「唄い続ける原点」 |
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(てつみ/1949年生/岐阜) |
2016年末からフェイスブックを初め2017年多くの出会いと唄わせて頂ける処を提供して頂きました。そんな中で戦う親父の応援団を知り、メンバー登録をしわずか1週間ほどで自己紹介の文章を書かせて頂けるなんて幸いと思っています。
高校時代グループサウンズに憧れ、バイトしエレキギターを購入したのが音楽との出会いです。そして最初に覚えた曲がワイルドワンズの「思い出の渚」だったと思います。
そして21歳(1971年)の時、友人から誘われ、中津川フォークジャンボリーに行き、フォークを聞きこんな音楽がやりたいと思いました。
その年に発売された加川良の教訓を聞いて今の自分で良いのかと思い、翌年に4年務めた会社に辞表を出しました。
その当時に「愚痴」というオリジナル曲を作ったのですが、それが今でも音楽を続け唄う事の原点になっています。
それから4年ほど音楽活動中心の生活をしましたが、再びサラリーマンに再就職し現在も現役で働かせて頂いています。
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「愚痴」 詩曲 ***てつみ 1972作
外は雪が降り 部屋の中では
俺の吐息が白く変わる
コタツもないせんべい布団にくるまり
眠くなるのを待っている
朝が来れば 顔を洗う間もなく電車に乗り
見るのもいやなやつらの居る会社に行く
そしてただ与えられただけの仕事をやり
一日を終える
ああ何の喜びも何の楽しみもなく
今ここに生きる事は俺の大切な青春が
つまらない物にと終わって行くんだ
毎日が同じ事の繰り返しで
やがては俺の体もおとろえ
今まで何をして来たのか
何の為に生きてきたのかと
自分に問いながらこの世を去って行く
外はさわやかな風が吹いているが
部屋の中は煙草の煙がくすぶっている
* 何をやってもつまんねえので
大きな声で唄なんぞをがなってみる
ああ何の喜びも何の楽しみもなく
今ここに生きる事は俺の大切な青春が
つまらない物にと終わって行くんだ
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この唄の「* 何をやってもつまんねえので大きな声で唄なんぞをがなってみる」この部分が今でも唄う原点です。
とにかく大きな声で唄うのが好きで一昨年末に、家族からやかましいと言われない様にDIYで1畳半程の防音室を作り、気兼ねすることなく唄っています。
ただ長くやっている割にギターは下手で、フィンガーピッキングが出来すストロークのみで唄っています。
加川良に影響を受けたのですが、良さんの唄は、1曲しか唄えません。誰が好きというでなく、いい曲だなと思う昔のフォークのカバーを唄っています。
現在68歳です、周りの人は、私の子供の世代以下の人が多いですが、気持ちは青春真只中で、まだまだ唄い続けようと思ってます。
皆様、何処かでお会い出来るような事が有りました時は宜しくお願い致します。 |
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