2018年8月14日
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「私と音楽との関わり」
 
(りょう/1961年生/東京)


みなさん、こんにちは東京都葛飾区の《りょう》と申します。私の音楽との関わりをお話しします。 

中1の時に、学校の帰りに寄った飯塚君の部屋にアコギがあり、それを手に取ると飯塚君は何気なくじゃらんとCのコードを弾きました。その瞬間、私に電流が走り、それ以降、私は音楽とともに生きて行く事になるのです。
お年玉を貯めてモーリスを買い、拓郎や陽水といった誰でも通る道と、小室等や古井戸、加川良といった裏道を毎日のように汗だくになってダッシュし、ヘトヘトになって眠りにつく毎日でした。周りでも少しづつフォーク仲間も増えて、よくNSPなどを何人かでコピーしてました。

やがて高校に行くようになるとアルバイトをしてお金を貯め、卒業するとすぐに家を出て三鷹で独り暮らしをするようになりました。この頃からオリジナルも作り始め、ギターもモーリスからマーチンD28となり、都内のライブハウスに出演するようになりました。 20代の中頃までは地方の小さなコンテストで優勝したり、大手レコード会社のオーディションに入賞したりして多少手応えがありましたが、いつの間にか華やかな話題から遠離るようになり、それと同時にモチベーションも下がり、また、同時期に家庭の事情も重なり30才ぐらいで音楽から離れてしまうのです。

ところが今年、まったく触手が動かなかった私が旧友の音楽での活躍を知り、触発されて、27年ぶりにギターを手にして歌う事に復活し、現在、昔出てたライブハウスに再び出演をはたしたのでした。(高円寺:稲生座)
そしてこちらのサイトを知り、年配同士で横のつながりをもち、助け合いながら高齢化社会の音楽を支え合って行こうと思ったのです。

以上簡単ではありますが私の音楽遍歴でした。ちなみにモーリスもマーチンも音楽を辞めたと同時に手放したので、復活にあたり中古の¥6000のモーリスを買い、現在所有し活躍しております。以上、《りょう》でした



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