2013年6月30日
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「私とギター、そして オヤ応との出会い。」
 
(G.M./1962年生/千葉)


私が中学一年生の時、放課後の部活動とは別に、
授業のカリキュラムとして選択制のクラブ活動が週に1時間ありました。

その時に仲の良かった友人とギター部を選んだのが
私とギターの出会いです。

早速楽器屋さんへ行き、お店の人に薦められて
親に初めて買ってもらったギターは、
「ヤマキ」と言うメーカーさんのものでした。

ギターの弾き方をまったく知らない私達に、
入部からほどなく開催される学校祭に向けて
一つ年上の先輩から教えて頂いた曲が
井上陽水さんの「夢の中へ」

これがギターの弾き方を私が初めて覚えた曲です。

その後の中学生活で、
ヤマキさんのギターと共に「かぐや姫」さんや、
「さだ まさし」さんなどの曲を覚えて行きました。

中学三年のある日、
誤ってそのギターの背面を机にぶつけてしまい、
ギターに申し訳なかったのと、
そのキズにショックを受けましたが
弾くには問題なかったのでそのまま持ち続けていました。

しかしだんだんとギターを弾くことが少なくなって来て、
二十歳頃だったと思いますが、
そのギターを捨ててしまったのです。。。
(ヤマキのギターさん御免なさい。。。)


その後
四十歳を過ぎた頃からまたギターが弾きたくなり、
勤務先が東京のお茶の水なので
近くの楽器屋さんで中古の YAMAHA FGシリーズの
安価なもの(一応メイドインジャパン)を購入し、
家族の冷ややかな眼差しを感じつつ、
下手なりにギターを弾くことを時々楽しんでおりました。

そして三年前の秋、
たまたまネットのオークションサイトを見ていたら、
三十五年前に買ってもらった
あの「ヤマキ」社のギターと同じ?ものを見つけてしまったのです。

本当に便利な時代で、
三十年以上も前の「ヤマキ社」のカタログを
インターネットで確認することができ、
オークションに出ているものは間違いなく
私が当時持っていたものと同じタイプと確信し、
オークションで購入してしまいました。

(余談ですが、今のところ後にも先にもネットオークションを利用したのはこの時が最初で最後)

やがて 『フォーク酒場』さんなるものの存在を知り、
いつかは行ってみたいなぁ〜っと思い、

さらに強くなった? 家族の冷ややかな視線にもめげず、
自宅でたま〜にギターを弾き、

昨年、五十歳の誕生日の日に、
勇気をふりしぼって憧れのフォーク酒場さんの
ドアを開け、下手な弾き語りをさせて頂きました。

人様へのご迷惑を顧みず、
このステージの雰囲気が何とも忘れられなく、

今年の4月9日、
東京・御徒町 のアコースティックバーさんで
フォークの日(4月9日)ということで
オープンマイクがあることを知り、
無謀にも参戦してしまいました。

(入団してから知りましたが、そこはオヤ応・首都圏SP御徒町の会場さんでもあったのですね)

2回のステージで3曲を歌わせて頂き、
その際にこのお店でレギュラーで歌っていらっしゃる「S」様より、

戦うオヤジの応援団への入団と練習会への参加をお奨め頂き、
加入させて頂いた次第です。

しかしながら、
週末のほとんどが仕事なため、
まだ練習会に参加できたことがございません。。。

でもいつか必ず参加させて頂きますので、
その際はどうぞ宜しくお願い致します。


そして全国のオヤ応の皆様、
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。




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