2004年7月31日
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「お酒とギター」
 
(ゆぐさん/40歳/東京)
 

いつも、休みの日には焼酎とお湯の入ったポットを横において
ヘロヘロになって弾いています
 
そもそも、こんなにアコギにはまってしまったのは2年前の春でした
(もっと若いうちに目覚めていれば良かったのにー) 

それまで仕事だけの無趣味人間でしたが
ある日突然「このままだと20年後仕事をリタイヤしたら、やる事が無くてボケてしまうぞ」との何処からとも無くお告げが有り

そこで私は汗もかかなく無理なく継続して出来る事(なんて都合のいい考えなのだ)はないだろうかと思ったとき

「そうだ、高校生のときに夢中になって弾いていたギターがあるじゃないか(夢中で弾いていても22才の別れしか出来ないけど)」と、すぐさま近所のショッピングセンターにある楽器屋さんに行きました

いろいろなメーカーの(実は国産はヤマハとモーリスしか知らなかったのだ)ギターに目移りしながらも、「安いギターを買ってしまうときっと挫折してしまう」と思っていたら、店員さんが、「こちらのギブソンはチョイ傷が有るので安く提供できますよ」

そして更に、「ギブソンといえばJの45が基本ですが、こちらはLの00という小振りなギターで人気です」と、話を聞いていた型番のわからない私(?.?)には「こいつはビンゴゲームでもしたいのか!!」と思ってしまいましたが、結局、小さくて弾き易そうなので買って帰りました

ギターが我が家にきたのはいいですが、何せレパートリーか無いので
すぐさま書店に行って教本を探していると
表紙のギターがカッコイイ(^p^)、ソロギターのしらべを発見(^o^) 

「ワオーCDが付いていて2000円は安い、ラッキー」 
すぐさま家に帰り、ラジカセで付属のCDを再生、1曲目ヘイヘイ 
「ドヒャーこんな演奏死んでも出来ないよー」(-.-)と思い悲しくなってしまった

それでも、指が痛いしもつれるわの中、テンポのゆっくりした演目から始めて
やっとほんの数曲をそれらしく弾けるようになりました
(そう思っているのは自分だけさー♪、間違いない) 

それから半年もしないのに、マーチンとヘッドに書いてあるギターまで買ってしまった(でも腕は相変わらずさー♪) 

そんなわけで、休みの日はアルコールでヘロヘロになって楽譜と戦っています

追伸 何故か、いつも柿ピー(酒の肴)がよくサウンドホール内に飛び込んでしまいます


 
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