2004年7月18日
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「私のMartin遍歴」
 
(AT/40歳/富山)
 

ギターとの出会いは、小学校6年生のときに親戚から貰ったクラシックギターがはじまりです。その後中学でYAMAHA FG-350(たしかオレンジラベル)を買ってもらいました。その後、高校でCAT'S EYEのCE-800(D-28コピーモデル)を購入しました。

1.D-18(1977年)
はじめてのMartinは就職した年22歳のとき、地元のK楽器に友人が勤めていたこともあり、そこからD-18を新品で購入しました、代理店がまだ東海楽器の頃です。
このD-18は1979年製で、楽器店に相当長い間展示してあった物です。価格は1*万円。当時、D-18にしては安いと思いました。おまけの、シリアルNoの入った木製のプレートもまだあります。音はどうだったのでしょう?このときMartinはこれ1本で、較べようもありませんでした。ただMartinを手に入れたことで頭が真っ白になっていたように思います。
このギターはその後のバンド活動、東京転勤など私とともに十数年を歩んできました。その間バンド仲間が熱くなりすぎてピックで傷をつけたり、ネック反りのリペアに出したりといろいろなことがありました。今は主に弟が使っています。

2.D-35(1974年)
何で35なのという感じですが、音ももちろん気に入ったのですが、バンド仲間がD-28を購入しそれとは違うモデルが欲しかったということもありました。また、このギターは子供に倒されてネックが折れ、SクラフトのS田さんにリペアしてもらいました。やはりネックが折れてから気のせいかもしれませんが、音が変化したように思います。このギターは今は手元にありません。

3.OO-45(1974年)
ひょんなことで手に入れました、外観は相当のボロで満身創痍です。音は最近よくなってきたように感じますが、気のせいかもしれません。小さくて軽くて抱えやすいです。納得できるサドルを作っています、象牙よりミカルタのほうがよい音のように感じます、耳がおかしいのでしょうか。カールトンケースは素晴らしいですね。
先日、東京へ出張で行ったときにMartin純正のミカルタサドルとブリッジピンを買ってきて取り付けたところ、弦高は高めなのですがよい音になりました。どちらのせいなのかよく分かりませんが。
もう少しサドルを低くしたいのですが、音質の変化が怖くてやっていません。
その後、SクラフトのS田さんにリフレットしていただき、ついでに弦高調整もしてもらったところ、見違えるほどよい音になりました。リペア上がりはジョンピアーズの弦を張ったとのことで、そのせいで音がいいのかなと思っていましたが、先日、弦を張り替えても素晴らしい音でうれしかったです
 
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