2013年10月31日
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「嬬恋の夜」
 
(つぶやきごろう/1958年生/新潟)


高校二年。「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない!」を合い言葉に我々3人竹馬の友は静岡は嬬恋に繰り出したのでした。

8月の2日〜3日。31日の夜行で出かけ1日の昼前には嬬恋に到着。暑い暑い。いままで経験したことがないくらい暑さ。ちょうど出始めの「カップヌードル」を食べて、その晩は野宿。当日朝はもうすでにかなりの人が並んでいた。田舎者の我々はこんなに人を見た事が無い(笑)。

ゲートが開けられると一目散にステージ前へ。それでも4−5列目くらいでしょうか。暑さのため、ろくに熟睡できずにコンサートが始まる頃には眠気が襲う。「12時間もつんだろうか...」。

拓郎の歌が始まり、5万人は酔いしれた。鉢巻き姿の拓郎の弾くギブソンの音がいい。でもバックの連中の音か?生音はよく聴こえない。そしてかぐや姫、こうせつが愛機「ギルドD−50NT」をぶん投げた。ちょっと残念だった。ギターがかわいそう。ウイークエンドも歌った、そして風。ユイ音楽工房主催の大イベントだ。

トイレの仮設のベニア板が両脇に幾枚も並びトイレに行くのも大変な状態。今のように規則正しく区切るようにしていないため人の足を踏みながら、そして謝りながらトイレに行かなくてはいけなかったのです。夕方17時から朝の五時迄の12時間コンサート。途中無意識に寝ていた時間もあり3人はお互いほっぺたを叩き合いながら励ましながら起きていた。

その時の「絆」でしょうか。いまだに活動しております。しかし、無理はしない、定期的に練習もしない、やれる時にやろうがモットー。機運がのったらやろう!だ。(笑)

ちなみに後日発売の雑誌にわたくし480円のTシャツにジュースを飲む姿が拓郎の下のカットに映っておりました。嬬恋のチケットと合わせてご覧下さい。高校二年の夏でした。モーリスWー40健在です。
(長々お読みいただき感謝)
 

http://www.cokky.ne.jp/hsh/hsh/Movie.html (バンドの生い立ちほか)



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