2013年7月26日
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「気になる女」
 
(jokb/1956年生/東京)


小式部内侍(こしぶのないし) 平安時代の女流歌人
現代女性が気にならない存在ではないなど言わないが
この平安の恋多き女性は、気になる
女房三十六歌仙の一人 泉式部の娘など
当時のエリート、高級官僚、
「大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立」
この和歌と25歳の若さで産後のひだちが悪く亡くなっていることが
心惹かれという言葉は適切で無いにしろ、
できるものなら会ってみたいと強く思う。
藤原定頼をやり込めたこの和歌は、
天の橋立と京都との位置関係明白にしパクリは不可能なことを
流れるように美しく言い切っている。
言い寄る男たちは、優しく迎え入れ、
おきゃんに生きた女性 
1000年後のいま虹色の水玉のワンピースに長い髪をなびかせ
恋の歌を聞かせてくれてくれないだろうか。俺はマーチンでお気に入りの
へたくそな日本語ではとても歌えないLoving youを歌い
あわよくばMaking loveで万々歳で 終わりたいな。




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