2011年9月5日
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「神様からの贈り物」
 
(neko/1955年生/埼玉)


2004年9月5日付けで一回目のエッセーを書きました。
あれからちょうど7年。
あっという間だったけど、自分の人生を大きく変えた7年でした。
それまでの50年間を合わせても足りないくらいの変化がありました。

1本のマーチンから始まった親応との出会い。
その仲間たちがどんどん自分を変えてくれました。
唄えなかった歌が唄えるようになり、弾けなかったギターが弾けるようになり、言えなかった言葉が言えるようになりました。

日本中にいっぱい友達ができました。
演奏を聴いたひとが「おいでよ!」って声をかけてくれました。
そして、そこでまた友達ができました。
この7年間で音楽を通して190人の友達ができました。

震災で傷ついた若い友達も今やっと立ち上がろうとしています。
各地で自分や家族が病と闘っている友達もいます。
先に逝ってしまった友も・・・。

生まれた時から生きとし生きるものはみんな西に向かって歩いています。先に逝く者がそれを時々思い出させてくれるのです。
生きている者はその悲しみを生きていることの喜びのエネルギーに変えなければいけないのです。
精一杯の心を込めて、演奏するしかないのです。

悲しいときも嬉しいときも音楽はいつもそこにあります。
その音楽を紡ぐことのできる幸せを感じています。
自分の奏でる音楽が少しでも心地よいものでありますように願いながら唄っています。

neko・kan・GBの3人のユニット『猫時間』は6年を迎えました。神様からの贈り物です。
 
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