2009年3月20日
<エッセイ一覧へ>

「私のギター歴」
 
(素浪人/1960年生/東京)


はじめまして。
御茶ノ水のクロサワ楽器に置いてあったパンフレットを見て、
「素浪人」の名で登録させていただきました。
東京の下町に暮らす、48歳です。

自己紹介を兼ねて、ギター歴を書かせていただきます。

◆10代前半
親からのクリスマスプレゼントで買ってもらったYAMAHAのガットギター。
これがギターとの出会いでした。
さっそく当時好きだったビートルズの「And I Love Her」や
サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」をコピー。
うまく弾けるまで時間かかったのを思い出します。
かぐや姫の「賀茂の流れに」のイントロの音がどうしても出したくて、
ハミングバードのコピーモデル(メーカー忘れましたが安物です)を購入。

◆10代後半
ツェッペリン、ディープパープル、クイーン、キッス、
さらにプログレの世界にハマリ、友人とバンドを結成。
よくありがちなギター少年の出来上がりです。
アコギはまったくといってよいほど、使わない日々。(当然、エレキでした)

◆20代前半
ボンボンの友人が持っていた、K・YAIRIのきらびやかで歯切れのよい、
YW-1000の音に惚れ、ちょっとだけ借りてみたら、なんとも素晴らしい。
(その後、返すからと連絡をしても「まだいいよ」と。かれこれ30年・・・)
ということで現在でも使っています。

◆20代後半
ジャズ、フュージョン系に傾倒して、YAMAHAのセミアコを購入。
ラリー・カールトンが大好きでした。
ジャズギター教室に通ったり、MTRで多重録音をよくやってました。
ラグタイムギターを覚えはじめたのもこの頃。

◆30代前半
結婚とともに、ギターは実家、新婚生活にはなし。そんな生活。
結婚8年目に隣駅で活動しているバンドのメンバー募集の知らせがあり、
久々にバンドを趣味として再開。
PRS、GODANなど、わりと高級なギターをこの頃、購入。

◆30代後半
転居しため、バンドから脱退。
ダイビングが好きになり、またまたギターと無縁な生活。
キャンプをすることが多くなり、こんな時に使えるだろうと、ウクレレ購入。
ただし、ギターは弾かなくても、DTM(今はDAWですね)で、
独りバンドを楽しんでました。

◆40代前半
ランニングとトライアスロンにはまり、
さらにギターと無縁な生活が続きます。
ランニングで「戦うオヤジ」化していました。
これは今も続けていまして、100Km超えのウルトラマラソン、
山を走るトレイルランニングレースなどに出場しています。

◆40代後半(現在)
ある日、久々にギターを手にしました。
ソロ弾きとしては、ラグタイムやその他いくつかのレパートリーがあったのに、覚えているのは数曲のみになってしまってました。
さらに運指も相当ぎこちなく、スチール弦がイタイのなんの。
愕然・・・。
せっかく覚えたのに・・・もったいない!
趣味ではいろいろやったけど、やはり「音楽」がずっと一番好きでした。
復活しよう。
こう思ったのが、半年前のことです。

まずは、ラグタイムギターの思い出し練習の日々。
(当時の譜面も紛失してしまい、絶版なので記憶しかなく)
それと、好きなジャンルのひとつ、現代ハワイアンを中心に
スラックキーもチャレンジしてみたいと思っています。
(これ意外にもいろいろ聴いてますが、今はゆるゆる系が好きです)
また、ウクレレもちょこちょこやってますが、
ウクレレのコードやスラックキーのオープンチューニングでのコードって、
この年になると、なかなか覚えられないし、身につかないジレンマもあります。

ウクレレは現在3台、ギターはさきほどのK・YAIRIとマーチンのOO-16DBで遊んでます。
簡単なソロ弾きでも、気持ちいい〜と感じているこの頃です。
今は、少しずつ指使いが蘇り、少しずつレパートリーが増えてくるのが、楽しい毎日です。

みなさまの素晴らしい演奏を聴きましたが、私もいつかお店でお会いできれば、新たな刺激になるだろうなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。





エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→