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●2010/12/21 Tue なぜ応援団の事務所が必要なのか | ||||||||||
先日、応援団の事務所を維持するために皆さんに正会員になっていただきたい旨のメールをださせていただき、本日の段階で26名の皆さんから新たに正会員登録のお申し込みをいただきました。ご協力ありがとうございます。 さて、ここでもう一度、なぜ事務所が必要なのかについて確認しておきたいと思います。 下の「5年後くらいから高まるフォークの社会的ニーズ」でも触れているように、地域で高齢者の皆さんに元気に暮らしていただくための施策として、音楽の持っている力を利用するという社会的ニーズは確実に高まってくると予想しています。 その時、応援団(NPO)としては、SPを通じて皆さんの活動がネットワーク化している地域の自治体や各種施設・団体に対して、応援団としてどんな協力ができるのかをお知らせすると共に、地域の音楽イベント実施に協力できる体制を整える必要が出てきます。 また、皆さんが地域で活動するにあたっては、無償のボランティアでも良いのですが、自治体の場合は予算化してイベントを実施することになりますので、交通費程度ではあっても謝礼をいただきながら協力することも想定されます。その時には、音楽著作権使用料の問題が発生しますが、応援団がNPO法人として著作権協会と包括契約を結ぶことによって、個々のイベントごとに皆さんが協会に面倒な申請をすることなく、応援団で一括して報告するような体制を作る必要性も生まれてくるかも知れません。 そんな社会的ニーズが顕在化するのも、そんな遠い未来ではないように思っていますが、その時のためにも、地域から連絡を受けたり、事務局として複数の運営スタッフが作業を行うことができる事務所を確保しておくことは欠かせないことなのです。 事務所を維持するためには、応援団(NPO法人)として各種収益事業を実施することで必要な資金を獲得することも必要なのですが、事業がいつもうまく行くとは限りませんので、事務所維持に必要な最低限の費用は正会員の皆さんからの年会費で賄うことのできる体制を作ることが、応援団の継続には不可欠な事柄だと考えている次第です。 世の中には、ギターを手に自分で演奏できる皆さんよりも、ギターは弾けなくとも、演奏を聞いて楽しみたいと思っていたり、一緒に歌うことで自分も楽しみたいと考えている皆さんのほうが圧倒的に多いはずです。 メンバーの皆さんも、現在はSPの練習会などで自分自身が演奏の楽しさを感じている段階ですが、上記のような社会的ニーズが高まった時には、皆さんの演奏を通じて地域の皆さんに楽しんでいただくという役割が望まれることになります。 より多くの皆さんに応援団メンバーの演奏表現を楽しんでいただけるように、SPの練習会などで演奏技術を高めるだけでなく、聞いていただける皆さんが魅力を感じるような社会性と人間性を高める機会になればと願っています。 |
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●2010/10/27 Wed 5年後くらいから高まるフォークの社会的ニーズ | ||||||||||
最近、高齢者の孤立化が社会問題としてクロ−ズアップされていますが、今後とも高齢者の割合が高くなる一方の日本社会では、地域の自治体が中心となって、高齢者の孤立化を防ぐと共に、医療費の増大を防ぐという意味から健康を維持するための施策が強く求められるようになることが確実かと思われます。 一方で、労働人口が減少し、アジアや世界の中における相対的経済力の弱体化が避けられない日本では、高齢者向けの福祉関連予算の拡大は限定的なものとならざると得ませんので、少ない予算で効果的な施策を考えざるをえないことになります。 戦後の日本では「うたごえ運動」と言われるものが国策として行われ、うたごえ喫茶が全国的に流行した時期がありました。それと似た形として、日本にフォークが入ってきた頃に思春期を迎えていた1950年頃に生まれた皆さんが65歳となり定年を迎える2015年頃から、フォークソングを高齢者がみんなで歌うことによって、地域の一体感を醸成すると同時に、健康維持に役立てようとする時代が再びやって来るような気がしています。そして、その頃になると、応援団に登録しているアマチュアミュージシャンの皆さんや地域のフォーク酒場のような場所に、今以上に大きな社会的ニーズが生まれてくるように思うのです。 そして、皆が一緒に歌うためには歌詞を用意しなければならないのですが、昔と違って著作権の問題があるため、簡単に楽譜をコピーして配布するというわけにはいきません。そこで、応援団として著作権使用料を払った上で、皆さんで歌える曲だけを数十曲まとめた簡易な「歌本」を用意して販売するようなことも、視野に入れておきたいと思っています。 これ以上は、皆さんの想像力次第となりますが、老人にとって結構楽しい社会を作りだすことも不可能ではないと思うのですが、いかがでしょうか。 |
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●2010/10/07 Thu 応援団における音楽環境について | ||||||||||
応援団にも、いろんな活動をおこなっているメンバーが増えてきました。ここで、私たちの活動における音楽環境について確認しておきたいと思います。 まずは演奏するジャンルについて。応援団がマスコミに取り上げられる場合、フォークソングと結び付けて紹介されるケースが多いのですが、応援団では、演奏する音楽ジャンルについての制限はありません。アコースティックな楽器(エレアコも含む)をメインに使用する限り、ロック、演歌、歌謡曲、ジャズ、ブルース、ブルーグラス、アイリッシュetc…と、皆さんの自己表現に適した音楽であれば、演奏するジャンルは問いません。 実際には、「フォークソング」というものは、音楽ジャンルと言うよりは「それまでの伝統にしばられない60年代から70年代に若者の間で流行った音楽」というような、社会的な分類のような気がします。そのため、一般的に演奏が容易で、広い層に青春の思い出として支持されている音楽なのですが、それぞれの曲の基本となっている音楽ジャンルの演奏方法などを認識していないと、単なるモノ真似に終わってしまい、表現の幅が広がらないようにも思います。フォーク以外の本格的な演奏をされている皆さんも、ぜひ練習会などにご参加いただき、いろんな演奏をお聞かせください。お待ちしております。 次に使用する楽器についてですが、私たちは、ギターを中心としたアコースティックな音楽を演奏するというゆるやかな原則がありますが、演奏するジャンルを問わない以上、ギター以外の楽器を使っていただいても構いません。実際に、ピアノ、バンジョー、ウクレレ、マンドリン、三味線、パーカッションなどで演奏される方も参加しています。ただし、メインはアコースティックギターを演奏することですので、練習会などでは、全体のバランスを崩さない範囲で共存するようにしてください。なお、ドラムセットや、歪んだ音が伴うエレキでの演奏、管楽器など、音量的にアコースティック楽器と共存が難しいものは、基本的に受け入れていません。 |
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●2010/09/22 Wed SP静岡の路上ライブが紹介されました | ||||||||||
SP静岡の有志が9月5日に静岡市内で行った「戦うオヤジ路上ライブ」で、静岡新聞と朝日新聞から取材を受けていたのですが、記事になったものが送られてきましたのでご紹介いたします。また、この他に静岡あさひテレビ「とびっきり静岡」でも、9月7日午後4時45分から15分間にもわたって紹介されたそうです。 今後、全国で中高年の孤立化が大きな社会問題となることが確実視される中、コミュニケーションの促進という観点から、音楽という手段を持つ各地の応援団メンバーに対する期待が高まることが予想されます。現在のように応援団内部の仲間同士で演奏を楽しんでいるときは「楽しい」だけで良いのですが、不特定多数の皆さんを対象にした活動を始める場合、実施主体としてのいろんな社会的責任が発生してきます。 SPとして責任を持って対応できる体制を準備するには時間がかかりますので、まずは、地元の地域活性化を目的としたイベント実施のノウハウを持つ各種団体と連携した上で、我々は演奏とイベント進行など得意な分野に限って責任をもって行うというような役割分担ができれば、運営も比較的スムーズになるかと思っています。 そのような活動を行う場合、応援団事務局でも可能なお手伝いはいたしますが、活動主体は各地のSPにならざるを得ません。今後、SPがどんな方向を目指し、そのためにどんな体制作りが必要なのか、そろそろ検討を始めてみても良いかもしれません。 |
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(静岡新聞 9月7日)拡大表示はこちらのPDFで |
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(朝日新聞 9月21日)拡大表示はこちらのPDFで |
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●2010/09/10 Fri 「練習会」と「分科会」 | ||||||||||
戦うオヤジの応援団では、「自立した個人の緩やかなネットワーク」という表現をよく使いますが、そこには、メンバー個々人の生き方や価値観が異なる以上、音楽を行っている理由も、皆さん一人ひとり異なっているのが当然という認識があります。 社会貢献として高齢者や各種障害者の施設で懐かしい曲を演奏することを目指している方もいれば、セミプロのようにライブハウスでオリジナルを中心に演奏したいという方もいますし、応援団のイベントで時々演奏できればそれだけで満足という皆さんもいます。 つまり、ギターや歌のレベルを向上させる目的はそれぞれ異なっているため、SPでの定例イベントは、皆さんが共通に望んでいる「上手になる」ための手段と言う意味で、「練習会」と呼んでいるわけです。 そして、皆さんの目的を一人で達成するのは難しいのが現実ですので、練習会では音楽ジャンルや演奏目的を問わず、いろんな個性を持ったメンバーと出会い、互いの生き方を共感するためのコミュニケーションを大切にしたいと思っています。その上で、メンバー同士の共感が生まれ、ジャンルや演奏目的を限定して活動する段階になれば、「首都圏SPギターインスト分科会」とか、「関西SP社会貢献分科会」というように、通常の練習会とは別に、有志で「分科会」企画して参加者を募るほうが、違和感が少なくて良いように考えます。 これから10年もすると、青春時代にフォークを聞いていた層が定年を迎えます。そして、アジア諸国の経済発展で日本の経済力が相対的に低下して、社会福祉予算も限られたものになる一方で、少子高齢社会の傾向はそのままでしょうから、高齢者が生き続けるための環境は自ら作りだすことを、より強く要求される社会になるかもしれません。同時に、私たちも高齢者の仲間入りをして地域社会で暮らす時間が増えるわけですが、そんな世の中になると、お金のかからないアマチュアが中心となって、地域を元気にするための音楽イベントが飛躍的に増えるような予感がしています。 いまのうちに、練習会で仲間とのコミュニケーションを深めておき、次の段階で、分科会として社会との具体的なつながりを模索することで、少しでも充実した老後の可能性が見えてくるのではないでしょうか。 ちょっと先のことかも知れませんが、決して遠い未来のことではありません。 皆さんで、戦うオヤジの応援団を利用して何をすべきか、考えておきましょう。 |
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●2010/09/09 Thu 涼しくなったら、事務所にいらっしゃいませんか? | ||||||||||
外に出るのに危険を感じるような今年の猛暑も、あとわずかの辛抱ですね。 涼しくなったら、御茶ノ水にある応援団事務所に、遊びにいらっしゃいませんか? 基本的には作業を行っているのですが、皆さんのお話しをお聞きすることで、いろんなアイデアを思いつくこともよくありますので、皆さんの思っている構想などがありましたら、ぜひ、ご披露ください。 首都圏の皆さんで御茶ノ水にいらした際や、地域の皆さんが出張で東京にお見えになったようなときは、気軽にお立ち寄りください。なお、本来の仕事の関係で不在にすることもありますので、いらっしゃる時にはお電話で在室をご確認いただければ幸いです(03-3219-2323)。 上が事務所内の写真です。皆さんが想像しているのは「地下にある暗いアジト」という感じかもしれませんが、白い壁紙で明るい部屋ですので、ご安心ください(笑)。 |
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●2010/09/01 Wed 静岡のメンバー「百太郎」さんが市の広報で紹介されました | ||||||||||
静岡のメンバーである、島田市在住の「百太郎」さんが、本日発行の地元広報誌で紹介されています。 病気と退職を乗り越えながら、好きなギター制作に全霊をかけて生きる姿は、我々に力を与えてくれると共に、応援したい存在でもあります。静岡のメンバーの何人かは百太郎さん制作のギターを使っているのですが、なかなか好評とお聞きしています。興味のある皆さんは、SP静岡の掲示板で相談してみてはいかがでしょうか。 |
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(下の写真は、クリックするとPDFの大きなサイズでご覧いただけます) | ||||||||||
●2010/08/10 Tue 気持ちの良いアマチュアの演奏とは? | ||||||||||
これは個人によって意見が異なる事柄だとは思うのですが、皆さんは、聞いていて気持ちのよいアマチュアの演奏(カバー曲の場合)ってどんなものだと思いますか? 私にとっては、自分らしい演奏を目指してがんばっている「健気(けなげ)な姿勢」というものが感じられるかどうかということがあります。余裕をもって演奏されてしまうと、どうしてもプロとの比較という要素が出てきますので、余程のレベルに達していない限り、逆にアラが目立ってしまう結果になるのではないでしょうか。 このことは、自分なりの変化を付けることが難しいインストの演奏の場合に顕著なのですが、歌の場合も、歌詞の内容に重点を置いたフォークソングだとそうでもないものの、歌唱力のある歌手が朗々と歌うために作られた、音楽的に高度なポピュラーソングの場合、カラオケのように元歌の真似をしてしまうようになるためか、インストと同様にアラが目立つ傾向があるように思います。 以前、群馬県で「カバコン(カバーソングコンテスト)」というイベントがあり、一度だけ審査員を担当させていただいたのですが、元歌に似た唄い方で、中途半端に上手なアマチュアよりも、朴訥に自分らしく歌おうとする姿勢が感じられるアマチュアのほうが歌の魅力を感じられたという経験がありました。 プロというのは、基本的にエンターテイメントという要素と音楽性の高さで勝負する人たちですが、我々アマチュアの場合、音楽性よりも人間性を含む個性を感じさせる表現力を工夫し、「皆さんに聞いていただく」という謙虚な姿勢を持って取り組むことが大切なように思います。そして、フォークソングの魅力というのは、音楽性が高くない簡単な曲が多いため、自分なりの歌い方ができるという点にあるのかも知れません。 自分自身を翻ってみますと、最近は、なかなか一生懸命になれず、中途半端なみっともない演奏をお聞かせしているような気がします。もっと練習しなければ! |
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●2010/08/06 Fri 8月だから…「戦う」ということをもう一度考えてみたい | ||||||||||
今日、8月6日は広島原爆の日。8月9日が長崎原爆の日、そして、8月15日には終戦の日が来ます。 私たちの会は「戦うオヤジの応援団」なのですが、平和の大切さを思う時期だからこそ、「戦う」ということについてもう一度考えてみたいと思います。 去年の1月14日の事務局からのお知らせに、こういうことを書きました。 ========================================= 「戦い」と聞くと、戦争や紛争というように、他人の肉体や精神を壊してしまう暴力的な状態を想像しがちです。確かに、それも戦いに違いないのですが、そのような肉体や精神を犠牲にする最終的な争いを避けるためにこそ、普段の小さな戦いが大切なように思うのです。 かつて、日本は地域や世代による価値観の差も現在のように大きくなく、黙っていても互いに分かり合えるという幸せな環境にありました。しかし、現代社会ではどうでしょうか。同じ地域に暮らす住民同士でも、同じ屋根の下で暮らす親子であっても、黙っていては互いに分かり合えないような状況になっているような気がしてなりません。 価値観の異なるもの同士が共に暮らすためには、「相手の立場を想像してみる」「互いの違いを会話で確認する」というような、心と言葉によるコミュニケーションが欠かせない事柄なのですが、相手との違いが分かってしまうことで、一時的にであっても、平和な生活の中に波風が立つことを恐れるあまり、互いに無関心を装っているかのように思えます。 もちろん、それで済めば平和に暮らすこともできるのでしょうが、ニュースや新聞を見ていますと、ふとしたことで互いの利害や感情がぶつかったりする時、これまでコミュニケーションを怠ってきた弊害が一挙に吹き出してしまい、離婚や犯罪など、回復不能な状態に陥ってしまっているケースが少なくありません。 私は、互いの違いを埋めるために行うのが、心と言葉による「戦い」だと思っています。そして、そんな戦いから逃げることなく、普段から勇気を持って行うことにより、戦争や犯罪のような最終局面を回避することができる一面があると考えています。 価値観が似たもの同士のコミュニケーションであれば、楽しいものであり、「戦い」という意識は必要ないものでしょう。しかし、価値観が多様化してしまった現代社会で他人と積極的なコミュニケーションを図るためには、コミュニケーション自体が個人と個人の「戦い」なのだという意識をもつことも必要な時代になっているように思うのです。 「平和を愛するが故に戦う」そんな感覚でしょうか。 ========================================= 今でも、そうだな…と思います。そして、違う意見を持った者を排除することで成り立つ仲良しグループになりたいのであれば、「戦うオヤジの応援団」である必要はないと思っています。 |
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●2010/08/04 Wed メンバーのデータ整理を行いました | ||||||||||
戦うオヤジの応援団では、年に何回かメンバーのデータ整理を行っているのですが、本日、連絡の取れない皆さんの削除作業と、正会員から登録会員への変更作業を行いました。 登録メンバーの皆さんには、全員に年賀状を差し上げていますが、毎年、何人かのメンバーは転居先不明でハガキが返送されてきており、2010年には32件が返送されています。返送されてきた皆さんには、メールで正しい住所の連絡をいただくように連絡するのですが、そのうち何人かはアドレス変更のため、エラーになって送信できないケースが発生します。今年の場合は、10名の皆さんがエラーになりました。 メールが正常に送信できる場合は、住所変更のお返事をいただけなくとも、今後は郵送をしないという処理をするだけで済むのですが、郵便もメールも届かない皆さんは、こちらからの連絡手段がないメンバーとして、登録データから削除するようにしており、同時に地域の一覧などからも削除しています。そのため、8月4日現在の登録メンバー数は10名減少し、1285名となりました。 また、2008年8月から正会員登録をいただき、その後更新のお願いをしても必要な手続きをいただけなかった3名については、更新時期である2009年7月末から1年を経過したため、NPOの定款第9条(会員資格の喪失)「(3)継続して1年以上会費を滞納したとき。」に基づき、NPO正会員から戦うオヤジの応援団の登録会員に変更しました。 |
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●2010/07/28 Wed 応援団メンバーのライブ等告知についての原則 | ||||||||||
戦うオヤジの応援団の登録メンバーというのは、ご住所やお名前などの必要事項を記載いただければ、誰でも登録できるようになっています。現在では登録人数も1300人程になり、登録されている方の立場や目的について十分に把握できていない状況ですので、ライブやイベントの告知については、公平性を保ち、混乱を防ぐという観点から、以下の原則で行っています。
現状では、以上の原則よる運営を行っていますが、今後、諸団体とのネットワークの充実を目指す場合、より柔軟で効果的な仕組みを作っていく必要を感じています。そのための具体的なアイデアなどがございましたら、ぜひ事務局にメールでご意見をお寄せください。 |
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●2010/07/22 Thu 緩やかな個人のネットワークと組織間ネットワーク | ||||||||||
「戦うオヤジの応援団」は、現状では自立した個人の緩やかなネットワークを基本とした団体です。緩やかなネットワークであるということは、個人の都合を優先した運営をするということであり、集団の都合に強制されないということが前提となります。それは、「去る者は追わず、来る者は拒まず」を基本として、各自の状況に応じて、練習会に積極的に参加する時期もあれば、全く参加しない時期があっても構わないということです。 しかし、そんな緩やかなネットワークだけだと、達成感のようなものが生まれにくいかもしれません。各地で年に1回行われている「フォークジャンボリー」のような大掛かりなイベントを見ていますと、地域の諸団体との調整を含め何ヵ月もの間、自分の都合を犠牲にして、大きな責任を負って準備に取り組むことが必要であり、そんな苦労があるからこそ、成功した時の喜びも大きくなります。 幸いなことに、応援団のメンバーの中には、そんな地域のイベントに実行委員として積極的に関わっている皆さんが少なからず存在します。そのような大きなイベントに出演したり、運営スタッフとして協力している方も、基本的には音楽好きの個人ですので、興味のある皆さんは、ぜひ積極的に関わってみてください。そして、そこでの運営経験を元にして、そんなイベントが必用な地域で新たな行動を起こしていただきたいと思っています。 個人としてのネットワークだけでなく、そんな組織間のネットワークを構築する段階になると、NPOであるアコースティックギターローカルネットワークの存在価値が出てくるような気がしています。そのためにも、緩やかな個人のネットワークである「戦うオヤジの応援団」と、地域のイベントを行うための組織が並列的にネットワークが組める構造を作るためには何が必要なのか、そんなことを考えながら、事務局として必要な運営体制を検討してみたいと感じています。 |
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●2010/07/08 Thu 「志(こころざし)」を表現することの大切さ | ||||||||||
応援団が誕生した2001年当時、アマチュアが人前で演奏できる場所もなく、メンバーが集まって演奏するだけで「俺たちは他の中年とは違ったことをやっている」という共通意識を持てたものでした。 ところが、今ではフォーク酒場などの誕生によって、SPの練習会に集まって順番に演奏したり聞いたりしているだけでは、一般のフォーク酒場と特に変わらない状況になってしまい、戦うオヤジの応援団が本来持っている、自分の生き方を応援してもらったり、他人の生き方を応援しようという信頼関係を築くことが難しくなりつつあるように思います。 フォーク酒場のような場では、音楽とお酒が好きな人たちがお客として集まって楽しい時間を過ごすことが目的ですので、気ままに過ごせば良いのですが、戦うオヤジの応援団の練習会などでは、世話役がボランティアで場を設定して運営しているものですので、その場に参加する皆さんは、同じ仲間として、演奏を通じて自分自身の「志(こころざし)」のようなものを表現してもらえないかなと思っています。 「志(こころざし)」というと、坂本竜馬のように国家や社会を変えていくという壮大な気概を想像しがちですが、そんな大層なものではなく、「仕事に疲れた自分の気持ちを前向きにすることで、もっと家族と楽しく暮らしたい」とか、「これまで逃げていた不安と正面から向き合って乗り越える気持ちを持ちたい」とか、「演奏技術を向上させることで自分に自信を回復したい」というように、まずは、音楽表現を通じて日常生活の現状を打破していこうとする個人の意志のことだと考えます。そして、そんな些細な「志(こころざし)」を、SPでの演奏機会を通じて互いに感じることができれば、人と人の関係性は変わっていけるように思うのです。 そのためにも、SPの練習会では、ただ単に唄ったり演奏するだけでなく、MCの中で自分の気持ちを言葉で表現したり、メンバー同士が会話できる時間を作っていくような工夫が大切だと思っています。 音楽というものは楽しいものですので、SPの練習会も楽しい場作りが基本になるとは思いますが、「戦うオヤジの応援団」が「戦うオヤジの応援団」であり続けるためには、そんなことも考えてみる必要があるのではないでしょうか。 |
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●2010/07/02 Fri 事務所での日常作業の内容 | ||||||||||
これまで、応援団事務所でどんな作業を行っているのかについて、具体的に書いたことがなかったように思いますので、毎日のように発生する作業の基本手順をご紹介します。 【メンバー登録作業】 1.応援団へのメンバー登録希望を確認。 2.メンバーのデータベースに住所や名前などを登録。 3.メールアドレスをメールソフトに登録し、地域によるグループ化を実施。 4.ホームページの地域のメンバー一覧とメールアドレス一覧に紹介し、トップページのメンバー数を変更。 5.メンバー登録を実施した旨の案内を送付。 【正会員の登録作業】 1.正会員への登録希望を確認。 2.正会員登録に必要な事項についての案内を送付。 3.銀行のATMまたは郵便局からの郵送案内(2日ほどかかります)で入金を確認。 4.メンバーのデータベースに入金日と金額、入金方法等を入力し、会員種別を正会員に変更。 5.正会員用の「ギター共済制度」の案内を送付。 6.メールソフトの正会員グループにアドレスを追加。 7.封筒に住所を記載し、新入会員に送るセットを郵送。 8.ホームページのメンバー一覧で正会員の背景色に変更(この作業を忘れることがよくあります)。 以上の登録作業を人数分行うのですが、来客などによって作業が中断すると、どこまで終わったのかがわからなくなってしまうことがありますので、一段落するまで待っていただくようにしています。 |
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●2010/06/28 Mon 「任意団体」と「NPO法人」について | ||||||||||
「戦うオヤジの応援団」と「特定非営利活動法人アコースティックギターローカルネットワーク(NPO)」の関係について整理しておきたいと思います。 まず、「戦うオヤジの応援団」は2001年から活動している任意団体であり、「特定非営利活動法人アコースティックギターローカルネットワーク」というのは、戦うオヤジの応援団が母体となって2006年7月に東京都の認証を受けた新たなNPO法人です。 NPO法人の認証を受けた理由としては、任意団体の場合、団体の代表の都合や意思でいつでも解散することができますが、NPO法人の場合は正会員の承認を受けないと解散できないため、団体としての継続性が保証されており、今後、地域の公共団体やNPO法人と共同でイベントを開催するような場合に、組織としての信頼を得ることができるというのが最大の理由だったと思います。 また、「アコースティックギターローカルネットワーク」という名称で申請したのは、「戦うオヤジの応援団」という名称では、何を行っている団体であるかがわからず、いろんな誤解を生む恐れがあるという理由からです。 NPO法人としての活動は、応援団の延長線上にあるものですので、我々としては、「戦うオヤジの応援団はアコースティックギターローカルネットワークの愛称である」という認識で何の問題もないのですが、NPO法人の設立時の定款には「戦うオヤジの応援団」という名称についての規定はないため、NPO法人として活動する場合は必ず、「特定非営利活動法人アコースティックギターローカルネットワーク」という正式名称を使う必要があります。 さて、NPO法人を設立して何かメリットがあったのか?ということになりますと、はっきり言って「現状では、面倒なだけで何のメリットもない」と言わざるをえません。NPOになると、毎年活動報告と決算報告を提出する義務がありますし、組織の変更についても定款の拘束を受けるため、正会員の承認を得なければ何も変更できません。また、現状ではメンバーを対象にして音楽を楽しむ場を作るという活動が主ですので、貴重な税金である官公庁の補助金を探して申請するという行為は慎むべきだと思っていますので、これまでに申請しようと思ったことはありません。 以上のような関係にあるのですが、戦うオヤジの応援団という任意団体は解散しているわけではありませんので、私たちの活動が外に向かうようになって、NPO法人であることで活動がしやすくなるという状況になるまでは、組織の変更に何の拘束もない任意団体の戦うオヤジの応援団として、必要な改善を行っていくと共に、最低限必要な経費は自分たちで準備しながら組織の継続を図っていきたいと思っています。 |
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●2010/06/16 Wed パレートの法則 | ||||||||||
ビジネスの世界で「パレートの法則」という言葉を聞いたことのある皆さんもおられると思います。「2:8の法則」とも言われますが、例えば、売上の8割は全顧客の2割が生み出しているので、売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である。というものです。 偶然の一致なのかもしれませんが、応援団の活動にもそんな法則があてはまるようです。例えば、 登録メンバーのうち、正会員になるのは2割程度である(現実に19.7%)。新宿のコンサートの参加者のうち、応援団メンバーは2割程度ある(前回で21%)。SPのイベントに集まってくる皆さんのうち、積極的に準備を手伝ってくれるのは2割程度である(そんなものじゃないですか?)。 要は、8割の皆さんは比較的無関心な状態というのが普通であり、積極的なアピールをしたり、共感できる楽しさを演出することによって、関心を持つ皆さんが2割から3割、4割へと増えていく可能性があるものだと思った次第です。 逆にいうと、半数を超えるような皆さんが積極的に関わってくる状態というのは不自然な状態であり、何か無理があるために長続きできないということなのかも知れません。 下のお知らせにも書いているように、現在、応援団の組織化についていろいろ考えているのですが、高望みはせず、2割の状態が3割になるような工夫をしてみたいと思っています。 |
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●2010/06/04 Fri 応援団の「本部」機能を検討してみたいと思っています | ||||||||||
地域で集まる場所を「SP」とした理由には、戦うオヤジの応援団組織にタテの構造を作らないということがありました。その上でNPOになった時に、全体に呼びかける機能を「事務局」として運営してきたのですが、全国のSP活動が活発になり、登録メンバーが増えるにつれて、事務局として一人でできる作業は、日常の業務処理がせいいっぱいという状況になっているような気がしています。 各地のSPの連帯感をいかに醸成するか、地域のSPに必要な活動支援機能をどうやって実現するか、そのようなことを検討するには、新たな組織機能が必要な時期が来ているようです。 NPOとしての事務局の他に、戦うオヤジの応援団としての「本部」機能を持つ組織について、その構造と位置づけ、運営方法について考えてみたいと思っています。 |
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●2010/05/31 Mon 四国SP愛媛の記事が新聞で紹介されました | ||||||||||
本日、2010年5月31日の愛媛新聞に、四国SP愛媛第一回交流会(ライブ)開催の記事が掲載されました。 |
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来月の6日が第1回の交流会なのですが、SPの掲示板を見てみますと、すでに35名もの皆さんが参加予定となっています。 昨日、皆さんにお送りしたメールマガジンでも、新規メンバーとして数多くの愛媛の皆さんをご紹介させていただいていますが、演奏レベルの高い皆さんも大勢いるようです。今後、交流会に加えて、いろんなイベント開催の可能性を感じさせるSPになりそうですが、無理をせずに、時間をかけて戦うオヤジの応援団らしいSPとして育てていただければと思っています。 |
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●2010/05/20 Thu 退職後の生き方のヒント(?) | ||||||||||
先日、職場で雑談をしていて気付いたことがあります。 現在、多くの皆さんは会社勤めをしていますので、確定申告はしていないかと思いますが、会社を退職した後、「音楽を演奏すること」を仕事として認識すると、面白いことになるように感じています。 自営業として音楽を仕事にするかどうかは儲ける儲けない以前に、自分自身の認識の事柄だと思うのですが、自営業として確定申告をすると、地域のSPなどで演奏するための交通費や、ギターの弦などの消耗品、CDを作る時の経費、又はギターを買い替える時の代金などを必要経費として収入から控除することが出来るように思うのです。 恐らく、税務署に自営業として必要経費の控除を認めてもらうためには、個人の認識以外に何らかの条件があるとは思いますが、意外とそのような生き方は可能なのではないでしょうか。 一度、詳しく調べてみたいと思います。 |
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●2010/05/18 Tue フォーク酒場一覧に紹介文をお寄せください | ||||||||||
応援団も登録メンバーが1250名を超え、全国のSPも不定期での活動を含めると20ヵ所にもなり、応援団主催のコンサートも開催するようになりました。こうなると、日常的な業務だけでも結構なものがあり、一人で事務局の業務を行っている中、以前のようにじっくりと理念や方向性を考える時間をもつことが難しい状況があります。 しかし、登録メンバーのうち、SPの活動に参加している皆さんはまだ2割程度にしかならず、近くにSPのある地域も限られている中、多くの登録メンバーの皆さんに応援団との「絆」を感じてもらうためには、応援団のホームページでの地域情報の充実は欠かせない事柄だと感じています。 その中で、3/17にも書かせていただいた「全国のフォーク酒場一覧」の情報は、SPのない地域で音楽仲間と出会うための貴重な情報であり、皆さんが行ったことのあるお店や、普段お世話になっているお店について、メンバーである皆さんのコメントを【お店の紹介】として掲載させていただくことで、より身近で充実した内容になると考えています。 お忙しい中恐縮ですが、皆さんの地域にあるフォーク酒場情報をぜひお寄せください。 ご協力をよろしくお願いいたします。 |
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●2010/03/17 Wed 全国の音楽イベント、ギターサークル、フォーク酒場の一覧 | ||||||||||
最近数ヵ月、事務局として皆さんに前向きな提案が発信できない状況が続いており、申し訳ございませんでした。本来であれば、全国のSPで世話役の皆さんを中心にそれぞれの環境に応じた工夫をし、会の継続にご苦労いただいている中、そんな皆さんの手助けになることを積極的に企画し、実行する立場にあるのですが、仕事関連でわずらわしいことがあったりして、応援団事務局として新たな提案をまとめる余裕が持てない心理状況がしばらく続いていました。 ようやく気持ち的に落ち着いてきましたので、まずは、まだSPのない地域の登録メンバーの皆さんが地元で音楽活動を行う際の参考にしていただくために、ホームページの「クローズアップ」のコーナーに次の情報一覧を作ってみました。 ■【全国のアマチュア参加型フォーク関連イベント】と【全国のフォーク関連サークル】 ■【 ギターを気軽に演奏できる全国の酒場、レストラン・・etc】 イベントとサークルについては、応援団のメンバーの皆さんのHPやブログの情報をまとめることから始めているのですが、「全国のフォーク酒場」についてはお店のホームページにあるリンク集などを辿って作っており、現在、北海道から沖縄まで57のお店のリンクを行っています。 全国でがんばっている皆さんのホームページや掲示板を見ていますと、各地の音楽状況と共に、コミュニケーションを盛り上げるためのいろんな工夫が見えてきます。今後、これらの応援団が発信する情報を充実させていきたいと思っていますので、まだ掲載されていない、メンバーの皆さんがご存じの情報がございましたら、ぜひ事務局までお知らせください。よろしくお願いいたします。 |
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●2010/01/25 Mon 東京新聞で紹介されました | ||||||||||
首都圏の皆さんには、メールでお知らせしましたが、戦うオヤジの応援団の活動が本日の東京新聞で紹介されました。応援団事務所で取材を受けた内容をベースに、16日の首都圏SP御徒町で練習会でメンバーの皆さんに取材いただいた内容と写真が紹介されているのですが、駅で買いましたか? 我々が言いたかったことを、ほぼ忠実にご紹介いただいており、東京新聞さんには感謝したいと思います。 以下の写真をクリックすると、PDFの大きな文字(写真)でご覧いただけますので、ぜひお読みください。 ※新聞記事の無断掲載は、著作権を侵害する恐れがありますが、著作権者の皆さん、お目こぼしを! |
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