2008年10月6日
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「アコギ自分史と今の思いなど」
 
(yoshiy/1962年生/香川)


 2年前に自分の人生を振り返る機会があった。特に自分が好きなことをできるだけ書き出した中にギターがあった。

箇条書きで書くと。。。
齢は忘れたが幼稚園のころ、弦の響きが好きで釘をかまぼこ板に打ち付けて輪ゴムで弦を作りギターの真似事をしたのが始まりだったと思う。
小学校の学芸会だった思うが教室で『エデンの東』を弾いたのが人前で演奏した最初の出来事。緊張して指が震えていた。
中学生のころ、親戚からもらったフォークギターをジャカジャやっていた。(たしか、『君の瞳は1万ボルト』だったと思う。)
大学浪人のときエレキとエフェクターを買い高中正義の真似事をしていた。早弾きは弾けないがメロディーラインが美しくノリノリだった。

 アコギに1度目覚めたのは渡辺香津美さんの『おやつ』というアルバムを聴いてコンサートに行ったときだった。(アコースティックギターの可能性を肌で感じた。)その後アコースティックギターに触れない時期が10年くらい続いたが、数年前アコギでソロギターというのが流行ったのが再度起きたきっかけだった。(空間系のアコギサウンドにギターの虫が動き出した。) 神戸で小松原俊さんや岡崎倫典さんのアコギのバランスのよい音色を聴いて僕もこんな風に弾けたらいいなぁ〜と思っていた。

 四月に高松に転勤してからギターのサークルや練習会・発表会に参加させていただく機会があり、みんなで演奏する楽しさを感じた。自分としては、なかなかうまくならないのでモティベーションがいったりきたりであるが、先日岸辺さんのコンサートを高松で聴いて大いに感動し、今までつけていなかったピックアップとエフェクターをアコギにつけてみた。『おお、なかなかええ感じやー』と、フュージョン系な思いが現在ちまたの空間に広がっている。

アコギの可能性。。。

 アコギは同じ価値観を持つ人を引きつける。アコギをもって会社の懇親会に参加したり得意先の懇親会になだれこんだりしていると、そこにフォークギターが好きな人がいたり、青春時代にギターにのめりこんだ人がいたり、思わぬ人のつながりに発展する。単純にアコギが好きで、好きな人同志が集まって好きなことをやるのが本当にいいことだと思う。

自分の課題。。。

 人前でギター演奏するときと一人で練習するときの出来上がりの差についてどうしてこんなに違うんだろう?というのがもっぱらの疑問。人前だと緊張して指がふわふわした感じになり力が入らなくなってしまう。どんどん演奏の場を踏んで失敗や成功を数多く経験し、少しづつでも自信をつけていくしかないかな?と思っている。良い演奏は人を楽しませることができると思っているので、これは『試練?』だと考えて練習している。(笑)

今後ともみなさまよろしくお願いいたします。




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