「真に私を励ますもの」
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(KOTOPAPA/1964年生/愛媛) |
歌が嫌いだ!という人に、私は46年来、出会ったことがない。
誰にもお気に入りの想い出の歌があり、それを耳にすると過去の想いが蘇り気持ちまでもが再現されるものだ。
私は時々、無意識に毎回お決まりのフレーズを鼻唄で歌っているようで、それを妻が高笑いをして喜ぶのだ。
「♪ふふふふン、ふっ、ふン♪、ふン、ふっふっふっ、ふ♪、ふ♪、ふン♪…」
「フッハッハッハッハッハ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ…」
「何がおかしいの?」
「その歌が出たら、いつも機嫌がいいんよねぇ、ほんと単純…ふふっ」
歌には不思議な力が宿っているように思う。
嬉しい時に聴く歌は、喜びを増殖させてくれる。
辛い時に聴く歌は、苦しみを和らげてくれる。
そればかりか歌に救われることさえもある。
歌はいつも自分自身と共にあり、どんなときも励ましてくれている。
演歌ならシブイ応援団長、ポップスならキャピキャピチアガール。
そんなことを考えると、自然と口角が上がってくる。
私には自慢の娘がいます。
迷いなく一直線に音楽の道を邁進しています。
常に高い目標を目指し
自分の可能性を信じ
努力を惜しまない。
小6の冬…「人を幸せにできる歌手になる」と言い出し
15歳で…単身大阪へ、音楽専門学校で勉強と音楽性を追求した。
現在…シンガーソングライターとしてメジャーデビューをめざし日々研鑽している。
そんな娘の生き様が、私に勇気を与えてくれる。
私に情熱を吹き込んでくれる。
熱く、熱く、生きていけ!とそそのかす。
「夢を叶える」とは素晴らしい。第一歩を踏み出すことが素晴らしい。
私の歌好きを継承した、自慢の娘の「応援団長」で居続けたい。
※コトノのサイト http://kotono.cc
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