2005年4月20日
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スポットライト当たる日を夢みて
 
(暖風/41歳/愛知)

 

 はじめまして、ペンネーム?暖風(だんぷう)こと小縣と申します。暖と言う息子と風果なる娘の名を連ねただけですが・・
愛知県は小牧市に在住のため 皆様とお会いできる機会が少なく寂しい思いを致しております。が メールやHPを見て仲間になったような気がして 今はそれだけで喜んでおります。

 初めてギターを手にしたのは 6つ上の兄が高校生になり スズキのガットギターを購入したときですから 小学校4.5年生でしょうか。
手の小さい私にも何か弾ける曲はないか?と 選んでくれたのが「神田川」。毎日 練習しましたね・・・おかげで 譜面を見ずに弾ける唯一の曲ですわ。
 兄の影響が大きかったんでしょう、フォークソング・・・で育ったような気がしますね。

 ガットギターがやや傷を帯びだした頃 兄は「スズキ スリーS」なる フォークギターを購入。 衝撃の音でした。
この箱のどっからこんな大きな、そして深い音が出てくるんだと 穴をのぞいてみたものです。低音の深さと伸び、高音の煌びやかさ!
ガットギターとは完全に違う楽器だと思ったことを覚えています。

 この音に感動した 当時丸坊主の中学生だった私は 兄が大事にしていたこのギターを兄の目を盗んでは 左指の先が紫色になるまで「かぐや姫」「チューリップ」「イルカ」 なぜか「加山雄三」などを 弾き語ったもんです。
 高校生になり バンドを組んだのも自然のなりゆきで 「甲斐バンド」「ハウンドドッグ」2人組みで「サイモン&ガーファンクル」などコピーしました。
高校3年生の文化祭では とうとう「スポットライト」なる一度浴びてしまうと病みつきになる光線を体験してしまい、以来 何かとギター片手に光線を浴びたがる体質になってしまいました。誰々の結婚式、アルバイトの送別会・・・頼まれないのにイヤとは言えない性格(性質)に・・・

 ま そんなこんなで すでに41歳。ここんとこ友人の結婚式もなく!ギターを手にするのは ゴルフクラブの1/10ぐらいだったしょうか。
ふたたび 目覚めさせたのは 今度中学生になった息子と3年生になった娘ですかね。生意気に はやりの音楽を聴くようになったんですね。
近頃 30年前のような アコースティックな2人組みが多いですね。「青いベンチ」なんて娘に弾き語るんでよ。部屋を暗くして 卓上デンキを自分に当てて・・・(体質ですから)

 このところ あの兄の「スリーS」の音を求めて ギターを買いあさりました。モーリス、ギブソン、オベーション、当然「スリーS」も・・・
そして とうとう「マーチン D-35」です。これ持って スポットライト当たる日を夢みて 日々楽しんでます。

 
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