2018年8月11日
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「弾き語りの一歩を踏み出して」
 
(かぢ/1954年生/千葉)


皆さま、はじめまして。
還暦を数年過ぎてしまいましたが、今回初めて「オヤ応」のことを知り仲間入りをさせていただきました。私のギターとの出会いから現在までを振り返ってみたいと思います。

ご多聞に漏れず、最初の出会いは学生時代のフォークソング、安いギターと歌本を買って真似事をしていたのが「かぐや姫」。中でも正やん(伊勢正三)が好きでした。
もちろん、当時は音響もなくさびれた学生控室で三人組を作って弾いて遊んだ日々でした。
当然、マイクを前でライブなどやったことは全くありませんでした。

それから月日が流れること、三十余年・・・。
その間、ギターには触れていませんでしたが、日本の世界的Jazzギタリスト増尾好秋のLPにはまって、「どうしたらあんなに澄んだ音色が出せるんだろう?」とギターへの興味は持ち続けていました。
そして今から10年ほど前、転勤で生活していた仙台で音楽仲間と出会い、「またギターを弾いてみないか?」の誘いに乗って、少しずつライブなるものも経験するようになりました。

ここからがギターとの再会ですが、仙台から千葉に戻ってからは、実際、練習したり発表したりできる場がなかなか見つからず、家弾き状態が続いていました。
そんな中、2年前に「ブラザーズ・フォー」のコピーバンド募集があり、ほとんど聴いたことがないのにバンドに参加させてもらいました。これが私の中でひとつの転機になったことは間違いありません。そして、今ではそのバンドは卒業しましたが、家内もブラフォーの曲が大好きになり、1年前から家内とデュオを組んでヨチヨチと活動を始めました。その名も『はじめのいっぽ』です♪。なんか、我々の今にぴったりな名前なのかな~と気に入ってます(笑)。

結局私は・・・かぐや姫や風やさだまさしあたりのフォークとJ-POPS、そして若干のブラザーズ・フォーの曲しかできませんが、「あっ、弾いてみたい歌ってみたい」と感じた時を大事にして、その想いや気持ちを届けることができたらと思うこの頃です。

こんな私ですが、デュオ『はじめのいっぽ』共々、どうぞよろしくお願いいたします。 



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