「フォークソングとの出会い」 |
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(まさやん/1960年生/東京) |
私が初めてフォークソングというものに出会ったのは、中学一年生の時の井上陽水さんです。
当時確か「つくし学園」と言う養護学校設立のためのチャリティコンサートと言う事で、ひぐらし等4組で100円、地元の中学校(当時は静岡県下田市)の講堂でのコンサートでした。
友達に誘われてだったはずですが、その友達は急に行かれなくなり、急遽私ひとりで行った記憶があります。
井上陽水さんは4組の中で一番初めに歌ったので、恐らく一番売れてなかったのだと思います。1973年の事ですね。
あのモサモサさせた髪の毛で、ギター一本をかき鳴らして4曲、歌以外は一言も喋らずににこりともせずに曲と曲との間には透明なガラスのコップに注がれた水を飲み干して...
私はようよう「夢の中へ」だけ知っていたのですが、その時歌われた4曲はいずれも知らない曲でした。但し2曲目を唄い出した時に、回りのお兄さんお姉さん方は入り口で貰った一枚のパンフレットを紙飛行機に折っていっせいに飛ばしてましたので、後から知る事になる「紙飛行機」と言う曲だったと思います。
とにかくこの4曲が僅か13歳の少年の心をわしづかみにしちゃったワケです( ・∇・)
家に帰るなり母親に「ギター買って!」となるわけですが、実際に買って貰ったのは中学二年生の時。一年間ずっとおねだりしていたのでしょう(笑)河合楽器の9千円のフォークギターを買って貰いました。
フォークギター初歩の初歩と言う本で練習を始めました。TAB線で御多分に洩れずFのコードで「え?指6本無いし!」と戸惑った口です( ̄∇ ̄)
そのうちもう少し良いギターが欲しくなり母親におねだり(笑)反抗期だったんでしょう、9千円のギターに対して1万5千円のハードケース(ウエスタンタイプ?)を自分で買いました(笑)
で、中学卒業、高校入学のお祝いと言う事で東京御茶ノ水の楽器屋さんを回り、壁に掛かってていた派手なピックガードの付いたウエスタンタイプのギターを試奏させて貰い、それを買って貰いました(╹◡╹)Greco のG-40と言う米国グラマーギターのコピー(最近知りました( ̄∇ ̄))で4万円でした。それから陽水の「LIVEもどり道」「氷の世界」などを耳で聴いてコピーしました。
結婚して子供が出来ても、単身赴任で仙台、大阪など9年半家族と離れていた時もグレ子とは一緒でした。今年になって約9万円も掛けてリペアもしてあげました。もう42年の付き合いです。
基本的に恥ずかしがり屋なので人前で弾き語りをする事は無かったのですが、今年2月に得意先様を集めた親睦会で弊社の新社長から「何か出し物を」と言われて、弾き語りくらいしか無いので披露したところ、これが結構ウケまして、また自分としても気持ち良かったので、なんか癖になりそうな感じで、その後京都のライブハウス、大阪八尾のうどん屋さんなどで弾き語りしちゃっています(笑)
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