんだっ!!(><)」
でも、その家のおやじは、サルそっくりなんだよね....(..;

近所の空家にサルの一家が住みついた事がありました。
さっそく対応策が練られました。

「どーする?あのサル家族?(..)」
「住民登録は済ませたのかな?あははははは。(><)」
「町内会費を貰いにいくか?わはははは。(><)」
「サルだけに、門に鍵かけたりして......(・・)」
「門に鍵....モンにキー...モンキー....うまいっ!!(><)」
「便所で水流すだろーなっ!サルのは臭いぞっ!(><)」
「そんなにクサイのか?(・・)」
「サルのはクサい.....サルのはクセー.....猿の惑星....(^^;」
「................................(ーー;」
「あのサル家族と、お前の家族の見分けがつかん(・・)」
「うわはははははははははははははっ!!(><)」

...........結局、何も決まりません...............(ー人ー)

娘を今津まで迎えに行った帰り道..............
夜の国道に、いきなりシカが立っていたんです。
「わわわわわっ!!危ないっ!!(><)」
「ぎゃっ!!おとーさん、シカだっ!!(><)」
ライトに照らされると、シカは逃げずに車を見つめます。
動きそうにないので、私しゃ、窓を開けてシカに言いました。

「おい、シカっ!!ここは、サファリパークかっ!!(><)」

シカは私を見つめると、首を2、3度横に振り、山に消えました。
首を2、3度横に振ったんです。
『違うよ。サファリパークじゃない』.......って..........(・・)
話にならん.....と、ゆー表情で.......
『.....何、ゆーとるお前..』..........って顔で..........(><)

「おとーさん、あのシカ、あきれてたね............(ーー;」
「...............................(..;」
「ふつー、『どけっ!』とかゆーよね...............(ーー;」
「......今度は、そうゆうしね......(。。;」


2003/11/13
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