2004年7月6日
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「徒然なるままに」
 
(まさぼー/53歳/香川)
 

拾ってきたおんぼろギターを、ペンキで白黒ゼブラ模様に塗って、
新譜ジャーナル見ながら自己流で弾いていた大阪での大学生時代。

高校の時聞いたフォークルにはまり、岡林でハンマリングを覚え、
シューベルツ、ジローズ、毎日放送ヤンタンの千里スタジオに行き、
ロックキャンディ―ズ、ウッディウー、5つの赤い風船などなど。
ベルウッドの立上げコンサートも行ったなぁ。
六文銭、あがた森魚、友部正人、ハッピーエンド、はちみつぱい、
懐かしい・・・。(涙)

まともなギターが欲しくなり、貯めたアルバイト代握りしめて
行った「YAMAHA心斎橋店」、1972年の事でした。
出始めたばかりのFGグリーンラベルを選んでいる横のガラス
ケースの中に、そう、あのあこがれのマーチン。
なかでも心に残ったのが、D−18・1970年! 無理っ!

その時(そうとう頑張って)買ったFG−580も、卒業後は
ケースに入れっぱなしで20年以上。
ある日引っ張り出して弾いているうちに、あの若き日の「想い出」
「あこがれ」「くやしさ」がふつふつとこみ上げてきて、動かない
指も、お金のやり繰りも、(家族の事も?)さっぱり忘れ、
手に入れた「1970年・マーチンD−18」、どうだ〜ぁ!!!

(ここからは、もう皆さんおわかりの事でしょうが・・・。)

で、これでマーチン病に感染したのが約6年前の事。
ウイルスの感染力は強く、本人の予防や女房のワクチンも効かず、
「D−28」「D−45」「OM−45」「OM−18GE」と
次々と増殖、その他のギターも入れるともう、どこに隠匿する?
私亡き後のギター処分方法(秘)メモも、もちろん作成済みです。

「聖地パタータ」にはなかなか参拝できませんが、気持ちはいつも
皆さんと一緒のつもり、これからもどうぞよろしくです。

ギターの腕は若き日のまま・・・、つまり、一向に上達しません。
仕事が終わって部屋で爪弾いたり、時々友人たちと弾いたりと、
あまり練習をせず、楽しんでいるだけのギターなんです。

もちろん腕達者の知り合いはいますが、
ジャズだの、ロックだの、ボサノバだの、ブルースなど、
「えっ、ふぉーくそんぐ?!」なんて言う連中ばかり、
都会はいいなぁ、心やさしい「フォークソング大好きおやじ」がいっぱいいて・・・、
ねっ、山下さん。
 
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