2004年6月28日
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「普通の人?」
 
(Kan/49歳/埼玉)
 

マーチン持ったら怖いものなし。って、つまり納得いくマーチンを手に入れてしまえば、後は何でも有りってこと。我家のギターも大分増えてきて、最近では「ぎぶそん」とか「ろうでん」とかが仲間入りしています。これらのギター、とっても気に入っているのですが、もしマーチンを持っていなかったら多分、買おうとも思わなかったでしょう。やっぱりマーチンと言うのは特別なギターなんですよ、私の中では。そして、マーチンが手元にあるからこそ恐れを知らずに他のギターに手を出せるわけですね。

で、こんな何本かのギターを持って何をやってるのかと言うと、大したことはやっておりません。只々、歌物の伴奏をやるのみ。変則チューニングを使ったソロのインストとかは、全く頭が追いつきません。しかも、基本的に歌は当家の奥方様が担当いたしますので、本当に伴奏だけ。つまり、わたくしは奥方様のアッシー君ならぬ、テッちゃんという状態であります。まあ、これはこれでわたくし十分以上に満足しておりますので、何の問題もございません。

「ろうでん」持って歌物の伴奏に専念するぐらいですから、わたくしあまり節操がありません。曲についても同じ様で、楽曲優先でジャンルやアーティストに対しては節操がありません。とは言いながらそれなりにこだわりはあるんですけどね。(ギターの音色とか形とか....)

こう言った、こだわりが一般の人々に理解できないレベルに達すると、多分「変人」と呼ばれるのでしょう。これを読んでる皆さんも恐らく....

我家の場合、実は「ぎぶそん」は私の物ではなく、奥方様の所有物であります。娘も何本か持っているし、私も何とか普通の人でいられます、我家では。「応援団」の中では全く普通の人だし。

家内安全、家庭円満。ギターを始めて30余年。今が最高です。

 
 
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