「フォークへの想い」
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(TONY_K/1957年生/千葉) |
フォークとの最初の出逢いは小学生の高学年、フォークルの《帰って来た酔っ払い》だと思います。その後中学1年の時、突如として拓郎が出現し、そのメッセージ性の強い音楽に圧倒され、フォークの虜となっていったのです。
初めてのフォークギターはヤマハのF−160というモデル。薄っぺらな教則本でコードの存在を知り左手の指が痛くても痛くても押さえ続け、皆様と同様にFで苦しみ、どうにか音が出る様になると、次なる難関、3フィンガーが僕の前に立ちはだかったのです。
そんな日々、運命の出逢い拓郎の《元気です》に圧倒されました。中でも”りんご”。あのかっこいいギターはどうなってるんだ?石川鷹彦って誰?拓郎が弾いてんじゃないの?
それ以来40年間一向に上達しないギターテク。全く情けない。今もフォークギターを弾き《あの素晴らしい愛をもう一度》なんかを口ずさんでいると、「父ちゃん、うるせーよ!」と倅2人の大合唱。
石川氏には遠く及びもしないギターですが、僕の人生の中で一番長く続いている趣味がフォークです。若かりし頃は本気で拓郎になるんだ!と思い込んでいた自分がいました。もしかすると今でもフォークシンガーになるんだ!と心のどこかで思い込んでいるのかも知れません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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