2010年11月21日
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「プログレ好きのロック小僧が・・・」
 
(まんだらや良太/1960年生/岡山)


1974年、私が中学二年の時かぐや姫の神田川が大ヒットし、フォークというものに興味を持ち始めたころNHKで放送されたエマーソン・レイク&パーマーの後楽園球場コンサートを観てしまい、興味は一気に洋楽ロックに飛んでしまう。
ミュージックライフ誌を買い、そこに載ってた「クリムゾン・キングの宮殿」のジャケットに惹かれ、レコードを買う。父の家具調ステレオからで出来た音に驚愕し、それからはもうプログレッシヴ・ロック一直線となる。高校に進み、ロックバンドでドラムを担当。お決まりのディープ・パープルなんかを文化祭で演奏したりするものの、一時のものであった。しばらくして、高校の帰り道にあった、ジャズ喫茶に行くようになり、今度はECMレーベルを聴きまくるようになる。すべての楽曲の中で、私の一番好きな曲「カントリー/キース・ジャレット」に出会ったのもその喫茶店である。

さて、そんな私が2004年の夏、会社の謝恩パーティで同僚からの誘いでかぐや姫の「なごり雪」と「僕の胸でおやすみ」やろうということになり、二ヶ月の猛特訓をしてなんとか無事にこなすことが出来た。はじめて弾いたアコギは指先に厳しく何度も泣き言を言ったものの、だんだんと音色に惹かれパーティが終わってしまってからも週末には同僚と練習する日々が続く。

翌年、とあるアコースティックライブに誘われて同僚とのユニットで出たことがきっかけで、そのイベントには毎回出るようになり、さらにスタッフとしても参加するようになる。

ギターを弾き始めて5年半、演奏はまだまだ未熟だがこの楽しさをもっと広げたいという思いから、今ではライブも出来る喫茶店を片田舎に開くことになり、女房と二人なんとかやり繰りしながら1年が経った。
知名度は低いが色々な人にどんどん利用してもらい、みんなが楽しめる音楽空間を目指してがんばろうと思っている。

オヤジの応援団、岡山の会員は少ないが、ご紹介くださったYABBYROADさんとも協力してこの和と輪が広がることを願っている。





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