「最後の1本」 |
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(GAYA/40歳/茨城) |
学生時代は毎日の様に弾いていたギターも20才台半ば位から仕事に追われ、いつの間にか仲間が集まって飲んだ時以外はほとんど弾かなくなり、1番愛着のあった1台のSヤイリを残しすべて手放してしまいました。
2年前、同級生から日比谷野外音楽堂でライブをやるので見に来るよう誘いがあり、30台後半になっても現役で音楽活動をしている友人に感動しギター熱が再燃してしまいました。
さて、そうなると昔から「死ぬまでに一度は手にしたい夢のギター、マーチンがほしい!」熱も再燃し、かみさんを連れて御茶ノ水へ・・・
なかなか買う決断がつかなかった私に、かみさんから「そんなにほしいんなら買えば!」のありがたい一言。「その代わり大切にして!最後の1本だよ!」ていう言葉にあと押しされ念願のD-28を購入。
「おれはいいかみさんをもらったなあ」と心から感謝しながら帰途につく。
その後なぜか半年の間にヤマハが2台、エレアコ1台、バックパッカー1台が増え、昔から持ってたエレキ1台(こいつはその後手放しましたが)Sヤイリ1台と合わせ計7台に増殖。部屋にはギターハンガーが5台分、ギタースタンド3台分。(持っているギターの本数より多いのはなぜ?)
現在、趣味は楽器屋めぐり。パソコンを立ち上げるとメールチェックの前にオークションと応援団のホームページを見るのが習慣。口を開けば「D45っていいねえ」…って、「これが最後の1台」のD-28は、ギター増殖病になる「最初の1台」だったのかも?
かみさんは内心「悪いだんなに嫁いだなあ」と、きっと思ってんだろうなあ・・・。
追記
戦うおやじの応援団は、本当に私の応援をしてくれています。
かみさんに「自分なんか山下さん達の持っているギターと比べたら、たいしたことないよ」って言うと納得してくれていますので・・・(笑)
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