「これからも価値ある時間を」 |
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(ダック/46歳/千葉) |
ライブにチャレンジ!
学生時代は自ら創設した音楽サークルの定期発表会で仲間内ではあるものの人前での演奏をしていたが、社会人になってからは、すっかりそういう演奏機会もなくなって20余年。細々とギターは弾きつづけていたが、40代に突入して間もない頃、また人前でやってみたいという気持ちが燻り始めてきた。
そして数年、文明の利器であるインターネットで衝撃的に出合った『戦うオヤジの応援団』の『練習会』はライブ形式とは言えないものの久しぶりに人前での生演奏を経験し「水を得た魚」のような心境を得たのが2003年5月のこと。
そして、その時に知り合ったジーゲル氏の誘いに乗り、果敢(いや、無謀)にも分岐点コンサートにソロでチャレンジしたのが次月の6月。
まだ、メンバーに顔も名前もほとんど知られていなかったし、「ダック」も名乗っていなかった頃のこと。「でき」はともかく、意外にも堂々と演奏したことを今でも鮮明に記憶している。
メンバーの中で最初の分岐点出演者となったことはジーゲル氏以外はきっと誰も気づいていないだろう。
決してライブ志向が強い訳ではないが、ひとりでも聴いてくれる人がいる場面では自己満足だけでない何かを真剣に表現していきたい。
音楽仲間のネットワーク
好きな音楽を通して出会う仲間のハートはみな暖かい。そして次々に出会う『音楽仲間のネットワーク』がどんどん広がっていく。
2004年1月に、アマチュアのピアノ弾語りライブ(女性)を聴きに行った。そこで、思いもかけずに飛入り演奏を要請され、暖かい拍手で迎えられたこともあり、思い切って2曲演奏した。店のマスターから「ライブをやってみないか」とまたも思いもかけないお誘いをいただいた。ソロライブをこなすだけの自信もなかったので、躊躇していたところ、「では企画ライブの形で」と提案され、現在主催させていただいている「Over40’sライブ」開催に至った。
さらにその後、別のアマチュアライブを聴きに行った時のこと。都内でライブ活動している人(男性)と出会う。彼の誘いで遊びに行った都内のライブハウスでまた何人かの音楽仲間を紹介してもらう。ここで僕と音楽感性がかなり似通っていたことで意気投合したふたつ目のユニット「ハートウインド」の相方とも出会うことになった。
元々やりたかったスタイルである(先行した「シマッツ」も含め二組もの)二人組みのユニットとして活動できるのも、演奏させていただけるライブスペースがあってこそ、そして、大切な音楽仲間たちがいるからこそ。とても幸せなことだと思う。音楽を楽しみながら、これからも価値のある時間を過ごしていきたい。
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