2012年7月13日
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「ギターが好き…。」
 
(TORU(大西 透)/1961年生/うどん県(香川))


ギターを始めるきっかけは歌を歌う時に伴奏ができるもの…ということで
白いガットギターを購入したのが中学校2年の時。

当時の「かぐや姫」等のフォークブームを知らずに通過してしまい、フォークと名の着くものに出合ったのが「さだまさし」。高校1年の時の友人の影響が大きかった。

当時は私も細く(今の体型からは想像できないが…)銀縁のメガネを掛けていてルックスもさださんに似ていたため、好んで「さだまさし」を歌っていた。
当時の所有したギターがYAMAHA L-5

社会人になり、MARTIN HD-28(77年製)を中古で買う。ギターの音が好きでサウンドホールに耳を近づけ弦を弾いては音に聴き入っていた。

やがてさだまさしさんが使用するギターがYAMAHAではなく、「Terry's
Terry」だったのに気付く。同じものが欲しくなり嫁さんを説得し「家計が苦しくなったら売る」という約束の下、買ってしまう。

こうなると次は自分だけのギターが欲しくなり、MARTINキットを作ろうという考えに走る。こうなるともう病気らしい…。

1本完成すると「材料が変わったら、どんな感じかな?」
「ボディシェイプが変わると音が変わるかな?」
と病気は重症化してキットを4本作った。

次はキットを使わずに最初から材料を曲げたり、切ったりして完全オリジナルのギターを作り出すことになる。これが、アコースティックギターの超マニアックなオフ会(この会でこちらの山下様と知り合うことになる)で好評となり、やがてギターの展示会に出品するまでになってしまう。

趣味の延長にあったギター製作も仕事となり、修理や調整までやらせてもらい、プロのギタリストの方からもオーダーを受けたり、展示会に出品したりと幸せを感じています。

将来の目標?
もちろん、さだまさしさんに使っていただくギターを作ること!(笑)




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