「初めまして、南国フィリピンは
ミンダナオ島のダバポンです。」
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(ダバポン/1954年生/フィリピン) |
そもそも、ギターを弾くきっかけとなったのは当時TVで観ていた“モンキーズ”でした。モンキーズが毎回引き起こすドタバタ喜劇と合間の音楽。面白く観ている内にモンキーズの唄に惹かれ始めたのです。
今、思うとキャロル・キングの曲なんかもやっていたので、その後、好きになっていったジェイムス・テイラーやCSN&Yなどの好みがこの頃から固定して居たのかも知れません。
そして中学2年の3学期から転校した学校でSP東京中央のGBさんと知り合う事になりました。ギターやバンジョーもさることながらトロンボーンやベースなど器用にこなしイラストはプロなみで知識の玉手箱、というか重箱というか・・?そんなGBさんとよくYAMAHAのショーウインドーのマーチンやらギブソンを飽きもせず見に行ったものです。
その後、高校生活はGBさんとはなれ、私は早速「フォークソング研究同好会」に参加しました。そして、その同好会の先輩に連れて行かれた場所で衝撃的な体験をしました。とある商店街の2階の部屋で2人のギタリストがセッションしていたのです。
その時の彼らの演奏はまるでペンタングルのバート・ヤンシュとジョン・レンボーンの様でした。それからと言うもの、学校を抜け出しては彼らのセッションを見に行ってました。彼らは何も教えてくれませんでしたが、その指先やピッキングなどを、うっとおしいくらい凝視して技を盗もうとする私には文句一つ言わずに全てを見せてくれました。
おかげで沢山の基礎的な技を覚えて、その後私のバンドやフォーク系アーティストの方々のサポート・ギターを弾かせてもらえる様になるための礎となったのです。
そのジョン・レンボーンのような存在だったのが今でも尊敬するSP千葉・柏のSSさんです。そんな関係から戦うオヤジの応援団を知り、入団の運びとなりました。また、山下さんからお声をかけて頂き、僭越ながらリレー・エッセーを書かせて頂ました。
今は“自分に素直”な音楽をめざして、のんびりと活動してます。
みなさん、これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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