■ マーティンギターの“音”を語る                                    トップページへ→
D-1R 
  【Jei Keiさん】2010/06/16
■1994年
今まではFenderJAPANのストラトやタカミネのTD-25、No-5というギターを使っていました。
元々がドラムなので、曲を作るときにコードの進行を確認する程度でしかギターを弾く事もなかったのですが、昨年初めて聞いたインスト(押尾先生やAndy Makee)に頭をガツンと殴られたかのような衝撃を受けて、ちょっといいギターを探そうかな、と思っていた時にこのギターに出会いました。

タカミネのTDはやはり合板ということもあり、古いギターで驚く程鳴るのですが、音色という事ではかなり薄っぺらな感じでした。たまたま時間つぶしで立ち寄ったリサイクルストアでこのD-1Rを見つけ、手に取ってCを押さえてジャラ~ンと鳴らしたところ…「なんじゃこりゃ!!」一弦一弦の音のツブ、響き(サスティーン)がまるで別物!!
ボディーの響く感じ等もそれは今まで弾いていた自分のギターはなんだったのか!?と思う程の衝撃を受けました。特に1弦、2弦の響きは今までに聞いた事のないような甲高い倍音を含んでるように聞こえ、低音も体にビリビリと直接響いてくるようなダイレクト感に体中電気が走りました。

その時は中古とはいえそこに並んでいたギターの中ではズバ抜けて高い値段がついていて、その場で買うのは躊躇いましたが、後日近所の楽器屋さんでD-35を試奏させてもらった時も、その音の美しさに驚かされたものの、このD-1Rの時のようなインパクトは受けませんでした。そのインパクトが忘れられず数週間後に訪れた同じ店にまだ置いてあったので無理してカードで買ってしまいました。

音は深く響いて、高音はキンキンと鳴る感じ。ストロークすれば音の塊が襲いかかり、単音でメロディを弾くと余韻が長く残り、早弾きよりもゆったり、まったりと弾いていたい、そんな感じの音です。いろいろネットで情報を調べたところ、やはりボディの塗装がラッカー仕上げでなく非常に薄い為にボディがよく鳴るのだとか。

おそらくこれからもいろんなギターを手にしていくのでしょうが、この一本は手放せない一本になりそうです。

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  【ウインズさん】2004/10/28
■1994年
購入して初めの頃は、バランスいいなー。流石マーチンくらいにしか思っていませんでした。
でも初めての憧れのマーチンでしたから、ほくそ笑んでいました。
それから7年ほどたち、何故か急にトップが膨らみお腹が出てきたRくん。
張りっぱなしでもないのに...。
突然のように低音がガツンと出るようになり、感動でした。。。
あとは1.2弦の鈴なりの音にもう一歩。。
とても上手な元東海楽器の方に弾いてもらいまして、やはり高音の伸びが今ひとつと言うことなのでもっと痛めつけてやろうと思ってます。。
でも他の新品マーチンと比べると、D1Rは僕の所感では甘く深くて、どちらかというと湿った音かな?
もう一本所有のJ50と比べると、極端な音の違いの傾向です。
まーホントはD18と比べるといいのですが。。。

今年42になる正やんフリークの一人です。。

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  【元Gibson野郎さん】2003/11/06
■1998年
私36才1児の父は、名前の通りエレキ(LesPaulCustom1973)もアコギ(L-00BluesKing1995)もGibson野郎でした、先月までは。といっても、自分でモディファイした愛用のエレキの音を生にしたら(別にアンプを通さない音ということではなく感覚的に)L-00にめぐり合っただけで、とくにGibsonに固執していたわけではないのです。
でも、チーンという高音も欲しくなっていろいろと探していたところ、かの有名なNashvilleのGruhn Guitarのホームページでこれを見つけて即輸入してしまったわけです。一言で言うと、すごく満足しています。

L-00の野暮ったさ(これはこれですごくいいのです)とは正反対の美しさ(特にフラットピックでのコードストローク)。
しいて言えば、フィンガーのとき低音がもう少し出てくれればなと思います(私のL-00はスモールボディのくせに同じくらい出るんです)。でも、もっと気合を入れてひきこめばきっと出てくると願いながら、毎日朝晩ひいています。
D-1RってDRの次に低価格のローズウッドですが、さすがMartin、国産メーカーの上位機種に匹敵すると思います。
アメリカではX・Road・1シリーズなどの低価格Martinが売れまくっているそうですが、解るような気がします。

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D-12-20
  【エスさん】2003/03/01
■1970年台
yoshiさんもお持ちなんですね。
僕は基本的にSタイプが大好きなんですが、Martinの12弦サウンドとSタイプのデザインに憧れて、就職してすぐ、D18-Sを買った翌年にD18-Sと同じ様に当時のボーナスを全て叩き込んで買いました。(買っておいて良かった!!)
僕のはハーフマット仕上げで、良く触れる所はちょっと艶が出たりしていますが、それも味で、光沢仕上げより地味ですけど気に入っています。
他の12弦は知らないのですが、深みと迫力があって、なのにサラッとした音は良いです。良く言われている様にボディーが軽いですし、ボリュームも大きいです。見た目の渋さと音の渋さと両方良いです。

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  【yoshiさん】2002/01/21
■1972年
美しい抜けの良いサウンドです。
このギタ-は12Fジョイントなのですが、今まで弾いた12弦の中では1番良いと感じました。
少しパンチは弱いのですが、音のまとまりや美しさは特に良く、12弦ではベストではないかと思います。

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●D-12-35
  【まさひろさん】2004/12/20
■1982年
Sタイプの12弦です。
20年も経つのに殆ど傷、変形なし。サドルもしっかり立っています。
オリジナルのブルーケースも新品同様。前持主はコレクターだったそうです。
こんな状態ですので全く鳴りません(笑)。音の話は出来ません。
長いことSタイプの12弦を探しました。ちょうど御茶ノ水界隈に67年~72年のマホのD-12-20が数本有り良く鳴るし状態も割りと良いので悩みましたが、ある楽器店のアドバイスを受けて35に決めました。実際に買ったのは違う楽器店ですが(笑)。
こんなに揃った中から選べたことは幸運です。
手に持つと造りが凄くしかっりして感じます。ボディもネックもジョイントのヒールまでも。ヘッドは大きい為と思いますが、マホがギュッと締まって見えます。
この箱入りMartinがいつになったら鳴り出すか楽しみです。

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●D-12-41
  【ダニーミッキーさん】2019/12/20
■1971年
音はさすがに40番台の音です。もちろん12弦ギターはguildもパンチがあって良いと思いますし、持ってもいます。しかし、それとは大きく違い繊細でありながら弾いていて腹に響くような低音の強さもあると思います。ギターでありながらまるで、オーケストラの音を奏でている。そんな印象です。

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●D-15 
  【見習い調理師さん】2011/03/11
■2010年
私は高校三年生の時にD-41を購入しました。とても良い音とルックスで気に入っています。しかし屋外でギターを弾くシチュエーションが多くなり、大切なD-41を傷つけたくなかった私はセカンドギターの購入を考えました。そこで一番始めに目を付けたのがD-15でした。私は形から入るタイプなので、シルクフラットのオールマホガニーボディのD-15は大変魅力的でした。

実際に弾いてみて驚きました。マホガニーなのにまるでローズウッドのようなボリュームのある音が出ました。「絶対に買うからいいのが入ったら教えて。」と店員と名刺を交換してそれからちょくちょくお店に通いました。そして三年後、ついに最高の一台と巡り会う事が出来ました。チューニングし始めた最初の6弦の音がもうすでにヤバかったです。そしてストロークを一発弾き下ろしたら、今まで私が弾いてきたどんなギターよりも大きな音が出ました。D-41よりもです。爆音です。それだけでなく、全て弦のバランスが取れている非の打ち所の無いギターでした。迷わずその場で購入しました。三年と長い期間懸かりましたが最高の一台を見つける事が出来て良かったです。

これからD-15を購入しようと思っている方、もしくはちょっと気になっている方に伝えたい事は、ネットでギターを購入してはダメ、と言う事です。必ずお店に試し弾きをしに行って下さい。ギターについてやーだのかーだのレビューを書く方がいらっしゃいますが、自分の買ったギターにはやはり愛着を持つべきです。長く時間が懸かるかも知れません。ですが納得の一本をぜひもって頂きたいものです。

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  【でじゃ丸さん】2001/07/07
■1997年
最初弾いた時はウクレレみたいな音だなって思いましたが、暫くウォーミングアップをしていましたら、結構でかい音で鳴り始めました。
基本的にはマホガニーの音ですが、トップまでもマホガニーのせいかD-18系の音ではないように思います。
クリアな音質はさすがですね(そんだけサスティーンがないってことでしょうか?)
ただボルトオンジョイントはあまり・・・まぁ好みでしょうけど、音質的には何ら問題はないように思えます。

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●D-16 
  【のむちゃん】2012/08/01
■2012年 RGT
「D-16GT」の持つバランスのよい軽快さはそのままに、ローズウッド特有の鈴鳴り。
太いけれども重すぎない低音、適度な伸びの中音、輝きはあるけれどもギラギラしすぎない高音。

6本の弦の音とボディーの鳴りが絶妙にブレンドされていますが、同じローズウッドを使った「D-28」と少し異なる点として、明快に「抜けのいい」音がトップから発せられているのがわかること。
それとは対照的に倍音と残響がD-28ほどは出過ぎない(意外な発見でした)ため、ストロークで弾くと歯切れのいいサウンドも味わえます。
ローズウッド・サウンドの理想形を「D-28」に求めてる方にとっては、もしかしたら少し物足りないのかもしれませんが、「軽快なローズウッド・サウンド」用に一台持っておいてもいいと思います。
ひとつの方向性として「あり」です。

ひとつ断言できるのは、このギターは決して「D-28」の廉価版ではないということ。弾けばわかります。

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  【のむちゃん】2010/12/18
■2008年 GT
「D-18GE」のような「高音圧」という感じではありませんが、ボディそのものの鳴りに関しては及第点。
本体自体がかなり軽いので、サウンド全体としては重すぎず、バランスのよい軽快さ。
強めのストロークで弾いても音が潰れることがなく、6本の弦の音がひとつの塊となって押し寄せてきます。
指弾きでは弾き方によって微妙な音のニュアンスもコントロールでき、
ハイポジションで「カーン」と音が跳ね返る感覚は「サイド&バック:マホガニー」の「D-18」譲り。

弾き語りで使うとしたら、ボーカルとのバランスにおいて結構いいのかもしれません。
ローズウッドバージョンの「D-16RGT」も買ってしまおうかなぁ・・・と密かに考えております。

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  【grandesさん】2006/11/21
■2003年 GT
マーチンギターの中では低価格モデルです。しかしながら、マーチン社の「音には出来る限り妥協しない」という思いがヒシヒシと伝わってくるモデルだと思います。

16GT自体すごく優しい音がします。廉価だからこその優しい音だと思います。
それからなんと言っても弾きやすいです。
フィンガーでは少し音が小さいですが、家でポロポロ弾くには十分ですね。
ピックで弾くと本当に優しい澄んだ音がします。

これはこれで凄くいい味出しているので、このモデルの国内での評価ももう少し高くてもいいのではないかなと感じました。やはり廉価版モデルだからと侮ってはいけないなぁ・・・。
気軽に使えますし、なかなか良いモデルだと思いました。

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  【群馬のよっちゃん】2004/03/07
■2000年 SPD-16K2
久しぶりにマーチンギターを購入しました。
今回はオールコアというレアなギターです。
最初弾いた感想は「おとなしいギターだなと」思っていましたが、
弾き込むにつれてワイルドさがどんどん出てきました。
高音は倍音成分が多くて、低音は硬くゴンと鳴る感じです。
D-28とD-18の良い所取りした感じです。
特筆すべきはマイク乗りがもの凄く良い所でしょうか。
録音に使いましたらびっくりする程鳴って聞こえます。
機会が有ったら一度試奏してみて下さい。
現在はオールコアのD-42K2が欲しくて堪まりません。

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  【mr.slow-handさん】2002/06/06
■1988年 A
昨年の秋から、都内某楽器店に飾られていたD-16Aを、ようやく購入する事ができました。
D-16Aは、ドレッドノートで、サイドバックはアッシュで、88年ごろに、800本程作られた、珍しいタイプのギターです。実はこのギターは、E.クラプトンのコカインの作曲でも有名な、J.J.ケイル氏が所有していたギターで、ノーマン.ハリス氏(ノーマン・ギター)の証明書付きです。このギターはかなり弾きこまれているらしく、大変よく鳴っています。
ドレッドノートの重い低音のイメージは無く。コアとマホの中間くらいのカラっとした、すっきりした音で大変きにいってます。大切にしたい一本です。

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  【半ちゃん】2002/01/14
■1996年 TR
・スタイル16ながら、サイド・バックがローズウッドでべっこう柄バインディング全面グロス仕上げ、指板・ブリッジにダイヤモンドインレイ入り、サウンドホールロゼッタとバックストライプがヘリングボーンというギターです。
・AフレームXブレイシングによりローズウッドらしいメリハリある音で軽く弾いてもそこそこ鳴ります。
・ノンスキャロップのD-28のような深くあじわいのある音ではありませんが、ストロークであれば軽快な音がしますし、フィンガーであればクリアーな音で鳴ってくれます。一言で言うと今風のMartinの音です。
・外観の渋さとあいまって、オールマイティーに使えるギターです。

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  【元ギブソン野郎さん】2002/01/08
■1986年 K
こんにちは。やっぱり、買っちゃいました。1986年390本限定生産の1本です。
音は・・・あたりまえですが、やっぱりコアの音でした。
ローズウッドよりハイが抜ける分、低音が押さえ気味で、全体的にマホを艶やかにした感じです。
したがって、フラットでのストロークは少し物足りなさが残るのですが、フィンガーは、「ドレッドノートなのにものすごくBassyでラウドなスモールボディといった感じの音」です。
うっすらとフレイムが入っているバックはこれぞコアといった木目です。
今回もNashvilleのGruhn Guitarから輸入したのですが、コンディションはバッチリでした。

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DC-16OGTE 
  【村雨希望さん】2011/01/07
■2010年
ヤイリギターに搭載されていたROLAND製プリアンプ「AP-1」。
これに魅せられていたのですが、
ヤイリギターはナット幅が自分には狭く感じていて、敬遠していました。
そんな時、Martinに同じAP-1を搭載したモデルがあることを知りました。
その中の1機種がDC-16OGTEです。
生音はまだ若いですが、ラインを通した音はライヴでも充分満足できる音です。
Ovangkol+Rosewood+Ovangkolの3ピースバックのボディから、歯切れのいい音を響かせます。
Rosewoodよりも軽快なイメージです。

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●D-17 
  【kenzoさん】2006/02/01
■2004年?
行きつけの楽器屋で前から気になっており何度も試奏させて貰っていますが...
購入までには至って居りません。
3本目のMartinとしては有ってもいいかなって思います。
2006年1月発売のアコギマガジンの試奏レビューでテイラーのオールマホの感想がありますが、
まさに同じ感じです。
ガット弾きが馴染める音って感じで、低音弦はまろやかって言うかこもっているって感じです。
ジャズぽいフレーズや夜に家でつま弾く感じではいい感じと思います。
長期在庫の為価格も下がっておりいまだ気になっております。

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●D-18 
  【KIRKさん】2022/12/14 
■2008年 GE
鈴鳴りという言葉がありますが、D-18GEは鐘鳴りといえると思います。
除夜の鐘を思わせるゴーンという深い低音は圧倒的です。加えて豊かな中高音も素晴らしいです。
トップのアディロンとサイドバックのマホガニーの相性の良さを感じます。
ストロークではアディロンならではのパワフルな音が出ますし、指弾きのアルペジオでは
優しく包まれるような温かみのある音が出る素晴らしいギターです。
かなり太めなネックも、このギターの太く芯の通った音に影響しているような気がします。

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  【スタッフーさん】2020/05/17 
■1973年
先日、上記ギターを購入しました。
現状、00028(1993年)・D28(2009年)・キャッツアイCE400(1979年)・ギブソンJ45(2001年)を所有していますが、自分がギターを始めた年(中学生)に作られたギターがちょうど地元のギター屋で売られていたので買ってしまいました(笑)。同時に置き場がないのでキャッツアイは下取りにしました。

メールで店長とやり取りしてサドルを削って弦高を2.5ミリほどに落としているので低音部がちょっと弱いとのことでしたので牛骨でサドルを作り直してもらい弦高は3ミリ弱にしてもらいました。お店に行って弾いてみると低音も出ているしボディー全体が震えるように腹にビンビン振動が伝わって鳴ります。音のレスポンスも早く、高音は粒立ちの良い枯れた音がしましたので一遍に気に入り購入しました。00028やD28(ローズウッド)は音の輪郭がはっきりしている感じですが、D18はサウンドホールから音が広がって出る感じで違う良さがあります。ギターもローズウッドより全然軽く、箱全体で鳴る感じでした。マーチンの違う音を発見でき、買ってよかったなあと思っています。

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  【Kenさん】2019/09/16 
■2014年
現行モデルですが、当りの個体でビックリです。
マホガニーの音が好きで、ずっとギブソン派だったのですが、
まさかマーチンのマホガニーモデルがこんなにも良いとは!
フォワードシフテッド・スキャロップド・X・ブレイシング
とエボニー指板の仕様変更は大正解ですね。
音の立ち上がりが早く粒立ち・コードの分離感も素晴らしいです。
そしてマホガニーの渋さが理想の音を響かせてくれます。
将来的にはGEも狙いたいですが、しばらくはStandardで十分満足です。

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  【いばちゃんさん】2017/08/08 
■2010年(CTM-D Style18 70’s SQ)
国内総代理店の黒沢楽器のカスタムです。
定価745,200円(税込)のモデルです。
音は、従来のSQネック仕様モデルにオーセンティックのような低音を加えたような
音です。GEの低音域にも近いと思います。
トップ材は、アディロンではなくイタリアンアルパインです。
の為、中高音域の音も繊細に出ます。
低音もアディロンに比べて張りがある音です。
ネックはマホガニーです。
スタンダードなD-18とは全く別物です。
ドーンシャリーンがD-18で可能にしてくれる特別なギターです。

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  【ともやんさん】2017/03/22
■2008年 GE
2008年製なので175thの記念刻印がボディ内にあります。
所有しているどのマーティンよりも幅が広く太いネックのため、まだまだ慣れが必要です。
トップはあめ色に色味が変化してきているアディロンですが、木目は中心が詰まってサイドに向かうにつれ広がっていく良い材だと思います。
サイドバックのマホガニーも、シンプルに目のそろったきれいな材です。
とにかくローズ系のギターと比べて、非常に軽く感じます。

前オーナーの方が良く弾き込まれてきたのか、バランスよく枯れたサウンドがバーンと気持ちよく鳴り響くため、夜は薄目のピックで軽めに弾かないといけませんね。
今までローズウッドサイドバックのギターばかりでしたが、マホガニーの枯れた、それでいてまろやかな音質に癒されています。
不思議なギターですね。
マーティンファンの中で、D-18の愛用者や愛好者が多いのもうなずけます。

音質はこのサイトで多くの方がインプレされているように、全体に図太くボリュームがあり、特に低音はゴリンと来ます。
弦の音がストレートに前に出ていく感じですが、その分倍音は少な目なので、歯切れよさと低音を活かしたストローク系の曲が合うような気がしますが、指弾きでも単音の粒立ちが良い感じでメロディが響くので、結構オールマイティに使えそうです。
ただ、私は手が小さいほうなので、6F以上のハイポジションはしんどいです。
結果、ストローク中心の曲を弾くほうが多いですが、リードギターのような使い方も、中高音の輪郭のよいストレートな響きと相俟って、非常に良いと思います。
弦高が若干高めなので調整したいのですが、サドルがマンモスアイボリーで接着されているため、信頼できるショップに預けたほうがよさそうです。失敗したら涙もんですしね。

今後、良い材料が資源枯渇や環境変動など、いろいろな要因で減少し入手しにくくなっていくことを思うと、マーティンに限らず何かの縁で手元に来てくれた、すばらしい材で作られたギター達を、これからも大切にしていきたいと思います。

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  【dekakumaさん】2015/05/31
■2014年 E Retro
2006年にD 18GEを買った時に投稿させていただいたdekakumaです。
あれから10年弱、多くのギターを購入しては売却、取り替えを繰り返してきた私にしてはかなり珍しくD-18GEは現在でも私のメインギターとして君臨しております。
(残念ながら同じ頃に購入したOM18GEは良質なエレアコが必要だった為泣く泣く後輩の所に旅立たせTaylor714CEにかわりました)

今回はD18 E RETROを本当に久しぶりに購入いたしました。

購入のきっかけは、今年のゴールデンウィークの某日に先輩でもある超有名スーパーギタリストのライブを見に行った所からはじまりました。

ステージにはD18がセッティングされており「あれ変わったD18だな?」という疑問を持ちました。パッと見た所GEかな?いやVか?と思っておりましたが、良く見ると横にピックアップのコントローラーがついております。
「変わったピックアップだなどうやって付けたんだ?」という疑問が沸きましたがライブが始まってしまたので音を注意深く聴いてみた所、実に良い感じでした。
そして気付いたのですが「ショートサドル?GEでもVでも無い!なんだこのギター!」疑問はさらに深くなって行きました。
ライブ終了後に「A先輩、このギターカスタムオーダーのGEですか?」と尋ねた所「これ2012年に仕様を変更したStandard D18のエレアコ版。普通の吊るしのギターだよ。D18 E RETRO!」とのことでした!

お恥ずかしい話ですがD-18GE購入以降、マーティンはこれで完璧という思いが強くなり新シリーズが出てもチェックすらしていない状況でしたのでD18の仕様変更の事なども全くしらない状況でした。

先輩はこと細かに仕様を説明してくださり、最後に試奏までさせてくれました。

「ネック良いでしょう!完璧!いろんなギターを弾いてきた僕が言うんだから間違えないよ!本当はトップをアディロンにしたGE仕様でカスタムオーダーしようと思ったんだけどこれで充分だよね。ブリッジもエレアコだから短い方が良いし。間違えなく現在の名器だよ!」

先輩の言葉通り本当に素晴らし楽器でした。生鳴りはもちろんGEには及びませんがD18のキャラクターは充分に感じられ、そしてなによりPick UPの出来の良さはもう目から鱗状態でした。

家に帰ってからもその音が頭から離れず「Taylor714CEをD18 E RETROに変えれば大好きなD18を外でも常に使える」と良からぬ策略が頭の中を駆け巡り、ついに前から「714CEいいすねー!」と言っていた後輩に電話をしてしまいました。

それから3週間、様々な店で7本のD18 E RETROを試奏し1本を選び昨日購入い至りました。
若い楽器なのでこれから弾き込んでいくうちにさらに生鳴りは向上すると思います。
Bingoアンプに繋いで見た所、もう感動です!さらにこのネック!GEは素晴らしいがネックが本当に太くて大変ですのでこのパフォーマンスネックなる物の出来映えは本当に感動ものです。

D18GEやAuthenticユーザーの皆さんで、ピックアップは付けたく無い方も多いと思いますので、是非一度このモデルをアンプに通して試奏してみてください。
自宅ではD18GE、ライブやスタジオではD18 E RETROの使いわけでかなり幸せになれると思います。

近年物のD18も本当に侮れないですよ!

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  【じゅんさん】2015/03/16
■2012年 GEサンバースト
弾き語り用に1本欲しくなりドレッドを探していました。そんな中、某楽器店で「これいいですよ」と出されたのが18-GEでした。同モデルは、過去に御茶ノ水で数十本弾いていて、その良さもある程度わかっていました。
「まあ折角だから」と軽い感じで弾いてみると、今までの私の印象は何だったのでしょうか?まったく違うのです。思わず耳を疑いました。
隣にある07年のGEも弾きましたが、それとも違う。50年代の18よりも明るく歯切れがいい。それでいて重量感がある。CollingsのD1(バーニッシュフィニッシュ)よりもいい。
Authenticは「これがマホ?」と思うくらい凄かったですが、逆にマホっぽくない感じがして、それならヴィンテージのほうを検討するかな。さらにコストパフォーマンスを考えると、GEに軍配。
1弦1弦の分離間の良さ、高音のクリアさは18独特を維持。18の弱点(と思っていた)「音の軽さ、細さ」もなく素晴らしいバランスです。低音も胴鳴りで響いてくれます。
製造から3年程度の「若さ」はあるものの、オーバーな言い方ですが、ローズ系のビンテージを彷彿とさせる1本に出会えた気がしました。楽器には固体差があることは承知していましたが、まさかこれほどとは。。。驚かされました。
18-GE全般の評価になっていないかもしれませんね。失礼しました。

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  【銀河少年さん】2014/04/01
■2001年 CW(クラレンスホワイトシグネチャー)
D-18は、今まで、D-18スタンダードモデル2013年製やD-18GEやD-18オーセンを
所有しましたが、このD-18CWが、自分の中では、1番でした。
D-18GEは、全体の音が太すぎてだめでした。
D-18オーセンは、確かにいい音がしますが、そこまで、お金を出すのであれば
D-18CWともう1本別のギターを買いたいと思います。
オーセンとCWの差は、ほとんどないと言ってもいいぐらい似た音です。
若干、CWの音の方が全体的に軽めでした。弾き語りには、CWの方が合います。
CWの方が、軽めだからと言っても、腹の奥底まで響くような重低音は健在です。
私の場合は、音が出過ぎるので、弦はカスタムライトにしております。
カスタムライトにしても、私の所有しているヤマハのLL56Custom ARE(最近購入)
よりも音は鳴っております。
フィンガー、ピック、アルペジオ、スリーフィンガー、リードプレイ、ストローク
どれも完璧にこなす万能ギターです。

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  【イチハチ小僧さん】2013/12/01
■1962年
ずっと探していたバースイヤーモデルをやっと手に入れることが出来ました。
余り弾かなくなった他のモデルを下取りに出し、何とか資金を捻出して。。

自分と同じ年月を過ごしてきたギターなので、その音色に対してもいろいろな感慨がこみ上げます。
音のイメージですが、
1)まず音が大きい(軽く弾いても鳴ってくれる)
2)高音がとても澄んでいて耳の中に染み透って来る(高原の空気が胸に染みて来るのと似たような感じ)
3)中高音の残響がとても広がる
4)乾いて明るい音
といったところです。古いマホガニーはいいなぁー、とつくづく思わせてくれます。ローズ指板のやわらかな透明感も良いですね(エボニーのD-18Vの音も大好きですが)。同い年で、「自分自身は果してこのギターのような良い味が出せているのだろうか?まだまだだよなー。。」という思いも巡ったりします。

ギターとしては、ネック幅の狭い(41mm)Vシェイプで手にとても馴染みます。僕は手が小さいので、GEのような幅広ネックはダメなのですが、これは近年の標準ネックよりも更に狭いナローネックなので、持った瞬間体にフィット感がありました。乾いていてギターがすごく軽いのも嬉しいです。

これからの時間をこのギターと大切に過ごして行きたい。名前を付けようかとも考えています。いや~、D-18、最高です!

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  【イチハチ小僧さん】2013/06/30
■1995年 VM
マホガニーのやさしくて甘い音を、とにかくデカイ音量で出してくれます。
ボディ全体で鳴っている感じ。
低音はドーン、高音はまさに鈴鳴り、サスティーンも長く、そば鳴り
というのか、演奏している自分の周りで音が渦巻くような感じがあります。
フィンガーピッキングでのアルペジオが多いですが、ストロークしても
音のまとまりがものすごく良いですね。

学生時代からずっとニッパチを弾いて来ましたが、最近は完全にイチハチの虜。
この音に巡り合えて本当に感謝してます。
 
いや~、イチハチ最高!ローズ指板も大好き!

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  【Yoshidankeさん】2012/08/05
■2003年 GE
まず、ネックが太く、弦と弦の間隔が広い。
とにかく慣れるまでは時間がかかりました。
右手も左手もちょっと疲れる。
しかしながら、慣れてくると、低音~中音域にかけてのずっしりとした迫力があり、
なおかつ広がりのある音がします。
このネックの太さなので、ハイポジションでのソロは若干厳しいかもしれませんが、
ストロークやフィンガーピッキングどちらでもしっくりきます。
また、個人的に黒味の多いサンバーストは何ともいえない雰囲気を持っていて
気に入っています。

ロングサドルは固定式なので、サドル調整はちょっと気を使います。
(失敗できない)

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  【ちかおやじさん】2012/05/23
■2008年 V
4年ほど前に、D28(2003年製)のレギュラーモデルを購入しました、それからしばらくしてある雑誌のマーチン特集のDVDの中にD18のマホガニーの音がすっかり気に入り、一年前にD18Vを購入しました。D28に比べてコードを押さえた時のネックの太さも調度よく、ストロークを弾いた時のボディーから響く振動が体にまで浸透してくるような音の抜けの良さが気に入ってます。

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  【かっちゃんさん】2012/01/15
■2003年 GE
2011年の5月に購入しました。D-18GEを購入するのは二回目となります。
一回目に購入したD-18GEはD-28(1962年製)を購入する際に泣く泣く手放したのですが、音色が忘れられず購入しました。
人に語れるほどのギター経験はありませんが、僕にとっては最初のD-18GEは衝撃的なギターとの出会いでした。ギター全体で鳴ろうとしている、ネックまで振動で震えるように鳴りました。そんなギターは後にも先にも初めてでした。
二回目に購入したものは、そこまではいきませんがやはり僕にとって好きな音です。
音に関しては明るめで低音はどーん!高音はちゃりーんでしょうか(笑)
賃貸マンションに住んでいますから、これを思いっきりストロークしたら確実にご近所さんから文句を言われるだろうなと思います。
偶然か二回目の購入も最初の物と同じ日付で購入したのですから、僕にとって縁の深い機種なのだと思っています。

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  【martin daisukiさん】2012/01/04
■2004年 V
マホガニーMARTINの音がほしくなり、探していました。
D-18GEは大変よい音がするのですが、D-28MQに近い出音であるので、今回はほっこり感を求めてシトカスプルースTOP仕様に決めていました。
WOODMAN渋谷で見つけCollings D-1と比べながら試奏すること2時間!。 
よく鳴るD-1も魅力でしたが、1時間すぎるころから、心にしみるようなD-18Vの音が納得でき求めている音だと感じることができました。
腰がありながら軽い出音の6.5弦ー前に出すぎずさらっとなる3.4弦ー胴鳴り感たっぷりでちょっと太い目の軽い高音。抜群のバランス感。 弾いていて疲れない癒しの音です。
もちろん抜けは抜群なのですが、突きささらない音が心地よいです。やっぱりMARTINがすきなのかなーと感じました。( Collings D-1もバランス良く、ハイポジションまでよくなるのです。これはステージ用にはいいと思いました)。
D-18がほんとのMARTINという意見を目にすることもありますが、確かに「素朴で飾り気のないアコ-ステイックな音」という感じがします。P.P.Mのパフのイントロを思わずひきたくなる音ですね。
石川鷹彦さんの初期のレコーデイングはD-18だったそうですが、この音が耳に残っているのでしょうか? 
伸び感が素敵な40番台の音、ねばりとパワーのMQ達、素朴でほっこりの18Vで楽しい老後に向かいたいと思います。

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  【tsunekoさん】2011/06/10
■1973年
いつかはマーチン こんなオジサンが一杯いるんではないでしょうか? 私も その一人です。
地元の楽器店に格安で(左サイドに2本長い傷、木部に達していない)出ていました。
早速 弾きにいきました。最初の印象は、こんなものなのかなーでした。
思ったよりボリュームが無いなでした。しかし昔からの憧れD-18です。
この値段では二度と手に入らないと思い購入しました。
そうです、私が手塩にかけて育てようと決心したのでした。
余り弾かれていなかったようで、いまではそこそこのボリュームで鳴っております。
まだまだ爆音になるまで時間はかかると思いますが、弾いていこうと決心しています。
さて音の印象ですが皆さんがおっしゃるとおりバランスが良く低音も高音も良いですね。
弦圧が無いので長時間弾いても疲れません。
O-15(55年製)O-18(50年製)も所有してますが弾きやすさではNO.1です。
この73年製は使用されている材も非常に良質で、まだ値段も安く個人的にオススメです。
そろそろ70年製も物によっては20万の大台にのってきたようです。

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  【うどん屋さん】2011/06/09
■----年 Authentic
新品同様で格安で手に入れました。深ーい音がしています。
私は、テクニシャンではないですが 太いと言われるSQ三角ネックも小さな手でハイフレットまで難なく握れます。歌伴には 最高です。勿論低音もズーンと出てますし、1弦の14フレットあたりも 伸びのある艶やかな音出しています。
見た目も全然派手でないので、心落ち着きます。
D-28 AUTHENTICが 欲しくなりました。宝くじが当たれば買うことにします。

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  【ゴジャルさん】2011/03/22
■1995年 GE
 低音から高音まで非常にバランスが良いです、アデロンダック(2000年)のGE と弾き比べても音のでかさも変わらずパワフルです。あまり評価を受けてないようですがかなり良いですよ。
軽く明るい音に中低音の深みがあり心地好い音です。        

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  【Yu-changさん】2011/02/13
■2007年 Authentic
新大久保K楽器で試奏し、その爆音ぶりに感動し、その後数か所で10本程比較し2年前に購入。小生ときどきバンドの単独練習にカラオケにギター抱え行くことがありますが、本機はアンプなしでも存在をしっかり主張するほどラウドに鳴ります。
そのくせ激しく弾いても音が破たんせずバランスもしっかりしています。本当によく出来たギターだと思います。45系含めマーチンの現行モデルの最高峰ではないでしょうか?GEと比較して、製法(膠接着など)の違いでここまで変わるものかと感心します。(ただ、ゴトーのオールドタイプチューナーはギア比の関係かとても重くチューニングがスムーズでなく特に3弦の破断起こりやすく神経を使います。)
ファットなネックはゴリゴリっとした音を醸し出すにはうってつけだし、ボディーの仕上がりもシンプルながら味がありますね。ただマホガニーギターの素朴な味わいや歌の伴奏を考えた時にはちょっとマッチョな感も否めないかも…。やはりブルーグラスのアンサンブルの中で活きるギターなのかもしれません。(贅沢かもしれませんが…)

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  【親分さん】2011/01/24
■2010年 V
初めまして。私は、47才のフォーク親父です。
ずーっと、Gibsonのアコギだけでしたが、この度、初マーチンは、このモデルです。
Gibsonのマホとは全く違った感じで、かなり驚いて即購入しました。
音も、レギュラーのD-18とは別物ですね。塗装や造りも、さすがにマーチンです!
Gibsonは、Gibsonで、あの荒々しさがたまらなく魅力的なんですが、
しばらくは、マーチンにメロメロになりそうです。
ただ、ビンテージケースは、良いケースですが、とにかく重いですね。(笑い)

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  【コズモさん】2010/12/29
■2006年 Authentic
2006年年製のD-18GEを3年前(2007)に新品購入し、その音にやられて依頼、正直もう買うことはないだろう、と思っていました。低音も出るし、高音もきらびやかで、サスティーンもあるし、癒されていました。
ところが、2006年製の中古のAuthenticを店頭で弾いたとき、その音にびっくり!
なに?この低音の太さは!高音のきらびやかでクリアなこと!
そして、なにより音がでかい!
GEでも十分でかくていい音だと思っていたのに・・・
で、思い切ってGEを手放し、Authenticを買いました。
音もいいけど、姿、形が殆ど一緒だから嫁さんにも絶対ばれない、のもいい!

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  【deme7さん】2010/10/07
■2010年
現行のD-18は、私にとってベストである。

フィンガースタイルにおいてもある程度の音の奥行感がほしいので、ドレッドノートがむしろ好ましい。

1940年代よりMartin 社が採用し続けているスタンダードシリーズのノンスキャロップドブレーシング仕様のギターについてとやかく言われてもいるが、Martin 社がそうそうダメな楽器を作るはずはないと思っている。

鉄弦アコースティックらしい、よく詰まったふくよかな音質が、私にはベストである。

安心して聴いていられる音色である。

様々な年代物の復刻版、限定物ももちろん否定はしないが、私にとっての基本はスタンダードのD-18あたりに込められていると思われる Martin 社の思いを味わう事にもある。

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【よしくんパパさん】2010/10/03
■2004年 GE
D-28を購入するつもりで立ち寄った楽器店で、OO-18Vを試奏してその煌びやかなサウンドに一目ぼれ・・・いや一弾き惚ぼれ。
途中ローズの重低音に憧れて、ボジョアの12フレットモデルにも手を出しましたが、やはりマホの輝くような音色が私自身は一番好きかなと。
それならばそれに豊かな音量を加味しているといわれるD18-GEを・・・。
高い買い物だけに、慎重に慎重に吟味した上で、2004年製のものを手に入れました。
期待していたその音の印象は、色んなレヴューにも掲載されているとおり正しく「キラキラ☆&ドゥ~~ン!!」
ヴィンテージのように経年変化を伴わないのに、どうしてこんなに美しいとしか表現できない音が出るのかが不思議で仕方がないです。
申し訳ないですが、暫くOO-18Vちゃんはご休憩になりそうです。。。(笑)

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  【ぽんぽん丸さん】2010/08/01
■2009年 GE
2週間ぐらい前にとうとうD-18GE(新品)を購入いたしました。すばらしく評価が高いので前から気になっていたギターでした。でも去年、D-28、D-28Vの新品のギターを買ってしまったので、これらのギターには満足しており、もうギターは買うまいと心に決めていました。

あるリペア工房の方にD-18GEはいい~ですよ~、今後良質なマホガにーがとれなくなるので、今のうちD-18GEをおさえていたほうがいいですよ、これから入手困難になるかも知れませんよと言われました。でも私にはD-18GEなんて買う余裕はありません。GEのことは忘れようとしておりましたが、御茶ノ水の黒沢楽器で、GEを試奏させてもらったら、本当に評判どおりで、感動してしまいました。試奏しなきゃよかったと後悔しつつ、欲しいモード全開になってしまい、お安くしてくれたので購入にいたった訳です。

音は、本当に言葉で表現するのは難しいのですが、これがマホガニーなのかと思うくらい音量が大きく、瞬発力のある深みのある低音、軽くタッチするだけでレスポンスの早い軽快な音、クリアーで抜けのよい高音、輪郭がある一音一音聴き取れそうなバランスのあるサウンド、新品なのに箱鳴りが強く、鳴っているなーと感じがします。

D-18GEは、無理してでも持つ価値はあるので、おススメの一本です。

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【のむちゃん】2010/07/18
■2009年 GE
2010年購入。
「D-28」や「D-45」を「鈴鳴り」と表現するなら、「D-18GE」は「鐘鳴り」。
低音・中音弦はお寺か大聖堂の鐘のような「ゴーン」。
高音弦はクリスマスの時期によく演奏されるハンドベルの「カーン」。

マホガニーボディーによる音の跳ね返りはまさに「高音圧」!

強いて苦言を呈するなら「音がデカ過ぎる」こと。
マイク・PAなしの狭いスペースで弾き語りをする場合は歌にギターの音がカブってしまうので、
今後は歌なしのインストゥルメンタルでの使用を検討中
(その前にもっとインストゥルメンタルの練習をがんばります!)。

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  【迷宮さん】2010/02/05
■2008年 GE サンバースト
子供の頃からギターを始めて早30余年。雑誌の記事の「マーチン」に憧れながらも敷居が高く、学生時代に中古で手に入れたOvation1117が大当たり、まさに鈴鳴りの個体でした。やむなく1117を手放すことになり(その後もう1本1117を購入しましたが、音の華やかさ、際だちのうえではほとんど別の楽器でした)、幾多のギター遍歴を重ねましたが、3ヶ月ほど前に、外見の美しさと「D-4○系のキラキラした音」が欲しくなり、S.YairiのYD-42を購入しました。これも手頃な値段でありながら良くできたギターで、ラウドかつ非常にキラキラした倍音を含んだ良い音を奏でてくれてます。

でも、弾いているうちに、「本物のマーチンの生音はもっと次元の違う音がするのかも」と思い立ち、「思い切ってD-45あるいはマホガニーのD-18」の2点に絞って探していたところ、このGEに巡り会いました。一般の方のイメージする、ナチュラル色の「いわゆるフォークギター」でなく、サンバーストがラインアップされていたことも決定した理由のひとつです。

皆さんの感想とは異なり、最初にケースを開けて弾いたときは、ただシャラシャラしながら何となくくぐもったような、合板ギターのような深みのない音。「初めてのマーチンなのにこの程度?」といささかがっかりしたのですが、めげずに数時間ずつ毎日弾き込んでいくと、明らかに購入当初と音が違ってきているのが分かります(そしてケースから出したばかりと、数時間弾いた後とも)。鋭くかつ甘く、高音/低音のバランスも驚くほど良く、弾き終わってもいつまでもサスティンが鳴りやみません。まさに初期のS&Gの音、石川鷹彦さんの「花嫁」や「22歳の別れ」の音が再現できます。とてもいい買い物ができ、満足です(ネックの太さもドブロや12弦に比べればまだ同等あるいは細い方。むしろ左手の指の干渉や右手のミスピッキングを気にせず弾けます)。

どなたかが仰っていましたが、ギター(特にマーチン)は麻薬。一回はまるとさらに違った刺激を求めてさまよい歩くのでしょう。また近いうちにD-45が欲しいなぁ...

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  【ヒデさん】2009/11/22
■1941年
1977年にナッシュビルのグルーンギターにて、当時$1,200(当時の円換算240,000円)で、入手しました。
当時ビンテージの良さを知らなかった私は、担当して頂いたの方の「ノーマン・ブレイクが昨日来て、かなり欲しがっていたが、金額が折り合わず、帰って行った・・」の言葉で購入を決めました。
当時の印象は、一緒に展示して有った1945年製D-28と比較して、音のボリュームが無い事・・でも1~6弦までのバランスが良い~程度でした。
・・結局日本に持ち帰って、本当の良さを知る様に成ったのは・・当時大手の楽器店に勤めていた私は立場上多くの新品ギターを手にする事が出来、余りの音色の違いに驚愕・・結果自分で楽器店を開くきっかけと成りました。 前置きが長く成りました(笑)
<特徴>
・弦圧が無く本当に弾き易い
・音の立ち上がりが素晴らしい
・1~6弦のバランス、1フレット~14フレット迄の音のバランスが素晴らしい
・傍鳴りの煩さが無く、弾いていて心地よい
・・・その後現在迄いわゆるビンテージと言うギターを何本も弾いて来ましたが、
同様の心地よさを感じを持ち得た楽器は、1944年製000-28の1本だけです。

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  【コロスケさん】2009/11/13
■2006年 GE
11月12日、GEを新品で購入しました。
シリアルナンバーが1188694なので、製造から約3年ぐらい経ったものです。
元々D-35を持っており、次はD-28やD-41などを検討していたのですが、この掲示板を見ていたら、
皆さんの評価がやけに高いので気になって仕方なくなりました。

音の感想というか、まだ第一印象と言った感じですが、
レギュラーのD-18に低音の深みと中低音の好バランスを加えたという感じでしょうか。
倍音もかなりあり、レスポンスがとても良いです。
ただ一つ、低音が少しこもった感じがありますが、弾きこむにつれ改善するのではないかと思います。
ネックが確かに太いですが、力が入りやすく慣れたら良さそうです。(当方、かなり指が短いですが)

数ヶ月したらまたレポートしたいと思います。
購入を検討されている方に少しでも参考になれば倖いです。

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【Yukinojoutakaさん】2009/10/22
■2009年 GE
な、・・・なんなんですか!この音は~!とてもこの世のものとは思えない、きらびやかかつ芳醇な成熟しきった大人の甘い香りのような音は・・・ちょっと言いすぎました。いや、言いすぎではないかも。
後ろ頭を思いっきり叩かれたような衝撃を覚えました。今まで弾いてたギターはいったいなんだったんだろうか?

私、今までにD-28、D-35、D-18、いずれも70年代モノ、及び60年代モノのGibson J-45を2本所有してきました。いずれもいい音で鳴っておりますので特に不満もなく、むしろギターに囲まれている時が私にとっては一番幸せな時間てくらいこれらのギターを愛してます。(嫁よ、すまん。)

こちらの書き込みをいつも指をくわえながら拝見させていただいてるうちに、GEがどうしても欲しくなりました。GEの評判の高さは半端じゃないなと、ここまで万人に支持されたギターが近年あったでしょうか?
・・・そしてとうとう喉から手が出てしまいました。ううう、、、

今日届きました。しかもCUSTOMです。海外オークションサイトで先日落札しました。日本円で23万円(輸送量など費用含む)でGETできました。こんな価格でGETできるなんてスペシャルラッキーでした。
普通のGEとは塗装のみが違ってて、Amberburstって書いてありました。普通のサンバーストとは違う、ちょっと琥珀色ぽいなんともいえないリッチな色合いです。色以外は通常のGEと同じです。

本当のホンモノの鈴鳴りを実感いたしました。今まで私が鈴鳴りと思ってたのは勘違い?
いやそんなことはないでしょうが、GE が多分特別なのでしょう。
しばらく舐めまわすように弾いて音が成長する姿を楽しみたいと思います。

今後、他のギター弾くのは枯れ音が欲しい時だけかな。

しかし、D-18GE がこんなにすごいのだからD-28GEとかD-28MARQUISってどんなでしょうかね?
ううう、、、また悪い虫が・・・

マーティンよ、あっぱれ!

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  【OSAさん】2009/01/29
■1969年
ついにヴィンテージをGET!やっぱり明るく軽い音が好みでD-18を買っちゃいました!
1996年式の18も所有していました。
前回のコメントで「やっと枯れ音になってきた」と書きましたが・・・訂正します。

SQネックからなる太い音と40年たった固体から鳴る乾いたサウンド、これぞまさに”枯れ音”だと確信しました!倍音も凄く綺麗でゴージャスに感じます。
04’HD28Vも所有してますが、スキャロップとノンスキャロップでの音量の差が出ると思いましたが、D-18の方が大きいくらいです。
トップが軽く振動しボディー全体が鳴ってる感じが伝わり、最高のサウンドです!
ローズと違いゴンゴンと音がこない分、長時間弾いてても疲れません。
丸いヘッド、グローバーペグ、ハカランダ指板もとても綺麗です!
何と言っても僕と同じだけ人生を駆けてきたバースイヤーモデルです!
40年間のキズも自分と同じだけの歴史を感じれてとても愛着があります。
ヴィンテージにはヴィンテージにしか無い色々な感動があります!一生付き合って行きます!
マーティン最高(^^)

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  【OSAさん】2008/06/18
■1996年
書きたくなっちゃったので書きました!
ギブソンファンの僕は2001年式のサザンジャンボを所有しています。あるときお店で試奏したD-18Vの音色に凄く感動し、ギブソンとの違いを実感しました。それから数ヶ月、マーティンを徹底リサーチ、そして購入を決意!
初マーティンはやはり定番スタンダードの28番と決め、フォワードシフト、スキャロップドXブレーシングの感動が忘れられず、中古(2004年式)HD-28Vを購入。さすがに想像をはるかに上回る倍音とパワー、ローズウッドから伝わるはっきりとした音立ち!「これぞマーティン!!」特にCフラットピッキングの豪華さだけで買った甲斐があったとHD-28Vの音色に酔いしれていました。

それから約一ヶ月、どっぷりマーティンにハマった僕は既に次なるマーティン購入を決意!こだわりのマホサウンドと思い18番!価格も手頃な70年代SQとAJで悩んだ結果1996年式D-18に決定!!ノンスキャロップの方が自分色に育つ気がして(勝手な解釈)スタンダードに決めました。早速購入したD-18は弾き込みが少なくとても綺麗な品で「俺色に染める絶好の18番!」と毎日弾き込んでいます。

では、本題のD-18”音”レポートに入ります。
豪華さは少ないものの、さすがに個性のあるマホサウンドです。フィンガーでは温かみと柔らかさのある音。フラットピッキングではでしゃばらない煌びやかさと音のまとまりがあるように思います。サムピックをつけて”Anji”を演奏したときなんかは高音はパリンパリンと中低音音はズドンと前にでて凄くパワーも感じます。
どの奏法に対してもレスポンスのよさは最高で凄く満足(^O^)/でもネックはVの方が弾きやすい感じがします。
「早く育て~」と出勤前と帰宅してからと毎日4時間位弾き込んだ成果もあってか、トップの振動がボディーとネック全体に行き渡り、枯れたハコ鳴り感が出てきました。

ワイルドなギブソンマホも良いですが、スマートでかつパワフルなマーティンマホは個性たっぷりで味のある絶品ですよ~!!お勧めです!!

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  【NT男さん】2008/04/28
■2007年 V
28年間大切にしてきたD-19を不幸な出来事で失い、すっかり意気消沈しておりましたが、今回、やっとのことで、現行のD-18Vを入手しましたので、レポート致します。

当初、D-19の仕様と一番近い、現行のD-18を検討しておりましたが、トップの着色や糸巻きの形状が今ひとつ納得いきませんでした。そこで、染村氏のWebサイトのBBSでサンバーストのカスタマイズに関し、質問させていただき、多くの方からご教示を受け、地元の楽器店さんとカスタマイズを検討しました。

しかし、経費がかかるわりに音の向上に対する効果が見られないので、D-18Vを検討することとしました。当初、ネックの形状・ブレーシングの仕様・指板とブリッジの材質がD-19と異なっているため、二の足を踏んでいましたが、こちらのD-18Vに関するレポートを拝見し、決心しました。

待つこと2ケ月半、地元の楽器屋さんに届いたD-18Vは、まだ、ダンボールの梱包状態でした。楽器屋のご主人が梱包を解いたとたん、お店の中は、Martinギター特有の独特の甘い香りに包まれ、D-18Vが現れました。

現れたD-18Vは、想像を超えた美しさでした。きれいにそろった木目にAgingTonerの着色がされたトップ・オールドデカールロゴが映えるヘッドにバタービーンノブの糸巻き・艶やかな黒檀の指板とブリッジ・べっ甲模様のピックガードとバインディングなど、どれひとつとっても非の打ち所のないほどの美しさでした。

肝心の音は、予想を超えた素晴らしいものでした。もちろん、D-19は、長年弾まれていましたので、マホガニー特有の素晴らしい音が鳴りましたが、D-18Vは、新品にもかかわらず、それらの特徴をそなえつつ、さらに音のふくよかさがプラスされています。なんと言っても、中音のビ~ンといったふくよかな伸びのある美しい響きが印象的です。

高音は、ジャリ~ンと歯切れが良く、低音は、ズゴ~ンと力強くボディーが響きます。ストロークにいたっては、音が粒だって、それでいてまとまりがあり、たとえば、Clarence White の AlabamaJubilee に収録されている Bury Me Beneath The Willow を弾く(なんちゃって弾きですが...)と言うに言われぬ素晴らしい音に包まれます。

思い起こせば、若い頃に聞いたD-45のあの音が、マホガニーサウンドに付加されたと言ったところです。
心配されたブレーシング構造ゆえの強度問題ですが、まる1日、標準チューニング状態でも、なんらボディーに変化はなく、膨らんでくる兆候もありません。(もちろん、弾き終わった後は、チューニングを下げています)

まさしく一生もののギターです。今までD-19を大切にしてきたように、このD-18Vを残りの人生の友とし、孫子の代まで伝えて行けたら良いと思っております。
長文、たいへん失礼いたしました。

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  【NCRIさん】2008/01/04
■2005年 GE
私が初めて手にしたマーティンギターは高校3年の時買った憧れのD-18でした。憧れのマーティンと言うことで良い音だと思い込んでいたせいか、それまで弾いていたギターが40,000円の国産ギターだったせいか分りませんが楽器店で試奏した時は素晴らしい音色で感動して即買したのですが、持ち帰って弾いてるうちに「私の想像していたマーティンの音色とはちょっと違う」っと思い始めてきました。

もちろん親に頼んでローンで買ったギター、愛着もあって弾き続けましたが25歳のとき手放してしまいました。その後いろんなギターを弾いてきましたがマホではテイラーの510が非常に良く鳴るなと感じました。

しかしあの憧れのD-18をもう一度弾いてみたくなり今回オークションで2005年製のGEを購入しました。弾いてみてびっくり!!以前のD-18とはまったく別物のようでした。ストロークでのバランスのよさ、高音の暖かくきらびやかな音色、トップがアディロンのせいか全体的に音にハリがあり弾いていて気持ちいです。

これが私の想像していた憧れのマーティンの音色だ!つくづくそう思いました。フィンガーでも低音が出すぎずメロディーが浮き出して凄く味のある音で、弾き手のテクニックや表現力がはっきり現れるギターだと感じました。

ただ買ったときからブリッジ下辺りが若干膨らんでるのが気になります。フォワード・シフテッドだからトップが弱いのはある程度分るのですが・・・皆さんのGEはいかがでしょうか?

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  【nonchi56さん】2007/10/24
■2007年 Authentic
ハカランダの音が好きで、自分の中ではハカランダがベストと思っていました。
でも以前よりD-18GEの音が好きだったので、是非ともD-18 Authenticの音を聴いて
みたいな~と思っていましたが、音を聴いてビックリしました。
「マホガニー」ってこんな音するの?ってぐらいの音です!!!
低音から高音までストレスが無く澄んだ音です。
チャンスがあったら是非、試奏して音を聴いてみてください。

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【コズモさん】2007/10/12
■2006年 GE
10月に初めてMartinを購入しました。うれしさのあまり書き込みます(^_^)。
多くの方も書いていらっしゃるように、ギター少年だった高校時代から35年間憧れていたMartinでした。
大卒後会社に就職してからはぽつぽつとギターをつま弾いてはいましたが、(一昨年だったかな)フォークル再結成のCD「戦争と平和」のなかのある曲に「憧れのほんとのギターだぜ」とか「今日からぼくのもの」なんていう言葉を聞いてしまったのをきっかけに、ふつふつと買いたい気持ちが強くなり晴れてオーナーになりました。
勿論、この掲示板のD-18GEの話題に背中を押されたことは言うまでもありません。
さて、前置きが長くなりすみません。音の話ですよね。

上記の通り、初めてのMartinであることと、大してギターは上手くないのでよく分かっちゃいないと思いますが、私のイメージを一言で書くと、「憧れていた音そのまま」です。なんじゃそりゃ、う~ん、低音は柔らかく、でも太くてよく響き、包まれるような感じで、高音は山で迎える晴れた朝のような清々しい音、かな。
やっぱりうまく言えませんね。すみません。でもイメージなんでお許しください。
みなさんの言うように、これからもっともっといい音になるのか、と思うと楽しみです。

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  【へたっぴ親父さん】2007/08/05
■2007年 GE
4年ほど前から、南澤大介氏の「ソロ・ギターのしらべ」に出会い、それより、D-28→D-45→D-18GEと一挙にコレクションして毎日にように‘ソロギ’の練習に励んでいる者です。
D-45に満足していましたが、D-18GEの評判の良さに居ても立ってもいられず、今年の6月に購入(山野楽器千葉店にて、新品で37万…、安くてラッキー)。
とても明るく、伸びのある音です。D-45程倍音はないように思えますが、音がまとまっていてかつ、メロディがたちます。また、低音は締まっています。いつまでも弾いていたい衝動にかられます。私にはとても気持ちが良い音で大満足です。指弾きも、ピック弾きもOKです。
幅広のナット幅、Vシェイプネックもなれると大丈夫でした。意外とセーハがしやすいです。

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  【ゴーヤーマンさん】2007/07/01
■2005年 GE
私が初めてマーチンを手にしたのはD-18Sでした。
ですから最初からマホの音に親しみを持っていました。
D-28を75年前後の物を三本ほど所有しましたが、余り気に入らずに、すぐに手放してしまいました。
マーチンフリークの方々の集うHPの掲示板をずっと眺めているとD-18GEを絶賛する人が多く、久しぶりにギター購入欲が湧いて来ました。
ヤフオクにかなり程度の良いD-18GEが出品されていたので、入札に参加して、出品者に手放す理由を質問したところ、その方は、ブルーグラスバンドに参加しているそうで、音が大き過ぎるとの事でした。
これって、劇鳴りと言うのでしょうか、それをを聞いて何としても落とそうと思いました。
運良く落札出来て三日後に届いて弾いて見たら、余りの音の良さにびっくりしました。音が大きいだけでは無く、1弦から6弦までがはっきりとバランス良く聞こえ、フォワードブレーシングは勿論ですが、表板のアデイロンダックの効果も絶大ではないかと思います。指版のの広さも、今までD-18Sで慣れていますし、フィンガー系の僕には指同士が干渉しなくて丁度良いです。
D-18GEを入手後、メリルやD-45まで手放した方もいらっしゃるようですが、実際に手にして見ると、その方達の気持ちが、理解出来る気がします。
私は他にD-45、D-76、HD-28V、D-18specialを所有していますが、D-18GEが私のNO,1ギターとなりました。

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  【ビワのすーちゃん】2007/01/04
■2003年 Andy Griffith
マホが自分の現在の感性にピッタリとはまるので
最初はGEを探しておりましたが、故あってAGを譲って頂きました。
音の表現が難しいのですがGEと比べて絶対音量は今のところ劣っているように感じます。
しかし低音の響きは艶っぽい音がします。高音は硬い音がします。
フォークをアルペジオで弾きながら歌っていると本当に気持ち良くなります。
音もいいのですが、ベアクロウTOPやキルテッドマホS/Bを見るだけでも飽きません。
またハカランダ指板からほのかな甘い匂いが・・・
弾いて良し眺めて良しおまけに匂いも良しと言うことで良い相棒で居られそうな予感がします。
あ、音はあんまり語ってませんでした。

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  【カズさん】2006/11/09
■2006年 Authentic
D18GEからの買い換えですが、はっきり言って次元が違う音です。
材もネックなどは手元に有るD45GEより木目が細かく素晴らしいマホガニーを使っています。
最近はD45GEよりD18Auを弾いている時間が多い今日この頃です。
D18GEをお持ちの方、一回D18Auを弾いて見てください! 
まだまだMARTINやるじゃないかって思いますよ!

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  【柏市 イクチさん】2006/09/18
■1960年
マホが少なくなっているので、ここ2ヶ月間程マホを探していました。
先日、御茶ノ水に行った所、今日入ったばかりの1960-D18があるというので弾かしてもらったところ、即、お持ち帰りしてしまいました。
本当のところ、HPで調べていたギルドとロイノーブルのマホを弾きに行ったのですが、何か物足りなさを感じ、無理をして買う必要は無いと判断し、馴染みの店に行ったところ、この1960-D18に出会いました。
明るく軽快でかなり乾いた心地よい音で、ボリュムも十分にあり、前に出てきます。
当然、過去には評判の高いD18GEも何本か弾き、かなりグラっときていたのですが、私としては低音の重厚感よりも限りなく乾いたマホガニーサウンドを選びました。
年式相応の使用感はありますが、1960年式にもかかわらずD18GEより数万円安く購入出来ました。
(ホー○ー○さん感謝)
家族の1997-D45、1968-DOVE、個人製作家-OMブラジリアンも良いですが、
恐るべしビンテージD18!!!

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  【しょう君】2006/08/17
■2005年 GE
GEにはずれなし、を信じて○ー○ーズさんで、試奏することもせず購入した新品。
マホらしからぬ低音の深み、そして1,2弦の澄んだ高音。ストロークでしっかり弾くとやかましい。
これから弾き込んでいくのが非常に楽しみな1台である。
音域に厚み?深み?文字での表現はむずかしいけれど、確実に言える事、
それはD28(2001)の出番は当分なさそうというか持ってる意味あるの?です。
ただネックが太めなのでバレーコードが多いと親指の付け根が少々きついね。筋肉付けないといけん。

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  【忘れな草さん】2006/02/04
■2005年 GE
アディロンダックとマホガニーの組み合わせが絶妙のバランスだと思います。
細い音になりがちなマホガニーを、アディロンダックが、うまく厚みを持たせているという感じでしょうか。
ワイルドでいて繊細。そんな音だと思います。
購入後四ヵ月しか経っていませんが、購入時点と比較すると明らかに音が馴染んで色気が出てきました。
低音側が若干湿っぽいかな?と感じますが、新しいアディロンの特徴と聞いているので、
これは今後の弾き込みで変わるでしょう。とにかく満足なギターです。

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  【dekakumaさん】2006/01/31
■2005年 GE
信じられない程のトーンです。
良く言われる鈴の様なサウンドとはこういう事だったのか、と思えるギターです。
まだ購入から2週間しかたってませんが日に日に音が良くなってます。
(職業柄、毎日2~3時間は弾けるのでラッキーです)
これ程すばらしいギターにめぐり合った事はないです。
67年のHamming birdとGuildのF-30 RNTはしばらくケースにてお休みです。
GEは本当にすごいです。かつて所有していた72年のD-18と比較しても圧倒的に好みの音がしてますし、Merrill C-18と比較してもこちらの方が良かったです。(あくまで個人的な感想です)
マホガニーが厳しくなって来てるので、購入予定の方は見つけ次第、購入される事をお勧めいたします!
さまざまなMartinを渡り歩いてやっとめぐり合えたGEは生涯手放す事は無いと思います。
でもこうなるとやはりD-28GEが気になりますねー!きっと違うトーンですごいんだろーなー!
ちょっと高すぎるけど。コストパフォーマンスから見てもD-18GEは絶対買いです。

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  【GLICOさん】2005/11/20
■2001年 V
D18Vを手に入れました。HD28Vと購入時に比較しました。
もう、これは好みですよね。ローズ(28)はきらびやかでジャンジャカやるのにうってつけ、というか、いわゆる聞きなれたギターの音でした。
小生は、それこそ30年前に新品で買った(親に買って頂いた!)、Syairi(YD-302)がローズボディですでにこの手の音はあったので、むしろ、マホの落ち着いた繊細な暖かい、18の音色と、弦高が低く、手にぴったり来る三角ネックの弾きやすさに試奏時にぐっと来てしまい、思わず30万近い価格で購入しました。
もう、大満足です。夜な夜なぽろぽろと、石川鷹彦さんが奏でていたかぐや姫や風系のフレーズを楽しんでいます。生涯の一本です。間違いなく! 

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【NORIさん】2005/08/09
■2005年 GE
 ギブソン以外で、マホガニーを所有するのは、初めてです。
 一度70年代のD-18を試奏した事あるのですが、なんかチープな感じの音だったので、「これだったらやっぱりマホは、ギブソンだな!」と思い込んでしまい。以来D-28、35、45、とセオリー通りステップアップ!?していったのですが、どうしてか音に飽きてしまい、先日評判のやけに良い18GEを試奏するチャンスがあり弾いてみてビックリ!!これ18?ってな感じでした。まるで引き込んだビンテージ28の様な鳴り方。
それでいて、ローズやハカランダの様な高音のキンキン感(これが好みじゃないので)が無く、素直なストレートな高音が飛び出してくる!!
即、お持ち帰りしました。
購入後2ヶ月経ちますが、益々鳴りに磨きがかかってきている感じで、他のギターはケースでお休みです。
ネックの幅も慣れるとこれより狭いのは、なんか弾きにくくなってきているので、62年28と78年45は、友人のところへ嫁入り予定です。
マホガニーにどっぷりはまってしまいそうです。

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  【NOBUさん】2005/05/23
■1957年
28系の太くて迫力ある低音と艶やかな高音に対して
細めながら芯のある少し明るめの低音と細くて煌びやかな高音という感じでしょうか・・・
その分全体的なバランスはとてもまとまり感があり良好に感じます。
そして経年変化によるなんとも甘い、渋く枯れたサウンドは私のほかのどのギターにもない音です。
私の場合出会ったギターもさほどないため、今後どのように感じるかはわかりませんが
今は私にとってとても味わい深い、最高のビンテージサウンドです。

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  【しょう君】2005/03/02
■1997年 V
一言で云うのがむずかしいですが明るい音、ブライトな音、軽い音、やさしい音、こんな感じでしょうか。
低音はボーンというこもったような感じですがやさしさを感じます。中高音は歯切れが良いです。
2001年のD28を持ってて次はマホガニーをと思い、D18と弾き比べをした結果Vは全然別物でした。
Vに照準を合わせ、ある程度弾き込まれた中古(値段も手ごろ)をネットで探してたら某有名楽器店にあったので、即ゲットしました。

D28と比較してテンションが低く感じるのはなぜなのでしょうか。
同メーカーの弦でチューニングも全く同じ、弦高もほぼ同じなのに・・。
肝心の音に関するレポートになってませんね。失礼しました。

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  【T2yaさん】2005/02/01
■1946年
D-18は、もの凄くよく鳴ってます。価格も凄かったのですが、
1ヶ月悩みどうしても音が忘れられなくて、2週間前に購入しました。
今まで、D-18は全然眼中に無かったのですが、このギター本当に良く鳴っていて、
マホガニーの音が疲れを癒してくれます。28GEも大変良く鳴ってくれますが、
今は18にハマってます。もう何十年も弾いてなかったのですが、昨年の6月から弾き始め、
どうせならと41を購入しました(本当は、学生時代に憧れていた45が欲しかったんですが)。
その後1ヶ月が経ち、どうしても45の憧れが頭から離れず、絶対に無理と思っていた45を
買ってしまいました。それから2ヶ月経つと、マーチンを語る上でギブソンを持ちたくなり
J-45を購入。その時に、28AJも一緒に購入してしまいました。
そして、昨年の12月にD-18と出合って、欲しいなぁ・・・と考えているうちに、
2週間前に28GEまで付いてきて家にある状態です。
(この時に、弾く機会が減るので28AJは手放しました)
それぞれ個性があって、いい音です。18は別格と言う感じですれど(^^ゞ
毎日ギターに囲まれて楽しいのですが、週末にならないとたくさん弾いてあげられないので、
土日は目いっぱい可愛がってます。今は、18・・・次にGEに行きがちですが、なるべく
均等に弾くようにしています。次は、1本1本の音について、また投稿させて頂きます。
学生時代に買ったKヤイリは、出番がなくなり可哀想な事をしています(T_T)。
そして、ギターを見ていると忘れてますが、肩にはローンがずっしり乗ってます(>_<)。
そんな状態でも、最後に45GEを買いたいなんて思っている今日この頃です(・・;)

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  【みやけさん】2004/12/29
■2001年
リードが多いのでマホサイドバックのモデルを条件に探し、
3年前、テイラーのマホモデルと比較して「育つ」ことを重要視して購入。
高音域はリードやハイポジアルペジオでは抜群に抜けます。
前に出ない低音域もリズムを刻むときにはかえって扱いやすい。
嫁さんがボーカル、私がリードで友人がサイドのアコギユニットを
やっておりまして、ライブハウスに出ることが多いので、ハイランダーを積んであります。
友人はHD-28を使っていますが、この2台のからみは最高に美しいです。
難を言えば、ネック(特にフレット)かな?
弾きやすさだけならテイラーのほうが上でしょうね。

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  【たけわんさん】2004/11/08
■2004年 V
初めてマーチンのギターを買いました。
感動しました。中学生の頃から憧れていたので涙がでそうです。
D-28その他のマーチンと比較しましたが、これが一番私の好みでした。
とにかく弾きやすい、軽い、HD-28Vとどちらにしようか迷いましたが音の違いできめました。
28が元気な青年、18は人生経験豊かな中年といったところでしょうか。
お店のおねーさんはギリシャ人とロシア人くらいの違いがあるといってました。

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  【ゆつ☆さん】2004/10/21
■2003年 V
これまで使用してきたマーチンは就職してまず最初に中古D-35('75)、結婚を記念して00-21('90新品)、そして15年ぶりに今年(2004年)の春からOM-28('94)、HD-28('94)、D-45CTM('01)、D-28('71)、000-28CTM2000と今回購入したD-18Vが何と8台目です。
今はオークションという便利な物がありますので好みでない場合は買い換えにあまり損せずに済んでおります。結局、今残っているのはD-45CTMとD-18Vだけです。

私にとってD-18Vは初めてマホガニーサイドバックのギターです。
私は、インストがメインなんですが、何故かOOOボディの音がどうしても好きになれませんでしたので、OOO-28の代わりという位置づけでD-18Vを購入した次第です。

D-18Vはフォワードのスキャロップのおかげでとても音に柔らかさを感じますが、マホガニー特有のサスティーンの短いシャキッとした音を合わせ持っております。ですからストロークではD-45よりもバランスが良いような気がします。また、インストを弾く時、しっかりとした音を出そうと強めの指弾きをしても音が暴れずに弾き手の意図する音を出すことが出来とても扱いやすいです。
D-18Vの苦手なジャンルはサスティーンが短めのため、押尾コータローのライトハンドのタッピングハーモニクスが綺麗な音が出ません。このあたりは、ギターの使い分けでローズ系D-45の得意分野になると思います。
あと、使用する弦ですが、ブロンズですとより優しい音がしますし、フォスファーを使うとよりカリッとした音になりますので、この辺は選曲や弾き手の好みで音作りができますので、いろいろな弦を試してみると楽しいと思いま
す。

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  【百太郎さん】2004/09/29
■2003年 V
今日D-18Vを購入しました。Martinはこれで5本目になります。
マホガニーは初めてです。

まず、ボディーの重さが非常に軽く驚きました。低音は、やや音がこもる感じがします。
中高音は軽い音がします、それでいてきらびやかでD-45に負けないくらい綺麗な音がします。
フィンガーでは、ローズよりは深みが少ないように感じます。
ストロークでは、音が前に飛び出す感じでD-45GEを弾いている感じがします。

全体的にスキャロップドブレイシングのせいか、レスポンスが非常によく
大きい音が前に飛び出す明るい感じです。
又、ネックも握りやすくとても弾きやすいモデルだと思います。
女性に例えるとかわいい女子高生でしょうか?

ハカランダとの金額の差はありますが、音の質では差が少ないと思います。
まだ新品状態なので今後はかなり期待しています。

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  【らんぶりんまっくさん】2004/08/31
■1996年 VMS
フィンガーに向いているという評が当時あったように記憶しますが、比較的ハードに弾いています。
93年の14フレットのD-18も持っていますが、より低音がふくよかで高音は澄んだ音がします。
指板やブリッジの材質の差でしょうか。
ちなみに弦はダキストの740を使っています。
よく鳴る楽器です。

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  【ズッキーさん】2004/05/03
■2003年 GE
購入時より大音量で鳴ってくれます。
芯のある低音と澄んだ高音のバランスが絶妙です。
弦が多少古くなっても、結構よい音質で鳴ってくれます。
ネックが太いですが、そこが気に入っています。
(B♭が押えやすい)

マホガニーマーチンだったら個人的にオススメです。

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  【椎茸さん】2004/01/14
■2000年 SV(custom)
customショップ製。サンバースト、アイボロイドペグ以外、作りはほぼVと同じです。
去年の6月に中古で購入しました。
25年間、ずっと同じギター(D-28/73年)を弾き続けてきましたが、ネックトラブルに悩まされ続け、長期のドック入りしたのが購入のきっかけになりました。

周りにD-18GEを薦める人がやたら多くて、感化されたのが選んだ理由かな?(笑)
御茶ノ水でGEを買うつもりで、4本ほど弾かせてもらい、決断する間際、(比較の為に)脇にあったサンバーストのこのギターを弾かせてもらったところ、...こちらの方が全然、音がデカイじゃん...(笑)という事で、大逆転の購入となりました。

GEとの差は表板、割れ止め、ナット、サドルになるのかな?
GEは音に輪郭や粘りがありますけど、ヌケと音量でD-18customという印象でした。
音自体のパワーではGEなんですけど、絶対的な音量はD-18custom...分かりにくいかな?(笑)
勿論、個体差もあり一概には云えないと思いますが、友人達のGEと比べて音量だけは負けてないですね(笑)
(しかし最近のMartinは、作りに粗さはありますが、最初から鳴りますね...)
値段もGEより8万ほど安かったし、ずいぶん得な買い物だったと思います。

最近、またまた周りに感化されて(笑)、ナットとサドルを象牙にしたところ、音ヌケが悪く詰まった感じになったので、どうしたものかと思案中。
...トホホです。

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  【エスさん】2003/02/12
■70年代 S
僕のD18-Sは環境(部屋の響き具合、湿度、温度)にデリケートに影響されます。(ギターはみんなそうですね!)
今日新しいCDを買って来て(涙そうそう、さとうきび畑etc)合わせて弾いていましたが、高音の澄んだ音と低音のまろやかさには弾いていて癒されます!軽やかで、暖かい音色です。(S-TYPEボディーが余計にそうさせていると思いますが)

私はS-TYPE大好きです。常識的にはミスマッチとも思える、ドレットノートボディーにスロテッドヘッド12フレットネックジョイントと言う、当時の目的の為に素朴に出来た形は、そして全てのドレットノートアコースティックギターの基本であるこのギターの独特の形は、飾り気が無くて純粋でまろやかで大好きです。去年の夏、お茶の水の楽器屋さん(買ったお店)でペグをウェーバリーのアイボロイドに変えましたが、ますます愛着が増して嬉しいです。邪道かもしれませんが、ギターらしいルックスで良いです。音も伸びやかになった気がします。
(御茶ノ水K楽器さんの調整が良かったのかも知れませんが!)

音も(特にD18-Sだから)素朴で、ローズウッドのギターの様にきらびやかな音色はありませんが、30年の年季が入っているせいか、響きはかなりのレベルにあると思います。(持ち主の欲目!)30年僕を支えてくれた、女房より付き合いの古い、かけがえのない生涯の伴侶です。

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  【dentyuさん】2002/08/24
■1992年 SQ
初めてのマーチンです。
D-28に憧れ続けて、東京に出張の際この機会に買ってしまおうと10件以上の店を回って試奏しましたが、
D-18の方が優しい感じの音がしたので、D-18を買ってしましました。
フィンガーピッキングで特に高音の澄み切った音が気に入っています。
低音はD-28ほどズンとはきませんが、バランスよく鳴ってくれていると思います。
生涯を共にしたいギターですね(笑)

<dentyuさん、初マーチンご購入、おめでとうございます!(山下)>
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  【まさひろさん】2002/04/01
■1969年 S
ブウォーシャリーーン。12フレットジョイントのしっかりした音も特色です。アルペジオなど良いです。マホガニーサイドバックらしい明るさにふっくらした低音です。トップはシトカスプルースの筈ですが、木目が樽木のように広いです。揃ってはいるのですが。

次に買うならこれ、と決めていたモデルですが1600本ほどしか作られていないので一生お目にもかかれなと思っていたところ、かなり程度の良い中古を見つけたました。
自分の弦を持参して張替えて試奏通い、価格交渉をすること2週間。買いました。
指板、ブリッジ、ヘッドのつき板はハカランダ。オリジナルのGROVERのペグも健在です。このペグが無骨でまた良いのです。
購入後何本かのD-18S、D-28S(ヴィンテージシリーズではない)を弾いたのですが、私のD-18Sはネック厚が異常に薄いのです。削ったようには見えないし、不思議です。
買ってその足で行きつけの楽器店に持ち込み、不完全な修理をしていたバックの割れ、かなり深く減っていたブリッジの弦溝の埋め戻し、サドルの交換、ピンの交換、最終調整をしてもらいました。後日、ケースも新調しましたが、ボディがDreadnoughtより長いのでケースを改造してもらいました。
ン~ン、やはり中古は金が掛かる。

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  【でじゃ丸さん】2002/03/21
■2001年
45の高音チャリーンに対してカリーン
45の低音デローンに対してバリーン
なんかうまく言えませんがそんな感じでしょうか

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  【ヒロさん】2002/03/08
■2001年 CW
やはりマホの独特な丸みのあるソフトな音の感じがします。
でもレギュラ-の18よりも少しかための音のように感じます。
最大の特徴はベ-ス音です。低音部は、まるでウッドベ-スのような感じをしています。
よくGEとの比較がされますが、ALLラウンド的にまとめられたGEより、もっと特徴を出していこうという感じで作られたという感じでした。

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   【ゆうじさん】2002/01/20
■1997年 VMS
ヴィンテージシリーズのため、フォワードスフテッド&スキャロップ・ブレイシングのおかげで、
マホガニー特有の明るい、のびのある音です。
バランスもよく、弾いていてとても気持ちが良くなります。
そしてなんと言っても12フレットジョイント。
この2フレット分の容量が、ふくよかな音に貢献しています。
とても甘く、ささやきかけてきます。
ストロークもいいですが、やはりフィンガーピッキングなどがいいですね。
やや幅の広いネックですが、ブリッジとおそろいのエボニーの指板が、引き締めてくれています。
もう一つのお気に入りは、ウェーバリーのペグです。とても扱いやすいです。
マホガニー好きはもちろん、そうじゃない人も、ぜひ一度弾いてみてください。

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  【yoshiさん】2001/12/30
■1993年 S(ソリッドヘッド)
スティ-ル弦なのですが、ガットギタ-のように1弦1弦の音がハッキリ分離した感じでいて、
マ-ティン独特のサウンドを持っています。12フレットジョイントに非常に珍しいソリッドヘッド仕様です。
ネックは、浅いUシェイプでクラシックスタイルの、幅の広いネックです。

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  【まさぼーさん】2001/12/13
■1970年
私のメインのギターです。乾き切って、軽やかでしかもしっかり大きく響く相棒です。
フィンガー、ピックのアルペジオで弾くと、「あぁ、これがマーチン!」と、納得させる音を出してくれます。
お気に入りです。

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  【のりおさん】2001/08/15
■1968年
特に高音域のクリアー感が絶妙です。(各種雑誌の批評通り)
カポを5フレット以上につけ、フィンガーピックにてスリーフィンガーを奏でると
耳を突き抜けるような音色が飛び出します。
さすが本柾目のマホガニー。枯れ具合も調度いい時期のような気がします。
D-18最高!

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  【SRVさん】2001/06/20
■GE
18GEはレギュラーの18とは違う楽器です。
ラウドで、粒立ちがよくおまけに波紋のように音が広がります!!これは絶対買いですね、ね、山さん!
アデロントップはすごいですね!!28GEもでしょうか?

<28GEはもっとすごいかも…(山下)>

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  【D-28命さん】2001/06/07
■1939年
バランスがよく、繊細なタッチまでもが表現されるような気がします、かといって低音が弱いわけでもありません、力強くきれいな均整のとれたギターだと思います。(~_~メ)

■1944年
1939年と比べると明るめの音がします。一度弾くと多分手放したくなくなると思います。何か言葉で表現できないものが耳から身体から忘れられないのです。(^^ゞやはり欲しいギターです。

■1945年~1963年
価格とギターのバランスがとれた時期だと思います。ロングサドルとの絶妙なコンビネーションはあなどれません。

■1964年~1980年台
スクエアロッド特有のサスティーンのながさがあります。

■1990年代
育てがいのある年式です・・・。

18系は弾きこめば弾きこむほど、音に変化が現れてくる気がします。(^○^) 

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  【山下】2001/06/05
■2000年 GE
高音域の澄んだ音は、D-28GEを超える実力を持つ。
私は高音域の音が多い曲をフラットピッキングで弾くのが好きです。

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D-21
  【りょうさくさん】2006/11/13
■1966年
今から30年前くらいにアメリカで8万円程度で買ったものです。当時はハカランダだと言っても珍しくなく、D-18と28も弾き比べて28を買いたかったのですがお金がなく21にしました(笑)

音は28より暗く、陰にこもった後にドーンと前から出てくる怨念のような音です。柔らかいとも思いますが、ストロークでは28の方がインパクトがあって明るくて前に出て、21は暗く粘りがあってズゥーンと出てくる感じです。
フィンガーで弾くと高音がきめ細かく粒が揃い、しかし40系のようなきらびやかさは無く、バランスがとれている点は比類無いと思います。
最近になってフォスファー弦というものを知り(なにせブロンズしか無かった時代にメインに演っていたもので)、張って慣らしてまた違う音を楽しんでいます。

28を基準として捉えると、より落ち着いた大人の音で、バランスが取れていて、どこか味があるという感じの枯れた音です。それが年代のせいなのか、ハカのせいなのか、個体差なのかは判りませんが、クッキリと「D-21だ」と(主張せず)存在している地味シブなところが気に入っており、一生の付き合いになるギターだと思っています。

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  【ジャッタエリオッタさん】2006/01/02
■1964年
購入の際、同年代のD18やD28とも弾き比べました。やはり同じローズ系のD28に近い音がします。
マホガニー系のギターのような明るく軽快な音ではなく、胴で深く鳴ってから出て行っている感じ。
特に低音は響きすぎるぐらいよく響きます。
まだライブ等で使用した事はありませんが、ハウリングには気を使いそうな鳴り方ですね。
音にすごくパワーがあって、素朴なルックスとのギャップがまたいいです。
この芯のある音とテンション感はやはりブルーグラスなどに向いているでしょう。
D28との違いはブリッジと指板の材質の違いだそうで、D21の方が若干明るめに鳴っているような気もします。

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  【yoshiさん】2003/01/11
■2000年 JC
73本限定生産のモデルで外観は70年代の復刻ですが、サウンドは戦前サウンドを狙った物に仕上っています。
ズン!と芯を感じさせる太い低音にバランス良く、軽やかに抜けるきれいな高音です。非常に完成度も高く、仕上げも丁寧、材のセレクトも良く、近年のギターでは、GEシリーズと同じレベルだと言えます。

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  【SRVさん】2002/03/02
■1964年
やっと念願のD-21!!それもバースイヤー!!実物は一回も見ない弾かないで手元にきましたが、
友人に試演してもらい、信じてかってよかった~!!
とってもパンチがあります、高音から低音まで!
たとえていうなら18のあまさをとってぶっとくしたような音ですね。
弾き比べしたことないのでほかの21のことはわかりませんがさすがMartin!!
しっかり18と28の間の音を作ってるとおもいました。
傷だらけで程度はよくありませんが、気にいりました!!
ハカランダとローズの違いは35しか持ってないので構造が違いますので私にはわかりません!(笑)
匂いが違うのはしっかりわかりますが・・・・

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  【えもドラんさん】2002/01/21
■1983年
私が購入した中ではこれが一番アタリだったかもしれない。
ハカランダのものは弾いたことないので比較のしようもありませんが、
つやのあるなんともいい気持ちにさせてくれる音です。
150周年記念のものは世間的にも評価が高いようですが、
うなずけるだけのことはあるギターだと思います。
ネックブロックのブラスプレートがマニア心を誘いますね。

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D-25
  【えもドラんさん】2002/01/21
■1980年 K2
オール・コアのギターってどんな音すんのやろ?という乗りでゲットした1本。
「きらびやかな」音がするというので期待してましたが、
個人的にはスプルーストップのものとの音の違いがよくわかりません。
でも、材自体は硬そうなので、打ちキズとかピックキズとかには強いだろうな…。

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●D-28 
  【西島慎一さん】2019/12/10
■2017年
先日 Standard 2017年製MARTIN D-28 (2017) Standard  製造番号2136156 にMARTIN社製のDARCO® ACOUSTIC D230(ミディアム・ゲージ)を張ってみましたがテンションが緩く、弾いていても「なんだこれ?」というパンチのないというかD-28の音色とは程遠い貧弱な音で(自分だけだと思いますが)、2・3日で工場出荷時の弦LIFESPAN2.0に戻すと元のD-28の音に戻ってくれました。(他にもD-28を2台、現行の000-28・000-28ECも同じような感じでD-28にはLIFESPAN2.を000-28と000-28ECにはCLAPTON'S CHOICE のライトゲージに戻している状態です。)

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  【西島慎一さん】2019/05/23
■2017年
昨年000-28Standard、そして今年は000-28ECを購入。数か月ぶりに2017年製のMARTIN D-28を引っ張り出し、昨年MARTIN社から発売されたフォスファー・ブロンズのLIFESPAN2.0ミディアムゲージMA550Tを張ると凄いです。激鳴りです。以前使用していたLIFESPAN弦やSP弦とは全くの別のギターの様です。

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  【ともやんさん】2018/09/17
■2012年 CS-D28-12
カスタムショップ2012年製。
トップは色白でクリーミー、肌理の細かい上品な木目のアディロンダックスプルース。
サイドとバックは赤みの強い、エキゾチックな表情のココボロローズウッド。
ココボロを本格的に使用した、マーティン初のギターとのこと。
ニカワ接着で組み上げられた、プリウォースタイルの本体。
トップラッカーはD-45 Authenticと同じ手法で極めて薄く仕上げられ、詰んだ木目が美しく映える。
シルバーのMartinロゴは燻し銀のような風合いで、ヘッドプレートのココボロとよく合う気品のある佇まい。
現行のD-28 Authenticとくらべても、勝るとも劣らぬ逸品。

弾いてみよう。
なんだろう、このギターの音は?
6弦全てが溶け合い、まるでクリスタルガラスを割ったような華やかなストローク・・・
フィンガーピッキングはどう?
どの弦、フレットでも粒立と歯切れよさが際立ち、いつまでも弾いていたくなる官能的な響き。

ヴィンテージギターの音、では無い。
むしろ、どんな弾き方でも埋没しない現代的な音・・・
弾いた瞬間に郷愁を感じさせる、弾く人 聞く人それぞれの心に直接響いてくるような、甘く切ない響き・・・・・・
縁あって私の手元に来た宝物。

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  【ぶれさん】2017/12/30
■1943年
1930~40年代のブレーヤーズコンデションを探してもらっていたら、突然現れた。
この年代の綺麗な個体だと500万?800万はする。だから見た目は度外視、とにかくバリバリ弾ければokとの注文に応じて1943年のボロボホだけど凄まじい音のする28が入荷してした。
それで話も価格は外観の綺麗なものの半額。
しかし、これぞ一期一会と購入を決める。
音はなると言うより咆哮すると言う感じ。
ボディの塗装はほぼ全て無くなり木材と一体化している。
木部は木ではなく樹脂の様になっていてとても軽い。
サイドバックの塗装も半分くらい吸収され目の詰まった柾目のハカランダも完全に樹脂からしている。
低音中音はコーンと言う鐘の音の様な響き、高音はキラリとした美しい響き。
よくぞこの状態で現存して弾くことが出来るように残ってくれたと言う感じです。
全体的に色は濃い褐色で塗装が表面にないのにウエスで磨かれピカピカです。
新品の28の半分程度の軽さです。
すごいギターに巡り会えたと思います。

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  【西島慎一さん】2017/12/02
■2017年
新発売されたD-28 2017 STANDARDを12月2日に購入しました。2011年製、2013年製のMARTIN D-28を所有していますが、2台のD-28 よりも新品なのに音が大きいというか、よく鳴ると言うしかありません。ルックスも以前のD-28 風のデザインも最高です。
(購入した楽器店の店長いわく、北海道内では購入第1号だろうと言っていました。)

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  【西島慎一さん】2017/03/25
■2013年
2017年2月に、2014年9月に購入した2台目のD-28(2013年製)がチューニング時ピッキーンという変な音が鳴りだし、購入した札幌市内の島村楽器に修理を依頼し、担当のスッタフは札幌市内のリペアを行っている店舗は混み合っているということで自社ブランドの工場のアーティストのギター調整をしているスタッフに修理をしてもらい(クロサワ楽器の3年保証で修理をしてくれるか聞いてみたのですが保障対象外ということでした)、牛骨のナットに交換、スタッフおススメの弦を張ってもらうと以前の変な音はまったく無くなり激鳴りとまではいかなくとも、かなり鳴るようになって自分の所に帰ってきてくれました。嬉しいです。島村楽器の店舗で担当してくれたスッタフや修理をしてくださったスタッフの方々に感謝しても、感謝しきれないです。

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  【KGさん】2016/09/27
■1984年 Custom
これまでMartinの40番系ばかり6本の購入リポートでしたが、ようやく横ロゴの購入リポートです。
本器は東海楽器からカスタムオーダーされた19本の1本。サイド・バックはハカランダです。
外見は現行のHD28Vとほぼ同じですが、ブレーシングはノンスキャロップ、ネックはVネックで
SQです。ハカランダらしい芯のある力強い音で、さすがです。これまで、ハカランダのD28を試奏して、
なかなか良い物に巡り会うことはなかったですが、音、ネックの状態、外見など満足です。
1976年D45、1997年D45、2000年D42K2、2006年D42Custom、1983年D41に
新たに加わったこのギター、大事にしていきたいギターです。

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  【西島慎一さん】2016/08/17
■2011年、2013年
現在2台所有のMARTIN D-28のうち2011年製のD-28が今年の7月上旬から以前にも症状があった3弦に加え4弦にも現れ(チューニング・ギターを弾き終えて弦を緩めると必ずピッキーンと鳴る為)、再度購入店に修理を依頼し8月中旬ににようやっと修理が終わり自宅に持ち帰り弾いてみると、以前以上に鳴るようになっていました。嬉しいです。楽器店のスタッフに感謝です。
弦は相変わらずMARTINのPHOSPER BRONZEタイプのSP LIFESPANのライト・ゲージをメインで張っています。
もう1台の2013年製のMARTIN D-28心なしか購入時より鳴ってきています。

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【北こうせつさん】2016/02/22
■1982年
鳴りは自分では〇です。
購入したときはすごく良い鳴りで弾くのが怖いくらいでしたが
2年くらいオペイションばかり弾いていたので、すねてしまって
詰まった音になりましたが30年を過ぎたあたりから良い音になりました。
やはり楽器は使わないとダメですね。
若いときローンを組んで買った思い出の1本です。

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  【いばちゃん】2016/02/12
■2013年 Custom
クロサワさんの11本限定のカスタムモデルです。 ブレーシングには、28Vや28ECモデルに使われるスキャロップド加工では無く、 GEやMQS等に使用されるより細かい削り込みの入ったGEタイプの5/16"スキャロップドブレーシングを採用されています。 その為、より繊細で緻密な音色を奏でてくれます。 トップには目の広いアディロンダックスプルース、サイドバックには希少材ココボロが使用したモデルです。 ロングサドル、フレイムコアバインディングと言ったルックスです。 サウンドも通常モデルにはない、パワー、奥行き、余韻、等々…独自の雰囲気を持っています。 僕は、フォークソング専門なので、弦はダダリオのブロンズを張って使用しています。 ヤマハのLL-66に似た感じの音になっています。 弦によって様々な表情を見せてくれるギターです。末永く育てていきたいと思っています。


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  【西島さん】2015/11/12
■2011年
以前に2011年製、2013年製のD-28レギュラーモデルと2台紹介してもらいありがとうございました。

そのうち2011年製のD-28が今年の6月くらいから3弦をチューニング・ギターを弾き終えて弦を緩めると必ずピッキーンと鳴るので購入店にて修理依頼をし、修理が終わり自宅に持ち帰ると同じ症状がでるという事で数度購入店に修理を依頼し、9月の連休中にようやっと修理が満足の結果にでき自宅に持ち帰り弾いてみるとライト・ゲージを使用しているのにミディアム・ゲージ並みの音量にとても感動をしました。
ちなみに修理個所はナットのみ、弦はMARTINのPHOSPER BRONZEタイプのSP又はSP LIFESPANのライト・ゲージをその時の気分で張っています。

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  【ともやんさん】2015/11/09
■2001年 Custom
初めてのD-28です。
ピックアップ付きのギターが欲しくなり、サイドバックがローズウッドでノンカッタウェイ、という条件でネット上を色々探していたところ、某大手楽器店のHPでピエゾ付きD-28が予算内で見つかり、早速店で試弾き。ラインの音がだいたい満足だったので購入にいたりました。
ピエゾピックアップ付きで、トップが若干癖のある木目のせいなのか、2001年製で15年近くたつからなのか、ともかく結構お手頃な価格で入手できました。仔細に見ても傷らしい傷が見当たらないグッドコンディションです。

エレアコ的な使用を目的に購入したので値段第一で入手しましたが、弾き込むにつれ正直なところ生音の良さに改めてびっくりしています。
ネックブロックにCustomとあるので色々調べてみたら、クロサワ楽器の2000年CTMの追加生産(2001年製)のようです。材も良いものがセレクトされているのでしょうか?その辺りの細かい仕様はよくわかりません。
でも最近のものと違い、オールドデカールロゴはやはり雰囲気が良いですね。
ピックガードはこのあたりの年代のMartin標準のべっ甲模様ですが、面取りがされているので一見塗り込み風に見えるとこも良いかな?

家に持ち帰って数日弾いてみると、生音が全体に音詰まり(音に伸びが無い)の感じがしてきました。
ピエゾがサドル下にあるせいかな?とも思い、試しにサドルの底面を少し磨き、ついでに周囲を軽く面取りして再セットしてみたところ、劇的な音質変化を見せてくれました。
前述の“生音にびっくり”はこの作業の後の感想です。サドルの組み込みや仕上げひとつで、音質は変わるものなのですね。特に1、2弦の伸びが飛躍的に良くなり、中低音の響きはずしっと深みのある、なんとも言えないものに変身しました。サドルとブリッジの密着度が上がったからなのでしょう。
製造後15年近くたつので、材が落ち着いてきていることもあるのか、スキャロップのD-42といい勝負で鳴っています。

家ではRolandのAC-60につないで色々いじって楽しんでますが、ピエゾ臭さを感じさせない音のセッティングを目下模索中です。

MartinはこれでD-35、42、45ときて、標準機ともいえるD-28がそろったので宅録したりして、マイクなどもそろえて音質の違いなどをこれから楽しんでいきたいと思います。各機種ごとに音づくりの違いが感じられて、つくづくMartinはすごいな、と思わせてくれます。

・・・あっ!いけない!!! D-18が無いや(笑)・・・・・・お財布と置き場所に相談です。

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  【ヘンリー兄さん】2015/10/28
■2014年 Marquis

昨年の楽器フェアで Martin D-28 を人生初の試奏、Eコードをジャラ~ンと1回。
なんとも今まで聞いた事のない煌びやかな音色。
その音色が欲しくて楽器店を数店めぐり数十本ほど試奏した半年間。
ある楽器店で HOLD をして頂いていた HD-28V を購入するため妻と楽器店へ。

購入前の最後の試奏中、右の方から何故か気になる Marquis とやら。
店員さんに Marquis の試奏をお願いをして、やはりEコードをジャラ~ンと1回。
おなかに震える図太い低音とキラリとした高音、そして何より中音域の張りの良さ。
低音域、中音域、高音域とバランスが好く、ほど好い倍音とあまい音色。

試奏も大事だが、聴く事も大事なので店員さんに弾いてもらう。
この音だ!このギターを選ばないと後で後悔すると直感!
妻から予算オーバーと言われたましたが、憧れの Martin を手に入れました。

しばらくの間、なぜ自宅に Marquis があるのか?とても信じられませんでしたが、
今では会社から早く帰宅するのが目標で Marquis を弾くのが楽しみでなりません。
この音色に巡り会えた事。そして何故か気になった Marquis が不思議に思えます。

Ps:購入後その足で妻とお気に入りアーチストの東京ドーム公演に行きました。

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  【bunosaanさん】2015/10/25
■2014年
30年前に一度奏でた他人のD-28。
念願のマーチンが今手元に。。。
その時と変わらない、気持ちの良い低音の響き、高音域の音の伸び。
ただカポでの奏での音には少し不満足???
響きない、伸びない。。。
弾き方が悪いのか。。。

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  【西島慎一さん】2015/01/27
■2011年、2013年
以前に2011年製、2013年製のD-28レギュラーモデルと2台紹介してもらいありがとうございました。
そのうち2011年製のD-28はネックの若干の順反りとナット・フレット交換で購入した楽器店にて修理を依頼し、
つい数日前に先日約1か月ぶりに修理から戻ってきました。以前は若干やや乾いたような音でしたが、
それに加え低音のドスンという感じ高温のキラキラという響きが増した感じに大変感動しています。

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  【西島慎一さん】2014/10/26
■2011年、2013年
2011年製、2013年製のD-28レギュラーモデル2台所有しています。
2013年製のD-28は何気なく行きつけの楽器店で一目ぼれをし思わず購入したものです。
2台とも同じ仕様なのにまるっきり音が違うのに驚きです。
2011年製のD-28はやや乾いたような感じ、2013年製のD-28は全体的にクリアーでキラキラとし低音が腹にドスンとくるような感じですね。

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  【エルグレコさん】2013/05/16
■2008年 75th anniversary edition
はじめまして。先日 当中古ギターを購入しました。
マーキスマダガスカルの仕様とほぼ同じです。
弾いてみての第一印象は、中低音と高音のバランスが素晴らしく
また奥の深い音。さすがの飽き症の私でも、永く付き合える気がしました。
ストロークでもフィンガーでもOKと思います。
えらそうなことを言えるほどの技量もないのですが
アディロン+マダガスカルのドレッドの中古は、買って損はないと
感じた今日この頃でございます。

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  【Les Paul Loverさん】2013/05/08
■2004年 Marquis
 Sitka Spruceの28よりも中低音域が数段力強く、ダイナミックレンジも広い。だから、強い入力でも歪みにくい。きらびやかで艶やかな高音が得られるけど、Sitkaのように耳に痛い刺激的な高周波成分が少ない感じです。
 僕は元来、エレキ屋で、単音の出音ニュアンスを重視するのですが、Marquisの音質と音量は、広めのネック幅とともにテクニカルプレイに向いているので、とても気に入っています。本当は、OOOのカッタウェイあたりの形状が扱いやすくて望ましいけれど、Dサイズでなければ好みの音が出ない。そこが悩みの種です。
 最近、友人がIndian rosewoodのMarquisを買ったので、時おり弾きます。個体差かもしれませんが、そちらの方が明らかに残響が長く、低音の主張が強い。キレ味がほんの少し鈍く、遠達性がやや劣るような印象ですが、そのぶん、Madagascar仕様よりもしっとりと艶っぽい音が出せます。Indianの方を好むフィンガーピッカーは少なくないと思います。

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  【MARTIN DAISUKIさん】2013/03/29
■2004年 MQ
以前の書き込みから2年半がたちました。ここ半年前から、音が変わりました。
少し丸身を感じるなりのいい音→抜けの良い1.2弦
ボーンという感じでボリュームある6弦→微妙ですが「ボーン」が「バ」の加わった
少し「乾いた」(あってるかな?)感じの音が加わりました。
ある日突然「おやっ・・」という感じでしたが、今日でも同じ音ですので、
皆さんのよく言われている「育った」「成長した」ということになるのでしょうか?
バランスも以前より良くなってコードも聞きやすいものになりました。
前回の投稿のとき2006年製と書き込んでいましたが、シリアルよく見ると2004年でした。
店でかなり長いこと置いてあったみたいですね。
今年で製造から9年目ですので、音も落ち着いたのかもしれません。
D-18Vと音のトーン傾向が同じになっています。フィンガーで素朴な言い音していると思います。
しっかり管理しながら、15年目の音を楽しみにしていきたいと思います

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  【哀愁のタ~ギさん】2013/02/13
■1955年
遂に手に入れてしまった。1955 D-28  1974 D-45 1977 D-35 1970 000-28 1971 0-18
1999 000-28ECを手に入れても満足出来なかった私が、遂に手に入れた満足出来るトーン
トップ傷なし、Martinクラックもなし オリジナルハードケース 鍵付きという満足物件
ずーっと興奮してます。今は,知り合いのビルダーさんにピエゾ取り外しと ストラップピンを
取り外し穴補修をお願いしてあり無事に週末には帰って来ます。
あのハカランダの匂い柾目のバック 真っ黒いブリッジにロングサドル ,カバードクルーソン
ちょっと角ばったヘッド.....etc.以前、150万円の1955 D-28 弾く機会がありその時は1974  D-45
持ってたので、軽い気持ちで手にしてみると、持った瞬間に 次元の違うギターだと直感
爪弾くと直感が確信に変わり、これが、D-28 '50ハカランダなのだ、余計な注釈は何もいらない
これこそが、Martin  Guitar どんな事があっても手に入れなければならないと決意して
幾年月  、やっと自分のモノになりました。ずーっと弾かれてないギターなので、傷はない代わりに鳴ってません、弾きこんで鳴らして下さいと持ち主に言われ手にしましたが、
ハカランダの硬い低音がグワングワン鳴ってるんですね、(どこが鳴ってないのだ?とビックリ)
持ち帰り自分の部屋で食事も摂らず、酒を飲みながら5時間弾きっぱなし、それだけで、
グワングワンからグワワン,グワワンに変わりちょっと怖くなって来たところで、工房入り
帰って来るのが本当に楽しみですね。

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  【えのぴぃさん】2013/01/03
■2012年 Marquis
低く強い低音と優しい高音。
2007年のOOO‐42MQSと2011年のO‐28VSを持っています。
今回は1999年のノーマルD28を下取りしてもらって、
エイヤ!!!とばかりに新年衝動買いをしてしまいました。
鼈甲タイプのピックガード、ヘリンボーンがうれしいです。
弾いてみるとノーマルのD28とは音が全く違うのでびっくりしました。
技術は全くついていかないバカなおじさんなのですが、
老後のお友達として大切にしていきたいと思っています。

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  【打越元久さん】2012/12/26
■2008年 75th Anniversary Edition
現在メインで弾いているのがMartin 000-42で良いのですが、ずっと気になってたD-28 75thを中古にて買いました。完全にミーハーでケースの刺繍とスペックに興味がそそられて・・・音ですが低音から高音に掛けてバランス良いと思います。インディアンローズより明るい音色で1音1音の輪郭がハッキリしてます。
TOPのアディロンダックスプルースも影響してるのかとも思いますが。これからこのギターに合う弦を探して行く作業にクラプトン弦・エリクサー・ダダリオそしてジョンピアスを用意しワクワクしております。
この中古ギターですがどうも前の所有者があまり弾いてなかったようで極美品で傷など皆無、完全に新品状態で眠ってたギターを起こす楽しみが増え毎日弾いております。
私は指が太いせいもあり、ナット幅44.5が具合良く、フィンガーピッキングに持って来いです。
戦うオヤジの応援団!頑張るぞー!

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【ぶれさん】2012/09/30
■2008年 Marquis
ノンスキャ、フォワードシフテッド、アデイロンダックトップで、新品でも良くなる。
思いのほか、柔らかい音がする。
が、しかし、意外に音の広がりは60年代のD-28に比べるとタイトな感じがする。
低音のパワーは凄まじい。まさにD-28も音を極端に表現したような音色。
もちろん中~高音は鈴なりのマーチンサウンド。
44.5mmのナット幅が、とても弾き易い。
安値で新古、中古で見つけたら買い。私は新品を長期在庫の処分のため税込21万で購入。

■1967年
55年を買いに行き、先があるからと勧められる。確かにこれでも十分だ。
予想を越える音の大きさ。各弦の分離がよく、倍音は少なめ。
どちらかというと乾いた固い音。低音のラウド感はすさまじい。
単弦はカリンとなり、低音はドンと響く。
ドンシャリと言うが、柔らかいピックで弾いた時はまさにドンシャリ。
指弾では、また違う音がしてうれしい裏切りがある。
優しい美しい音で、残響もかなりある。
所詮ハカランダ、されどハカランダである。このギターにはまいった。

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  【かっちゃん さん】2011/12/26
■1962年
確か3年ほど前に購入しました。バース・イヤーのギターとなります。元のオーナーは最近、ひょんなことで知りました。元々、ブルーグラスで使われていたからかそれともこの年代の音の傾向なのか硬めの音で鳴ります。爆音系ではありません。とはいうもののそこそこ大きな音はしますが・・・。
格別に良い音ではないかもしれませんが(もちろん自分にとってですが)、ギターの音って基本的にこうあるべき音なんだろうなぁと思っています。

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  【シニア@いつかはMartinさん】2011/10/04
■2010年 Marquis
10代の頃に夢中になって、がんばっていたギター!!
20代になってから、忘れたように弾かなくなってしまいました。
あの頃にあこがれたMartin!!
30年ぶりに再びギターを弾きはじめて、手に入れてしまいました。
Marquisの印象は、シンプルでベーシックな音、
しかしレギュラーモデルやVより低音が強く出て煌びやかな感じ。
1弦から6弦までがうまくミックスして1つの音になっている感じです。

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  【ポンポン丸さん】2011/08/21
■2011年 CUSTOM(黒澤楽器カスタム)
レギュラーのD-28は持っていたのですが、半年前にD-42を買う際にD-28を下取りにだしてしまったので、やはりD-28は持っておこう思い、運よく特価品を見つけて衝動買いしました。
このカスタムはトップ材がD-45と同じプレミアムシトカ仕様なのでレギュラーのD-28と比較すると、音は硬めですが透明感があり高音がきれいにでます。
レギュラーのD-28は 立ち上がりが重い感じですが、CUSTOMは比較的音の立ち上がりが早く、ジャラ~ンとした感じで軽快なサウンドです。
さすがD-28らしく、芯がありコシのある深い音です。
2011年モデルですが、新品でも鳴ってる感があり、これからの音の変化が楽しみです。

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  【スッパ万太郎さん】2011/06/06
■2010年 Marquis
「いつかはマーティン」30年以上もそう思い続けていました。
ノーマルは何本か弾いたことがあったので、イメージはできていました。
近所の楽器店でHD-28Vを弾かせてもらった時に
ノーマルよりもきらびやかで、胴鳴りがすごくて、一発で気に入ってしまいました。
その頃には、「買うならVだ」と決めていました。
貯金もそこそこ貯まり、いざHD28Vを買おうと楽器店へ。
ところがそこには、Marquisが置いてあったのです。
ためしに弾かせてもらうと,Vよりもさらにきらびやかな音で、
サスティーンもはるかに伸びがあり、肝心の胴鳴りも、
腹にずしんという感じで、すっかりはまってしまいました。
ストロークを弾いてみるとHD-28Vが、6本の弦がそれぞれ鳴っている感じなのに
Marquisは、6個の音がひとつの「ズドン」という感じで鳴るのです。
予算はオーバーしましたが、Marquisに一目ぼれで思い切って買ってしまいました。
ギターの成長と同時に、自分の腕も上げなければと思っています。

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  【アジロンダックさん】2011/02/17
■1962年
1976年にアメリカで買いました。音は低音が凄く響きました。
日本に持って帰って少し音が変わりましたが、
1973年のベアークロウスプルースとイーストインディアンローズウッドと比較しますと、
TOPは、アジロンダックスプルース サイド&バックは、ブラジリアンローズウッドと
ブリッジプレートがメイプルとローズの差は、かなりあります。

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  【モンちゃんコンちゃん】2010/12/12
■2009年
 今年の7月に某楽器店にてほぼ新品状態の中古品として購入しました。

 その際、HD-28Vの中古と比較しました。判っていたつもりですが、その差は歴然でまったく別物と言ってよいほどです。もちろん好みはあるかも知れませんが、HD-28Vの方が普通に綺麗な音(前日まで所有していたD-42的な音)であり一瞬クラクラっと傾きかけましたが、冷静になって「どうしてスタンダードのD-28を購入したいのか?」を思い出し再確認しました。
 それは「ノンスキャロップブレーシングならではの音の押し出し感はどうなのか?」ということでした。その意味で再度比較してみると明らかにスタンダードの方が音の押し出し感が強いことが判りました。それ以外はほぼ全ての面でHD-28Vの勝ちでした。ノンスキャロップブレーシングのギターは弾かないと音が完成しないので、あとは育つか育たないかの懸けでしかなかったです。

 半年弾いてみて...結構良い感じになって来ました。先日、近所の楽器店にあったD-28CTM(トップがD-45相当?)を弾いてみましたが、トップの良さは感じたものの私のD-28の方が明らかに良い音でした。
 最近、新参者のD-45といっしょに交互に弾いてますが、キャラの違いを除けば良い勝負といった感じです。
 私的ギターの育て方は、D-45のところに記載しました!

 それにしても、マーティンのスタンダードモデルは楽器屋で試奏してもあまり良い音がしないので、みなさん何を根拠に購入しているのでしょうかね?もちろん、演奏性や音のバランスなどは確認できますが、少なくとも良い音はしないですよね。特にD-18やD-28あたりだと弦鳴りとポンポコ箱鳴りが気になるのですが、それを良い音とは言えないと思うのですがね。

 結論として、スタンダードのD-28は良いギターだと思います。スキャロップブレーシングのマーティンは最初から良い音が出ますが別物と考えるべきと思います。そして、ノンスキャロップの育つマーティンギターを経験して欲しいと思います。

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  【センタさん】2010/10/12
■2009年 75th Anniversary Edition
会社の退職を記念し、そしてこれ以上のギター収集に歯止めをかける(どなたかがおっしゃってましたが、我が家も「Martinが増殖」してます)ために、意を決して、最後のギターとして4ヶ月前に買いました。
基本的なスペックはD-28 Marquis Madagascarと同じです。アディロンダックスプルースのトップに興味が魅かれ、中古ではありましたがとても程度の良い、このD-28に出会いました。D-28の製造75周年を記念し、2009年のみ製作されたものとのことですが、シリアルナンバーからすると2008年に製造されているようで、このシリーズとしては26本目の表示があります。
音は驚くほど大音量がでますが、高音の透明感や低音のしっかり感はもとより、全体に奥行きの深さを感じさせる音響です。今後どのように成長していくのか楽しみです。
小生所有の2003年製のノーマルなD-28(これもかなり音が出るようになりましたが)と比べると全く別物のように思えます。他の所有のMartin Guitarについては、またの機会にご紹介させていただきます。

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  【martin daisukiさん】2010/10/12
■1994年
2002年製と比較してみたくて入手しました。オールドロゴも気に入ったポイントですが、出音が2002年同様、
バランスがよく12-14フレットプレーン弦の音もよく抜けていました。
1年間比較しましたので、印象をお知らせします。
どちらも、ブレーシングはノンスキャロップ、レギュラーXですので低音は芯があり、高音はきらきら感があります。
中音は前に出る感じです。
わずかに1994年のほうが全体的に抜けがよりよいという感じです。
2002年→1994の比較印象です
低音 ゴーン→コーン 中音 ポーン→パーン 高音 チーン→カコーン 
表現難しいですが、いずれも少し乾いた感じとボデイ鳴りがよい感じがします。
やはり8年→16年 の弾きこみの差が感じられるように思います。
どちらも、かなりの本数から選んできましたのでボリューム、バランスとも文句ありません。
このまま、どう変わってゆくか見守りたい気持ちでしたが、同じ音のする楽器を2本持ち続けることもできず、
どちらかを2010年CUCTOMの下取りに出すことにしました。
迷うこと1箇月、VINTAGEの世界に踏み込む歯止めに1994年をのこそう・・・・
と決心し、2002年君が黒沢さんに移籍してゆきました。
1週間ほどで新しいオーナーの下に引き取られたようです。大事に育てていただくことを祈っています。
1994年君は、70年代フォークソングの伴奏をすると、当時を思い出すような気持ちになります。 
石川鷹彦さんがMARTINをよく使っていたからでしょうか・・・・

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  【martin daisukiさん】2010/10/03
■2006年 Marquis
ふとーい低音と、抜けのよい高音の素直な響きが魅力です。
キラキラ感を期待するとちょっと違うと思います。 
歌の伴奏より、インストのほうが感じがよいと思います。
ローズボデイなので適度にウオームな低音がほっこり感を感じさせてくれると思います。 
マダガスカルボデイのMQを試奏しましたが、こちらのほうは、より立ち上がりのよい感じで中音が出てました。
これもいいなあ・・・と思いましたが、財布が許してくれませんでした。
大事に使って3年半ですが、マイク乗りもよくオールドテイストのある音を出しています。
フォワードシフトブレーシングはブリッジ下が膨らみやすいので、長期間使わないときは弦を緩めて休憩しています。ネック元起きもなく快調です。
コリングスD-2Hとずいぶん迷いましたが、マーチンのホッコリ感が決め手になりました。 

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  【martin daisukiさん】2010/09/29
■2010年 2010custum
トップがプレミアムシトカということで、2002年D-28を下取りにして買いました。
プレーン弦の倍音がレギュラーより強くでていて、ゆったりとした鳴りです。 
ブルーグラスには不向きですが、ポップス系には、まったりした音で、お得感抜群です。
最初から鳴っています。
40番台の音が好きな方はかなりお買い得ですよ。

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  【deme7さん】2010/09/22
■2010年
とにかく素直な鳴り方をする。
D-28にMartin社としての考え方がどう投影されているかという事自体にも興味を覚える。
Martin社のギターづくり、出来具合等について、さまざまな人々の考えがあるわけだが、私は一つの独立した楽器メーカーとしてのMartin社の独自性にむしろ着目する。
自らの哲学、コンセプトに従い独自の開発、実験、試行錯誤を繰り返しながら、地道といえば地道に楽器を製造し続け、それなりの独自性を確立するに至っている姿自体に。

Martin社とは・・・? といつも考えてはいる。
小さな音楽人としての私ごときに、Martinギターのつくり、出来具合等々についてとやかく言う気は余り起きないのである。

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  【こう さん】2010/09/09
■2000年 Custom
黒澤楽器店のオーダー品にて100本とか150本とかの製造台数だと思いましたが、オールドロゴとヘッド部分が塗装されています
発売当時に購入し約10年が経ちます
ピックガードを鼈甲柄とサドル&ナットをマンモス象牙に変更しました

音に関しましては6弦がもう少し抜けて鳴ればと思いますがD28MARQUISと比べると音圧的にパワー不足ですが…ギターを選ぶ時の中心軸みたいな存在です

次回はMARQUISか42辺りを狙いたいですね

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  【のむちゃん】2010/09/06
■2009年 Marquis
暑さしのぎに偶然入った楽器屋さんで発見。
試奏したときの衝撃は忘れられません。
重い低音、伸びのある中音、輝きのある高音そして大音量!!
倍音も出すぎず抑えすぎず、程よいリバーブ感。
現行「D-28」を増幅させたかの様な響きがローズウッドのバックから身体に伝わった瞬間は恍惚のひととき。
別のお店で「D-28GE」の中古も試しに弾きました。
ハカランダの響きも良かったのですが、好みとしては「Marquis」でした。
「今度来た時に残っていたら買おう!」と心に決め、
半月後またその楽器屋さんに行ったら・・・残っていたので再度試奏の上即購入。

D-18GEと双璧の、まさに「モンスターギター」です。

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  【うどん屋さん】2010/05/19
■2008年
購入して1年と半年 数カ月は晴れた日にしか良い音が鳴らず ミディアムゲージやなるべくデカイ音の出る弦を選んでかき鳴らし、サドルとナットの象牙に換えてこんなもんかな?と一年過ぎてあきらめたころ、やっと鳴り出しました。
今では 普通のライトゲージでフィンガーピッキングでも 胴鳴りするように成り ギターケースを開けるのが
楽しみです。

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  【ひでぼう さん】2010/01/18
■????年 CW
18V→D28→45V→D28CWになりました、いいですよ。
まだまだ、弾くには練習が足りない。トニーライスやクラレンスにおこられる。
ハカランダじゃないけど、十分。

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  【ryoさん】2009/12/04
■2000年
じゃじゃ馬的な音。音の粒立ちははっきりしている。
高音の抜けはHD28ほどではない。
マーチンのフラッグシップ的なモデルと思う。
フィンガーでもいけるし、ストロークでもいける。
サドルとナットをいじるだけでもかなり音が変わるように思います。

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  【紫香己(Shihori)さん】2009/08/03
■2007年
「オヤジ」ではありませんが、martinの音に魅せられた一人として書かせてもらいます。
15歳の女子高生です。神奈川県の厚木市を中心にStreetLiveをしています。
このとき弾いていたギターはF社のアコギでSreet出身の若手女性アーティストが使用していた物と同型のモデルでした。
近所の”おやじ”が「そのギターも高かっただろうが、それよりもう少しお金出せばそのギターより数倍良い音がするギターが買えたのに」と言われました。でもそのときにはそんな言葉は信じられませんでした。
それから数ヵ月後、”おやじ”から「とりあえず音を聴きに行ってみるか?」と言われ、御茶ノ水に連れていかれました。自分のF社のギターを持って。
D28を楽器店で試奏しましたら、自分のF社のギターはなんとも情けない音で…
D28の音といったら高音も低音も抜けが良く、ズドンという感じで音の違いに驚きました。
わたしも3歳からピアノを始め、音にはそれなりに敏感のつもりですが、頭をガンと殴られたような衝撃でした。
2008年11月ついにD28を買いました。このときD18、D35、D45も弾いたのですが、一番印象に残ったのがやはりD28でした。
なんともいえない音の力強さに魅了されてしまいました。
弾けば弾くほど1ヵ月、2ヵ月、6ヵ月とどんどん音が成長していき、ますます力強さがみなぎってきました。
その後D28に大事件が訪れます。2009年7月、D28を路上ライブをしているときに落としてしまったのです。側板を裂傷してしまいショックでした。
ショップに相談したところ、時間が経つにつれ裂傷は広がっていくということでしたので修理を決断しました。
ここで再び”おやじ”登場。「今なら円高で前と同じ位お金出せば1ランク上の機種が買える」と言われ再びD28を持って御茶ノ水へ。
「これ弾いてみな」と”おやじ”に言われHD28を試奏しました。
なんと、あのD28の音が針金のように聞こえるではありませんか!これまたガーンと衝撃を受けました。
ドーンとくる低音の力強さ、チーンという高音の響き、ボディから伝わる振動はD28の比ではありません。
なにより、中音の響きの良さには本当に驚きました。
そして行ったその日(2009年7月26日)にHD28を買ってしまいました。
買って1週間、最初気になっていた音のばらつき感(おそらく音域の広さから感じられるものと思うが)が次第になくなり、今ではきれいな和音を奏でてくれます。
弾きこんでいくとD28がそうであったように、さらに音が成長していくのでしょうね。

最高の1本いやD28と2本かな?…です。

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  【420tradさん】2009/05/11
■1973年 S
当方28歳の記念にMartin D-28を購入しようと思い、いろいろな年代のD-28を弾き比べた結果、音も見た目もトラディショナルなSタイプを入手。
オリジナルのGroverのボックスチューナーは精度も操作性も荒いから速攻でWaverlyに交換しました。
インディアンローズウッドの暗く重厚な音質と12Fジョイント特有の深みのある箱振動が非常に気に入ってます。

42や45のような倍音成分豊かな派手な音に比べると28は地味で素朴な音だと感じますが、この地味で素朴な音こそが他には真似できないギターの中のギターだと語られる由縁だと思います。

フィンガー・ピッキングがメインなのでSの広めの弦間隔だととても弾きやすいです。
弦はElixirを張ってます、チューニングの安定感もありますしElixirに合わせたナットやサドルの交換/調整をすればElixirは最高の弦になると思います、特にオープンチューニングを多用する方にはオススメです。
弾き終わってもチューニングは一切落としません、スクエア・ネックだろうが関係なしです。
僕より年上だけど、非常に信頼してる相棒です。

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  【countyさん】2009/02/16
■2008年
楽器店で数本を試奏しました。いわゆる“あたり”というやつでしょうか。新品の割には、はじめから結構鳴っていました。やはり、ズシンとくる低音がお腹に響きます。音圧もあり、箱鳴りってこういうことなんだと、実感!弦が古くなっても音が埋もれない感じです。HD28と迷ったのですが、ノンスキャロプトブレースのスタンダードにしてよかったです。一生の相棒。これからの経年変化が楽しみです!

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  【NORIさん】2009/01/31
■2007年 Marquis 
7~8年前位から指弾きオンリーになりまして、何か良いギターは無いかと探しておりましたらこのギターに出会いました。D-45も美しい音で良かったのですが、1,2弦の音が細い感じで好きになれませんでした。
(2000年と74年買ったのですが好みの問題でしょうね)

マーキスに出会う前にD-18GEも所有しておりましてこちらは最高でしたね。でももうちょっと色気のある音を・・・と思いD-28GEが欲しかったのですが高額になりすぎていて手が出ませんでした。
(D-45買った頃D-28GEは極上中古で70万円位でした。)

マーキスの音は、弾けば弾くほど好きになる音です。
太く粘りのある音は単音で弾いても最高ですし強く弾いても腰砕けにならないパワーを持ってます。
アディロンダックはやはり凄いですね!
弾き込んでいくのがとっても楽しみな楽器です。

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  【柴犬の父さん】2008/12/24
■2008年
今年2月、ふと立ち寄ったショップでギターに触れて、
25年ぶりに忘れていたものを思い出しました。
5月にD-28を新大久保で購入しました。
アディロンダックという言葉も知らないまま、音で決めました。
言うことはないですね。素晴らしいです。
マーチンは音もさることながら、持つ喜びがあるギターです。
この年でわくわくする物を見出すのは難しいですが、
好きな曲を自分なりにアレンジして毎晩楽しんでいます。
幸せな気持ちにしてくれる宝物ができました。
ありがとうMartinD-28。

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  【ヒロさん】2008/12/15
■2007年 Marquis Madagascar
中2(39年前)でギターを始めました。
依頼、憧れていたMartinギターを紆余曲折を経て38年後の昨年2007年10月に初MartinとなるD-18GEを購入しました。
そのマホガニーの甘い香りと鈴のような高音と音のバランスの良さにうっとりしながら、なめ回すように毎日時間の許す限り、弾いていました。
しかし、D-18GEがこんなに素晴らしい音ならば、果たしてハカランダのD-28GEはどんな音がするのでしょう?
と、素朴な疑問が起こりましたが、何百万も払えないし。と悩んでいたら、新品同様の中古2007年製D-28 Marquis Madagascarが目に留まりました。
それまでに色んなお店でMadagascarを試奏していたので即決しました。
マホガニーとはまた異なる粘りのある低音ときれいな高音。まだまだ新しいので、これからの変化が楽しみです。
多分、もうこれで最後かな。

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  【ひ~さん】2008/05/02
■2008年
音に張りがありクリア(4弦の響き、最高です!)。
高音はこれからですが、本当にいいギターですねえ☆

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  【りょうさくさん】2007/09/17
■1995年
やはり定番を持っていないとギターが増えても基準が無い、ということで座標軸というか原点というか、をゲットするつもりで買いました!
御茶ノ水の国産中古ギター専門店で見つけたのですが、余り鳴らないしキズもあるしということで店のオヤジも余りお薦めではないという代物でした。帰宅して鳴らしてみても「ふーん、これが定番かぁ。確かにバランスはいいけれど低音も高温もHD-28Vに完璧に負けてるナ」と思いました。これだったらノン・スキャロップって、音的に意味があるのだろうか・・・という印象でした。

そしてガンガン弾き込むこと半年。聞いてはいたもののこんなに音が変わるのか?と呆れるくらい、どんどん音が成長していきました。今では低音はドーン、高温は伸びやかで純度が高く、我ながら驚くくらい綺麗な音が出ています(音はギターのせいだったんだ!)。ノンスキャ、あなどるべからず!!HD-28Vを持っていてもD-28を持つ価値があります。

確かに他のギターの音をこのD-28を基準にして語ることが出来そうで、コマってしまうのはこれから引き比べるのが面白くなったが故に、更にギターが増えてしまいそうです。先立つものと、置くスペースと、奥の了解・・・悩みは深くなるばかりです。

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  【敬二さん】2007/07/30
■2004年
国産15本 ギブソンj-45 D-45を持っていましたがやはり低音の音はD-45にはかないません!どうしても加川良の音が欲しくてD-28を展示品3年オチで購入しました。西日が当たる所にあったので色がすでにビンテージになつていました。ストローク中心なのでがんがん弾きたいのですが楽器店では遠慮して弾くことが出来ないためエーイこれでええわいという気持ちと3年間売れ残りと言う難癖つけてかなり安く手に入れました。54歳の図太さ

家に帰り弦張り替えてさー弾いてみると45程の低音が出ない!これは定価の差ダ!!高音は45よりいい!音のでかさは45の勝ち!バランスはまあいい!うーんやっぱり売れ残りか?加川良の木枯らしエレジーを弾いてみる ウッ5弦が同じ音じゃあないか!!45では出ない音が出ている!5弦だけで(買って良かった!)単純です。

買って半年毎日最低1時間(夜中でも弾ける環境がある)弾いてますが2ヵ月前から私好みの金属音が出だしこれからがますます楽しみです。今は買って良かったと思います(3年間で木が程良く乾いて良かったのかも)マーチンのギターはバランスがいいですね45-35-28など音分けが出来るメーカーだと思います。

余談 吉田拓郎が好きでどうしても落陽の音が出したくてj-45を買いましたがやっぱりあの音が出ました。(固体の差もあるけど)国産もいろいろ買って弾きましたがやっぱり出ませんでした。

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  【ゴーヤーマンさん】2007/07/04
■2006年 MARQUIS
D-18GEを購入し見てあまりの音の良さに感動しましたが、その音色の効果は表板のアデイロンダックと
フォワードブレーシングに有ると思いました。
D-18GEの購入後にD-28GEを手に入れられた方も多いようですが、D-28GEは製造終了ですし、
時々出物が有ったとしても私には予算的に無理だと諦めていました。

その後D-28GEの後継機種では無いのですが、D-28MARQUISが発売されました。
表板がアデイロンダック、サイドとバックがインデイアンローズ。
まだまだ置いてある楽器屋も少なく試奏も出来なかったのですが、ずっと興味を持っていました。

先日ヤフオクに出品されているのを発見して、直接取引で格安でゲットする事が出来ました。
今まで70年代物を色々所有して来ましたが、MARQUISの音はカルチャーショックでした。
低音はズドーン、高音は粘りのある鈴鳴りの音。しかし、けして細い音では無いのです。
D-18GEの音をもっと深くして、ボリュームアップさせたような感じです。
ストロークをしてもドンシャリの音では無く、各弦がバランス良く鳴ってくれます。
残響感も凄く有って、ステレオから流れて来るプロの録音を聴いているような錯覚に陥ります。
楽器屋でMARQUISが有りましたらぜひ試奏をお薦めします。

D-45、D-76、HD-28Vも今までは厳選したギターだと思っていましたが、
D-18GEとD-28MARQUISを手に入れた今、当分弾く事は無いと思います。
手放すのも惜しいので、子供や孫達にやろうと思います(笑

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  【ゼクさん】2007/04/04
■1967年
D-45のハカランダ物に続いてD-28のハカランダのビンテージ品も買いました。
このギターは60年代後半のいわゆるMARTINのハカランダの晩年のものですが完璧な柾目のハカランダです。いろんな掲示板等で柾目のハカランダと板目のハカランダでは、音が違うと論議されていますが、私のD-45は完璧な板目で両方が正反対の木目なのですが、やはり材による音の違いは分かりませんでした。

ところでこの67年のD-28ですが、やはりギターの本質と言いますか、永遠のスタンダードとよく言われていますが何の着色もされていない純粋な音がします。
音は真っ直ぐと飛び出し高音から低音まで実にストレートになります。

ヤマハやモーリスが少々着色された音なのに対してD28もD45もMARTINは「普通」の音です!
実はこの「普通」の音こそが心に染み渡る音ではないかと25年経って少しですが分かってきた気がします。
ビンテージものはさかのぼっては作ることが出来ませんので大事に使っていきたいと思います。

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  【Bohemiaさん】2007/04/03
■2003年
初のマーチンです。買ったばかりでついつい夜更かしして爪弾いています。
中古でそこそこ弾き込まれたものを入手しましたので、確かに低域のボリューム、粒立ち、抜けは素晴らしいものがありますね。お店で新品を何品か試奏した時とは一味も二味も違う印象です。全開でピッキングした時の胴鳴りも実感できます。
自分の腕前は30年振りのギター再チャレンジ者の身でありながら、すごく上達した気分です。
しかしフィンガーでアルペジオを気取った時の高域(一弦、二弦)がまだ発育途中かと・・・(苦笑)
というかプロの方が弾かれた音とはちょっと異なり物足りない気がします。

これからですね。個体の成長も自分の技術も。永遠のスタンダード”28”の名に恥じないオーナーでありたいと願っております。今回の購入を機に他のマーチン及び他優秀メーカーにも積極的に触れて「D-28」という名機の実力を再確認したいと思います。

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  【ガルシアさん】2006/08/21
■2006年
遂に買ってしまった!!なんといっても6弦がおなかに響く感じがいい

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  【ばんくさん】2006/06/15
■2004年
D35→M38→D45→D28と不規則な購入の仕方をしていますが、
やはり、D45を弾いてしまうと、少し物足りない感じです。
まだ、若いギターなので、TOPがなっていないのかも知れません。
「ドッカーン」というには、まだまたですが、育てていこうと思います。
中高音に関しては言葉に表せないくらい音質ですが、あと10年たてば、
いい音が鳴るかも知れません。

とりあえず、枯れてくるまで、楽しみです。
ただ、最近のロゴは何となく味がないと思うのは僕だけでしょうか?

扱いやすさではM38。音質の良さではD45。

初めて購入するマーチンでは、D28が良いかと思います。
問題は、如何にギターを育てるかと言うことですね。
初めから、低音を重視するにはD4xシリーズが良いと思います。
どちらにしても、マーチンの音にはいつも聞き惚れてしまいます。

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  【jazzさん】2006/03/23
■2005年
購入したとき(半年前)と 今とでは 明らかに音が違います。
低音からバランスよく鳴ってくれています。
しばらくは、弾くときだけケースから出して弾いていたのですが、
いろんな人の話を参考にして、ケースに入れずに常に弦はテンションかけながら、
時間があれば弾くという感じで4ヶ月くらいたちました。
すると、いい音ですね!!  
自分で弦高をさげて、マーティンのシンライン+のピックアップも取り付けちゃいました。
結果は いい感じでピエゾの音で鳴ってくれました。特に心配した調整も必要なく 結構気に入ってます。
密かにD-45にも取り付けようかと思ったりしています。(ちょっと勇気が必要ですが・・)

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【kazoさん】2006/03/07
■1972年 #320621
この15年、弾いてなかったので今は重いようですが、
購入2年頃は、低音はビィ-ン、高音はシャリーン、ですかね。

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  【ゆうさん】2005/07/19
■2003年
6月2日に購入して、それから毎日弾きまくっています。それまではOOOMを持っていたのですが、楽器店でD28を弾いてから無性に欲しくなり買いました。今、そのD28でビートルズの曲を徹底的に弾いています。ブラックバードやマザーネイチャーズサンを弾くと「ポールと同じギターを弾いて、同じ音を出しているんだなあ」と一人感激しています。
和音がとても綺麗に聞こえ、バッキングも響きの良い音がでる感じがしてます。ジョンがギブソンを使ってノルウェーの森を弾きましたがD28でもとても良い感じで弾けます。
これからさらに弾きこんでいけばもっと鳴るようになると思います。

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  【6genさん】2005/07/18
■2005年 MARQUIS
基本的にGE譲りのズド~ンとしたベースと芯のある中域、シャリ~ンと倍音を豊かに含むマーキスはハカランダサイド&バックとの差を殆ど感じません。それで半額程度なので、割安感はあるかもです。何と言ってもアディロンダックTOPの粘っこい音質が大好きです。

D18GEも所有していますが、それぞれに良い特徴があり一生手放さないでしょう。今回はD45を購入しようと思ったら、たまたまお店に入荷したばかりのD28マーキスを弾いたら・・・比較にならないくらい自分のイメージ通りのマーチンでした。D45のルックスも魅力でしたが、D28マーキスの音で迷わず購入しました。

どのように音が変化していくか楽しみです。

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  【Toppoさん】2005/06/07
■1967年
ファーストマーチンがいきなりヴィンテージものになってしまいました。
ようやく憧れのマーチンです。このギターに惚れてしまったのは言うまでもなくその音です。
フィンガーピッキングからノリノリのコードストロークまで、実に強弱に対してのキャパシティが広く驚きです。
そっと指でひいてもショボくない音色。
もちろんストロークでは大音量、バランス、ハギレもいいし、弾き方によっては鈴鳴りの音もだせます。
中低音の前に飛び出していくようでかつボディ内部にはトロけるように残響します。
癒されます。自分にとっては理想の1本です。

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  【雷男さん】2005/05/29
■1999年
3年前に中古で購入しました。
外観は、"おめぇはシゲルか?"っと言いたくなるほどトップが焼けまくって、
ベネズェーラの地元ガイドを超える"良い色"になっていました。
サイドバックの木目は・・・う~ん・・・とりあえず桁目ではないですね。
まだら模様のE.インディアンローズです。
音的に購入当初は"ん~?わからん!"って感じだったのですが、
最近になって低音が"どすん"と腹に来るようになりました。
その後、私の父が昔D-45のハカランダを持っていた事実を知り、早速弾かせてあげたところ、
低音はかなり鳴ってるが高音がD-45とはかなりの違いがあると言っていました。
私はアコースティックブルースを大半がEのキーでやるため、6弦開放をフルに使うのですが、
自分的には6弦の音の輪郭が若干ぼやけ気味に聞こえます。

それでもやっぱりマーティンですね。自分で弾いた曲を録音し、
後で聴いてみると"これは本当に俺が弾いたのか?"っと思うほどきれいに鳴っています。

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  【Turkyさん】2005/05/05
■1994年 SQ
新品購入時は、低音から高音までシャリシャリした音が目立っていました。
5年目以降、特有の倍音による甘さと、ドーンとした低音が上手くこなれてきたように思います。
それにしても、マーティンの倍音は極めて美しいと思います。上手く表現できないのですが、透明、澄んでいると思います。K・YAIRIも同様に倍音が乗りますが、出方も弱く少し濁った感じがします。
気候の変化もあるし、10年前の音を正確に覚えているわけではありませんが、やはり、ギターの音は年を経るごとに変化することは間違いないようです。

さらに、フラットピックキングに対する許容レンジが広く、強く弾いても弱く弾いても音質の変化が少ないと思います。素人で、腕のないわたくしでさえ、上手く聞こえると錯覚してしまいます。これは、ピッキングへの反応が敏感なのに、板で上手く受け止めてから、音として出しているためだと考えています。このことがマーティンギターの最大の特長かと思います。もちろん、とても上手な方が弾けば、まったく違う、もっと素晴らしいギターとなるのでしょうが・・・。

さらに、マーティンギターは、どれも皆優等生だと思いますが、D-28は暴れん坊的な性格のように思えます。マーティンの印象はやはり45のものが強いので、28は異端児的に思ってしまうのかもしれません。
最近になってマーティンギターの本来の姿・音がD-28なのでは?と思うようになりました。

ギターは誰でも楽しめる楽器であってほしいと願っています。お値段を考えると金額的価値観は人それぞれ違うでしょうから、高い安いは解りません。しかし、長い間使い続けることを考えれば、決して高いものではないと思います。
全くの素人の私見でお恥ずかしいのですが、以上がわたくしのマーティンギターの音です。

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【NOBU@TIDAさん】2005/04/04
■1991年 S
 やはりSボディーの包容力でしょうか?比較的新しいモデルの割にあまり音も硬くなくとてもふくよかなサウンドです。音質はレギュラーモデルより柔らかいながらもしっかりと出てくれます。箱鳴り感もあり弾いていてあったかみのあるサウンドが腹に響いてきます。

 よくSモデルはフィンガーに向いていると言われますが、この柔らかな包容力あるサウンドは案外何にでも対応できそうです。ちなみに私自身もフィンガーオンリーではなくアルペジオありストロークありフラットピッキングありの弾き語りが使用目的です。ただ、ネック幅がさすがに広いので手が小さい方ですとかなり弾きにくいモデルだと思います。

 このギター購入前の予想ではもう少し硬めでこもった感があるかと思ったのですが、なんのなんの深いながらも音は良く抜けておりそのふくよかでボリュームある中低音にあわせて高音もしっかり(細くはないが)出てくれます。とげとげしさの無い柔らかな伸びのある音です。また、28系のローズということもあり、トーンも暗めかと思いきやこちらも予想に反して結構明るめのトーンです。この辺も気に入ったところですが・・・

 この辺のところはさすがMartinというべきか、あるいはモデルの特徴ではなく個体差なのかはわかりませんが、なんにせよいい意味で私の予想を大きく裏切ってくれたギターです。初Martinにして自分の納得のいく音を手にできたことは幸せかもしれないですね。

 今後は私にとっては少し低めのサドルを作り変えたりしてさらに充実させていこうと思っています。サイトでも紹介しておりますのでご興味ございましたらお寄りください。http://www.ztv.ne.jp/j-drums/unit.tida/

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  【HTC-MAMさん】2005/02/28
■2004年
D-35と弾き比べてD-28を購入しました。
もっと早く買うべきだった.....

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  【JN4EVLさん】2004/11/21
■2004年
ついに念願がかなって憧れのD-28を手に入れました。
「D-28の新品は鳴らない」とよくあちこちで聞きますが、私の場合、全然そんな感じはなく、最初からとても良く鳴っています。

初めて手にして弾いた時、「なんて自然な響きなんだ!」と率直に驚きました。6弦から1弦までがとても素直に鳴っており、それぞれの弦の音が互いに過干渉することなく自然にハモっているとでも言えばいいのでしょうか。もう少し細かく言うと、適度に乾いて歯切れの良い低音(6・5弦)とジーンと響いてくる中音(4・3弦)、そして堅さのない艶やかな高音(2・1弦)の絶妙なブレンド感がたまらなくイイ感じなのです。

それと、さすがにマーチンは、チューニング精度が高いためか、弾いた後の残響が濁らずに最後まで澄みきって響くのですね。私は「これがマーチンの音なのか!」と一気に惚れ込んでしまい、これから一生かけてこのD-28と付き合っていこうと決意しました。(笑)

これまで楽器店の店頭でD-28や35を何本か試奏させて頂いたことがありますが、やっぱり自宅で気兼ねなく弾いてみないと判らない「良さ」が、マーチンのギターには、まだまだ沢山あるような気がしています。ホントに奥が深いんですね。

とにかく、素晴らしいD-28と出会えた幸運に、なにはともあれ感謝感謝の今日一日でした。

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  【ネコさん】2004/06/16
■1999年 GE
D28と言うと多少バランスを犠牲にしても、低音を重く響かせるようなイメージが強かったんですが、
GEに関して言えば、まず各音域のバランスの良さに感心させられます。
全弦開放の状態で軽くダウンストロークしてみるとき、各弦が出しゃばることなく、それでいて確実に音を奏で、一つ一つの弦の音が重なり合って、見事なハーモニーを生み出していることに感動さえ覚えます。

音は「素直」の一語に尽きます。
D45を何本か弾いたことはありますが、音の周りに人為的な装飾が施されているような気がします。
それに反し、D28GEは自然な音ですね。喩えるならば、大自然の懐を流れるせせらぎのような音色です。
弾いていると、そのまま眠りに落ちて行きそうな優しい音ですね。

このギターに巡り会えたこと幸運を感じます。今、迷っている方がいたら断言します。
「けして後悔しませんよ!」
それだけの価値あるギターです。

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  【飛鳥山さん】2004/06/13
■2003年 JPTC
D-28JPTCとレギュラーモデルとの違いは、ヴィンテージロゴマーク、グローバーペグ、ブラックピックガード、エイジングトナーカラー、そして、トップがシトカスプルースの5~6グレード。
いわゆる70年代スタイルを再現したモデルです。
 
ここ何年か、いくつかの掲示板で新品のD28は鳴らないという書き込みを目にしていました。
実際、いくつかの楽器屋さんで弾かせて頂いたD28は、そこそこの鳴りはあるものの、
とりたてて素晴らしいといった形容詞をつけるほどのものではありませんでした。

このD-28JPTCは、表板のグレードが高い分レギュラーモデルよりは鳴るようになっているようです。
弾き比べてみると、音の力強さは、多少劣るものの、中音から高音域の抜けが良く、
ストローク時のバランスは抜群でした。
まだ音の節々に硬さは残っていますので、何年か後の音を楽しみにしているところです。

マーチンから関心が他のメーカーに移っていたところだったのですが、
改めてマーチンの偉大さを再認識しました。

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  【nhiroさん】2004/05/31
■1974年
全体的に硬質な響きの音です。低音から高音まで輪郭がはっきりしており音が飛び出してくる感じです。
2年程前にリペアを行い最近ようやく鳴る様になってきました。
HD-28(1990年)は弾くのにパワーと根性がいらないのですが、このD-28はパワーと根性をいれて弾かないとギターに負けてしまい、良い音がでません。
今年で丁度30歳のギターですが、きちんと面倒をみて末永く付き合っていきたいと思っています。

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  【アデヤッコさん】2004/05/23
■2004年 GE
BRWのサイドバックとADSのトップを持つ現在入手可能な最高の材を使ったレプリカモデルであるが、購入後1ヶ月での印象は「ちょっとできすぎのギター」といった感触。お店で新品をUNPACKしてもらい、試奏したときには、音のよさ、凄みに「ドキドキ」した。

その印象は薄れていないが、なんら、劣る所がみつからず、期待したら必ず期待にこたえる超優等生的な感じ。
その意味では、面白みをあまり感じる事が無く、個性が強いギターとは言えないのかも知れないと最近感じる。(贅沢ですよね。)まだ、1ヶ月なので、なんとも評価できませんが、少なくとも、いままでで、私が弾いたD-28の中で最も素晴らしいD-28とだけは言える。(Pre-Warを試してませんが。。50年代以降)

鳴りそのものは、まだ箱鳴りまで至っていない。極めて若い印象。しかし、そのトーンはバランス、音量、響きとも最高で、特に低音はドカーンとトップ全体に波を打って広がる感じ。新品でこんなに鳴っていいのか。。と心配になってしまうほど。
中音域は倍音も深く、高音は鈴を振るごとく。残念ながら、高音のサスティーンはまだ出ていない。
トップと弦は良く振動しているが、BRWのサイドバックをまだ鳴らしきっていない感じ。今後が非常に楽しみ?(末恐ろしい)ギターだと感じる。

とにかく、毎日弾いて、どう化けるのか楽しみ。現時点で、何をとっても超優等生なのだから、数年後数十年後どうなるのでしょう。

高音のサスティーンはまだ充分出ない(と言っても、一般レベルとは比較にならない程充分だが)が、倍音は豊か。太さはあまり感じないが、クリアで綺麗な高音。中音はゾクゾクするような深い倍音。音量も充分出ており、存在感は充分。煩いくらいの音量。低音は、まさしくモンスター。比較的硬めの音質だが、とにかく音量?というか、パワーを感じる。

BRWの木目は板目系だが、全体に比較的均一で、特に目立った節目もなく綺麗。板色もトーンの大きな落差は無く、色目は最近多い薄茶ではなく、濃い茶色(見方で紫ぽい色も見える)。濃い色目なので、写真を撮っても木目が今一わかりにくい程。

細部に渡って、比較的丁寧に仕上げられているが、一部トップに塗装時の気泡が残る(よーく見ないとわからない程の0.3mm程度の気泡跡が3箇所)。このあたり、最近のマーチン社の品質管理の杜撰さを指摘されてもしかたあるまい。私は全く気にせず購入したが、一部のうるさい日本のユーザーはやはり気にする向きもあろう。

全体的に、非常に、ポテンシャルが高く、将来性を感じさせるギター。

マーチン社は2004年5月付けで、BRWのギター生産を縮小する旨を世界中のディーラーに通知しており、今後入手が難しくなる可能性が指摘されている。 私は4月に購入したが、ちょうど良いタイミングで購入できたと思っている。 ギブソン社は今後一切、BRWを使わない方針を表明しているそうです。

理由は(憶測)
①マーチン社の楽器の材として品質をクリアするだけのBRW材の確保が困難になった事。(この背景には、マーチン社の保有林から伐採したBRWをエージングする倉庫が火災に合い、大半が焼けてしまったとの噂がありますが、真相は不明。)
②ワシントン条約により規制されている材を使用することによる、社会的評価の低下と自然保護の観点から。

以上は、先日、バンコクのディーラーから情報入手しました。 マーチン4世のサイン入りのレターも、見せて頂き、内容を読みましたが、本当なのでしょうか?? 憶測部分は、当ディーラーのコメントです。

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  【山口さん】2004/05/08
■1971年
全体にカリッとしている感じで、弾いていて心地が良いD-28は、
ギターの基本といわれるだけあって、その真髄を堪能できるギターだと思う。
多分、みんなそれぞれ好みの音があってイメージの音(マーチンだから鈴のような音とか)もあるだろうけど、
僕のは結構硬めの音だと思う。
如何せんまだ若いのか、以前弾いていたギブソンJ-45(’65製)の方が乾いていて鳴りも良かったのだが、
いささかギブソンの音に飽きていた頃に巡り会えて幸いだった。
ギブソンを購入する前は同様にD-28(’80年代製)を弾いていたのだが、
諸事情があり手放さなくてはならなくなり、今思うともったいない思いがする。
ただ、皆のマーチンに対する音のイメージを根底から覆すようなマーチンのギターが出てくることを望む。 

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  【トシちゃん】2004/04/18
■1995年 
初めて買ったとき70年代の国産ハカランダ合板より音が出ていなくて一ヶ月ぐらいでやっと音が出てきた。
D-28は中低音が強調されているが全体的に音量はあまり無くバランスのとれた綺麗な音という感じがします。サドルを象牙に替えて見ましたが音が硬くなり若干サスティーンが良くなったかなという感じです。

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  【たかだっちさん】2003/05/25
■2002年
憧れのマーチン初購入です。まさか買えるなんて・・・って感じです。000とどちらにするかさんざん悩みましたが、こちらの方がバランスもよく低音が気持ちよくて購入を決めました。学生時代弾き語りばかりしていたのでやっぱ低音が魅力でした。ストロークもアルペジオも良くなります。すでにそれにしても塗装が薄くてもう傷をつけてしまいました・・・。とてもデリケートなのですね。

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  【テツさん】2003/05/10
■1973年
10年程前友人から譲り受けたもので、その当時はネックがねじれ、弦高が高くてチューニングも合わないし……ととてもコンディションが悪く、とても弾き難かったのですが、何となく良い音がしそうな気配を感じたので、思い切ってリペアーに出しました。
頼んだリペアーマンは、どんなギターでも直して弾けるようにするとても腕のいい方で、知り合いのギタリストに紹介してもらいました。そして、ネックの修正、指板のすり合わせ、フレットの打ち直し、弦高調整、力木の剥がれ直しと全てをやってもらって、戻ってきたら……びっくり!! 手触りは新品で音はオールド…という感じでした。
現在、このギターのコンディションは良好で、とにかく良く鳴ります。 低音が力強く高音が抜ける感じですが嫌味のない存在感があり、特にGHSのフォスファーブロンズ弦との相性がよく、張り替えた直後から1ヶ月の間は充分レコーディングに使えます。
ピッキング、フィンガリング共にビックリするほど良く鳴ります。 オープンコードを弾いたときの音のイメージを擬音で表現するなら「ジャゴリャシャ~~~~ン!!」って感じでしょうか。

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  【ズッキーさん】2003/03/30
■1977年
私の中でのイメージはホント優等生って感じです。6弦の低音から1弦の高音まで実に気持ちの良い音質です。よくマーティンの28のオーナーがよく言うドンシャリってこんな感じなのかって思わせるギターです。個人的な意見ですみませんが、このギターでよしだたくろうの”リンゴ”なんて弾いた時、自分自身でも”いいなぁ”と勝手に自己満足しています。

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  【ローランドさん】2003/03/04
■1995年 AJ
某楽器店で「年末中古全品2割引き」というので188,000円のところ150,000で昨年暮れに買いました。
ほとんど未使用で程度は、良かった物です。

マーチンを信頼していたので、ちょこっと弾いてまあいい音でしたし、安いので買ったんですが、
ピッキングでのコードストロークは、さすがにいいバランス・音質でしたが、
フィンガーとハイコードが、ぜんぜん鳴りませんでした。
D35であれば、フィンガーでもかなり鳴るみたいなので、D35にしておけば、それが一番良かったと思っています。
ですから今、D28は、売りに出しています。(フィンガーとかハイコードもやる方は、D35以上をお勧めします)

以降、予算30万位でフィンガーでも鳴るギターを探していたところWOODMANでマーチンではなくBOURGEOISのD-150C というのが売りに出ていて、ハカランダ・アディロンダックという素材で30万少々というので購入しました。
音は、ハカランダ・アディロンダックの威力は、すごいです。
音質・音圧・倍音成分・音量・など申し分ないですネ。

ただマーチンD28/GEが同じ素材仕様なので弾き比べましたが、D28/GEのほうが、綺麗な音色感でコードでのバランスとか高音のきらめきなどは、とても良かったですので、マーチンは、さすがと思いました・・・が、値段が高すぎ買えませんでした。

マーチンのハカランダ・アディロンダック素材仕様は、恐らく現代最高の音だと思います。


確かに、程度の良すぎる中古というのは、弾かれていない場合が多いですから、音が出るようになるまで時間がかかるものが多いような気もしますね。(山下)

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  【shidenさん】2002/08/13
■1998年 HW
購入したときにショップでGEとHWと2本弾き比べてみましたが、GEが低音が力強く鳴るのに対して、
HWは中高音の抜けが良く、知り合いが持っているオリジナルヘリンボーン(確か1945年)に近い音がするという印象でした。1944年のコピーモデルなので当たり前といえば当たり前なのですが・・・。

あまり弾かれていなかったのか低音の出がいまいちでしたが、シトカトップの立ち上がりの良さと、やはり中高音の音抜けの良さ、また、ネックがレギュラーグリップなので弾きやすく、サウンド的にも自分好みの音でしたので購入しました。
中古ですが、価格も20万ほどHWの方が安かったです。
ストロークでもフィンガーでも綺麗に鳴ります。弦はマーキスのフォスファーブロンズライトかGHSのシグネーチャーブロンズライトを使用しています。

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  【ひろさん】2002/05/01
■2002年 SN845977
バランスの良い音です。新品ですが、音が前に出ます。
機関銃のような鳴りです。7本の同一モデルから弾き比べ購入しました。
Cのコードがきれいに聞こえます。

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  【まさひろさん】2002/04/01
■1995年 SQ
1996年正月に28年ぶりに買ったアコギで、初めてのMartinです。
まだまだ鳴り切りませんが、ドスン!ジャリーーンです。
30年も憧れていたギターを買った日は添い寝したい気持ちでしたぁ。
これがD-28の音と思っていますんで、弦は頑張ってBRONZEのMediumです。LightとかPhosphorではダメです。
銘柄は珍しいERNIE BALL(Earthwood)を使っています。Mediumの割りにテンションが弱くフィンガーでもどうにか弾ける為です。
単なるD-28ですが、行きつけの老舗アコギ店の店主が『これなら』と選んでくれた正規輸入の新品です。ナットとブリッジは牛骨に交換しています。
音色はSQの構造と太いネックが利いていそうです。ナットの斜めカットも影響が有るのでしょうか?
最近のMartinはこういう細かいことが手抜きですね。

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  【半ちゃん】2002/01/26
■1976年 S・サンバースト
通常のD-28と比較すると、さすがに2フレット分ボディーが大きく、ネックが太い分だけ深い音がします。
ストロークよりもフィンガーピッキング向きの音です。
低音は、通常のD-28のダーンに対し、ボーンという感じ、高音は、通常のD-28のシャリンとした音に対し、
まろやかで温かみのあるなかにもローズウッドらしい芯のある音と言う感じです。

通常のD-28が行動力のある音だとしたら、D-28Sは包容力のある音って感じで、D-28Sが生まれた30年代のアメリカ大陸の片田舎を感じさせるノスタルジックな音っていったらわかってもらえるかなあ・・・。

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  【yoshiさん】2002/01/21
■1951年
バランスが良く美しい音のするD-28です。
シトカスプル-ストップですが55年のアディロン仕様とにくらべた場合、
音の美しさと素直さはこちらが良いですが、硬さやパワ-感はアディロン使用の方が上だと感じます。
良い材を使用した1本です。
もちろん良質のオ-ルドブラジリアンロ-ズを使用していることが良い音を出す条件の一つですね。

■1955年

これぞD-28というようなサウンドで太く、硬く、抜けの良い音がします。
倍音、音量とも豊かで文句のつけようがありません。
トップにはレッドスプル-スを使用しています。
ブラジリアンロ-ズとレッドスプル-スのコンビは最強だと言えるでしょう。

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  【yoshiさん】2001/12/23
■1999年 GE
音は良いの一言。一番オ-ルドマ-ティンに近い音の現行品で、
太くしっかりした低音と美しい高音と深い倍音です。
それと、HI-Xブレイシングが音域の幅を広くカバ-しています。
一つ言うなら、音量がありすぎてぎて弾き語りには向きませんね。
材料は良質のレッドスプル-スと28用のブラジリアンロ-ズで、45に使用する材よりは
軟らかい材を使っています。D-28GEは、かなり完成度の高いギタ-だと言えます。

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  【まさぼーさん】2001/12/13
■1996年
どうかな?と思いながら手に入れましたが、新しくてもさすがマーチン、重量感あるつややかな音が出ています。こいつは、ストローク中心で弾いています。
音の大きさだけで言うと、ヤマハFG-580に今のところ負けていますが、
これは弾きこみの差?もっともっと育てて、深い音が出るようにするつもりです。

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  【正木さん】2001/12/09
■1999年
6本の弦すべてに安定して芯があり、粒立ちが良く、ストロークもアルペジオもつぶれず、ばらけず、なんでもきれいに聞こえる。新品でも良く鳴る。
それまでアコギのことなど知りもせず、初心者だから弾き比べたことも少ない僕に、とにかくマーチンはいいんだ、すごいんだというショックを与えた一本。ロック系のバラードでも録音に使われるというのは納得。
ネックの細さ、ドレッドノートとはいえスマートな型は、僕のフォークギターに対するイメージを大きく変えた。
ロック系のギタリストでも弾きやすいはず。きっと、かなりオールマイティに使えると思う、特にロックギタリストの1本には便利だろう。ましてや、ギタリストでもなかった僕にはすごく扱いやすかった。
弘法も筆を選ばずとは上手くなってからの人のことで、初心者こそある程度は扱いやすいいい楽器を持つべきと思った。

この28は近所の楽器屋のオヤジが「余ってるから処分したい、どこかで売ってきてくれないか」と、卸し価格で譲ってくれたもの。そのころまだ指が動かなかった僕は初心者にマーチンはもったいないと新品のまま保管して売るつもりでいたが数カ月後上達できていたので自分のものにした。禁断の果実に手をだしたようなもんで、しっかりはまった。フィンガーピックなので今は後に買った000-28とシグマのsec-42をひいている。この28は貸し出していて手許にない。ちなみに入門するときに買ったのはギブソンのJ-45新品。

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  【マイケル大山さん】2001/10/30
■2000年
購入時D-18、45、クラプトンモデル等5~6本マーティンを弾きましたが私自身が一番気に入ったのはD-28でした。45と殆ど同じ音色でしたが、低温の響きと高温の響きが透き通っていて、よう鳴ってるなあって感じでした。今1年以上経ってますが、ほぼ毎日弾いていますが、さらに響きに力強さが増したようです。特にアルペジオやフィンガーがマーティンには合っているような気がするのは私だけでしょうか。

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  【しけにろさん】2001/10/14
■1941年
フラットピッキングしたらモンスターサウンド!
辺りの音は全て消し去る大音量がでます。
ブルーグラスの方が血眼に捜すのはうなずけます。
ギターは驚くほど軽く、マーティンのドレッドノート特有の
身体にズドンとくる響く感じはありません。
私はカントリーブルースが好きなので、あえて弦高をギリギリまで低くして
ライトゲージを張っていますが、繊細な枯れた音がして好きです。
(勿論、大音響は指弾きでもコントロールする必要があります。)
弦高あげて、ミディアムゲージ張ったらどんな音になるんでしょう?

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  【サムピックさん】2001/10/05
■1972年
どちらかというと高音の倍音が多い感じ。
金属的な音がする、個人的にはオベーション的な音と理解している。
低音は響く感じ、全体的なバランスとしてはブルーグラス向けのような気がする。

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  【toplanさん】2001/09/11
■1975年
しっかりしている。これにつきます。不安定さが一切ありません。
単音を弾くと良くわかります。ストロークでは、若干音のあばれがあると思います。
ピックでのアルペジオでは、もうこれ以上は無いと言う程の心地よさですね。
YAMAHA FG-240,MARTIN D-28,渋谷PACO(椎野楽器)のアコースティックサロンSOPHIAの
D-28タイプ(ヘリンボーン、スノーフレーク)、GIBSON J-45 reissue、そしてcollingsOM2Hを保有していますが、
落ち着くところはD-28です。
若干弦高が高いかなってところと、もう少しネックが細ければ(私は、手が小さいのです)というところもあります。

Gコードの6弦(3フレット)の音程が昔から落ち着きませんね。少しフラット気味です。
現在、エリクサーのライトゲージを張っていますが、3ヶ月近く経過してますが、いい感じです。
フォスファー系が好きなんですね。ストロークの暴れについては、弦の選択で解決するのかも知れませんね。

KING OF GUITARS!
間違いありません。

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  【おさむさん】2001/08/16
■1970年
いろいろなギターを弾いてみたのですが、今のところ我がD-28にまさる物はないと思っています。
1980年の頭にニューヨークで中古で買ったのですが、かなり弾き込まれていました。多分プロの使っていた物だと思います。従って、ピックガードのところに傷があったりして、完璧な状態ではないですが音はでます。
”繊細な高音の響きと深みのある低音しかしノーブルな落ち着き”ギターを触っただけでそこには美しい共鳴音が聞こえてきます。

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  【いどむさん】2001/06/27
■2000年 CTM (黒澤楽器150本限定“らしい”)
真空の銀河をただよう如き、きらびやかな高音が印象的。
誕生したてのギターですが、音は大きいです。
音もさることながら、演奏のしやすさも最高。
一つ一つの音を大切に弾きたくなるギターです。

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  【のむちゃん】2001/06/24
■2000年 AJ 
第一印象。「ずど~ん」ときます。ボディーの鳴りがすごい!!
バッキング(ストローク)で弾く場合は、ものすごいパワーがでるので、外で弾いて歌うときは非常に使いやすいです。
またソロプレイなどでは、高音部も結構芯のある音が出ます。
ミディアム・ゲージの弦との相性もいいですね。

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  【YUさん】2001/06/23
■1955年
パワーのある音です。
比較的無骨で質実剛健な音です。

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  【サカチンさん】2001/06/20
■1956年
<D28’56 購入までの孤独の旅路>

最初、神戸で’68製を試奏し、「やっぱり凄いな」と思い購入しかけました。しかし他のものも試したかったので某Hへ行き、’67、’60、’59と弾くと訳がわからなくなりました。とくに’59はアディロンダックですごかった。’60はネックが太すぎ、比較の問題ですが’67はこもっているように聞こえました。

価格を聞くと’67が75万、’60が110万、’59は120万とのこと。「ちょっと、高いな」と思い今度は大阪へ。’46製があるということで試奏したところ、音や鳴りについては「?」と思いましたがヘリンボーンの魅力に負け買うことにしたのですが、委託者が販売を中止されてしまいました。

東京方面へ行こうかな?とも思ったのですが、大阪で’56を発見し弾いてみたところ、何と言っても「バランス」が最高でした。表面板に修理痕等もありましたが、バランス、音量、サイズなどオーダーメイドしたようでした。
CSN&Yやガロから’70sフォークまでOKです。

コレクターではないので、ペグはオリジナルからWAVERYに自分で交換しました。これによって3弦の音もビシッときまり、チューニングも完璧に出来るようになりました。(ギターのチューニングに完璧は無いと知ってはおりますが・・)
さすがに45のような低音ではありませんが、たとえると 45:ズンジャリーン、28:ジャキーンといったところでしょうか?
  
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  【D-28命さん】2001/06/07
■1930年代
残念ながら弾いたことが無いのでお応えできません。m(__)m、

■1944年
非常に明るくて大きな音が「ズドン」という感じで出てきます。高音から中低音までうなって聞こえます、たまに、モンスターサウンドなどと表現する人もみかけますが、そう評したい気持ちになります。ギターが鳴くというより吠えるのほうがしっくりくる表現になるかと思います。

■1947年
トップがアディロンダックからシトカスプルースに代わり、ブレーシングもノーマルですが、やはり低音域を中心に太く幅のある音が出ます。構造と材の違いのためか、うなるような感じは幾分かおとなしくなっていますが、バランスが良いのでいろいろな曲をオールマイティにこなせるギターだと思います。

■1954年
印象としては、先の1947年製と同等と思います。1964年これが同じD-28かと思う位音が太くなっています。おそらくスクエアロッドの影響が大きいと思いますが、材料も幾分か厚くなったように印象を受けますサスティーンもながく重厚な印象です。

■1973年
側面、裏板がブラジリアンローズウッドではなくなったため、大きな音の変化がありました。私個人てきには、ハカランダの音よりも、インディアンローズウッドの方がバランスが良くて好きです(一時期の年代のものを除く)。前者が、音が暴れるのに対して後者は落ち着いて鳴るという印象です。

■1983年
インディアンローズウッドのはずなのに音がワイルドです。私にはいったいどうしてこうなるのかわからないのですが、この年代のD-28を手に入れたいと思っています。

■1990年代
まだギターが新しい音がしています・・・。頑張って育てがいのある年式ですね(^^ゞ

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  【山下】2001/06/05
■2000年
低音域を中心に太く幅のある音が出るため、カーターファミリーピッキングで気持ちよく唄える。70年代のフォークは、やはりD-28でないと真剣さが伝えられないように思います。

■1999年 GE
倍音が豊かな上に高音から低音域までバランスのとれた音が出せるので、フィンガーピッキングでもしみじみ唄える。少し優等生過ぎる感じが気になるところ。
 
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●HD-28 
  【KGさん】2016/12/20
■1982年 Custom Prewar Reissue
1982年、当時の輸入元だった東海楽器の企画で限定制作された
ビンテージスペックのカスタムショップモデルです。
1930年代のD-28を再現したモデルで、ボディートップはスプルース、
サイドバックはローズウッド、マホガニーネック、エボニー指板、エボニーブリッジ、
ペグはクルーソンタイプでこのモデルのために当時日本から支給されたものです。
ネックブロックにはゴールドのプレートが付いています。
スクエアースロットポジションマーク、ロングスロットブリッジ、アイボロイドセル、
ヘリングボーン、スキャロップブレイシングと、ほぼ30年代D-28を再現したスペックです。
Vネックの握りがしっくりきます。コンディションはとても綺麗で、
あまり弾かれていないようで若い硬い感じもありますが、
HDらしく、繊細な感じからダイナミックでパワフルな箱鳴りまで、豊かで表情豊かなサウンドです。
見た目、PG以外は3か月前に購入したD28 Custom(東海楽器のオーダー)と同じですが、
D28はノンスキャロップでハカランダだから、硬質さが更にあります。

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【オヤジのおやじさん】2012/07/24
■1976年
購入時はモーリスやらヤマハと変わらない???失敗したか??って感じましたが 
弾き込んでください!の言葉に習い・・はや30年オーバーです。
広がりのあるサウンドでD28よりややか細い?イメージですが・・倍音 抜けの良さは1ランク上を感じさせます。
おかげで胴鳴りのギターになりました。 
OM38も良かったんですが・・Dボデイにあこがれて・・HD28と成っております。 
当時定価¥40万円を覚えてます。今は安くなって?良いですよ ね。

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  【NAKAさん】2012/01/15
■1987年 BSE
今まで持ったギターの中で1番だと思います。
ハカランダのせいでしょうかフィンガーではサムピックなしで十分音が出ます。
ストロークではガラスを割ったような音がします。
ライブでは今までのギターで、この28は特別な時にと思っています。

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  【skiさん】2011/09/26
■2011年 MP
 煌びやか、1から6弦までのバランスがとても良く低音が強すぎない、レスポンス良く余韻が長いという三点が購入の決め手になりました。音に新品時のかたさを感じないのも良いところです。チューニング時には音質と音量の大きさにワクワクします。自分好みの個体だということもあると思いますが、所有のD-28マーキスマダガスカルと比較してもけっして劣ると感じないサウンドキャラクターです。

 発売直後ということもあり、材も本来使われるものより良いものの気がします。サイド&バックのマダガスカルローズウッドはプレミアムグレードっぽいし、ローズウッドのとても良い薫りがします。トップ材は2010クロサワカスタムに使われているグレード8のシトカと同じような感じです。シトカでありながら、暗いところで明かりをサウンドホールの中に入れるとマーキスのアディロントップとほとんど同じように光を通します。

 ネックはナット幅がマーキスと同じでやや広めでありながら12フレット上の幅はレギュラーD-28と同じになっており、左手で弦を押さえるのに窮屈でなく押さえやすいし、右手でピック弾きするときにもレギュラーD-28と違和感なく、CS-21-11のネックと並んで自分にとってかなりお気に入りです。

 また、冬目と夏目の区別のない、オールドに使われている柾目のようなマダガスカルローズウッドのヘッドプレートにゴールドのロゴがとてもマッチしていて、安っぽさを感じません。自分としてはオールドロゴよりもこちらの方がイイ感じです。

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  【choiさん】2011/06/07
■1980年 Custom
つい先日、京都の有名なY楽器さんで購入しました。
弾き語りでGibsonのビンテージを使っていたら、「君の声にはMartinが合ってるよ」と言われたのがずっと気になっていて、OOO-28ECを購入した事があったのですが、ネックが幅広すぎたことなどであまりしっくりこず、親戚に譲りました。
その後The Beatlesのバンドをやることになったので、EpiphoneのTexanを購入しましたが、やはりMartinへの思いが捨てがたく、D-28を目当てに楽器店やネットを巡るようになりました。
結局持っていたGibsonのビンテージを委託販売に出し、大阪の楽器店でD-28のビンテージを買おうと思ったところで、ふらりと立ち寄った京都の某店にて、このHD-28を発見。
ヘリンボーンやスノーフレークインレイなど、ルックスもD-28より上質であり、トップの色目も適度に焼けていて素敵。指が短い私には、Vネックが非常に弾きやすく、OOO-28ECでトラウマのようになっていたネックの幅広さがウソのようで、抜群の演奏性でした。
そして何よりも、音がずば抜けて素晴らしい。低音から高音まで、まんべんなく優しい鈴のような音が鳴ります。単音弾きはほとんどしないのですが、ストロークしたらそのあまりの音の上品さに、いつもワンコーラスだけしか歌わない曲も、フルコーラス歌ってしまいます。D-28は70年代のものを試奏しましたが、ここまで美しい上品な音は鳴らなかったので、このHD-28を購入しました。
80年製ということで、結婚を決めた女性と同じ誕生年ですので、彼女の名前をニックネームに付けて、毎日かわいがっております。これが家に来てから、なぜかいいことばかりです!!! 一生の出会いになりました!
弾き語りでライブができるようになることを目標に、練習に励んでおります。

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  【Yu-changさん】2010/09/19
■2007年
2年前にワイキキのアイランドギターで購入しました。
円高だったこともあり、D-28を買おうとオアフ島内の楽器屋を女房とレンタカーで周りました。結局マーチンの品揃えがあるのはアイランドギターだけ。
それでもD-28の在庫はなく、予算オーバーでしたが、値切りに値切ってHD-28を手に入れました。(人のいい店員さんで、気に入ったからと無理をお願いしたら、店長と何度も交渉してくれました)
以前OOO-28ECを持っていましたが、やはりDのボリュームとサスティーンの深さには感動し、ホテルや海辺でずっと抱えてました。低音のトルクがありますがバランスはけっして悪くなく、帰国後 LR-baggsRTS-Ⅱを取り付け、バンドでのメインギターとなっています。
他にD-18A、OOO-18A、OM-28GEも保有してますが、ネックの取り回しの良さ、弾き語り系でのバランスの良さから一番小生にとって最高に相性のいい奴です。このギターだけは一生付き合っていくと思います。

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  【神無月さん】2010/06/11
■2009年 V
この6月に新品で購入いたしました。正直、この28Vに出会うまでは、Martinに対してトラウマでした。
20数年前、新品でHD-28を購入したのですが…これが大ハズレで弾く気にもならず数年のローンをひたすら払ってました。
ローンが終わった時、これを下取りに出して
CollingsのD-1A(これは良いですよ!いまもメインで使ってます)を購入し弾いてますが、
最近ローズウッドボディーのギターが欲しくなって行き付けの楽器店に行き相談したところ、
本器を勧められました。
最初は「え!Martinですか~ン~」とためらっていたら、
「試奏はタダだから弾いてみなよ!」って言われ、
試奏した瞬間「な!何だこれは!本当にMartinか?」
D-1A以来の衝撃でビビッ!と来てしまいました。
私は指弾きがほとんどなんですが、中低音の出かたは程よく…高音は煌びやかで抜けが良い。
ストロークでも私が好きなソフトさのある出音です。
全体的に音のバランスの優れたギターではないでしょうか。
また、ソフトVといった感じのネックとナット幅が私の手にジャストフィット!
本器が私を待っていたような気がして、購入してしまいました。
新品で、これですから時を経て育っていったらどうなるのか!今から楽しみです。
Martin恐るべし!何せハズレタHD-28以来、Martinは触っていなかったので(^_^;)
Martinトラウマも吹っ飛んでしまいました。
その時、試奏したのは、D-35・D-28Marquis・HD-28・D-28です。
それぞれキャラクターが違い良かったですよ。
特にMarquisは良かったのですが、音質が私好みなのと弾きやすさで本器に決めました。
もう少し弾いたら、D-1A同様、チューンナップに出そうと思っています。
もしHD-28Vの購入に迷っている方がいらっしゃれば、一度、試奏してみて下さい。
HD-28V…「一生モノのアコギ!」になる素晴らしいギターです。

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  【紫香己(Shihori)さん】
■2008年

(2)2010/06/08

2009/8/3に投稿させていただきました、女子高生ストリートミュージシャンをしてます高校2年生の紫香己といいます。16歳になりました!! D-28を2008年11月に購入して、その後HD-28を2009年7月に購入してからというものD-28はちょっと置き去りになっております。HD-28を購入して1年近くになりますが、音があれからどんどん成長して、いまや高音、低音、中音とどれをとってもD-28の比ではなくなってしまいました。知り合いのオヤジからは”高校生の分際でD-28の音が気に入らないとは何事だっ!!”と言ってきますが良いものはいいですよね。いまは、ストリートライブに、コンテストに、オーディションにと手放せません。スキャロップトブレイシングというんですか?そのおかげといいますか高音の鈴鳴り、低音のお腹に響く感じ、中音のまろやかさ、とにかくサステインと胴鳴りがスゴイです。PUはL.R.BAGGSのM1ACTIVEを着けていますが相性もいいようです。HD-28いいですねぇ(*^_^*)

(1)2009/08/03

「オヤジ」ではありませんが、martinの音に魅せられた一人として書かせてもらいます。15歳の女子高生です。神奈川県の厚木市を中心にStreetLiveをしています。このとき弾いていたギターはF社のアコギでSreet出身の若手女性アーティストが使用していた物と同型のモデルでした。
近所の”おやじ”が「そのギターも高かっただろうが、それよりもう少しお金出せばそのギターより数倍良い音がするギターが買えたのに」と言われました。でもそのときにはそんな言葉は信じられませんでした。それから数ヵ月後、”おやじ”から「とりあえず音を聴きに行ってみるか?」と言われ、御茶ノ水に連れていかれました。自分のF社のギターを持って。D28を楽器店で試奏しましたら、自分のF社のギターはなんとも情けない音で…
D28の音といったら高音も低音も抜けが良く、ズドンという感じで音の違いに驚きました。わたしも3歳からピアノを始め、音にはそれなりに敏感のつもりですが、頭をガンと殴られたような衝撃でした。2008年11月ついにD28を買いました。このときD18、D35、D45も弾いたのですが、一番印象に残ったのがやはりD28でした。なんともいえない音の力強さに魅了されてしまいました。弾けば弾くほど1ヵ月、2ヵ月、6ヵ月とどんどん音が成長していき、ますます力強さがみなぎってきました。

その後D28に大事件が訪れます。2009年7月、D28を路上ライブをしているときに落としてしまったのです。側板を裂傷してしまいショックでした。ショップに相談したところ、時間が経つにつれ裂傷は広がっていくということでしたので修理を決断しました。ここで再び”おやじ”登場。「今なら円高で前と同じ位お金出せば1ランク上の機種が買える」と言われ再びD28を持って御茶ノ水へ。「これ弾いてみな」と”おやじ”に言われHD28を試奏しました。なんと、あのD28の音が針金のように聞こえるではありませんか!これまたガーンと衝撃を受けました。ドーンとくる低音の力強さ、チーンという高音の響き、ボディから伝わる振動はD28の比ではありません。なにより、中音の響きの良さには本当に驚きました。そして行ったその日(2009年7月26日)にHD28を買ってしまいました。買って1週間、最初気になっていた音のばらつき感(おそらく音域の広さから感じられるものと思うが)が次第になくなり、今ではきれいな和音を奏でてくれます。弾きこんでいくとD28がそうであったように、さらに音が成長していくのでしょうね。最高の1本いやD28と2本かな?…です。

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  【ひろひろさん】2009/12/07
■2003年 V JPCTM 170th
170周年の国内正規代理店Custom Modelは「000-28V JPCTM 170th」を所有してますが、やはり記念モデルは造りが違います。柾目のアディロンTOPにインドローズのSIDE & BACK。ウェバリーのオープンバックチューナーにオールドヘッドロゴ。ヘリンボーンにロングサドルにアディロン・ブレーシング。

D-28には同様の仕様で「Marquis」がありますが、通常Modelの「Marquis」より造りが丁寧で、また鳴ります。
(あくまで私感ですが・・・)
もちろん中古で購入しましたが、2003年製ということもあり、適度に木も乾燥していて、またネックもマホです。
スタンダードD-28も所有していたこともありますが、ノンスキャで骨太のD-28の音も良いですが、これは更に高音も鳴って、バランスのいいことこの上ない。

先日、弦交換のときにワインダーでヘッド横に大傷つけちゃいました(泣)が、それも歴戦の傷ということで自分を納得させています。ハイランダーのPUもマウントしていて、LIVEではひっぱりだこの愛器です。
 
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  【ryoさん】2009/12/04
■1994年 SQ 
1音1音がはっきりしている。前に出てくる感じ。
Vとかマーキスほどではないがきれいで倍音がある
SQのせいかネックが太く、低音が重くしっかりした音がなる。
SQをチョイスして正解だと思います。サドルだけタスクに変えてます。
 
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  【diver-Mさん】2009/12/01
■2008年 V
とうとうマーティンを買ってしまいました。
今迄メーカー不明のギターやエピフォン、オベーションなど数本のアコースティックギターを所有し、それこそかなり弾きこんできたつもりでいたのですが、良いアコースティックギターが欲しくなり、楽器屋さんで見た目から敬遠していたマーティンを冷やかし半分で初めてひいてみたのです。

そうしたら…
まずネックの作りの良さに驚き、音の綺麗さに圧倒され、一発でノックダウンです。
衝動買いはキライなので、一旦帰りネットで調べまくりした。
まるで12弦ギターの様なあの響きは倍音という事もわかりました。
弾き比べた000-28が最初に気にいりましたが、店頭に有ったもの以外に在庫として最近入荷したものがあるとの事でそちらも弾いてみると、最初に弾いたHD-28Vとは別物の様な鳴りで、最終的にそれを購入しました。

音はまだまだ良くなると思うとワクワクします。
死ぬ頃にはかなり良い感じになっていると期待して、葬式代を確保できた様な気分も心地よいです。
毎日朝晩弾いています!
 
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  【ぽんぽん丸さん】2009/11/26
■ 2009年 V
 今年の5月にD-28を買ったばかりなのですが、HD-28Vもずっと気に
 なっていて、円高でかなり安くなったのと、納得の一本と出会えたので新品ですが
 買いました。音は説明するまでもなく評判どおりで期待を裏切りませんでした。
 期待以上だったのが、Vシェイプのネック。個人的には、手にフィットしてD-28より
 弾きやすいので驚きました。やはりD-28とは別物です。両方気に入っているのでD-28
  も手放せません。2本ともまだ赤ちゃんマーティンなので大切に育てたいと思います。
 
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  【OSAさん】2008/06/24
■2004年 V
これは凄いです!中低音はズドンズドンと前に出て、高音はチャリンチャリンと鈴鳴りです!!
(高音は若干負けてる感じかな~)
フラットピッキングはもちろんフィンガー弾きも十分ボリューム感があります。
HD-28Vの感想でよく「指弾きにもおすすめ!」と書かれているのを見ますが、その通りです!
ネックのVシェイプは想像以上に弾きやすく、レギュラーAJの薄型ネックより力は入り押さえやすいです!
指が短い僕でもGoo!!
オープンペグに旧マーティンロゴ、べっ甲柄ピックガードもヴィンテージ感たっぷりで凄く気に入ってます!
音、ルックス全てにおいてゴージャスな1本です!何本所有してても、必ず持ちたい定番ですね!
一生の宝物です(^^)V

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  【Kic Itoさん】2008/03/25
■1995年 LSV Adironduck supuruce version
図太い低音、どすーんとフィンガーピッキングでも鳴ります!年々音の立ち上がりが良くなってきており、ハカランダの抜けのよさに近くなってきました。
やはりミディアムゲージの普通のブロンズ弦が良いようです。フォスファーブロンズだと金属音が強すぎると思います。固めのピックで思いっきり弾いても音が暴れません。
これから買うには、高価ですが表板はアディロンダックかイングルマンがベストです。シトカスプルースは、硬いためか箱全体で鳴ってくれません。

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  【ダンさん】2008/03/02
■----年 V
最近中古で入手しました。
この30年来愛用してきたヤイリの305と比較して、最初の印象はとにかく
低音がでかい! サスティンが長い! よく響く! で、大満足だったのです。 が・・。
歌いながら弾いてみた時に高音域が物足らない事に気づいてしまったのです。正確に表現すると、低音が並はずれて大きく前へ出るために、高音が負けて埋もれてしまっている感じなのです。
サスティンの長さが高音の輪郭を弱めているのも原因ですが、アルペジオやリードプレイではこの特性が良い音を出す要素でもあるので、痛し痒しといったところでしょうか。全体の音質・音量はとても良いので、ピッキングストローク等など、HD-28Vに合った弾き方を模索するつもりです。

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【博多山笠さん】2005/11/06
■2005年 V
28ECを持っていたのですが、音の暗さとネックの太さにどうしても慣れずにドレッドノートを買いなおしました。
そこでこのHD28Vを選んだのですが、まったくビニール未開封で店頭に出される前のものを選んだのですが、
さすがに評判どおりですね。
最初から音が前に出る感じで低音の太さ、高音のきらびやかさがはっきりします。
ECはなんとなく暗い感じの音でしたが、これは明るい感じで、これこそ求めていたマーチンだったと感じて
おります。
弾きこんだらもっとすごくなるとしたら大変楽しみなギターをゲットしたと思います。

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  【nhiroさん】2004/05/31
■1990年 
マーキス・フォスファーを張っています。製造されて14年経過していますが、まだまだ若い音がします。
全体的に低音が広がる感じで中高域の音をマイルドにしています。
ストロークでは低音が出すぎになりますのでガンガン弾くことはありません。
早く枯れた音になって欲しいのですが…。流石に中高音は綺麗な音が出ています。

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  【トシちゃん】2004/04/18
■1998年 V 
HD-28Vはスキャロップのせいもあり全体的に音が大きい。
28系の特徴なのかこちらも中低音が強調されている。また中低音の大きさにより高音が負けているとも思う。
しかし45を買えない私には鈴なりこそ無いもののHD-28Vに満足しています。
初めてマーチンのD-28を選ぶならやはり70年代以前物で近年物ならスキャロップブレーシングの入っているビンテージシリーズがいいと思います。近年のD-28を買ってもいい音だと思えるのは死ぬ頃でしょう。(中年の場合)

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  【momotan】2004/01/02
■1987年 BSE
マーティンもD18、00016GTと既に2台持っており、他にも今までヤマキ、ヤマハ、キャッツアイと色々試してまいりました。
先日、一念発起して新たなマーティンを買いにショップに行ったところ、D28V(83年製、ギターオブマンス)と比較して、こちらの方に決めました。
同じモデルでも個体差はあるのでしょうが、この2台の違いは、ともにVネックであるものの、BSE(狂牛病みたい?)はネックが太いこともあって、ハイポジションでのセーハが抑えやすいこと、指弾きでの音が大きいこと、サスティーンが長いことなどです。探していたのは正にこのギターだ!と思い、即決してしまいました。
もっとも、コードストロークの際の追従性やパンチなどは28Vが上回っていました。28Vはどちらかといえば60年代の28に近い、パンチのある硬質な音だったように思います。
BSEは低音から高音までのバランスがとれた非常に明るく優しい音がします。ERAもあったのですが、派手な板目が好きでないので弾きもしませんでした(一度弾いておけば良かったと後悔していますが・・・)。
今後、まずBSEを手放すことはないほどのお気に入りのギターです。

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  【ねんどさん】2003/12/20
■2002年 V
初めてのマーチンです
音が気に入りまして購入(新品)しました
ギターに関してあれこれ批評出来る耳も腕もありませんが(笑)
素直に自分なりに感じたのは、とにかく低音の響きが最高です
低音側を意識して強く1回だけダウンストロークすると、E・F・Gなどのコードでは「ドーン」と鳴るように感じます
アルペジオでベース音を強く弾くと、こちらの低音は「ドン」という感じです
他に表現方法が思いつきません
少々高音域が低音に埋もれてしまう感じがしますが
ピッキングの仕方で音の出し方は変えられるのかなと思っています
自分の好みのギターは、低音を意識して鳴らそうとしたときにそれに答えてくれるギターでしたので
大変満足しています

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  【STRAVINさん】2003/11/02
■2001年 V
MARQUIS弦のせいかも知れませんが、しっとり系の音
音の立ち上がりは早い、中域は気持のいい抜け方します。
しかし低音くっきり出ません。(輪郭)悪く言うとボケマス。

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  【エスさん】2003/05/11
■2001年 VS
若い頃から憧れだったD-28S。HD-28VSを夢がかなってとうとう手にいれました!

HD-28VSがK楽器さんのホームページで(多分店頭在庫の為か)6掛け位の値段で出ていました。
ビンテージのD-28Sと言うのも良いのですがなにせ安くないですし、めったに市場に出て来ません。
それにHD-28VSの(丸ごと一冊)に出ている(’32、D28-S)を彷佛とさせる、角穴スロテッド、ヘリンボーントリム、ジグザグバックインレイ、ウェバリーバタービーンペグ、スキャロップブレーシング、オールドデキャルと言う、かつてのD-28Sとは違ったヴィンテージとしてのこだわりに惚れ込んでしまいました。

早い内に売れてしまうと思ったので会社の帰りに寄って試奏すると、コンディションは新品同様だし、なにより音はS-TYPE特有の粒立ちの良い音で、しかもローズウッドの深いパンチのある音でした。
30年ぶりのマーチン購入でドキドキでしたが、その場で予約して帰りました。
2週間後受け取りに行き、今日まで3週間程弾き込みましたが、本当に良いです!
ローズの木目やトリムも綺麗で見ているだけでもなんだか満たされます。

D-18Sも持っているのですが、ローズウッドとスキャロップブレーシングと緻密な造りから出てくる音はパンチが効いていて深い味わいの惚れ惚れする音です。
予約した時に店員の方に進められて000-28VS、D-28、HD-28も弾いてみたのですが(12フレット、スロテッド)好きの私の納得出来る、まろやかな深みのある音はやっぱりHD-28VSでした。

弾き始めはピックノイズが気になったり(良く鳴るのでノイズも大きい?)低音の押しの強さに少し戸惑いましたがしばらくすると不思議とピックノイズはしなくなり低音と高音のバランスも取れて来ました。
私はアルペジオで弾く事が多いのですがぴったりです。かつてのS-TYPEより少しネック幅が狭いので押さえ易いです。ストロークで弾くとD-28特有の音が力強く飛び出します。夜中等ソーッと軽く弾いても良い音がします。まだまだ自分の音になっていませんが、D-18Sと共に大事にかわいがって、生涯育てて行きたいギターです。

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  【dentyuさん】2003/01/21
■2000年 V
購入してから2ヶ月。やっと音が出るようになってきましたので投稿しました。
D-18とは明らかに違う粘っこい腰のある低音。金属音的な高音。しかも大きな音でバランスよく鳴ってくれます。
レギュラーのD-28を余り弾いたことがないので、スキャロップとの違いがよくわからないのですが。
全体的には明るい歯切れの良い音と言ったところでしょうか?

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  【み~のじさん】2002/05/11
■1996年
昨年usedで購入しました。39歳にして念願の初Martinです。
音の感じとしては使用する弦に左右されやすいギターです。
フォスファー系を使用するとすごく地味な音(金属系倍音が無い!ガット弦のような感じ)になり、ブロンズ系では“これでもかっ!!”って程、明るい音になります。今は超安物(\298-!!)とマーキスのブロンズ・ライト弦を常用しており、相性は最高と思っています。
この2つの弦を使用してのサウンドは、正に“オールマイティ”で、適度に締まった充分な音量の低音と、それに負けない明るい高音(煌びやか過ぎない倍音がお気に入り)で、サスティンも必要充分です。フィンガーピッキングからカッティングまでいい感じで答えてくれます。
特筆すべきはカポ付き指弾きした時に音が痩せないところですね。

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  【yoshiさん】2001/12/26
■1976年
太い、低い、デカイ。とにかく太い音がします。
インディアンロ-ズとスキャロップブレイシングの組み合わせがこのような音を作り出したのかな、と思います。
いい音しますよ。

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  【のむちゃん】2001/08/31
■2001年 V
低音は、「芯がある」と言うよりも、
ボディー全体に広がってくると言った感じです。
中・高音域はさすがマーティンらしくしっかりしています。
低音がバランスよく中・高音域をつつむ感じです。
ストロークで弾いたときの倍音の聴こえ方は、
D-45のそれとはまた違う印象です。
3・4弦のサスティーンは素晴らしいです。
アルペジオ・スリーフィンガーを弾くのもいいかもしれません。
Vシェイプのネックは違和感を感じませんし、
逆に高いフレットでのバレーコードなんかが押さえやすくて、
非常に使いやすいです。

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  【成瀬マンさん】2001/07/04
1992年
このギターが2台目なうえ、他人のものと比較したことがないので、良く分かりませんが、
明るくてさわやかな音だと思っています。

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  【でじゃ丸さん】2001/06/28
■1994年 Custom15
低音域がよく出るので高音域がちょっと埋もれ気味かな?ってとこですね。
D-45やD-15なんかと同じ感覚でアルペジオやると低音域ばかり目立ってしまいます。
以前これ一本だけになってしまって毎日これしか弾いてなかったときは楽に弾けてたのに??
でも本質的にはどのモデルでも好きですけどね。

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  【群馬のよっちゃん】2001/06/22
■1983年 150th
低音は流石に良く鳴ります。
高音も鳴りますがD-41程煌びやかな音はしません。
スキャロップド・ブレイシングなのでストロークよりも、フィンガーピッキング向きと言えそうです。
D-28を既に持っているという人にはオススメ。
 
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D-35 
  【いばちゃんさん】2017/10/08
■2015年 Commemorative
トップ材にアディロンダックレッドスプルース、サイド&バック材にマダガスカルローズウッド、また、バック材の真ん中にはブラジリアンローズウッド(ハカランダ)を使用した贅沢なモデルで、D-35発売50周年記念で限定25本の内の1本です。

通常の35のバランスの良さに加え、マダガスカルやブラジリアンローズウッドの特徴的な広がりが加わって表現力の幅がより一層広がったような印象がします。各弦の音のバランスがよくストロークもまとまっていてキレがいい音がします。28のオーセンと比べて音が重くなくそれでいて低音がズシーンと響き、自分的にはオーセンよりも好きな音です。

アメリカでは、D-35 ブラジリアンと言う名でトップがアディロンではなくシトカを使用しており、他はこのギターと同じギターが限定販売されていました。アメリカの限定モデルよりも日本の限定モデルの方が上って言うのは珍しいです。どちらのモデルもサウンドホール内にマーティンⅣ世のサインが入った専用ラベルが貼られています。ちなみに定価は税込で1,080,000円のギターです。

このギターも一生モノのギターの1台です。
   
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  【ハットリ貫蔵さん】2014/03/28
■1969年
他のものと比べる知識は持ち合わせていませんが、伸びがあり倍音を含んだ豊かな音色は45年という年月を経て生まれたものであり、、、なんて考えながら弾いていたら、涙ちょちょぎれました。

動画をアップしたのでご覧ください。
Eric Johnson "Song for George"を完コピしてみました。

http://youtu.be/erYZO6UhFt8

Eric Johnson関連の楽譜は全て話にならないひどいものです。さらにこの曲にいたっては本人さえ弾き方を忘れているようです。
映像では1分24秒からこの曲のクライマックスであり最難関にして本人含め誰が弾いてもCD通りにいかない個所があらわれます。
弦高が低いために低音弦でパーカッシブな音がしているのは別にしても、CDでは低音のFが2回(フレーズの繰り返しがあるので計4回)鳴るのが聞こえます。6弦で出しているFだということに気付いたとき、やっと納得できました。
みなさんも挑戦してみてください。

ちなみにEric Johnsonが使用しているのは68年製のD-35です。CDで聞こえるのはD-28だったと思います。
 
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  【のむちゃんさん】2012/07/04
■2012年 CTM D-35 2010
ひと言で表現するとしたら「Gently(優しい)」。
特有の鈴鳴りもさることながら、音全体のまとまり方が他のローズウッド・マーティンとは一線を画していると思います。
低音弦は「太い音」というより「厚い音」。あからさまに出すぎずに、周りから中・高音弦をしっかり包み込むようなサウンド。
各弦から放たれるの音の「明確さ」と「調和」の比率がD-28とはまた違う感覚(D-28を「明確さ5.0:調和5.0」とするなら、D-35は「明確さ4.5:調和5.5」のイメージ)です。
「ブーン!」という弦のうなり具合もD-28と違う良さで、ストロークしても、指で弾いても、カドが立たないけどしっかりしていて優しいボディの鳴りと倍音の立ち上がり、そして残響もたまらなくいいのです。

実は今回(2012年春~夏現在)、楽器屋さんを通じてMartin社にカスタムオーダーでギターを1台作ってもらおうとしてたのですが、
見積もり依頼から最終仕様が提示されるまでにえらく時間がかかってしまったこと、詳細な仕様の面でどうしてもこちらの希望に沿ってはもらえない部分があったことと、当初考えていた予算より見積もり金額があまりにも高すぎたことで、正直検討するのもしんどくなり結局発注をあきらめたのですが、
そのことを伝えに楽器屋さんに来たところ、たまたまお店においてあったこのギターが「プレミアムグレード」のシトカ・スプルースを使った「カスタム」だということと、そしてよくよく考えてみれば、今までD-35を購入したことがなかったこともあり、その中でこのギターに出会ったのは「一期一会」のひと言に尽きます。

ひとつ苦言を呈するならば、あのグローバー102Cは使えません。
チューニングの微調整がホンマにしにくい!もう頼むからGOTOHに戻してくれい!・・・ということでGOTOHのチューニングマシンを発注予定です。

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  【ハゲパパさん】2012/05/01
■1976年
昨年、低予算でDMを購入しましたがフィンガー派でソロギター中心な為物足りず、いつの日か柔らかい音のD35が欲しいと密かに心に決めていました。
そんな思いを知ってか知らずか馴染みのショップが状態の良い1976年製D35見つけてくれました。
75年、78年、82年、86年と弾き比べてみましたが、この個体が一番音のバラつきが少なくサスティーン・倍音とも優れていたので即決しました。
D45やD42の様な煌びやかさはありませんが、低音は出しゃばり過ぎず中音・高音にかけて良く響きバランスよく落ち着いた大人の音がします。
そして良く鳴ってくれます。
フィンガーピッキングやフラットピッキングでのソロ演奏には最適ですね。
すでに36年経過している為か音に円熟味が出かかってるいる様に思えます。
またアディロンスプールスっぽい木目や黄金色のトップも大変気に入ってます。一生大事に付き合えるギターに巡り合えました。

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【センタさん】2011/11/03
■1974年、2006年
 2004年にD-28(2003年製)を購入し、しばらく愛用していましたが、レパートリーが和製フォークを中心にやっていたので、何か物足りない思いを抱いていました。
 2008年にD-35(2006年製)に出会い、D-28と比べ、こちらの方が音にトンガッタところがなく(あまり適切な表現ではないかもしれませんが)、和製フォークに合いそうに思われたので、新古ギターで、値段も手頃であったため、即購入しました。
 ところが、1年後に出張した大阪の中古ギター店で、冷かしに試奏したD-35(1974年製〉の力強さとまろやかさのある音に魅了され、これも購入してしまいました。
 2本のD-35を比較すると、ボディは74年製の方がほうが、06年製よりも、やや厚く、年季の入った分も含めて、音色に深みが加わっているように思います。ギターは新品を買って、その音が成長していくことを楽しむ方もおられると思いますが、30年後にもギターを弾けるかどうかわからない小生のような中高齢者には、初めから年季の入った中古ギターを楽しむことが、賢い行き方かな、と思う今日このごろであります。もちろん、06年製は手放しましたが、D-28は温存しています。
 皆さんのご参考になれば幸いです。
 
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  【よしさとさん】2011/05/15
■1971年
中学時代にバイトして買った安いギターが鳴らなくなってしまい、
当時あこがれだったマーチン探しに、いろいろな楽器店を見て回りました。
クロサワ楽器、イケベ楽器、Woodman、BlueG、etc...。
D45,42,41,35,28,18等々30本以上弾かせてもらったと思います。
もともと優しい音が欲しかったので、D35にしたんですが、実際昔憧れだった
D45よりも好きな音です。今は毎日2時間くらい弾いています。オリジナルを
中心にS&Gのフィンガーピッキング系を中心に優しい音に癒されている日々
です。もともと低音はあまり前に出ないタイプだと聞いていましたが、
5・4弦は結構ズシーンと来る音で、6弦は控えめという感じですが、
高温は鈴鳴りで、非常にバランスの良い感じです。
ギターの腕前は全然ですが、毎日の楽しみが増えました。
 
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  【麦さん】2011/02/09
■1970年
らしくと言うか、やわらかい、温かい音です。
19才の時に御茶ノ水のクロサワパート1で購入したのですが、わけも分からず、ひたすらマーチンが欲しいっていう感じでした。
実はその頃ギルドのD-35 NTを高校生の時から使っていたのですが、地方出身なので、上京して直ぐに弦を買おうと思い御茶ノ水の楽器屋さん巡りしてて、気が付いたらローン用紙に書き込んでたっていう落ちでした。
D-28も友達が持ってるので、弾き比べると特徴がはっきりして楽しい!
ハカランダとローズの違いなのかモデルの違いなのか音が遅れて出る感じです。
ボディの音が出来上がっているのか、フォスファーブロンスを張ると音が喧嘩してしまい、非常に気持ち悪い音になります。カスタムモデル?が正しいかは判らないですが、少し変わってて、ポジションマークが入ってなくて、指板が黒いだけで、ちょっとだけ自慢です。
因みに弦はエリクサーです。基本的に鈴鳴りなので、弾き語りするときにはコーティングがちょうど良い抑えになっていい感じなのです。まぁ好みでしょうね。
O-18も持ってるので、いずれそちらも書きたいですね。
 
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  【ともやん】2010/11/07
■2005年
昨年の暮れにお茶の水の某大手楽器店で中古で購入し、約1年が過ぎたのでこちらで感じたイメージなどを記します。

クリスマスムードの漂う中、仕事帰りに息子のギターの弦を買おうと思って店内へ。
アコギのフロアで何気なくギターを眺めていたら、高校時代の憧れだったMartin D-35があるではありませんか。それも、手の届く範囲で!しかも美品。
おそるおそる店員さんに試し弾きをお願いし、早速覚えている限りのフレーズをいくつか弾いてみました。さすがに高価なMartinということで、緊張して最初は音質など関係なく弾いていたのですが、そのうちなんとなく音の質がわかりかけてきて、そのキラキラした音にノックアウトされてしまい購入となりました(あきれるほどの衝動買いです)。
それからは、帰宅後に、晩酌もそこそこにして、古い楽譜をひっぱり出してきて毎日のように弾いてます。

肝心の音質ですが、中低音は透明感を感じるやわらかな余韻を残し、低音は強すぎず、それでいて広がりを感じさせ、全体にバランスの取れた良い音だと思います。全体的な音のパワーは、購入した時についでに弾かせてもらったD-28やHD-28Vよりも少なくは感じますが、逆に音の強弱のバランスはこちらのほうが数段良く私には感じました。
私は家で弾くだけなので、むしろこちらのやさしさを感じさせる音質のほうが、疲れにくく好ましいです。それにバックの3ピース構造もそうですが、全体のルックスもネックにバイディングがされていたり、ボディのバインディングもD-28よりも凝ったものがおごられていて、オシャレで小粋な感じも捨てがたい魅力と感じています。

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  【仮面ライダーさん】2010/06/07
■2005年
中学生から趣味程度に弾いていました。当時バイトで稼ぎヤマハL5を購入。
43歳で永年の夢マーチンを手に入れました。
本当はD28を買うつもりで楽器屋へ赴き、試奏しましたが、この程度の音かというのが正直な感想でした。
高い買い物なので自分の気に入った音が出ればマーチンにこだわらなくていいや、ということで、30万以内でギブソン、ラリビーも出してもらい、2時間ほど悩み、ついでにD35も弾いてみたのですが、一番鳴りが良かったのです。意外でした。
高音の伸びが特に良く、低音も不満はありません。
4弦を弾くと太ももにサイドの響きが伝わってくるのがわかります。
弦はマーキスのライトゲージを張っていますが、前回エキストラライトを試しに張ってみると、1、2弦はこちらの方がいい音だったような気がします。
トップの柾目がキレイでないものの、ベァクロウっぽくて気に入っています。
特に不満はありませんが、ネックが細すぎるかな。女性には弾きやすいかも。

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  【越中キトキト館さん】2009/07/31
■2008年
とても優しく気品のある音です。いわゆる鈴鳴りです。他に8本のアコースティックギターを所有し、また、今まで何本かのマーチンを弾いたことがありますが、その中でも自分には、とてもしっくりと来る音で衝動買いしました。その後、D35について、いろいろと調べ、技術屋、品質管理屋、製造業のプロの観点から考えてみた雑多な所管を述べます。

一言で言えば、「マーチンD-35というギターは、素晴らしいギター。しかし、マーチンは、ビジネス的には積極的にその良さを宣伝しバカ売れしてもらっては困るモデル。このモデルがあるおかげで、D-45などのギターが作れるし、ビジネスとして利益が確保できる。」と言う事です。

D-35というモデルは、マーチン社のモデル解説記述からも「端材から作ったモデル」という印象を与える。この為か、少なくとも日本では人気が低く価格も安い。
D-35の裏板のセンターは柾目ではあるが、ネックに対して斜めになっている。これは、D-45などに使われる裏板を長方形の板から切り取った、両サイドの端材であろう思われる。(私が見たD-35の裏板のセンターは全て、このようになっている。)
ギター材料は、ある程度のグレードのものを指定して、複数枚が1LOT(単位)として売買される。ギターメーカーは、その中からグレードに合わせて選択する。
D-45のグレード用に購入した材料でも、D-45のBOOKとして取れない材料(例えば、ある部分に柾目の歪がある。)が存在するはずである。
マーチン社の工程見学の写真では、材料を透過光を使用して、密度が一様であるかを検査している。これでNGとなった材料は、通常のBOOK材としては使用できない。
D-35の裏板の両サイド材は対称材であり、通常のBOOK材としては使用できない幅の材料を使用していると考えられる。
D-35のブレーシング幅は1/4インチであり、通常のブレーシング幅5/16インチより狭く、表板に対する質量負荷が小さい。これは音響工学的には、トランジェント特性(音の立ち上がり)に良い影響を与えている。また、表板の振動は5/16幅のブレーシングより、阻害されない。
D-45のように、多くの装飾を持つギターは、音響的には、余り良くない。これはギター作家なら、誰でも知っている。木材とは異質の音響特性(専門的には音響インピーダンスという。これが著しく異なると、振動エネルギーは大きく減衰してしまう)を持つ材料の体積が多くなり、振動が死んでしまうからである。
現在のマーチン社は工場全体の温湿度管理など、高度な品質管理がされている。また、多くの工程が自動化されている。これらにより、現在のマーチンは、バラツキの少ない製品を安価に提供しているといえる。接着も「真空接着工法」を用いている。接着層に空気が存在すると、振動エネルギーは大きく減衰する。私の従事している仕事領域では常識であるが、これにも驚いた。確実に現在のマーチンの品質レベルは高い

以上により、D-35と言うモデルはマーチン社にとっては、材料の有効利用の為には無くせないモデルである。素晴らしい材料で作っており、素晴らしい音である事は十分、分かっているが、それが世間に知れるとD-45以上の儲け頭のモデルの売り上げにも影響するし、トータル的にビジネスとして面白くない。従って、分かる人だけに買っていただくお値打ちもモデルであると思う。

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  【D51さん】2006/01/27
■1988年 SQ
12歳でギターを手にしました。ヤマハの15000円のものです。
お金がなかったので10年間ずっとこれでした。そして22歳のときに念願のマーチンを買いに大阪梅田のナカイ楽器さんへ行きました。最初はD-28を買うつもりでしたが、マーチンを5-6本弾いたところ、35が一番鳴っていたので、これに決めました。

音の特徴は1弦から6弦までバランスよく鳴ることです。フォークソングや弾き語りにぴったりのギターと思います。買ってから19年になりますがアリスや、長淵剛、ニール・ヤングなど、コードストロークでガンガン弾きたおしているので、でかい音がでます。特に低音の胴鳴りにはすごいものがあります。なので、ほかのギターを弾いても満足できず、18年間このギターだけです。

音の傾向はニール・ヤングのD45に良く似ていると思います。CSNYのフォーウェイストリートの、カウガール・インザサンドの音にそっくりです。

今思えば18年前に無理して35を買って本当に良かったです。マーチンのマニュアルに書いている通りに、掃除やメンテナンスをして、パワフルに弾きこめば期待に応えるすばらしいギターです。

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  【ビリーさん】2005/07/10
■2003年
 私とマーチンとの出会いは高校2年の時でした。ギター雑誌に出ていた広告でマーチンを展示したギターショップがあると知り、マーチンを見たくて出かけたのです。店には、様々なモデルのマーチンがありました。しかし、高校生の私にはとうてい手の届く金額ではありません。せめて、試奏だけでもできないかと恐る恐る店の方に聞いてみると「どれでも自由にどうぞ」との返事。私は嬉々として、そこのマーチン全てを試奏したのです。(確かD-45も試奏したはずです)その中で、一番気に入った音色のギターはHD-35(HD-28だったかもしれませんがよく覚えていません)でした。その音色は、私の中で伝説となり続けました。

 社会人になってから、15年ほどギターに遠ざかっていたのですが、半年ほど前から古いギターを引っ張り出し、少しずつ練習を再開するようになりました。すると、あこがれていたマーチンが欲しくなりました。そこで、手軽なミニマーチン「LXM」を購入しました。この「LXM」は小さいながらも「マーチンサウンド」を体感できる素晴らしいモデ
ルだと思います。ですが、私の「伝説の音」とは程遠い感じです。

 私は、それから「伝説の音」探して、あちこちの楽器店をまわり様々なマーチンを試奏しました。HD-35も弾いていましたが、イマイチしっくり来ない。あるお店のオーナーと話していたら、「あなたの中でその伝説の音が増幅しているのかも?」と言われ、確かにそうなのかもしれないと思い始めた時でした。

 いつも行く店に、2003年のD-35が中古セールとして格安で売り出せれていました。
どうせ、期待するような音はしないだろうと思いましたが、試奏すると驚きました。その音は、私の求めていた音色と同じように感じたのです。音をうまく表現できませんがアルペジオを弾いたときの甘い音色、輝くような高音、そして、ストローク時の音量も十分にあり強弱も見事に再現します。
 冷静になるために、同じ店にあったD-35の新品、2002年、70年代のものも試奏しましたが、セールに出ていた2003年のものが一番鳴っていて、私のイメージに近いものでした。
 私は、即それを購入したのでした。

 以来、毎日のようにこのD-35を弾いています。私の理想とするギターを手に入れらて満足しています。
 安かったのは、どうも木目があまりきれいではなかったからのようです。
所々まだらになっているのですが、同じような木目のD-35を、以前他の店で試奏した時に、比較的気に入ったという印象を持ったので、どうやら不器量なD-35の方が私の好みにあっているようです。

 ただ、今度は枯れたマーチンのサウンドが気になり始めています。先日、試奏した1950年代のボロボロのO-18が、素晴らしい音色を奏でていたのです。
どうやら、また私の中で新たな「伝説」が出来てしまったようです。

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  【寝坊介さん】2005/04/03
■2004年
新品のD-35(2004)を手に入れました。
楽器店でアルバイトをしていまして、日々オールドから新品まで、店中のマーチンを弾いています。
ぼくは、メインにギブソンJ160Eを使っていまして、弾き語りのストロークにはヤマハFG-180を使っています。それに、ギブソンのJ-45、全音スマイルギター(高校生の時、ゴミ捨て場で拾いました。すごくかわいくて、良い音がします。たぶんオール単板です。)などを持っています。持っているギターの多くが、マホガニーなので、ローズの音に興味がありまして、自分にぴったり来るマーチンを探していました。

東京の、めぼしい楽器店をまわって、D-28、D-45、はては、D-41なども、オールドから新品まで、目に付いたものは弾いてまわりましたが、自分にしっくり来るものがありませんでした。D-45は、ニールヤングが大好きなので、憧れてさわってみるのですが、可哀相なことに、あまり弾きこまれていることが少なく、おとなしい音のものが多いようです。このあいだ、ブルージーさんに、よーく引き込まれているらしいD-45が、300万円ででていましたね。弾いてみたくて、バイトのお昼休みにいってみましたが、写真も載せないうちから、問い合わせがあって、売れてしまったとのことで、残念でした。D-41の、70年くらいので、ごく弾きこまれているものなどは、ぐっと来るものがありましたが、派手すぎて見た目にも音のキャラクターも自分にあわないのです。いままで、誰かにあこがれて、(ジョンレノン、遠藤賢司、吉田拓郎など)ギターを選んでいたのですが、今回は、自分がぐっと来る音のものを探してみました。

お店のギターを、毎日ひいていると、その日の湿度や微妙なこと、自分の耳もでしょうが、ギターの印象と言うのは、日々変わるものですね。自分の持っているギターでも、ある日急に生まれ変わったようによい音のときがあったりします。

そんな頼りない耳ですが、ある日、バイト先で、仕入れた、真新しいマーチンが届きまして、検品をしたのです。
チューニングをして、ポロンと弾いたとき、おとなしい奴だなーと、思いましたが、しばらく弾いているうちに、今までにない、しっくりと来るものを感じました。表のスプルースの真っ白な綺麗さに一目ぼれしただけなのかも知れませんが、今までにない、音のキャラクターのマーチンで、音で気に入って買いました。

まだ、派手には鳴らないのですが、繊細な細かい味わいは、最高だとおもっています。
この先、どんどん鍛えて、一緒に年をとっていこうとおもいます。
ライブをしたところ、友達から、マーチン鳴ってないねーといわれました。ヤマハがすごく好評でした。でも、これからです。部屋でひいていて、こんなに気持の良い楽器はありません。

追伸、最近、店にある、国産のジュリアンという、昔黒沢がつくっていた、ギターを店で気に入ってひいています。
パワーはありませんが、すごくいいんです。お客さんが「高いんでしょう?」と聞きまして、一万五千円ですよというと、驚いていました。
ギターは、一台一台、みんな個性があって、自分が気に入るものに出会えればいいんですね。

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  【かわいし りょうさん】2005/01/01
■2004年
大学生時代からマーチンはD18とHD28を所有していましたが、イマイチ音がイメージに合わない(大それたことですが)のでしばらく遠のいていました。

一昨年、かき鳴らし奏法にはギブソンと思いハミングバードを購入したのですが、これも何か違うようで、D18(67)を売り飛ばし、1年間あちらこちらのショップで試奏させてもらい、D45と考えたのです。
ところが、最後の最後で28.35.45と試奏したところ、私のかき鳴らし奏法に一番合っていたのが、なんと、考えもしなかったフィンガーピッカー御用達のD35でした。

当初は70年代モデルが欲しかったのですが、ネックAJの方が後々メンテがしやすいとのことで新品を購入。
音はと言いますと、はっきり言ってまだ新品なので何ともいえませんが、弾いている手元では鳴らない気がしても人が弾いている正面で聞くと、ものすごく音が鳴っているような気がします。
また、28の様に低音が強くなく、6本の弦がどんな弾き方をしても平均的に鳴る気がします。

それと、これは私だけかもしれませんが、吉田拓郎氏の「祭りのあと」を弾いていたとき、もしかしたらレコーディングはD35を使われたのではと思うくらい同じような音で聞こえます。J45のイメージが強い氏で、私もあの音が欲しくてJ45熱にかかったことがありますが、J45でレコーディングされたと思っていた曲が実は35だったかもしれないと思うと随分、遠回りしてD35に辿り着いた気がします。

マーチンの中でも新品も人気薄のため、比較的安く入手できます。ただ、人気薄のために地方では1ヶ月待ちですが、これからマーチンを購入しようと思いの方、28も良いけれど、35弾き比べてみてください。

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  【humhumさん】2004/10/21
■1976年 S
音のイメージって難しいですよね。
とりあえずドレットノートタイプでSの付いた機種の話がほとんど見受けられません。
ユーザーが少ないのでしょうか?私は元々1972製のD-28を持っていました。
それからD-41、ギブソン、オベーション、ヤマハ等所持しましたが、結局、手元に残っているのはD-35SとD-45の2本だけです。
その中でも35Sはダントツに音が飛び抜けています。
何故、あんな音が出るのか不思議ですが音量、音質共にに45を超えています。
表現が難しいですが、どんな音も出せます。
生で他のどのマーチンとジョイントしてもこのギターの音色だけが前に飛び出します。
きっとネックの太さが微妙なボディーとのマッチングで完璧な振動を伝えているのでしょうね。
鈴鳴りはもちろんですが、まずストロークで引き下ろした時は唖然とするほど素晴らしい響きです。
何故、このSタイプが話題に出てこないのか不思議です。
他の方でお持ちの方がおられましたら感想をお聞かせ下さい。

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  【NORIさん】2004/05/29
■1970年
指弾きがメインで使ってます。
はじめは、ハカランダのD-35を購入する予定でへそくり全部握り締めてショップに行ったのですが 
そこに69年ハカランダ(はじめ購入しようと思っていたギター)と70年ローズがあったので弾き比べてみました。
「絶対69年の方が音が良いに決まっている!なにせハカランダなんだから!」
と、両方弾いてみると・・・かわらない・・・変わらないどころか70年ローズの方が音に深みがある。 
ハカランダを崇拝していた私にとってはショックでした。
お店の方に両方弾いてもらって横で聞いてみても指弾きは、やっぱりローズの方が音に深み・艶があっていい音してました。
2本とも大体同じ程度ですが値段は、倍も違います。なんか得した感じでローズの方を購入しました。
60年代のD-28も所有してますが、こちらのD-35のほうがお気に入りです。

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  【yoochoさん】2003/04/27
■1973年(購入した年)
買った当時は今に比べると丸い音、国産ギターのいい奴って感じでしたが、30年経った今は、ジャリンという乾いた音がします。友人のD-28(1968年)とは同じマーチンでも音の性格が違い、D-28は力強い男性的な、D-35は繊細で女性的なイメージがします。

マーチンの特徴ですが、他のギターの音まで一緒にボディーから出てきている感じがします。特に12弦ギターと一緒に演奏すると、一瞬自分のギターが12弦になったような錯覚に陥ります。それだけ箱鳴りと倍音に共鳴するんでしょうね。よく分からないのですが、凄く気に入っています。

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  【Ei-chanさん】2002/09/30
■2002年
本年7月に、45歳にして初めてギターを買いました。
それも憧れのマーチン。毎日弾いています。
フィンガーピッキングに適していること、そして予算の関係からD-35に決めました。
ピックで弾いてもイイ音が出ています。
全くの素人ですので、このホームページを熟読(それぞれの音・価格について)させていただき購入しました。新品です。

できることならOM-42や000-28の中古が欲しかったのですが、思うようにはいきません。
000-28ECを弾いてみましたが、ボディーの鳴りがなく弦だけの音しか出ていなくて諦めました。当然、個体差があるんでしょうが・・・。

ヤマハのライトゲージを張って弾いています。
マーチンのライトゲージよりも、とろけるような、優しい、心地イイ音がします。
ミディアムゲージでは張りが強すぎてフィンガーピッキングに適していませんし、5・6弦がピックで弾かないと深みのある音が出ません。
ヤマハのコンパウンドでは、弾きやすくはありましたが、水っぽくなって緊張感のある(艶のある)音がしなくなってしまいました。

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  【nhiroさん】2002/09/10
■1976年
USED品を今年購入しました。
70年代のフォーク全盛期に青春を送った日々が懐かしく、古いギターを押入れから引っ張り出して弾いているうちに憧れていた3PバックのD-35がどうしても欲しくなりました。
どうせ買うなら当時の音を再現したいと思い70年代のUSED品を購入しました。
マーチィンクラック、塗装チェッキング等が目立ちますが私にとっては青春時代の宝物になっています。
肝心の音ですが、購入当初こんな程度かなと思うぐらい鳴りませんでしたが、2週間ほどで柔らかくまろやかな音色で鳴るようになりました。弦の音が直接聞こえないぐらいにギター全体が鳴っています。
軽く爪弾くだけで十分な音量がでますし、ストロークでも軽いタッチで柔らかくて芯のある音がでます。
昔のイメージは美化されるとよく聞きますが、D-35は昔のイメージ以上の音で鳴ってくれています。

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  【V850さん】2002/06/29
■1989年
「ボロンという音ではなく、「バリッ」といった硬めで乾いた透明感がある音」を求めて、13年前、大阪/東京の楽器店をまわり、色々なMartin(D-28、HD-28、000-28、D-35、D-45)を、試奏しました。
その結果、選んだモデルは、D-35 or ハカランダのD-28だったのですが、予算の関係でD-35に絞り込みました。

それまでの試奏の中で、強く「個体差」を感じていたので、楽器店にお願いし、USからの次回の輸入で同時に入る6本と在庫の2本を合わせて試奏して決めることにし、最終的に、2本に絞り、最後は、TOPの木目の「通り」で選んだ1本です。(非常に偶然なのですが、8台の内最後に絞り込んだ2本は、シリアルNo.が連番でした)

当時の外見上の特徴は、TOPのスプルースが、他に比べ、青白いことでしたが、13年経った今は、その青白さは薄れました。また、音の方は、鳴りが良くなり、より乾いた音に進化しています。
特に中高音は、透明感のある引き締まった艶やかな音色です。
ただ低音は、中高音の輝きに比べ、控えめな印象です。

フィンガリングによるソロにも、フォーク弾き語りのストロークやフィンガリングにも、活躍してくれる一台です。

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  【freezes3さん】2001/10/24
■1970年
全音域で出過ぎずバランスの良い深みのある音です。
女性でも容易に弾きやすいネック・指板等の作りはこのモデルの特筆する所です。
カポタストを付けてフレットを上げていくほどに円やかで繊細な音に私は惚れ込んでいます。

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  【しけにろさん】2001/08/23
■1974年
ストロークでダイナミックに弾くのがD-28なら、
D-35は指弾きで優しい音を奏でてくれます。
1カポ~5カポまでのバランスの良さ上品な音です。
だからと言っても、ストロークでも音量はあります。
弾けば身体にガンガンと答えてくれます。
D-35癒し系な音かな?

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  【YUさん】2001/06/23
■1968年
典型的なD-35の音とはちょっと違うかもしれません。
以前の怪しい修理のせいかちょっと妙な音です。
高音があまり出ないですが、中~低音側弦の倍音は結構出てます。
フィンガーピッキング向けの柔らかい音です。

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  【SRVさん】2001/06/20
■1986年
D-35はエレガントな鳴りですね。28は弾いたことないので比較はできませんが、押しの強過ぎない鳴りで私は好きです。3Pバックと2Pバックの違いがわかれば皆さんにもわかりやすいのでしょうが・・・
 
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●HD-35 
  【Toshiさん】2012/11/20
■2011年
ギターを始めて36年、御歳49にて初めてマーチンを手にしました。
ストロークよりもそれぞれの音がしっかり出るとされているD-35が前から気になっていました。
ある日楽器屋にてD-35を数本弾いて感触を確かめていたところ、店員さんが「少し珍しいモデルがあります」とHD-35を持ってきてくれたのですが、これが他の35よりも圧倒的に良く感じ、1-2分手にしたところで決めてしまいました!!
やはり低音から高音までバランスがよく、アルペジオやスリーフィンガーの音にしびれています。
当方1978年K.YairiYW-1000を所有していて乾いたよい音がしますが、HD-35は全体的に甘い響きがします。低音は包み込むような、高音は鈴鳴り、といったところでしょうか。
ストローク時の音量はまだまだだと思いますが、常にボディを響かせるようにピアノがある部屋に置き、熟成させています。
ただ、購入時に弾いたD-28のボリューム感やD-18の軽やかな音も気になります。
これ以上購入すると破産・・・・ですね。
 
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  【工場の月さん】2007/11/05
■1993年
10年ほど前、中古で買いました。高音から低音までキラキラした音でストレスなく鳴ってくれます。
D-28が欲しくて買いにいったんですけど、手ごろなのが見つからず、「あれ,変わったモノがある」って
手にしたのがこれでした。大当たり。

一度、ボディのくびれのトコのバインディングがはがれて、修理に持っていったんですけど、先に来てたお客さんがお店のD-35を2本弾き比べていました。お客さんが帰って私の弾いてみたら全く別のモデルのように音が違います。HD-35、レアなモデルですが、試奏の機会があればぜひ一度おためしになることをお薦めします。

問題はロック式のペグですね。ロックが甘いし、3弦がすぐ切れちゃいます。
普通のペグみたいに3巻きくらいして使っています。

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  【椎茸さん】2004/01/12
■1988年
最近、中古で手に入れました。この時代の特徴であるロック式ペグがついています。
D-35が欲しかったので、お店で5~6本程弾きましたが、音が繊細で一番安かったというのが選んだ理由ですかね...元々あまり人気ないし、この年式だからかな?(笑)
購入したHD-35は、スキャロップという事でクリアに鳴りますが、音に芯があるのはD-35の方かな?という感じでした。アルペジオは、まったりとして甘く、特に6弦がコンモリと太い音で鳴ります。良く「癒し系の音」とか表現される方がいますが、一音一音のモッコリとしたトーンが、弾いていて気持ちいいのだと思います。

ストロークでは音がガツンガツンとまとまって出るのはD-35の方で「ガンッ」とした音ですけど、HD-35はそれに「ジャラーン」とした成分が入っているような感じです。あと..高域はD-35よりも出るように感じます..。

音量はD-28や18の方がある...とかの声も聞きますが全然そんなことないです。
私は、他に1973年のD-28と、2000年のD-18Vも所有していますが、むしろ一番、音量があると思います。
中低域よりの音なので、特にフォーク系の弾き語りには主張しやすいと思いますが、意外とブルーグラスにも合います。
先日、LIVEで使いましたが..皆、目からウロコでしたヨ..(笑)

あまり見かけない機種だし、人気がないかも知れませんが結構、得な買い物をしたと思っています。
皆様も、是非一度試されて下さい。

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  【Billyさん】2001/08/30
■2001年
Dサイズの宿命かも知れませんが、やはり000サイズのギターと比較した場合、
音量面のバランスが低音側にシフトしている気がします。
でも、全体として倍音が豊かであって、綺麗で優しい響きに感激しました。
繊細でナイーブな感じさえするそのサウンドは、
いつまでも指でつま弾いていたくなるような気持ちにさせてくれます。
特に、1~3弦の高音側を指で弾いた時の音色にはきらびやかな輝きがあって、サスティンも十分です。

この美しい響きは、3ピースバック構造、スキャロップ・ブレーシングであることに加え、ブレーシング幅が、他の主要モデルのような5/16インチではなく、1/4インチという細いものであることにも関係しているのでしょうか・・・。

確かに、agneschanさんの言われる通り、HD-35は、店頭でも殆ど見かけることのない非常にレアなモデルですね。あまり人気がないのかな・・・確かにパワフルなサウンドを求める人には28系などの方が売れるのかも・・・。
でも私のようなフィンガーピッカーには、この美しい音色はとても素晴らしいものに思え、
結果的に非常に満足しています。

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  【agneschanさん】2001/08/01
■1983年
スキャロップドブレイシングのためフィンガーピッキングでも良く鳴ります。
ボディから前面に音が溢れてくる感じです。
フラットピッキングでは特に低音は力強く、ややもすると高音が負けてしまう感じがしますが、
これもこのタイプの特徴かと思います。
ハイフレット部でもサスティーンは良く、きらびやかな音です。
鈴が転がるような高音と力強い低音と弾いていて気持ちが良いものです。
ただ、5弦のD♯、Eはデッドポイントみたいです。
HD-35モデルは生産台数も少なくあまり見かけませんが
他にお持ちの方がみえたら是非感想をお聞かせ下さい。

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