2015年10月4日
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「無謀な夢とは知りつつ」
 
(よっちゃん/1948年生/東京)


昭和23年生まれのただ今67歳。36年の俸給生活から解放されて7年目、20年来続けてきた水彩画を描くかたわら、こちらもそれぞれ15年と20年のキャリアだけは積んできたカラオケにバレーボールにと、日夜楽しんでいます。更に2年ほど前から声楽の先生について、歌いたいけど自分では歌いこなせない難曲のレッスンを受けるようになりました。

今回無謀とは思いつつもこの歳でギターに再 (初?) 挑戦しようと思ったきっかけは、ある方の弾き語りライブで生ギターの心に響く演奏を久しぶりに至近距離で聞いた事でした。圧倒的な迫力に刺激を受けるとともに、その方の「私は今年還暦になりました。健康寿命で行くと元気でやりたいことが出来るのは統計的にはあとせいぜい15年、だんだん後がなくなりました。」という言葉でした。

若い時からギターの音色に魅せられフォーク全盛期に青春を過した者として、ギターが弾きたいギターを弾いて歌いたいという出来る人には何でもないことかもしれませんが、私にとっては長年の夢を今少しでも叶えるべく勇気を持って応援団の扉を叩いた次第です。

残された時間がどのくらいなのかは誰にもわかりませんが、せめて現在レッスンを受けて歌えるようになった歌を自分のギター伴奏で歌えるようになることをひとつの目標に、先日初めてお世話になったSP柏の心優しい諸先輩方のご指導アドバイスをいただきながら、あせらずひたむきにかつそれなりに弾けるようになるよう頑張って練習して行きたいと思っています。何卒よろしくお願いします。

 



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