■ マーティンギターの“音”を語る                                    トップページヘ→ 
●OM-18 
  【ワンダーさん】2010/07/12
■2003年 GE
53才の最近マーティンギターにはまってしまったオヤジです。
高校生のときにギターを始め、大学時代は必死こいてギターしてました。
20年前にお茶の水の老舗でマーティンOOO−28を購入したのですが、弾きこんでも納得できない音で、
マーティンなんてブランドだけのものだと思っていました。
3年前位から、ライブを頼まれる事が多くなり、やはり、よい音のギターが欲しいかなと、
知り合いのスタジオミュージシャンに相談し、BLUE-Gで待ち合わせ。
そのときにOM18GEを弾いて、あまりにも気持ちよい音なので買ってしまいました。
その1ヶ月後、OOO28EC購入。その後、D−45購入、3ヶ月の間に3本も購入してしまいました。
コレクターって、無駄な金遣いだと思ってましたが、はまりだすと、とまらない気持ちがよくわかりました。
早くマーティン病を治さないと身の破滅になるかも。

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  【YUTOさん】2008/02/07
■2005年 V
素晴らしい。以前OOOMを所有していましたが、音の深み(立体感)、艶、サスティン等格段の差があります。
勿論、私の主観ですが・・・。OMですが、ストロークでもドッレドにもひけをとらないと思います。
まだまだ若いギターですのでこれから大切に弾きこんでもっと素晴らしいギターに育てていきたいです。

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  【dekakumaさん】2006/04/13
■2003年 GE
D-18GEを購入してから僅か3ヶ月しかたっていないのに、ふと立ち寄ったお茶の水の某有名店で入荷したてのこのギターを偶然見つけてしまい、あまりのバランスの良さに、ローン地獄の事も忘れて購入してしまいました。
自宅でD-18GEと比較して、音の傾向は似てるけど、音の綺麗さ、バランスの良さではOM18GEだと確信できました。

軽めのストロークを必要とする楽曲の録音で、2本を愛用のマイクロテックゲッフェルUM92S>Focusrite ISA115>Urei 1176というセッティングで試してみましたが、OM-18の方が低音がすっきりしている為、適していると思いました。ただバンジョーペグにはまだ慣れません。
楽曲によってこの2本を使い分けると無敵だと思います。

完全にGEフェチになってしまったと確信しており、この2本のローンが終わった時に恐らく欲しくなるであろう28GE系の事を思うと、楽しみ半分、恐怖心半分になってしまいます。(笑)

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  【まさひろさん】2006/04/02
■2002年 OMC-18VLJ
世界のフィンガーピッカー、ローレンス・ジュバーのシグネチャーモデルです。133本限定の18本目。この人ポールマッカートニー&ウィングスのリードギタリストでした。

オリジナル仕様はアディロントップにマホガニーサイドバック。指板ブリッジはエボニー、ネックは幅広Vシェイプ、カッタウェイ。スキャロップドブレイシング。ウェーバリーペグに牛骨サドル、ナット。ピックガードなし。
購入後、サドルを象牙にブリッジピンをエボニーに変えました。

インストライブ用にピックアップを組込むつもりでそこそこの値段のOMを捜し求めていました。条件はロングスケールに幅広ネック。ほぼ半年の間HOLDキャンセルを繰り返すこと数知れず。
2003年の正月、ネットで発見したこのLJ。すぐに楽器屋に電話して試奏に。
初めて弾くLJは感動物でした。マホの明るさ軽さに太さ(特に1、2弦に)、艶やかさが加わってカサカサ感が消える。これがアディロンの音のようです。
これが絶品! しかし、しかし値段が高い高い!
HOLDすること1週間。でもこの音が忘れられず購入。予算は大幅オーバー。
実はHOLDは2週間でした。1週間後に札束握りしめて行ったのですが、そこでOM-28PBを弾いて躊躇。2本HOLD!したのでした。

3年経ちますが音の変化をあまり感じません。スキャロップの為か?そういう作りなのか?
購入後、数本の同モデルを弾きましたが個体差が無く、自分の物と違いが見えません。

ローレンス・ジュバー来日の際、無料ライブのサイン会で本人が弾いてくださいました。モデルNo.18を見て『18!Oh! lucky lucky。ワタシハ 1ト3ヲ モッテルヨ』と、再会した我が子を見るようでうれしそう。こちらは彼がマジック持ってるんで『サインされちゃたまらんな』とソワソワ。ヘッド裏にでもサイン貰うんだった。

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  【ジーゲルさん】2003/09/12
■2003年 GE
ついに、手に入れました!!マーティンクラブの2003年モデルの展示会で試奏して、音・スタイルともにすっごく気に入り予約注文をしました。待つこと数ヶ月やっと手に入りました。

このギターは、1930年当時の仕様となっており、トップはアデュロンダックスプルース、サイド・バックはマホガニー、スキャロプトブレーシング、バンジョーペグ、ナットはエボニー、エンドピース、バインディング、ヘッドプレースにハカランダと、ちょっと変わった仕様です。

小振りなボディからは想像がつかないほどの音量と、すばやいレスポンス。ローズウッドの音とはまた違う、軽やかでとてもクリアーでひとつひとつの音がはっきりしています。高音から低音までバランスのよい音がします。新品ながらよく鳴ってなっています。マホガニーの音、とってもいいですね〜!!

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  【牛ちゃん】2001/12/24
■1930(昭和5)年
OMスケールから来る音の張り。特にドロップ系チューニングでも音が痩せずレギュラーと同じイメージで弾ける。フォワードシフテッドスキャロップ構造特有の空気の振動を伴うような深い6弦の響き。
全体としてはマホガニーのカラッと明るい音。そこらのDはいらないんじゃないかと思えるほど大きな音が出ます。どこのポジションを弾いてもスゴイ鳴り。弾いていて気持ちが良いです。

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  【L Jさん】2001/11/04
■1998年 Custom shop
Adirondack top、forward shifted scallop bracing、1+3/4 low profile neck shapeのカスタムショップモデル。
USAの中古価格で$2450とお手軽な値段でした。
ネックの容積、サドル以外はビンテージ仕様です。
正直に言えば、近年のMartinはバカにしていました。
同じような価格帯のOMなら(ただし、USA価格で)、Collingsのほうが全然レベル高いです。

AJネック主流になってからの、あるいは材質が落ちてからのMartinは、店頭で弾く限り、なんだか人工的な音色のものが多く、これはいいね!と感動できるやつとなると、今度は値段がバカ高い。ゆえに敬遠していました。
もっとも、一時、気の迷いからAdirondack topのOOO-42 custom shopをバカ高い値段で買い、使用していたこともあります。低音の厚み、中音域のまろやかさには素晴らしいものがありながら、1弦、2弦がいつまでたっても線の細い音で、結局手放してしまいました。

それに比べれば、このOM18は全然良い…というか使い勝手がいいです。もちろん、音もバカにできません。
AdirondackとMahoganyの相性が抜群だからでしょうか、レスポンスの良さと一音一音の粒立ちが絶妙に同居しています。Adirondack特有の奥行き感も素晴らしいです。

以前のオーナーはほとんど弾いていなかったようで、まだ新品特有の角張った音、近年のMartinに特有な人工的な音がしますが、音量、実音の立ち方は、我が愛器Collings OM1に迫るものがあります。
ビンテージブレイシングですから、低音、中音域とぶ厚い鳴りがしていますが、高音ももっちりと粒立ちよく鳴っています。フィンガースタイルのソロギターにはもってこいのバランスじゃないでしょうか。

ただ一点、このまま弾き続けてみなければどう転ぶかわかならいのがサスティーン。私情話で恐縮ですが、
Collings以外にもKevin Ryan Mission Grand Concert、Santa Cruz OM customを使っています。
それらに比べるとまだまだサスティーン不足です。
ネックがビンテージモデルのようにぶ厚くないので、それがサスティーンに影響しているのかもしれませんが。

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OM-21 
  【ひろみつさん】2014/04/28
■2000年
2000年頃に購入しました。しばらくは弾き辛くしばらく弾かなかった時期も長かったのですが、
ここ数年突然弾きやすくなり音もグッとよくなりました。
音がまとまって出てくると言う感じでバランスのいい音です。
主に弾き語りで使用してますが、たまにギターインストでも使用しています

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【クマ太郎さん】2009/04/10
■2007年 special
マーチンの現行物は良くない(ビンテージは高くて手が届かない)ということを聞いていたので去年の暮れテイラーのDタイプを買いました。煌びやかで音もそれなりに良く作りも丁寧でした。
ただ自分はブルース系でどうしても000タイプが頭から離れず、毎回楽器屋に行ってはマーチンの000タイプを見て溜息をついてました。
そんな折、ネットで近くの楽器屋に000-28ECの中古が激安で置いてあることを知り速攻で見にいったのですがボロボロでした。で隣にあったのが美品のOM21specialの中古。
いかにもブルースに合いそうなデザインで一目惚れしてしまい、即行で買ってしまった。
音は単音に関しては粒立ちが良く、サスティーン、リバーブのバランスも結構良い。
ボディの割りに音量もあるし、今じゃ楽しくて愛器のES335より使用頻度が高くなった。
マーチンの現行物でも十分満足な結果でした。

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  【たまさん】2002/03/02
■1994年
OMの評価としてよく言われる通り、一音一音の分離が良いギターです。
丸い音の粒が弾けるような印象で、苦手な音域がなく、低域から高域まで音量のムラも感じられません。
低域はローズウッドならではの重量感のある音ですが、指板もローズのせいか、高域ではちょっとニュアンスが変わり、軽く鋭く、音が前に出る感じがします。
ほどほどの粘りと重さのある低音と、軽快な高音という、18系と28系のいいとこ取りをしたような魅力があります。
ソロのフィンガーピッキングには持って来いのギターと言えます。細めのブレイスで更にスキャロップのため、耐久性のみが唯一の不安です。

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OM-28 
  【ともやんさん】2019/08/03
■1997年 VR
少し前までカタログにラインナップされていた、OM-28Vの初期モデルでしょう。現行のOM-28と異なるのはナットの底面がGEやMarquis同様、ペグヘッドに平行になっているところぐらいですが、この辺りくすぐられます。細かく見ればブリッジのサドル形状や、ピンの組み込み位置も変わっていますが。小さめのピックガードの愛らしい感じは、OMならではの特徴でしょうか。

ちなみに末尾のRの意味を楽器屋さんに尋ねたら、「ローズウッドの意味でしょう。リイシューという人もいるけど、ローズウッドが正しいと思います。同じころのギターでD-18VMというのがあって、このMはマホガニーの意味です」との回答でした。

材の種類やグレードは現行と一緒かと思いますが、20年以上たつので色味がさらに深くなってきています。ネック形状は他に所有のD-18GEと同様、幅広で三角ネック(モディファイドVと思います)ですが、とても握りやすく弾くのは辛くないです。ボディがOMサイズということで、抱えやすいところも影響してるのかもしれません。オリジナルのブリッジピンが少しへたりぎみだったので、牛骨のピンに変えました。オリジナルピンは、頭のドットが鼈甲のような深い赤っぽいインレイでとても上品なので、大事に保管しています。

小柄なボディのせいか、ボディ全体が震えるように鳴り、特にフィンガーで弾く中低音は部屋全体に音が広がっていく感じで、高音は歯切れ良い鈴鳴り感が満載です。このあたりは、ドレッドノートとは一線を画し、全く趣が異なります。また適度なテンションによるものなのか、クリスピーで歯切れ良さを生かしたカッティングストロークもバランスよくいけます。絶対的音量ではドレッドノートとは比較になりませんが、独特のリバーブ感があり、言い過ぎかもしれませんがちょっとしたホールで弾いているような感覚が味わえます。音楽ジャンルや弾き方を問わない、ある意味オールマイティなギターなのかもしれません。

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  【marcyさん】2019/04/07
■2013年 V
スタジオ、ライブとオイラのメインギターです。
000にもにていますが、000より強いテンションからの出音は、張りがあり、ストロークでもフィンガーでも素晴らしいですわい。
それまでのOMのイメージは、000でもなくドレッドでもない中途半端なヤツとの評価でしたが、一度試奏したところ、もうこのギターの虜になってました。
最近は、加齢による強いテンションに指がついていけず、鳴らしきれてませんが、メインの位置は変わらない相棒ですね。

L.R.BaggsのLirycを装着していますが、このマイクとの相性は、もうひとつ…
パッシブの貼り付けピエゾに換装を検討しています。

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  【少年さん】2015/12/02
■2008年 V
数年前にM36について投稿させていただいた者です。
あれから、5〜6年が経ち他にもマーティンギターを手にして来ました。
その中でも2本目に手に入れましたOM28Vが今現在自分にとって最高のギターだと思い愛用してます。
地元の楽器屋で1オーナーの新古品で購入しました、、、
その日は、友人と一緒にお隣の県へお出かけし、そこの楽器屋で新品のOM28Vを試奏しました。
その個体は、驚くほど鳴らない28Vでしたが、その日は地元の楽器屋へも行き、たまたま新古品でOM28Vが1本あり、試奏しました。
弾き込み、ギターが目覚めてくるにつれてこの個体の本性を感じ始めた頃にはすでにこのマーチンの虜になってました。その日は一度保留にしましたが1週間考えた末、購入しました。
それ以来、僕のメインギターになってます。
煌びやか過ぎない材木の振動音、ちょっとキツめのテンションから鳴るこのOMサウンドが、このマーチンを最高のロックギターに染めています。
他のアコースティックギターを寄せ付けない存在感の音圧。自慢のOM28Vです。
OMの最高峰、OM45を試奏しましたが、僕は28がしっくり来ます。
そして2、3年前から地元でライブをしてます。
ピックアップは付けず、マイクでの生音です。
環境も整ってるのでマイク録りで思う存分演出できます。
マーチン特有のピースな音を誇りとし、マイク録りにこだわってきてます。
お客さんや、共演者の方々からもとても好評です。
「君のマーチンは、綺麗な音だね。しかも音がデカい!」
今年の初めに、純正のペグのブッシュが浮いてしまったのでゴトーのゴールドペグに替えました。
あと、フレットが擦れてしまったので打ち直し、リペアの方のご厚意により、ネックがツヤ無し塗装になりました。
気付けば、見た目は完全なカスタムです(笑)
これからもずっとこのOMが僕のメインギターであり続ける事は間違いないと思います。

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  【zattiさん】2011/09/26
■2011年 V
1974製のモーリスを長年愛用しておりました。
多分、サイズはDシリーズに近いと思います。
生のマーチンの音をあまり耳にする機会もなく、
家の階段で弾くモーリスの音はそれなりに素晴らしく、
僕にはこれで十分と思っていました。

ただ、フレットの減りやボディの膨らみ等を考えて、
誕生日を口実に初めて憧れのマーチン購入となりました。
購入に至るまでは某ブログやこのサイトで勉強させて頂きました。
お世話になり有難うございました。
最初は初めて聞く言葉や解らない事ばかりでしたが、
やがて色々なことが分かり始め、結局om-28Vを選びました。

結果、非常に満足しています。
サイズがとても身体に馴染み、
わざわざ、階段で弾かなくても私の部屋で充分キラキラとした音を楽しめます。
まだ、付属の弦を使っていますが、これからは色々な弦も試して行きたいと思ってます。

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  【Yu-changさん】2010/09/26
■2003年 GE
どうしてもハカランダモデルが欲しく、ビンテージモデル含め探していましたが、お茶の水S楽器でワンオーナー中古で購入しました。
どうしても新しいものは木目が板目で節のある物など納得いくものが少ない中、非常に状態のいい、追い柾目で音も鳴りはそれほどではないものの、押し出しの良いこともあり悩んだ末決めました。

音の特徴は硬質なトーンで、カランといった乾いた音色が特色で、OMボディ特有の音の立ち上がりの早さから用途を選ぶギターだと思います。一番お似合いなのはやはりラグタイムなどフィンガーピッキング系や弾き語りでもアルペジオなどのバラシ系でいい味を出します。

ただ個人の好みではちょっと音が硬過ぎて、テンションも強くシビアな感じがあり、一日中抱いていたいといよりは、気合いこめて向き合いましょう…という感じです。

ネックもナット幅44.5より太い感じで、ガングリップでのFコードでは親指6弦F音が油断できない太さです。これは、他に所有している極太カマボコネックのD−18A以上で、これも楽器としてのハードルの高さを感じさせます。

ただこうした緊張感で向き合う楽器もそれなりに楽しく、他のギターにない音色を味わえる楽しみを噛みしめながら、これからじっくり時間をかけて育てていきたいなと思っています。

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  【のむちゃん】2010/07/18
■2010年 V
普段はMARTINに限らず「D」サイズをよく使っているのですが、
最近ようやく、少し小さめの「000」や「OM」にも興味を持ち、
お店に「000-28EC」と「OM-28V」が並んでいたので早速両方を試奏。
スケールが000より少し長く、弦のテンションも程よい堅さの所為か、
各弦の芯がしっかりとしていてハリがあり、「前に音が出ているなぁ」という印象。
000-28ECも好印象でかなり悩んだのですが・・・低音の響き具合(好みの問題ですが)でOM-28Vに決定。

何よりも驚いたのは「残響」でした。
エレアコをアンプにつないで少し「リバーブ」をかけた状態を生で味わえる感覚。
当初指弾き主体で使うギターを探していたので、目的どおりに使うにもベストですが、
薄めのピックを使って軽めのストロークで「シャラーン」と弾いたときの「清涼感あふれる」響きが、意外にいいのです。

非常に「バランスのいい」ギターであるということだけは断言できます。

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  【ljさん】2008/05/02
■2004年 OMC-28 BLJ
 元ウィングスのギタリスト、ローレンス・ジュバーのシグネチュア。スペックはアディロンン&ハカランダ&カッタウェイ。50本しか製作されていないようで、入手するのにとても苦労しました。
その甲斐があってか、音はバツグンです。音量、各弦の太さ、バランス、ミッドレンジ……Martinの素晴らしさをあらためて実感できるモデルです。
このシリーズには、マホ、インドローズ、マダガスカルローズのものもあり、どれも評価の高いモデルですが、艶、音の深さ、そしてサスティーンは、ハカランダならではのものだと思います。最初は固めの音でしたが、最近、こなれてきたからか、Martinならではの甘さ、ふくよかさに拍車がかかってきました。
オープンチューニングでも音がもたれず、パンチがしっかりきいています。ネックシェイプ、セッティングもバツグン。本当に弾きやすい楽器です。

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  【鉄弦の音三郎さん】2008/03/25
■2007年 OMC-28 MLJ
51歳の誕生日を目前に、以前から目をつけていたマダガスカルローズウッドのモデルをついに購入しました。
自分への誕生日プレゼントとして。
昨年10月にとある楽器店で試奏して気に入っていましたが、そのときはお金に余裕なく、あきらめていました。
でも長年弾かなくなった000-18と000-28が売却でき、ネットを見たら、そのOMC-28が奇跡的に売れずに残っていました。
3年前に入手したOMC-28インディアンローズに比べて、より硬質で華やかな音像です。
4〜6弦は太いですが、全体の音量バランスはやはりOMモデルの特質です。ブラジリアンはもはや中古にしても天井知らずの価格ですので、ほぼ同じ音質が得られるなら、マダガスカルはよりリーズナブルだと思います。OM-28マーキスにマダガスカルローズも追加されていますよね。
これで私の家には産地の違うローズウッドの3本のOM28(ブラジリアン、インディアン、マダガスカル)が揃ったわけですが、それぞれを弾くことができるなんて本当に贅沢だし、幸せなことです。
これからもよく弾き込んで、ブラジリアンと間違われるような音を出せるギターに育てていきたいと思います。

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  【Ryoさん】2008/03/02
■1985年 LE
MartinVとWのふたりのサインの入った限定モデルですが、いきさつをお話いたします。
私は1980年にアメリカで1962年の00-18手にしてから、ハカ物2台を含め4台ばかりオールドを所有していたのですが、ほとんど弾かなくなってしまい、00−18を残して他は手放してしまいました。

ギターへの興味もほとんど失っていたのですが、1年ほど前友人がOM-28が欲しいから一緒に来て欲しい、といわれ日を異にして10数本弾きました。しかしどれも音や木目のどこかにケチがついてしまいこれという決定的なものはなかなかありませんでした。

そんななかある楽器店といあわせでOM-28LEに出会い衝撃を受けました。しかし友人は興味を示さずその日は帰りました。私はギターに関しては00-18は一生手放さず、また買い足すこともしないよう決めていました。

しかしこれは00-18を手放してでも欲しいと思える物だったのです。しかし一方ではまたどんどん買っても置くところに困るしどうせあまり弾かなくなるだろうという冷静な気持ちもありました。その後何回か楽器店には問い合わせをしたのですが、もたもたしている間に売れてしまいました。残念であると同時にほっとしたという気持ちもありました。

それから約一年友人はOM-42を買いました。その時も私も付き合いましたがさすが40番台ともなると木材も厳選されていて音もとてもバランスよく鳴っていました。その後今度は別な友人がバンジョーを探しているので付き合ってくれといわれ(笑、付き合い専門!)お茶の水の楽器店を数件回っていたら再びOM-28LEと出会ってしまいました。

驚きです。何せ世界で41台しかない限定品ですから。
気がつくと友人を無視して試奏をお願いしていました。素晴らしい仕上げと音色です。特に高音部は宝石をちりばめたようにきらきらしています。当然欲しいと思いましたが、実は3ヶ月前に40年代と50年代のMartinのウクレレStyle3を2台衝動買いしていたので、その場はおとなしく帰りました。

しかし一週間後に再び訪れ結局買ってしまいました。今ではまるで学生時代に戻ったかのように弾きまくっています。当然個体差があるでしょうが、前持っていた1960年000-28よりぜんぜん鳴ります。やはり通常ラインの28よりも厳選された物を使っているのでしょうか。出会った2台とも素晴らしく鳴っていましたから! 
誰か同じ物をお持ちの方がいましたらぜひ感想を聞かせてください。

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  【鉄弦の音三郎さん】2007/01/09
■2004年  OMC-28 LJ
一言で言うと、ブライトで甘くふくよかな音です。ギラギラ感はないですが、適度な音の芯もあります。
その音の芯は右手の強弱にとても良く反応し、音色も変化します。強く弾くととても野太い音となり、
アディロンダックスプルースの力を感じさせてくれます。
ピックで弾くと十分な音量があって、カッタウェーであることを少しも感じさせません。
弾き始めて2年ですが、現在は私のメインギターとして練習会でも活躍中です。
最近、マダガスカルローズウッドのLJを試奏しましたが、ハカランダよりも音の芯が強く、
少し心が傾きかけました。
日本に入ってくる数も少ないようですが、次はコイツかな?

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  【鉄弦の音三郎さん】2006/05/06
■1990年 Vカスタム
 1990年1月に黒澤楽器を通じ、欲しかったOM-28VをMartin社にオーダーしました。
トップはヨーロピアンスプルース、サイド/バックはハカランダで、ブレーシングなどの仕様も現在のGEと同じです。待つこと6ヶ月。最初の音の印象はとにかく鳴りが大きいということでした。特に5、6弦。またフレットの幅広さとロングスケールはOOOに慣れていた私にはとてもしんどかった。全く別の楽器という感じで。このギターをコントーロできるまで数年以上はかかりました。

現在は、本当に深みのある低音と輝くような中高音が混ざり合い、音量、バランス、ニュアンスともに申し分のないすごいギターになっています。やはり、弾き手がギターに対峙し、お互いをインスパイアしあって行く事がとても大事だと最近痛感しているところです。

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  【Snowmanさん】2005/09/16
■1933年
いろいろな雑誌や、このHPのused価格表にも掲載されていた楽器です。
状態がとても素晴らしく、70年の月日を乗り越えてきたものとは思えません。
音色は、枯れていながら、艶のある、ボリュームたっぷりの音、
これが軽いタッチで前面に惜しみなく飛び出してきます。
チューナーはオリジナルのためギシギシ音がして弦の張り変えには神経を使いますが、
実用上問題はありません。
贅沢をいえば鳴り過ぎのきらいがあり、所有のOOO−21(1941)のほうがバランス的には上だと思います。
いずれにしても、この時代の楽器は生い立ちによって、大きな個体差が出てくる印象を受けました。

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  【ITC−Mさん】2004/06/01
■2003年 V
シリアル94万台、2003年製、新品購入です。最近のマーチンはどうも鳴らないという声も一部にありますが、「全くそんなことは無い。」と再認識した1台です。実言うと、試奏するまでは全く期待しておらず、まあ試しに弾いてみるか、という程度でした。

OMのモデルを探していて、意中はコリングスのOM-2Hに決めてましたが、購入を決意して試奏したときに低音の響きが自分の好みでなくその時点で躊躇してしまいました。作りの丁寧さ、綺麗さに加え、中高音の響きはジ〜ンと来たのですが・・。個体差によるものかどうか判りませんし、いずれにしてもOM-2Hは素晴らしいギターという認識は変わってませんが、直感的にピンとこなかったという訳です。

そんなことで期待もせずOM-28Vを試奏したのですが、アッと驚き!!まず、音が大きい、一音一音がハッキリクッキリと前に出る、低音から高音までのバランスが非常にいい、特に低音はボディを伝わってお腹に響きますし、なんともまあ心地良い音です。いつの間にかお店で試奏していることを忘れ、興に入ってしまった状態で店員さん曰く、「まるで自分の家で弾いているようですね。ホント楽しそうですよ。」と。

まさに「ラグタイム・ギタリスト御用達アイテム」とはよく言ったものでピッタリと当てはまる感じがします(自分はあまりラグタイムはやりませんがフィンガー主体です)。ロングスケールなので神経質にならず、お手軽で、日常的に使えて、とてもよい音のするギターってところでしょうか。とにかく、大満足&お奨めの1台です。

ところで感じることのひとつ。000と大した違いもないのに、どうしてこれだけ音作りを変えられるんでしょうか。不思議だし、マーチンの成せる技、ですかね。感動した!

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  【Bridgehouseさん】2003/11/23
■1999年 Eric Schoenbergカスタム カッタウエイ
アディロンダックスプルースだけあって、非常に張りのある音です。
ロングスケールなので普通のOOOほど神経質な鳴りではなく、
ドレッドノートからの乗換えでも違和感がありません。
フィンガーピッキング系=OOOとずっと思っていましたが、
チューニングダウンしたときの低音の安定性を考えるとOMは非常によい選択だと思います。

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  【牛ちゃん】2001/12/24
■1931(昭和6)年
とにかく音がでかい。Dサイズじゃなくてもこんな大きな音のギターがあるのかと思うぐらいです。フィンガーピッキングでも充分大きな音がでます。
音質は全体的に派手目でありながら、ハカランダの深さと単弦の粒立ちの良い音の分散もあり、オーディトリウムギターの王道を行っていると思います。
他のギターの音が霞んで聞こえてしまうほど、とにかくドカーン、ガツンという形容詞があいます。

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  【TANNさん】2001/08/23
■1993年 PB
OM-28PB (Perry Bechtel) をご存じでしょうか?
OOO/OMの本がでていますので、ご存じの方も多いと思いますが、
現在の14フレットOOO/OMの基本形となったモデルですね。 
限定生産モデルで93本の生産となっています。
それなりの高い値段で取引されていますが、やはりわけがありまして。
Martinのこのクラスの中では非常に良くできたギターと言えると思います。
音もクリアーで深い低音を持っていますし、
音的にはMartinで生産されたSchoenbergギターのような音をもっていますね。 
ピラミッドブリッジ、フォワードシフトということでTOPが若干苦しいギターが多いですが(3本見た中2本は持って行かれていた)、弾き終われば弦をゆるめてやることで、対応出来ると思います。
フォワードシフトということですが、結構粘りもあって、太い音も出ています。
ちょうど今、Dolphin guitars に物がありますので、大阪の方は一度弾いて見られることをお勧めします。

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  【姫子さん】2001/07/05
■2001年 V
繊細で広がりのある音

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OM-40
  【池さん】2002/01/20
■1994年 LE 
1994年のギターオブマンスです。まず、音の大きさに驚かされます。このボディーよく音が前に出ています。2000年のD45も所有していますが、音のデカさでは一歩譲るでしょう。特に高音域のクリアー感がすばらしい。イキの良い音です。低音はさすがにこのボディーではすこしこもったような感じになりますが。
二重に入ったアバロンとペグのエボニーボタンもおしゃれで観賞用としてもいいもんです。

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●OM-42 
  【KIRKさん】2022/12/14
■2022年
40番台、縦ロゴマーチン、ドレッドノートと同じスケールによる鳴り感、000ボディによる抱えやすさ、全てをバランスよく叶えてくれるギターです。
新品を購入したこともあり、抜けの良さはまだまだこれからですが、
バランス、響き、高音の繊細さは、さすがは40番台ならではの音です。

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  【tsunodgさん】2021/11/25
■1997年 PS (10/500)
正確には223台しか生産されていない。初期ロットが入手出来たのは大変嬉しいです。

数多くのアコギを 買う→売る→買う のルーティンを繰り返しています! 最近思う事は、その生活環境や年代で『心地良さ』が変わるような気がします。そんな中、出会った逸品!中古なのに定価みたいな価格で購入! 運命だから仕方がない! 鬼のローン決定です。
さて、状態ですが、流石に20年も超えるとバインディングの隙間や、弦張り替えの跡、多少の打跡は諦めました! 本体は他のビンテージのように大変軽くて、新品時の重さが気になります。
AJネックって言う言葉(やっぱりSQネック!)に違和感がありましたが、それを超えた質感と音質に感動致しました! 持った感がしっくりきたんです。
長年、売ったり買ったりを続けてると思う事はそのモデル(シリーズ)の鳴りがあると思ってますので比較が難しいですが、サスティンと倍音は凄いです! ビンテージの40,50年代マーチンとは違いますが、こちらは最近的に鳴ってます。鳴り方が80年代のフォークソングなんかには合わない感じ、個人製作家が作った感じに似てると思いました!
製造から時間は経ってますが、あまり弾かれてないと感じますので、これからがヤバいですね! 管理が、、、!
今後、70~90年代辺りが角が取れて良質な個体が出てくると感じました!

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  【エンジェルアイさん】2017/04/06
■2008年
D45Xは、それはそれは素晴らしい音で倍音の凄さ、低音から高音域までのバランスの良さ、一音ごとの粒立ちの良さと言った具合で、超優等生のギターでした。
それ故に完成し過ぎていて、逆に特徴が無く、弾くより鑑賞する機会が増えてきた時期に、OM28を試奏した時に感じた弾き易さとOOOとDの両方の良さを兼ね備えた音への感動を思い出して、OMシリーズに再度目が行くようになって行きました。

半年ほど色々と思う事は有りましたが、2017年2月に2008年製の「OM-42」の中古と巡り合い、D-45Vを買い取りに出し、購入に至りました。
購入後、サドル・ナットの交換、ペグをゴトーのSXB510V(X-Gold仕上げ)に交換、フレットのすり合わせを施工して頂いて戻って来た時には、何時までも爪弾いていたいギターへとレベルアップしていました。程よい倍音、優しけれども張りのある中高音、出過ぎないけれどもしっかりと鳴っている低音。好みの問題だとは思いますがD45Vの計算されつくした音に比べて生きていて語りかけて来る音と言う感じがします。
今後は贅沢な話になってしまいますが、「縦ロゴ」は見飽きて来たので、突板ごと交換してトーチインレイを入れて貰う予定です。世界に一つだけの自分仕様の「OM-42」ですね。
  
勿論一生物です。

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  【ケンシロウさん】2013/07/21
■2001年
OM−42は2本目です。10年越しの説得が叶いまして友達から譲って貰いました。バランス、音色、コーラスのかかったようなサスティン、…等は以前持っていた42より優れています。これで岸部眞明さんの曲を弾くと最高です!このギターが欲しくて、他のギター売りましたから尚更思い入れが深いです。一生の友です。上手に付き合っていこうと思います。

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  【ぶれさん】2011/06/12
■2004年
2001年製を一度所有したが、低音の抜けが悪く、高音も張りが無いためサドルを作り直し少し改善したが、理想とするOM-42の音ではなく、売却。何本か試弾するうち、この1本に出会う。

OMらしいテンション感のある、張りが全域にあり、スタイル42ならではのきらびやかさがそれに加わる。タイトで凝縮された美しさはOOO-42の広がっていくそれと違い、塊となってサウンドホールから出て行く感じ。

特に夜など弱く爪弾いた時の、きらびやかな鈴なりの美しさは筆舌につくしがたく。
このギター特有のものと思われる。

美しい外観も相まって、眺めてよし、弾いてよしの1本。

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  【ひろ〜さん】2008/02/15
■2006年
本日、ク●サワ楽器某店から、待ちに待った「OM-42」が到着しました!!

クラプトンのUNPLUGGEDまではアコギ=ドレッドノウトという概念が定着してましたが、「000-28EC」や「000-42」を手に入れ愛用するようになり、000ボディの何ともいえない抱え易さと軽さ、それに弾き易さに惹きこまれてしまいました。

今回は、このサイトの000シリーズやOMシリーズのスレッドを見て、また「丸ごと一冊マーティン000/OM」を本に穴が開くほど研究し、000ボディにドレッドノウトのネックの長さのOMシリーズに憧れ、OM-28Vと迷いましたが、42シリーズフリーク(D-42も所有)の私にとって、やはり最終的に「OM-42」をチョイスしました。

本サイトのレポートスレにもありましたが、000-42と比較して、さらに中高音域の倍音が豊かで、また低音も鳴ってます。明らかに000-42とOM-42は別物です。スケールが長い分テンションがかなり強く、早いレスポンスとサスティンの持続性の長さは特筆物だと思います。

またOMタイプはラグタイム・ギタープレーヤー御用達という記載が目立ちますが、フラットピックでの唄伴にもしっくりきます。

スケールのわずかな違いだけでこの音の違いとは・・・、まさにMARTIN恐るべしです。

ヘッドの縦ロゴ、ゴトーのオープンバック・ゴールドペグ、そしてネックのスノーフレイク・インレイとTOPのみのアバロンバインディング、D-42、000-42、OM-42と三台並べて見るだけでも、日頃の疲れが吹っ飛びます。

今後、色々な弦を試して、一番自分好みの音の探求をしたいと思います。

「OM-42」、ほんとにコストパフォーマンスに優れた、素晴らしいMARTINギターだと思います。

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  【RAINSONGさん】2006/06/21
■1999年
00042EC等に似ていると思う(高音がきれい・低音がうるさくない)。
ピックで強く弾いても、ビビらない。000より音がでかい。

<購入裏話>
購入当時は、00042EC or 45を探していたのですが、ピックで強く弾くと音がビビり、なかなか納得できる物に出会いませんでした。たまたま旅行先(北海道)で見つけたOM42ですが、当時はカタログに載ってませんでしたので??と思い、弾かしてもらいました。僕のはショップオーダー品との事で、「超珍品か?」と思い購入しましたが、半年後にはイ○バシ楽器の広告にでてました(笑)。

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  【オタクヤさん】2005/09/07
■2005年 K
「フィンガーで気軽にガッツリ弾く」ギターとして購入しました。
他に持っているギターとの比較で言うと、同じサイズの000-28ECにコア特有の「パコーン」と抜ける中高音を足してマーティンの鈴鳴りを少々まぶした様な音。
ただし全体的にボリュームアップして華やかな鳴りになっている中で、低音はもう少し出て欲しいな、と弾くたびに感じます。弾き込まないと確定的な評価は出来ませんが。
それに加えて、000-28ECのショートスケール故の「弦が右手指先に絡む」「音に腰がない」欠点も無くなっています。スケールの違いなど些細な事だと昔は思っていましたが、改めてOMの存在意義を再認識しました。
またOM-42Kを購入したことで000-28ECを「ガッツリ」弾くことが無くなった結果、逆にECなりの音作りも一理あると理解できるようになりました。楽器はTPOですね。

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  【Gminor7thさん】2004/02/19
■2002年
きらびやかで、繊細。ローズウッドの深みのある音に倍音がよく乗っています。
Dモデルのような低音の張り出しは少ないもののフィンガーピッキングには十分な音量だと思います。
また特筆すべきはその弾きやすさです。
出荷時設定でも弦高は低く、ネック幅や太さもフィンガー用には最適だと思われます。
(私の手に合っているという事かも知れませんが)
複雑なソロチューンを弾いてもスルっと演奏できてしまう事は驚きです。
知人のOM-42を弾かせてもらってもほぼ同じ音が出て来るということは、
マーチンの現行モデルの均質性を伺わせます。(工業製品みたいだという意見もありますが)
私は値段と音質、プレイアビリティのバランスが良くとれたギターだと思います。

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  【愛媛のさだまさしさん】2003/10/09
■2002年? AR
山下さんのご要望によりはじめてレポートさせていただきます。

ずっとアマチュアの音楽活動を20年以上していて、はじめて42歳にして本物のマーチンをこの夏手に入れました。ある音楽祭で賞をもらった自分へのご褒美ということで、このホームページも含め、あらゆるマーチンをとりあつかってるものを検索して、D−42が自分向きかなと思ってました。

学生時代D−18の中古を友人から買って弾いてましたが、ぜんぜん鳴らず、卒業のとき売ってしまい、それからはYAMAHAの安物にピックアップでごまかしてました。
この歳になって、やっぱり本物がほしいという欲望をおさえきれず、高知のジャスコイオン専門店街にある、楽器堂にいきました。あらかじめネットで、D−42を買うつもりで、おさえてもらってたんです。

やはりD42は自分の思ってたとおり、しっかりとしたそれでいて甘い音色をしてました。やはり比較は必要です。有名なDシリーズを18.28.45と弾かせてもらいましたが18・28は「新品は鳴らないの?」、というくらい鳴ってません。知ってる人の「鳴り始めるのに5年かかった」という言葉を思い出しました。
D45は確かにばかでかい音がでるし弾きやすかったのですが、D42とそうは変わりないなと思ってたら、店員がだしてきたのが、OM42とOM42AR,D42AR(その日はいってきたばかり)OM42は弾きやすかったが鳴りがいまいち。
ところがARの鳴ること!また42の甘い音色のバランスが最高にいいのです。もちろん予算オーバー。
でも、音を聞いてしまったらがまんできません。鳴るまで5年も待てるか。
で、男のローンが組まれました。私は、指が短く体も小柄なのでOMのほうが弾きやすかったため、OMに決定。世界20本の3番というのも胸をくすぐりました。
さだまさしや昔のオフコースなどの曲には、最高です。6弦の鳴りが少し悪いかなと思ってましたが、弦を新品に換えたら直ぐ鳴るようになりました。フィンガーも指にまつわりつくようで、1弦の残響は恐ろしいくらいです。
これからもっと鳴るのかと思うと、信じられません。
AMAZONROSEWOODは本当に最初から鳴りますので、見かけたら弾いてみてください。

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  【おさむくん】2002/11/05
■2001年
4月に一度レポートをさせていただきましたが当時は購入直後の新品で、今読み返すと結構違ってきているところもでてきました。この掲示版でもまだ語られていない部分もありますので、なるべく正当な評価の一助にと2度目でスミマセンが登場させて頂きます。

新品から10ヶ月、この間だいたい毎日弾いてきましが、かなりボディー全体が鳴る感じになってきています。自分でいうのも何ですが、このギターを弾くコツがだいぶ解かってきたところも結構あると思います。

HD28のつもりで同じ大きな音をだそうとするのが、間違いだったように思います。
ちょっと平均音量は落とし音色優先の弾き方にすると、好い所が前面に出てくる感じです。
最近低音不足は感じなくなりました。サムピックも不要になりました。タイトな個性に変わりはありませんが、これに慣れてくるとむしろD系がちょっと膨張した音に聞こえ、MTRでの宅録にもバッチシです。

時々楽器屋さんでほかのマーチンも弾いていますが、新品でこの価格なら十分納得しています。
(音がすべて、新品・中古は価値に関係ない、という方は別ですが)

価格が倍の00042も弾かしてもらいました。真新品という条件付にせよ、私の耳には音の良い悪い(もあるかも知れないが)より個性の違いの方が多いかな、と。
財政状況に余裕がない私は、この予算ならOM42とD18GEを買って、後はAKGあたりの良いコンデンサーマイクが欲しいと思いました。

以前は「FP向きでフラットピックは不向き」と書きましたが、十分フラットピックキングにも使えます。乾いた感じで、結構いいし、音量もかなり出ると思います。FPやっているときには想像できない野性的な音も出ます(ちょっと強目に弾くのがコツらしい)。

ただし「できればもうちょっと」という点も当然あり、「深み」「コク」はもう少し欲しいと特に長時間弾いた時は思います(極端ですが、ちょっと硬めで堅苦しいというか)。

まだ買って1年未満ですが、最近の乾燥した気候や弾き方の変化も合わさってか、新品当初とは段違いの鳴りっぷりで結構惚れ直しています。でもそれとは別に、個性が非常に違うD18GEのようなギターはやっぱり欲しいですが・・・。

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  【zinndouさん】2002/07/27
■1998年
このギターはいまいちだと思います。装飾がある割には安いので買ったんですが、はっきりいって雑魚だとおもいます。仕上げも全体的に荒いです。最近のマーチンはどうもいまいちです。どれも音が濁ってる感じがします。これを買うなら、ある程度でもいいから、オールドマーチンを買ったほうが全然いいです。私みたいに装飾にだまされる人がいないことをねがいます。

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  【正木さん】2002/05/17
■2000年
やはり価格なりに音はいいと思います。自分の腕のレベルでみればもちろん過ぎる出来です。
他に000-28とSIGMA SEC-42を弾いていますが、SECはここにも投稿したように鳴りの細さ、音量の小ささを除けば音質はかなりいい、000-28は全体によくバランスがとれているもののOM-42と比べると主張が少ない気がします。
OM-42は、とにかくこれらに比べて音の粒立ちがよく音量もでかい。ギラギラした感じの鳴りもある。ボディに触れた時に出る雑音はまるでマイクに触れたときのようでリバーブもかかったように響く(これは鳴りのいいギターならどれもそうですが)
ただ 他の方の投稿にあるように、6弦は響くけれどサスティンがない。フィンガーピックでミュートしているときには輪郭のはっきりした低音で気にならないけれど、ミュートをといても音があまり変わらないのにはがっかり。逆に中高音弦の音に飲まれて減衰が早く感じられる気がします。OM-42は近年のモデルを数本弾いてみましたがどれも同じでしたね。ま、フィンガーピック用のギターという位置付けがあるから、何もかも望む気はなく、気にいっています。
もともとロック系なのでライブのステージを1本で乗り切るにはSEC-42をエレアコにしたもので充分、OM-42はいいマイクを立ててレコーディングしたり、万が一ソロのライブでもできるようになれば是非使いたいと思います。それより、、、是非そんなことができるようになりたいもんです。

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  【おさむくん】2002/04/30
■2001年
今年45才になる典型的中年アコギストです。よろしくお願いします。
まだ買って3ヶ月ほどで、ようやく以前より鳴り始めたかな、という段階です。

基本的には、繊細な一音一音がキチッと、しかもどの弦もバランスが変わらず出るので、やはりフィンガーリング向きです。000系と比べると、弦の張りがしっかりしているのでシャキッとしたアコギらしい音だと思います。

綺麗なギターなので、がんがんフラットピックで弾く気はしませんが、やってみるとやはり向いていません。中高域ばっかりが出て、HD28のように低音が全体をうまく包んでくれず、ボディーはよく鳴っているのですが、どうしても低音不足は否めません。
今のところフィンガーリング専用といえそうです。
特に、空気容積が少なくコンクリート壁に囲まれたマンションだとそれが強調されようです。

フィンガーリングでも音の傾向は同じですが、1弦から6弦が対等に、余計なふくらみが一切無く鳴ることがフィンガーリングには大きなメリットで、大変説得力を持っていると思います。

ただ、Fairwindさんも触れられているとおり、やや低音不足という気もありましたが、最近サムピックをつけて弾き始めたところ、一気に問題はなくなり、むしろクリアーな気持ちよい低音が適度な響きで鳴ってくれることに気付き、満足しています。

弦の種類には非常に敏感に反応します。
何種類か試しているところですが、私にはMartin SP(ブロンズもPhospherも、LightもCustom Lightも)は、どこか丸く軽い音なりすぎて相性が今ひとつの気がします。
(寿命も短いし)。但し、Mediumは使っていませんので解かりません。

最近EverlyのArctic Rockerを試したところ、OM-42のタイトで繊細、に力強さが加わり、非常に気に入っています。クリアーさもMartinよりあります。(LightとCustom Lightは一長一短だが、倍音感が多いのはLight、まろやかさはCustom Light)しかも極低温処理されているせいか、Martin SPの倍近い寿命がある感じです。(ほぼ2週間近く、そこそこの音で使える)

ただ、外観のイメージよりは意外と地味な面もあるかもしれません。
よく言われる「鈴なり」というのもそれほど強くは感じません(そういう言い方をすればそうかな、くらい)。これは、私に弾き方まうまくないのかもと、研究中です。

慣れてきて、「やっぱりいいなあ」というのと「こんな音がするもの」と半々くらいになってきており、もう少ししなやかさが加わるとさらにいいな、と感じるときもあります。これは何年か弾き込んでいくと変わってくるのではと期待しています。(でもその前に腕かもしれません。これほど敏感なギターですから)

最後に自己満足的な話しを付け加えてさせて頂きますと、今も時々お店に置いてあるいくつかのMartinを弾かせてもらったりしますが、OM-42を買ってよかったと思っています。

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  【FairWindさん】2002/04/05
■2001年
2002年3月に購入した初めてのMartin Guiterです。どちらかといえば繊細な感じがします。幅広のネックや低い弦高は、よく言われるようにストロークよりもフィンガーピッキングが合うようです。実際に弾いてみるとオリジナルのブロンズ弦(MSPLUS-3200 Medium 80/20 Bronze)とのマッチングもフィンガーピッキングでより生きてくるような気がしますね。ただし、次に書いているとおり、張る弦の種類によっては、音色の変化も顕著なようですので、ある意味育てがいのあるギターだと思います。
他のOM-42は弾いたことがないのでわかりませんが、私のOM-42は次のような感じです。

<長所>
 ・高音域は倍音がとても効いていて、まさにマーチン特有の「鈴の音色」だと思います。
 ・そのサイズから想像するよりも意外に低音のボリューム感があるように感じました。(ただし、6弦以外)
 ・中音域の音の出方も出過ぎず押さえ過ぎずで程よいボリューム感だと思います。
 ・ハイポジションのコードも押さえやすく、弾き難さから来るストレスも感じません。

<短所>
 ・私のギターが持つ固有の問題かもしれませんが、6弦のボリューム感が少々不足気味です。
  ボディを身体にくっつけて弾いても、他の弦に比較して振動が少ないです。
 ・10フレットのポジションで強い単音を出すと、押さえ方によってはビビリ音が発生します。
  これは弦にフレットが干渉しているようなので、ネックに少し問題があるのかもしれません。

まだ、十分に弾きこなしていないので、上記の感想は今後変化してくるのかもしれませんが、是非良い方に変わって欲しいなあ。

購入後3週間で弦をダキストのライト(フォスファー・ブロンズ)に換えてみました。以下の点に変化が生じたような気がします。

 ・ストロークの音色が断然よくなった。煌びやかさが感じられます。
 ・反面、1・2弦の倍音がちょっと弱くなった。「鈴の音色」感から半歩後退した感じ。
  したがって、フィンガーでの音のキラキラ感が多少失われたような気がします。
 ・低音の抜けが更によくなった。サウンドホールから音が広がっているのが弾いていてもよくわかります。
  6弦のボリュームも少しレベルが上がったような気がします。
 ・ミディアムからライトにしたのにテンションがきつくなったような気がします。
  コードもやや押さえづらくなりましたが、これはダキストの特徴なんだと思います。
  特にハイポジションでこれを感じます。

総合的に見るとOM-42は、派手というよりは地味目な音色なのかもしれません。とてもスマートな音色に聴こえます。ただし、弦を変えることによって、音の印象には結構変化が生じるようです。個人的には、やはりマーチンブランドのブロンズ弦が一番合うのではないかな、と感じますが、これは音楽のスタイルや弾き方によって違ってくるでしょうね。やろうとするジャンルに合わせた音を出すことの出来るとてもフレキシブルなギター、と思います。

ちなみに、エンドピンはペグに合わせてギブソン(!)の金色のそれを改造してホールに差し込んでいます。ボディに接着はしていませんが、見た目にも実用的にも結構フィットしていたりします。

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  【ケンシロウさん】2001/06/10

OM−42ですが、高音はキラキラして低音は輪郭のある重低音で、ある意味では音量はドレッドノートにも負けないのではないか、というような印象があります。容積が少ない分早いレスポンスの為だと思います。
28ECと比較しますと、スケールが長い分テンションがかなり強くローアクションで早いレスポンスとサスティンの持続が長いです。
またフィンガースタイルの方を目的に作られいる為でしょうか、弦高が低いのですが、テンションが強いのでビレが生じません。誤解のないように一つ付け加えさせてもらいますが、勿論28ECもすごく良い音色を出してくれます。
音色についてですが、どの弦を弾いても輪郭のあるしっかりとした音を出してくれます。ここが最大のポイントだと思いますが、ハイコード(12〜14フレット)での“音詰まり”が全く感じられませんでした。
私はブルース、ラグタイムを多少やりますが、ネックも幅があり、ちょうど良かったかもしれません。
 
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●OM-45 
  【マーティン君さん】2017/01/24
■2011年 カスタム
2016年12月に大阪でUSEDを購入しました。
マーティンはD-28(マーキス)とOOO-28を所有していてそれぞれとても気に入っています。
OM45はギタークリスマス会場で黒澤楽器出品の物を購入したのです。
はじめ高嶺の花とあきらめていたのですが同行した嫁さんが、ひどく気に入ってしまい購入許可が出たのです。嫁さんは私のギター病を恐れて購入阻止のためについてきたのに、「ミイラ取りがミイラになっちゃった。」と。。
「そんなミイラ取りなら大歓迎。」と心で思いました。このときばかりは嫁さんが女神に見えました。(笑)
さて、音は、やはり40番台独特のキラキラ音がすばらしい!!アメージング!
嫁さんは自分専用のギター(アストリアスECPRO)はそっちのけでしょっちゅうOM45を奏でています。
私が放ったらかしにされている可哀そうなアストリアスを弾いております。(泣)
俺にも貴婦人・お姫様のOM45を弾かせてくれ〜!
 
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  【きっくんさん】2011/06/28
■2004年 MARQUIS
1972年に吉田拓郎に憧れJ-45を買いにカ○セ楽器に…。
店内で数本のGIBSONを見せてもらい進められるがままにMARTINを手に取り音を出してみてびっくり。
まるでピアノの様な重厚な響きが…。
更にその造りの丁寧さにMARTINの虜となってしまいました。
D-18、D-28、D-35を見せてもらいその容姿と音からD-35を買うことにしました。
3本あったD-35からマット塗装の1本の音が気に入り購入しました。
初めて手にしたMARTINは25年ほど手元にありましたが経済的事情から売却。
その後2005年に2004年製の000-42を新品で入手しその煌びやかな音色を楽しんでいました。
D-35と比べると張りのある音色が魅力です。
この時からオーケストラモデルのMARTINに魅せられ2009年にOM-45Marquisの中古をK楽器で購入となりました。
000-42は煌びやかな高音弦の響きが特色で明るくシャープな音色です。
OM-45Marquisは煌びやかな明るい音というより高音弦のあくまでも澄んだ響きと低音弦の深みのある音色が特色です。
あくまでも個人の好みですがしっとりと味わいの深いOM-45Marquisの音色に軍配が上がります。
購入時にはD-45Longworthと弾き比べましたが音の立ち上がりはOM-45が明らかに早く
音が前に出てくるOM-45Marquisに即決で決めてしまいました。
生涯3本目のMARTINはネックが薄く大変引き易いものです。
000-42はその後余り弾かなくなってしまい、もったいないので売却。
それからはOM-45Marquisの豊かな音色を楽しんでいます。
どんな曲を弾いても高音と低音のバランスの良い響きが心身を癒してくれます。
もうこれ以上の一本は無いだろうと思っていました。
ところが…最近000-18Authenticを手に入れました。
これについては前回投稿させていただきました。
OM-45も000-18も音のキャラクターが違います。
音の張りでは000-18が優っている様です。
マホの軽くレスポンスの良い音は手放せません。
OM-45の深い音と合わせてMARTINの魅力に嵌っています。
どちらも弾いているとボディー全体が鳴って身体に振動が伝わってきます。
こうなるともっと別のキャラのギター欲しくなりますね。
D-28Authentic(出来れば000がいいなぁ)が次の目標です。

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  【Zinさん】2011/06/20
■1983年 150th custom
 初めはOM−45GEが欲しくて探したのですが、その当時は今と違って、ギター全体の流通も盛んなときで、どのショップにもOM−45GEは見つかりませんでした。価格の面でもあきらめかけていたある日、ネットでギターショップを徘徊していたときに巡り会ったのです。我が愛器に。

 マーチン150周年の1983年にハンドメイドで作られた150本の内の91番目のギターです。
ヘッドにはトーチインレイが入り、ペグはシャラーのミニが使われています。サウンドホール内のラベルにはマーチンV世とW世のサインが入り、「このギターは我々の150周年を記念してハンドメイドでつくられました。」 (勝手な本人訳 笑)と書かれています。いわゆるホワイトラベルのマーチンです。

 90番目はD−45でマンドリンブラザースのオーダーで作られたものですが、愛器も同じくマンドリンブラザースのオーダーによるもののようです。

  初めて弾いた時は45にしては地味な音だなと感じたのですが、購入してから8年。弾けば弾くほど深みを増してくるギターです。低音は少しのタッチでいつまでも響き、高音は煌めきながら上品に鳴ってくれます。私のようなヘタレが所有するのは申し訳ないような気がしますが、自分は仮の宿、次のオーナーにバトンを渡すまで所有する事を楽しませていただこうと思います。
  今はOM45−GEでなくこのギターに巡り会えたのが良かったと思えます。
 
  【tskさん】2009/04/28
■2003年 GE
音色/音量/音圧/レスポンス/サスティ−ンその他諸々がまったく別次元のギタ−です。軽くつま弾いても全開でストロ−クしても、きちんと音の定位が有り、どんな感じの曲にもぴったりとマッチしてくれます。更にどんなコ−ド(LoでもHiでも)を弾いても、微妙な音程の変化がほとんど無く(普通は各弦/フレットともかなりバラバラ)それが美しい音色につながっているのだと思います。

どんな楽器でもそうだと思いますが、試奏の段階ではその楽器の持つポテンシャルは、半分も引き出せないのが現実です。購入してからガッカリ...と言う例も有ります。でも、Martinのギタ−はきちんと接して行けば、年月が経つにつれ 弾き手と共に成長してくれる素晴らしいギタ−です。

私は、幾つになってもMartinを愛し続けたいと思います。ギタ−は何本か所持しておりますが、価格や音色を比べてみてもOM−45GEが、際だって優れていると思います。

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  【Rockyさん】2006/03/30
■2005年 Marquis
OMを求めて楽器店へ。そこで目にしたのがこのOM-45Marquisでした。エイジングトナーで渋く彩られたアディロンダックトップと、スタンダードとはスタイルの違うヘッドの縦ロゴインレイに魅せられ、思わず店員さんに試奏をお願いしました。

しかし、「あれれ???」というのが最初に受けた正直な音の印象でした。というのも、D-45の「ドン」「シャリ」感がない。思わず店員さんに「低音があまり響かないね」と言ってしまったほどです。それでも見た目の美しさと細部にまでこだわった丁寧なつくりを持つ、OMの最高峰(もちろんOM-45GEはありますが)である本器を納得の上で購入しました。

ところが!である。家に持ち帰り弾き込んでいくにつれ、特に中高音域における音の粒立ちとバランスの良さが際立ってくることに気づきはじめました。考えてみるとドレッドノートの低音の響きはOMには少しうるさすぎるのです。その低音域の響きがうまく抑えられていることが中高音域をひきたてており、そのバランスの良さから、本器は特にフィンガーピッキングには最高のギターであると言えます。

以来、毎日のように本器を弾いていますが、常にバランスの取れた端正な音のレスポンスを返してくれることにとても満足しており、思わず「これがマーティンか」と唸ってしまいます。購入後、そんなに時間は経っておらず、まだボディ全体で十分には鳴りきってはいませんが、今後ボディがこなれ、今の音がどのように変わっていくかを考えるととても楽しみです。

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  【ナカダイさん】2005/11/10
■1979年
魅入られるように購入したのがこのギターでした。
反応が非常に良く、ドンと鳴る引き締まった低音、豊か過ぎるくらいの倍音とサスティーン(うるさすぎると感じるときもありますが…)どんなに強く弾いてもつぶれない高音。自分にとっては文句のつけようがないギターです。
ひとつ難を言えばネックの形状とナット幅ですが、手の小さい私には少し辛いです。

音色は非常に上品で、キラキラとしています。
私はフィンガー主体ですが、爪弾くとネック、お腹、足にまで振動が伝わってきます。
他にもレギュラーのD28を所有していますが、OM45を弾いた後にD28を弾くと、これはおもちゃじゃないかとさえ思ってしまうくらいの差がありました。それでも28、好きですが(笑

深い響きの中にマーチンの凄さを確認した1本でした。

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  【zinndouさん】2002/07/28
■1979年
このギターはいいです。ってかこれ以上のギターは弾いたことがないんですけど・・・一目惚れでした。
これはギター5本ぐらい売って手に入れたモデルです!近年の似たようなOM−42とは全然違います。同じマーチンとは思えません!初めて弾いたとき、これがマーチンなんだと思いました。他は偽者かと思ってしまうくらいに!正直私には、手におえないギターです。これだけ、豊かな倍音やサスティーンは、私にはコントロールしきれません。はっきり言うとプレイヤーの腕が問われます。その点を考えると、私みたいなやつには、近年量産型のOM−42ぐらいがお似合いなのかもしれません。もし、ショップなどで見かけたら弾いてみてください。絶対に、すごいですから!

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  【まさぼーさん】2001/12/13
■1977年 (SOM-45)
きらびやかで、しっとりとした、つややかな音がでます。
前に持っていた000-42よりネックが長いだけ、こちらのほうがしっかりしています。
夜中に部屋の灯りを落として爪弾くと色っぽくさえ感じられ、
見ているだけでも「いいなぁ」と(自己)満足しています。
フィンガーでメロディアスな曲とかブルージーな曲を弾くと、もう最高です。

※SOM-45は1977年に56本だけ作られ、その後はOM-45に代わりましたので、OM-45として区分しました。

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OMJM 
  【ケントさん】
■2005年 JOHN MAYER SIGNATURE MODEL
ジョンメイヤーシグネイチャー404本限定ということで飛びつくように買ったギター。
当方、OOO-28ECも所有していますが、それに比べて、非常に繊細さ、煌びやかさがあるように思います。
ライブでOOO-28ECとJOHN MAYER SIGNATURE、ジャンルを問わず、どちらを持っていくかと言われたら、間違いなく後者ですね。
6絃ベースを多用せず、主に5〜4弦ベースを多用する人にはたまらない質感だと思います。ハイポジションも申し分ない。これは今も市販されているのでしょうか? 
意見求む! 他の所有者さん!

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OMC Red Birch 
  【村雨希望さん】2011/01/07
■2007年
以前、情報では知っていたモデルですが、縁があって入手しました。
黄色いMartinは、見た感じ違和感を覚えますが、どんな材であってもMartinらしさを失っていません。
さすが老舗・・・と思います。
Red Birch+Cherry+Re Birchによる3ピースバックですが、音質的にはメイプル材の音に近い感じです。
次世代のMartinという位置づけでしょうか?
心地よい響きです。

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OMM John Renbourn
  【うどん屋さん】2012/05/14
■2012年 Custom Artist Edition
鉄弦の音三郎さんのレポートに触発されて いつものE社に予約発注 やって来たのは製造48
音三郎さんのギターとは 全然違って板目マダガスタル スプルースもまあまあ でも これまでの10本位のマーチンとは 違って 最初からよく鳴ります。これ1本でなんでもござれという雰囲気の音。少しテンションきつめの弦から出る音は 低音も高音もこれぞマーチンサウンドです。買って良かった。音三郎さん教えてくれてありがとう。

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  【鉄弦の音三郎さん】2011/12/01
■2011年 Custom Artist Edition
マーティン社がジョン・レンボーンのモデルをリリースするという情報を知ったのは昨年末のギター雑誌での記事でした。個人的に最も好きな人なので、どうしても欲しくなりましたが、入手するのに半年を要しました。

スペックはイタリアン・アルパインスプルーストップ、柾目のマダガスカルローズウッドサイド・バックでOM21をベースにジョンの嗜好を色濃く反映しています。指板とピラミッドブリッジはエボニー、スロッティドヘッドでヘリンボーンパーフリングなので、限りなくOM28に近いです。ポジションマークもジョンが在籍したバンド「ペンタングル」に因み、☆型のマークになっています。

トップは見たこともない、シルクのようにきめ細かい木目のスプルースで、1弦から6弦まで完璧に均一な音量です。こんなクラシックギターのようなバランスのギターをよくも作ってくれたものです。OMのオリジネーターとしてのMartin社の意地と執念を感じさせる楽器です。ヘッドには社名のロゴはなく、ジョンのアルバム名に因んだ「ユニコーン」のアバロンインレイがさりげなく施されています。とても神秘的な雰囲気です。

アディロンダックとは趣を異にする素晴らしい音の太さと艶とキラキラとした輝きが三位一体となっています。
フラットピックは置いて、ひねもす、フィンガーで堪能すべきギターです。
私にとってはまちがいなく一生もののギターになる予感がします。

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SCHOENBERG SOLOIST BY MARTIN   
  【ぶれさん】2011/06/12
■1990年
開放6弦の音が芯があるのに柔らかく、心地よい音色。
その音色は1弦のハイフレットまで全てのポジションであてはまり、フィンガーピィキングにおいてこれ以上に優しく暖かな音色のギターは他にないように思われる。

音量は、他に所有している他のMartin OM-(28Vや18GE、42)より大きく、抜けが良い。
Eric Schoenberg氏が材料を持ち込んでMartin社で作ったギターで、ネックブロックには、通常のMartin社のシリアルナンバーとSoenbergのモデル名が金色の金属プレートに彫られ、貼り付けられている。

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  【mr.small-heart.さん】
■1994年
10年前のギターだけの事はあり、
 カリンカリンに乾ききった、ハカランダ・サウンドです。
 流石は、T.J.トンプソンのチューン、
 トップ側のブレーシングは、かなりスキャロップされ、
 音の立ちあがり、粒立ちは、他に類を見ない程良く、
 フィンガー・ピッキング用には最高の1本です。

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●J-18
  【Moriさん】2001/12/08
■1996年
ジャンボタイプです。思ったとおりマーチンの音です。アメリカで買ったのですが、D28 と比べてもあんまり違わなかったような気がしたので買いました(少し柔らかめ?)。
4ヶ月くらい弾き込んだら、音がものすごく良くなりました。
現在はマーチンの弦を使っていますが、私には一番あうような気がします。
日本では見かけないモデルですが、ギターは音なので、あんまり気にしていません。
D28 に比べて 30%くらい安かった記憶があります。

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J-40 
  【ちかおやじさん】2013/07/26
■1986年 M
今回は2回目の投稿となります。
4か月ほど前に、某輸入代理店のHPで、レアなモデルが出ていたので思わずネットで衝動買いをしてしまいました。ロゴは横のタイプで、外見上は特に問題はありませんでしたが、やはり問題は音でした。
ギターケースを開けてチューニングをしていた時点で「うん?」、想像していた音ではありませんでした。ユーチューブ等で様々な同モデルの音をチェックしていたのである程度、音のイメージは認識していたのですが、正直がっかりしました。
しかしせっかく購入したのだからと、J40Mに合う弦をあれやこれやと交換し、毎日一時間ほど欠かさず弾いておりましたら、最近になってようやく理想の音に近い状態になりました。D18vとD28を所有していますが、D28に近い音ですがフィンガーピッキングで弾くとローズウッドの甘い倍音が心地よく、今では購入して良かったと思えるようになりました。やはりギターは育てるものですね!

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  【瓜ノさん】2004/09/04
■2001年後半
高音から低音までしっかりした音です。
フィンガーピッキングでも、単音も素晴らしく透明感があり、ストロークでは非常にボリューム感もあります。
OM21、OM28、HD28V、D35、D40と弾き比べましたが、HD28Vと迷い、結局J40にしました。
私のJ40は横スジがしっかり入ったトラ目のトップでしたので、それも幸いしたのでしょうか。
購入から3ヶ月ほどで、驚く程音が変化(質も音量も)しました。
90年前半の横ロゴJ40も弾いたのですが、全く違うギターみたいな音、多分個体の差だとは思いますが、これは感動が全くありませんでした。

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  【nobuさん】2002/02/11
■2000年
ドレッドノートと同じ厚みを持ちながら、くびれ〜のあるジャンボモデル。
低音のドン!と高音のシャリ〜ン!を併せ持つような感じでしょうか。
指弾きはもちろん、ストロークでもボリュームのある音が出ますよ。
それにバーチカルのマーチンロゴなど、ルックスにも、きらびやかさもあって。
希少なのもいいかなあ。

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●0000-36
  【温泉おやじさん】2006/09/15
■2001年 CTM
Dタイプと00タイプを所有していたので、フィンガー、ストローク両方出来る物を探していました。

最終的に、000036、000038、00028、OM28Vが残り、散々試奏して000036に決めました!!

音の感じは、バランスの良さが売りですね!!
フィンガー、ストロークとも、1弦から6弦まで綺麗に鳴ります。
低音もしっかり出て、予想以上に音量がありました。
倍音は少なく、キラキラした音ではないので、そういう音を望んでいる人には不向きです。

又、弦によって、音のキャラクターが変わり、これ1本で不足は無いので、他のギターを弾く時間が減りました。
まだ5歳の若いギターですが、これからの成長が楽しみです。

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●0000-38
  【hi-liteさん】2006/04/28
■1993年
000038(旧M38)を最近購入しました。その音の特徴は、ピッキング、アルペジオともに非常にバランスが良いです。Dにも負けないくらいなりも良いです。低音もそこそこいい音がします。ただ、000-系のギターと比較するとレスポンスがいまいちです。このギターの最大の特徴は、バランスの良さだと個人的には思っています。

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  【ばんくさん】2002/06/18
■1994年
あまりメジャーなモデルじゃないのですが、1977年からカタログに掲載されたモデルです。姉妹器にはM(0000)-36などがあります。
音は繊細でフラット。しかも明るさというか結構華やかな音が魅力の1本です。
ボディーの厚みがないのに低音も非常に伸びがよく、音量はドレッドノートに比べ小さいのですが、45スタイルに勝るとも劣らないバランスの良いギターです。
フラットピッキング(マーティンピックLもしくはSHINぐらい)でアルペジオ、スリーフィンガーでなんともいえない酔いしれてしまうような音が楽しめます。
ネックも見た目よりも細くコードも非常に押さえやすいです。もちろんストロークでもバランスの良さが引き立ちます。
2002/6現在の情報ではオーダーメイドになっているらしいですが、もしお店で見かけたら一度、試演奏出来るようであればしてみて下さい。ネックの細さ、ボディーのフィット感、薄さ、それでいてドレッドノート弦長の迫力感、000の繊細な音色、両方の良さが体感出来ると思います。
もちろん、スタジオ録音ではベリーグッドなギターだと思います。

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  【Zinさん】2001/12/16
■1996年
とても柔らかく優しい音のするギターです。
特に高音が良く伸びて、気持ちがいいです。
自分が所有している他のギターはDサイズばかりですが
Dサイズのギターより薄く抱きやすいのと、音のレスポンスがいいところも気に入っています。
フィンガーでも、ピッキングでもいけるところもいいですね。

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MPFF  
  【アデヤッコさん】2004/05/23
■2002年
ボリューム感と煌びやかな音色は、DシリーズとトリプルOシリーズの中間的味わい。
各ストリングスの音の分離が素晴らしく、またバランスも良い。
ネックは太いカマボコネックだが、演奏性は犠牲にされない。
ボディサイズはDの腰を絞ったサイズで、胴厚は薄い(トリプルOと同じサイズか)
弦長はDと同じサイズ。
したがって、Dサイズと同様の弦振幅であり、豊かな音を得る事ができる、一方で、薄い胴厚はにより、繊細で煌びやかな音色を得る。
まさに、いいとこ取りのギターと言える。

基本的には、フィンガーピック主体に使用される事を前提にした設計だが、トリプルOより音量があり、ストロークでも充分な存在感を発揮する。

高音はどとらかというと、クリアーで線の太い音色。
コードの高音側を強調した引き方をすればマーチン特有の鈴鳴を実感できる。
サスティーンも長く倍音成分も豊富。特に、2倍音のサスティーンを強く感じる。
弾いた瞬間は太く、余韻はキーンと倍音が伸びる感じ。

このギターの特徴は中音域。
非常に煌やかでリッチな中音域を実感できる。
ビビッドな音色とでも表現しようか、弾いていてゾクゾクする感じ。
G線の響きはいままで弾いたどのギターより素晴らしい。
ついついアリアでも弾きたくなってしまう。(笑)

低音は標準長の豊かな振幅を生かした、これまた、マーチン特有のドンと来る音。
指弾きした時のガツンとしたアッタク感も素晴らしい。
存在感のある低音を得る事ができる。
腹に響くというより、胸に響く低音と言おうか、アルペジオでの低音移動が気持ち良い。
アンジー等ミュート系のベースを用いる曲でも充分な存在感を発揮するが、逆にデルタ系ブルースのミュート奏法には存在感が出すぎて相性が悪いように感じる(私が下手なだけ??)

ギターの持つ雰囲気も含め、こんなに良くできたギターは最近では珍しいと思う。
デザインも美しく、材質も満足でき、何より音が素晴らしい。
購入後、5ヶ月目くらいから鳴り出し、今では充分な箱鳴りを感じられるようになった。ギターが歌うといった表現がぴったり。
現時点で、私の一番お気に入りのギターです。

評価:(期待度に対する満足度=満点10)
価格 8
高音域 9
中音域 10
低音域 9
バランス 10
音量 9
音分離 10
ストロークでの音のまとまり 10
デザイン 10
材質 10
質感 9
仕上げ(細部)8

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M-18
  【shidenさん】2002/08/04
■1984年
1980年代に106本だけ製造されたモデルだそうです。
ボディーば000より一回り大きく、厚みは000と同じサイズです。
マホガニーらしい伸びのある高音と、適度な低音のバランスが絶妙です。
ボリュームもあり、立ち上がりの良いサウンドです。
スキャロップブレーシングのため、倍音も綺麗です。
弦高が低くセッティングしてあるためハードなストロークでは少しビビリますが、
アルペジオやスリーフィンガーでは綺麗に鳴ります。

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M-36  
  【少年さん】2011/03/07
■2009年
オヤジではありませんんが、マーティンに魅せられた一人の青年として投稿させていただきました。
去年(2010年)の2月に浜松の某楽器店にて購入したのですが、、、
僕とマーティンの出会いは2004年のMartin Tour IN浜松でした。ただ音響に興味がありスタッフのバイトとして、たくさんのマーティンギターを陳列するなどのほんのお手伝いでした。
しかし、そこで僕はあるギタリストと二人のK楽器の方と出会い僕は衝撃を受け、また音楽や人生に対する考え方を一変させられました。
この時から、「アコギはマーティン」という信念というべきものが僕の中でできました。2004年以降、音楽に目覚めた僕はアコギ入門として8万円のS.ヤイリを選び、腕の上達に徹しました。
そして一昨年の秋ごろ、地元の楽器屋で00-18Vを試奏したときに「そろそろマーティンを手にしてもいいだろう」と思い、”自分に合うマーティン”を探す旅に入りました。
フィンガー、ストロークの両方に合うモノを配慮したうえで、OM-28Vがいいなと思っていたのですが、なかなか巡り会えず諦めかけていた時に、以前S.ヤイリを買った楽器屋に偶然裏板3ピースのおもしろそうなマーティンを見つけ好奇心で試奏したとこ、なんとこれがドンピシャでした。
音は、やはり45系に比べ倍音はなくでもその分ローズウッドの豊かな和音、ジャンボよりも肉薄でOOOやOMよりも大きいボディが音の立ち上がりを絶妙にして激しいピッキングでも歪まない、フィンガーやストロークに合います。
そして3ピース特有の引き締まったような音がより一層キャラクターを出しています。購入してから今日まで休む事なく弾いてきましたが、一年でコイツは、かなり大化けしました。
自分の中での最高のマーティンです。
マーティンは、とても伝統ある立派な一流ギターメーカーであるが世界の素晴らしい音楽のそばには、いつもマーティンギターが関わっている事を忘れてはならないし、マーティンギターは音楽を生むだけでなく人と人との出会いや繋がりをつくる大切な役割を果たしている事も忘れてはならないと思いました。

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M-42  
  【風邪の又三郎さん】2007/11/23
■2006年 David Bromberg
Mモデルの特徴である ロングスケール・000の胴厚から 煌びやかな高音、豊かな低音、それれが キラキラと中音域で 混ざり合う 素敵な ギターです。表板のイタリアンアルパインは見た目 色白で 上品さが漂い、音は アディロンよりも繊細で柔らかな印象です。 

市場に出ることは ほとんどないでしょうが あれば ぜひ 手にとってください。 
いつまでも弾いていたいと 思わせる何かが このモデルにはある気がします。

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MC-68
  【村雨希望さん】2011/04/22
■1993年
Martinに珍しいメイプル材のギターです。
Mサイズ(ooooサイズ)というのはドレッドとoooの中間サイズとのことで、
日本ではあまり人気がないのか?弾いてる人をあまり見かけません。
自分の周りにも所有してる人も少ないモデルです。
そしてカッタウェイなのにエレアコではない中途半端さも憎めないヤツです。
メイプル材=GIBSONというイメージが強いですが、GIBSONのそれとは全く異なる音です。
ちゃんとMartinの味付けがしてあります。
アルペジオでゆったりした曲を弾いたり、アコギのアンサンブルでソロパート弾いたり、
そんなシチュエーションが似合うギターです。

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000-1 
  【玄海鷹さん】2002/09/02
■1999年 R
自分自身、初心者に近い人間が憧れでマーチンを持ったものだから他のマーチンとの実力差を語ることもできないし、表現できません。
でも他の国産、外国産の同じ買値のギターと比較してみると国産ドレッドノートの音量とさほど変わらないし、
また高音の響きが明らかに違うのがわかります。
また使用している木の材質のせいでしょうか、弾いてる時にギターの振動がハッキリと体感できるのに驚きました。他のマーチンもそうなのでしょうか。
ただ、トップの仕上げがなんとなく安っぽさを感じさせるのが難点ですが、あとは満足しております。
あくまでもこれよりいいマーチンを直接持ったことがないので、よくわかりませんが、
とにかく憧れのマーチンっす。

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000-15 
  【ma-さん】(2013/01/30)
■2012年 SM
マホガニーのその音!
Rag time blues にあこがれ、有山じゅんじさんにあこがれ、レコード、CDは有山ばかり。
マーチンのマホが正解と信じこの音を求めてきました。
2−17のReissue があればいいのですが、これに決めました。
高音は鈴のようにチンチン鳴り、低音はポンポン響き、もう最高です。

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  【Yutaさん】2002/10/10
■2000年〜2001年 S
12フレットジョイント&オールマホガニーの00もしくは000サイズが欲しくてあれこれ探した結果、
手頃な値段だった事もあり購入しました。

生音は派手さが少なく地味・シンプルといった感じで、サスティーンも少なめな印象を受けます。
ラグタイムのような軽快なインスト・早めのインスト・カントリーブルース系の唄物などに宜しいかと思いますが、
ピックを使ったストロークでもよくまとまった感じで、ジャキジャキ弾くのにも適しているように思います。

音量は大した事が有りませんので、エレアコ化もお勧めできます(私はピエゾ+コンデンサーを取り付けました)。

なお音の印象ではありませんが、このモデルは購入時のままだとフレットが低すぎます。これは慣れないと結構弾き難い!スライド主体の人ならともかく、スパニッシュスタイルで弾く人にはあまり人気が無いのではないでしょうか。

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  【Kanさん】2002/06/16
■2001年 G
2001年11/4に新古品で購入しました。
全面グロス塗装のカスタムモデルです。
オールマホガニーとは思えない音のふくらみが気に入って購入しました。
000サイズと言うと国産のいわゆる小型ボディのフォークギターのイメージが強かった私の認識が一変した1台です。
マホと言うと、軽快とか乾いたと言った表現をよく目にしますが、この一台のイメージは少し異なり、マイルドな低音と澄んだ高音と言った感じです。
ボディが良く振動するので、音の伸び・音量ともにすばらしいものがあります。
先日購入したD-42と較べると、低音の広がり感と高音の倍音こそ劣るものの、音量はそれ程負けていません(もちろんD-42の音量は半端ではありません)。音の立ち上がりがすばらしく早いので、フィンガーや単音弾きでは個性を発揮できます。
反面、ストロークでの音のまとまり感にはやや欠ける所があります。
とは言え、これも「当たり」の1台で満足しています。

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●000-16 
  【エマノンさん】2005/01/04
■2005年 SGT
昨年末に横浜の某楽器屋で高いの安いの日本の米国のと色々を試奏させてもらったところ、
抱えて一発音を出しただけでこれは俺のギターだ、っていう状態になったので購入。
非常に気合が入った状態だったにもかかわらず、こーいうマイナーでマーティン的にはリーズナブルな
モデルになったのは自分でも意外。楽器っていうのは値段が全てじゃないんだなあと実感した次第。
後日、AYERSのCSRを試奏したら愕然だったし。

音は、明るめでふくよかかつ繊細、というところか。力強さを求める向きにはむいていないですね。
コンパウンド弦を張ると女の娘を口説くのに最適な甘い音になり、これはこれで素晴らしく良いし
このギターの真骨頂のようにも思うけど、癒し系のフィンガースタイル専用って感じになってしまうので、
普通のブロンズ弦を張って一応何でも使えるって感じにしてます。

問題は、っていうか、やっぱり気になるのはフィンガーボードとブリッジがミカルタだって事ですね。
人工素材としてはギター以外でも十分実績を積んでるし、音に不満が無いので不問にすべきだけど、
長年使い込んだらどうなるかっていう実績がこれからなのが気になるところ。
16シリーズの性格からして、大量生産する工業製品として安定した品質を保てる、というのと、
なによりも音作りのひとつの要素として選択したんだろう、とは理解してますが。

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  【Pirokiさん】2005/12/03
■2000年 000C-16RB Babyface Signature Edition
どうしても欲しくて、手持ちの000-18を下取りに出し、購入しました。
000-18はとても明るく粒のそろった音だったのにたいし、とてもまろやかな感じを受けました。
ネック幅がちょいと広く、ネック形状を違うので最初は戸惑いましたが、少し弾いてるうちになれ、
今ではお気に入りです。
Signatureモデルなんですが、あまりごてごてしてないさりげない装飾もお気に入りの一本です。

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  【Blood Lineさん】2002/12/09
2001年頃 GT
4〜5年前に知人のD28を弾かせてもらったところ、
鳴り、音色共に目からウロコが落ちる位に凄いのでビックリしました。
1975年頃のギブソンJ45を所有していますが、それからはマーチンがほしくなり、
先日楽器屋で中古の000-16GTがあったので思い切って購入しました。
最初は張ってあった弦が古かったのか、音量はあるが音色のバランスが悪いと思い
MartinのPhosphorに張り替えたところ、音は知人のD28程ではなかったのですが、
J45と同じマホガニーサイドバックでボディも小さいのに、より音量があり低音の出方も良く
上から下までバランス良く鳴っていると感じました。
難を言えば少し弦高が高いので次回弦の張替えの時サドル調整をしようと思ってます。

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  【mr.slow-hand.さん】2002/10/19
2001年 SGT
都内の某楽器店に行った時に、12フレット、スロテッド・ヘッドで、デザインが可愛かったので、ついつい買ってしまいました。
安いモデルなのに、ウェバリーのペグがついていて、サウンドホールの周りには、ヘリンボーンのインレイ。
弦をマーティンのコンパウンドに換えてたところ、正に、0-16NYの、とろけるような甘い音、しかも、ボディーが大きい分、0-16NYより深いサウンド。
かなりのコスト・パホーマンス!お気に入りの1本です。
ただ、ピックガードが、全体の印象を重たくしているので、すぐに、はがしてしまいましたが、
すでに、微妙ですが焼けていたので、ケースにしまわずに、焼けの痕を、消しています。
ピックガードはオプシオンにしてくれれば良いのに・・・。(ちょっと不満!)

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●000-18  
  【Yamaさん】2017/01/30
■2016年 カスタム
当方、アメリカ在留40年近くになる者です。学生の時からMartinに憧れながら、モーリス、K.Yairi, Cat’s Eyeを弾いてきました。80年代初期にアメリカに来て最初に買ったのは中古の72年のD35、昨年まで所有してましたね。その後DM, 000MMV(カスタム), D18 GE, 2012 000-18, 2014 000-18 GE DP(カスタム)を所有、で先月に000-18 イタリアン アルパイン スプルースを購入。

音の感想ですね。最高です。今まで所有した中で一番バランスが良く音自体が非常にクリアーで今の時代、良い材質のAdirondackが中々手に入らないと言われてるのを実感しました。イタリアン アルパイン スプルースは本当に軽いタッチでレスポンスも良く、音がグーンと綺麗に伸び、力強く弾いても上手く音を吸収するような感じで、000の小柄なボディでもD18GEよりまとまりがあり、その上、とてもエレガントな音がしてます。

12年の000-18も非常に気に入ってたのですけど、やはり力強く弾いた時はもう音がバラバラな感じがし、それで000-18GEディープボディーをAdirodackの木をグレードアップしてオーダーしたのですけどね。結局低音は出るけど音自体乱暴な感じで、多分ローズウッドならまだ良かったのかもしれませんけど、マホガニーにはあまり相性が良くなかったのかも知れませんね。
楽器屋に勧められてイタリアン アルパイン スプルースの000-18を購入して正解でしたね。新品の状態で素晴らしいので、今後どのように音が成長していくか楽しみです。

しかし000-18にしてもD-18にしても、さすがモデルチェンジした後の音質はそれ以前のモデルに比べ、素晴らしいですね。確かに70年代から太い弦を使用する人たちが増えてノンスキャロップに変えたけど、時代の変化によりまたスキャロップに戻したのは大正解だったですね。

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  【ひろみつさん】2015/12/23
■1995年
12月22日午後届きました。
以前所有していたMartin 000C-28,OM-21を事情があり買い取ってもらって
代わりにきた新たな相棒という感じです。
やはりというかマホガニーの音ですね。素朴で温かみがありホッコリした音です。
それでいてナヨッとしていない。低音弦はパンチがあり、芯のある音です。
音量もあり、素晴らしい音です。
前に使用していた方がピックアップを搭載していたので即ライブで使えます。
弾き語りとインストの両方で使用しようと思っています。
ナット幅は42.9mmで実に握りやすく、弾きやすいです。

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  【Roentgenさん】2015/05/03
■1979年
記念すべき、私のThe 1st Martinです。30年程前、或る著名ルシアーの店に出入りしていた頃、そこで知り合った別のルシアーの方から、ミント状態で、かつ、超破格の価格で譲って頂きました。それでも、資金捻出の為に、神田のカワセで買ったギルドF-30RNTと、80年代前半にロス・アンジェルスに行った際に購入した、日本では販売されなかったモデルのオベイションを手放しました。
ハカランダボディだったのを後で知ったモーリスも手放した後で、いざ弾いてみると、マホガニイ・ボディは鳴っていないと失望、思った様に音が鳴るまで、お互いに歩み寄れたのは約1年後でした。早速手にして、最初に気付いたのはヘッド裏の、カワセの保障シールを剥がした痕跡でした。
70年代、高校生の頃から、当時沢山の人が居て活気に溢れていたカワセに入り浸りっ放し、2〜3日毎に通っては弦を買っていましたから、調整、キズの補修の際、カワセに依頼したところ、確かに当店で販売したマーチンですので、保障シールは新たに貼りますよ、と云って頂き、後日持参したら、なっなんと、最近の流行のギターだから云々と、理解しかねる厳しい言葉・罵声を浴びせられ、人が変わったかの様に迷惑がられ断られました。

がっかり、でした。理解できず唖然としました。
数年前、マーチンのリペアで名高い方に補修を依頼するためお見せしたら「えぇ〜っ?これでも70年代製なの?渋いねぇ〜、凄く貫禄あるねぇ〜っ!」とのお言葉。確かに、日焼け具合、クラック等、使用感が、神田界隈の店頭にある同年代のものとは、全然違います。弾かない時は弦を緩め、普段に管理する温度/湿度には気を配った爲か、トップは平滑、SQネックの反りも皆無で、オリジナルのミカルタサドルのまま弦高は問題なしです。

つまり、自分が生活する環境下に共に居て、弾かない時は弦を緩めただけの当たり前のことをすると、永年寝食を共にした楽器が、私より健康でいてくれる、有り難い唯一無二の存在になるのですね。

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  【CHAMPさん】2013/03/20
■1936年
太く芯のあるしっかりした音で、凄い音量です。
並みのドレッドノートやジャンボでは、太刀打ち出来ないでしょう。
 
どこかで読んだうまい表現をお借りするなら、低音は「ボゥ〜ン」、
高音は「カーン」 という感じ。
古いマホガニーのイメージからすると、わずかにドライで硬質な印象も
受けますが、もちろんマホガニーらしい甘さや軽快さも持ち合わせています。
リバーブ感も凄く、また、深くしなやかな箱鳴りを感じます。
私にとってこの箱鳴り感は、スタイル18の大きな魅力のひとつです。

音の広がりも手持ちのマーチンの中では一番感じます。
これは30年代のブレーシングの位置の違い(フォワード・シフテッド〜)
なのかもしれませんが、定かではありません。
アンサンブルの中でも音がよく抜けますが、そのあたりはギブソンの
ジャキジャキ音 に一歩二歩譲ると思っています。

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  【きっくん さん】2011/05/15
■2008年 AUTHENTIC
今年の3月に2008年製を新品で購入しました。
ふと立ち寄った楽器屋で一目見て容姿が気になって…
何度か見に行ったのですがどうしても弾いて見たくて思い切って試奏してみて虜になりました。
OM-45 Marquisを持っているのですがボリューム感と音の立ち上がりは
000-18 Authenticが勝っているように感じます。
音質はOM-45Marquisと比較すると硬めで低音も高音もソリッドな感じです。
薄くて軽いギターなのにとても存在感がある音です。
最近はOM-45Marquisより000-18 Authenticを手にすることが多いです。
どちらもかけがえの無い相棒なので手放す気はないのですが、
もしどちらかを選ぶとしたら躊躇なしに000-18 Authenticを選びます。
いつまで弾いていても飽きの来ない音です。
弾けば弾くほど音が身体に染み込んで来る気がします。
これからどんな音に育っていくのか…非常に楽しみです。
値段はかなり高かったのですが買ってよかったと思っています。
一生ものになること間違いなしです。
そういえばボディ内にクリス・マーチンWのサインがマジックで入っています…本物なんでしょうか…
音が気に入っているので別に良いんですが…(笑)

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【cwp115さん】2011/05/10
■2000年 SQ
長い間クラシックギターを弾いていましたが、最近になり急にブルースに目覚め、
スティール弦ギターを色々と物色していたのですが、何故か今マーチン000-18SQが手元にあります。

フォークブームだった高校生時代からマーチンという名前は知ってはいましたが、正に雲の上の存在…
まさかこの私が手にしようとは思ってもいませんでした。
国産の安い楽器を買うつもりで出掛けた楽器店で、たまたまこの楽器を弾いたのが運の尽き…
他の楽器が色あせて見えた結果です。
早速持ち帰って弾いてみましたが、ブルースにはちょっと上品な音色かな?
という感じもしないではありませんが、クラシックの曲にもよく合う音色でとても満足しています。
音色は勿論 弾き易さという点でも他の楽器の比では在りませんでした。
これから先大事に弾いて行こうと思はせてくれる素晴らしい楽器だと感じています。

お店からの説明があまり詳しくなく、製造年が2000年という所までは分かったのですが、
18とはSQとはどういう意味か?どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら
このモデルの来歴等合わせて教えて頂けると幸いです。
さて、クラシックギターを弾いてはいましたが、流石にスティール弦…
久々の指先の痛みに高校生だった当時を懐かしく思い出して練習に励んでいる毎日です。


※「18」というのはギターの材料を表していまして、バックとサイドがマホガニー、トップはスプルースで出来ているギターであることを示しており、000-18は1911年から作られています。(マホガニーになったのは1917年からで、それまではローズウッドを使っていました)
また「SQ」というのはネックの中にある補強材(ロッド)のタイプのことで、スクエア(Square)ロッドであることを示しています。Martinでは、スクエアロッドは1967年から1981年にかけて採用していた補強の方法で、その後はアジャスタブルロッドという、ネックの反りがレンチで調整できるタイプに変更となっています。
お持ちのギターは、黒澤楽器がMartinにロッドをスクエアで作ってほしいとオーダーしたカスタムギターかと思います。スクエアロッドはアジャスタブルロッドに比べて音に張りが出るようなことも言われますが、ネックが反った時はアイロンと呼ばれる、熱で反りを調整をする方法となります。
(山下)

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  【rmncさん】2009/09/03
■2009年
(2009/09/03 再投稿)
2009年製の000-18スタンダードです。
以前にも投稿しましたが、とても素直なギターです。
マーティン社に対して【マーティン社はやはりマーティン社である、という至極当たり前ながら、極めて奥深い畏敬の念を禁じ得ない】…私自身は長年ギターを楽しんできた中でこのような思いを噛み締めるに至っています。
また、何故ノンスキャロップド仕様のスタンダードシリーズを愛でるに至っているのか?  理由は単純です。
【ノンスキャロップド仕様のスタンダードシリーズの中にこそマーティン社のギターづくりへのある種の思いが垣間見えるのではないか?】
また、【スキャロップド仕様よりも楽器としては丈夫であるけれども、ただ丈夫にしたいという理由だけで数十年間もある部分の音質を犠牲にしてまで製造し続けてきたわけではないのではないか?  どんな観点をもってノンスキャロップド仕様の音質を容認し、どこに美点を置いているのだろうか?】といった私なりの思いがあったからです。
フタを開けてみると、ノンスキャロップド仕様の美点が数々見えてきました。
あくまで人それぞれの用途等から来る好み等に違いがある点を踏まえた上での私なりの思いに過ぎませんが、現行のノンスキャロップド仕様には他に替えがたい魅力も十分詰まっていると思います。
わざわざ私が述べることでもありませんが、音楽を楽しむのに十分なる立派な楽器です。
良い評価も悪い評価も何のその、マーティン社はあまり何も言わないかもしれませんが、それほど愚かなギターメーカーではないのではないでしょうか?。
これは私の推測ですが、売上本数全体に占めるノンスキャロップド仕様の割合は、日本より本国アメリカのほうが高いのではないでしょうか?
だからどうというわけではありませんが…。
とにもかくにも私はこのギターの素直さが大好きです。

(2009/08/10投稿)
シンプルながら上品さに満ちあふれている。
ノンスキャロップドのスタンダードシリーズの何たるかを再考したい。
これ以外は考えられないほど私は好きだ。
スタンダードシリーズが現行マーティン社の標準器であるという意味合いが分かる気がする。
演奏者の表現に対する思いが全てを左右するのが音楽。
そういった演奏者の標準器としてMartin社のスタンダードシリーズ(さしずめノンスキャロップドのもの)は、
やはり抗し難い魅力と多くを包容する実力を合わせ持っている。

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  【OSAさん】2009/04/26
■2006年 GE
アディロンダックがどうしてもきになって、とうとう買っちゃいました(^^;
フィンガープレーが多くなり、Dタイプも迷ったのですが結局オーケストラサイズになっちゃいました!
さっそく”音”レポートです!
購入して4ヶ月がたち音に変化が現れてきたので書きます。

00年製OOO-28ECも所有していますがまったくの別物です。流石噂通りのアディロンダックです!
音にボリュームと粘りがあり、うまく表現できませんが高級感すら感じさせる音色です。
ECでストロークしたときは、やはりドレットのような音の厚みは無く、音に限界を感じますが、
GEはエアー感もありまったくボディーは音に負けていません。
まるでドレットを感じさせるくらいの音圧です!
シトカのような枯音感は無いのですが、価値のある一品です!そしてとっても軽い!
アディロン+マホの音は最高ですね(^^)将来が楽しみです!
OOO-18GEでここまでの感動を体感したらD-18GEやD-28MQSなんかは相当凄いでしょうね!
音の魅力はきりがないですね(^^;
次はD-28MQSが気になるぅぅ〜・・・(ハカは高額なので・・・)
またGETしたらレポートします(^^v そろそろ妻や子供達の目が怖い〜(・・;

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  【ひろ〜さん】2008/06/25
■2008年 GE
このたび、念願のMartin Golden Eraシリーズを入手しました。
「Martin 000-18GE」です。

MartinはシトカTOP(or アディロン)+インドローズSIDE&BACK系統は何本か所有してますが、マホは屋外ライヴ用に000-16GTを購入してから、その柔らかい癒しの音にはまりました。

そしてやっぱりアディロンTOPのマホが欲しくて探していたところ、某ギター店に2008年の極上中古があり、手持ちのD-42を放出し、手に入れました。

やっぱり自身が年齢を重ね、ストロークよりもフィンガー主体の演奏スタイルになってくると、スモールボディ+ショートスケールの000モデルはいいですよね。

今回はMartin社の命運を賭けた(今はAuthenticがありますが・・・)Golden Eraシリーズを初めて手にしました。

丁寧なつくりに加え、驚くほど軽く、取り回しも良い、そしてアディロン+マホの優しい音色、抜けの良いアディロン特有のレスポンス。ホント、カントリーブルースには最適ですし、また唄伴にも十分使えます。

多分、一生手放すことはないと思います。

なかなかまだ中古ではお目にかかることが少ないですが、アディロン+マホに興味のある方は、絶賛お勧めいたします。

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  【フィンガーソングライターさん】2007/05/24
■2007年 GE
どこまでも素朴で味わい深い音の膨らみが好きで、コリングスOM−1Aから買い替えました。
胴鳴りや音圧、色気とか艶やかさなど決して派手さは無いですが、
将来性とゆう意味で弾き手への宿題?楽しみ?も感じます。
カポ使用でも音やせは気にならないしネック形状は個人的には理想的です。
マーチンOMか000か?メリルかコリングスか?用途や好みは人それぞれだと思います。
新品アディロン、マホで私がたどり着いたのは000とDオーセンティックですが
ネックの太さと爆音は老体には優しいとは言えずDオーセンティックは、たんすギターとなりました。

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  【COZYさん】2004/02/23
■1951年
軽い!箱鳴りがすばらしい!切れ味鋭い高音!何をとっても文句無しの王道のマホガニーサウンド。
トップに割れクラック修理後があり格安にて購入。
きちんと修理してあればきちんと鳴ることを教えてくれた1本です。
28ECと並べてみても風格の違いがオーラを放っています。
1弦から6弦まででかい音でキチンとなってくれるメインギターです。
これを手に入れてからハカ、マホ云々サイドバック材はどうでも良くなりました。
何が無くてもこれ1本なギターです。

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  【やまいもさん】2003/05/01
■1993年
このギターは非常に思い出深いギターです。
ちょっとしたキッカケでギターが弾きたいと思い、とりあえずお店に行ってたまたまシグマのドレッドノートを買って弾いていたのですが、どうも音がこもっている様で、満足できませんでした。最初、ギターの音色なんてそんなに変わらないだろうと思っていたのですが、ちょっといろいろ調べようかと思い立ち、楽器屋さんのガラスケースにまるで国宝のように陳列されているマーチンギターをどきどきしながら、店員にたのんで試奏させてもらいました。結果は明らかでした。ギターの音ってこんなに違うものなんだとビックリしました。さらに、ビンテージマーチンのお店に行ってみたら新品とはまたまた違うではありませんか。マーチンギターは、明らかに高音部が違います。品のあるシャリシャリ感があって、スッキリ鼻に抜ける爽快感というか、ビンテージになるとさらに音に力強さが加わって、適当にコードでジャラジャラ弾いていてもしばらく飽きないんじゃないかと思えるほどです。

もう、マーチンギターがほしくてほしくてたまらなくなってしまったのですが、とにかく値段がハンパじゃないです。そこでいろいろ調べた結果、円高を利用して、個人輸入しようと決心しました。当時(1993年頃)はたしか、1ドル90円前後だったと思います。楽器は、関税がかからない事も知りました。購入店は、ニューヨークの「マンドリンブラザース」と決めました。

辞典と、英文レター入門書を片手に慣れない英語による手紙のやり取りで、ついにゲットしました。価格から見ると、当時正規代理店経由のものが000-18で実質30万くらいだったのが、16万くらいで入手できました。しかも、一番心配していた木目に関しても、すばらしい状態の物が来て大満足でした。もし何か不具合があったらに対しては、当時修理屋さんがたくさんいたのでそちらで対応してもらおうと考えていました。
いまちょうど10年くらい経ちましたが、買った当初より音が響くようになりました。まだまだ力強さまではいきませんが、将来楽しみです。この経験を生かして、翌年000-45の購入となりました。(よかったら、000-45も覗いてください。)

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  【エビスケさん】2003/02/12
■2001年
例えて言うなら「休日の昼下がりビールを飲みながら日向ぼっこしている時の、ささやかな幸福」。柔らかく優しい音です。たぶん、Dシリーズや00028を購入予定の方はお店に行っても素通りしてしまうかもしれませんが(私も素通りするところでした)一度弾いてみてください。もしかすると気に入るかもしれません。

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  【半ちゃん】2002/07/18
■1970年
’70年初期物でペグがグローパー・ロトマチックのデカイヤツになる直前のモデルで指板・ブリッジはハカランダの様です。肝心の音は?と言うと、「D-18のマホガニーサウンド」の低音を弱めて各弦の音の粒立ちを良くしたという感じです。(あたりまえ!!!)
フィンガーで弾いたときのサスティーンは結構あり、気持ちよいものがありますが、さすがに、ハードストロークには向かないようです。30年物だけに、ある程度乾いた音はしますが、サドルがもうちょっと高ければさらにシャッキリした音になるのでは?と思います。
やはり、’70年代のフォークソングを弾き語りするのに、丁度良い音のようです。

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  【Uekingさん】2002/01/17
■1950年
箱鳴りなんですが、全体が鳴っているというイメージで最近のものとの一番の違いは、
低音が太いことと、1・2・3弦の10〜14フレットがしっかり前に出ることです。
ローズ系の音とは明らかに一線を画した完全無欠のマホガニーの音なんですが、
こんなにしっかり鳴るマホガニーは弾いたことがありません。
サイドバックが震えている責でしょうか座って弾いていると右足が痒くなってきます。
カントリーブルースやラグタイムブルースには最高の楽器ではないでしょうか?
一度はまるとマホって深いなーと感じる私です。

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  【yoshiさん】2002/01/08
■1967年
音は繊細な高音、適度に太い抜けの良い低音です。
全体的には軽く繊細でレスポンスの良い音って感じで、あっさりしています。
ギタ−本体は軽く、適度な大きさで、弾きやすいですね。

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  【gakuさん】2001/09/08
■1999年
Gの音がいいです。何度も何度もGを叩き弾きますが
軽く爪弾く方がこのギターの性格を生かしている気がします。
マホガニーだから音はほんわかしている。柔らかい。
オープンコードが気持ちいい!
ボデイも薄くて体の小さい日本人には弾きやすい。
欠点は「ごりごり」弾くことが難しいこと。
太い弦を張ってみてもゴリゴリカントリーにはならなかった。
つまり音が「軽い」ので硬派なマーチン好きにはだめかも。
でも、疲れたときにはいいですよ。これ。優しい。
ドレッドノウトも素晴しいけれど
OOO-18も同様にかわいがってください。
けして主役にはなりえなそうな地味なギターですが
そこがいい。と思うひといませんか!?

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000-21
  【rorexさん】2007/11/29
■1942年
このギターを手にして以来、約5年、サラリーマンの私にはこれ以上のギターはありません。
今まで、約10年の間に約30台のアコギを売ったり買ったりしてきましたが、こいつは手放せない一品で、生涯の友です。
正直、ボロボロで、外出には向きませんが、室内でポロポロやるにはその大きさ、音量、音質ともにこれ以上はありません。ボディーのその軽さは髄一です。また、スキャロップ仕様からかは解りませんが、広がる倍音と高音の透明感は近年ものの45シリーズより遥かに優れていて、比べ物になりません。
音質や音量がある分、弾き語りには向かないと思いますが是非手に入れたい一品であると感じます。
現在、方向性の違うギターを7台所有しますが、これ以外のギターは下取りの対象としますが、こいつだけは手放すと二度と戻らないと確信できます。
予算の問題もあるかと思いますが、スキャロップのプリウォー物や戦中物は素晴らしい。

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  【SNOWMANさん】2003/02/03
■1947年、 1941年
私はもともとギターのプレーヤーというよりは、コレクターに近い存在だと思っています。しかし、投資の対象というのではなく、ギターそのものの温もりや質感がたまらなく好きで、ついつい新しいギターを購入してしまいます。ギターの音色を理論的に評価することは苦手ですが、000-21に関する投稿が少ないので、恥ずかしながら、参考になればと思い投稿してみました。

1947年製@ 
迷っているうちにSOLDされてしまい、数年後に再び売るに出されたものを2年前に関西方面のお店で購入しました。状態はニアミント、トップは恐らくシトカ、サイド・バックのハカランダは芸術的な板目で気に入っています。音質は枯れていて、「シャラン」と軽快に鳴ってくれます。全体的に音の重み、深み、艶は41年に比べれば劣ってはいますが、音の艶を除けば000-42ECよりははるかに弾きやすく音が前面に出てきます。軽快なストロークプレーやフィンガータイプには大変あっているのだと思います。

1941年製A 
都内のギターショップでミントと表示されていたものを購入しました(私は意外と外観にこだわります)。このホームページのUsed価格表にも載っていたやつです。合衆国では最近000-21の人気が高く、市場にも程度のよいものは殆ど出回っていないので、この年代でこの状態は奇跡的といえるでしょう。トップはアディロン、サイド・バックのハカランダはまさに文句のつけようのない綺麗な柾目ですが、無機質な感じがして私は板目の方が気に入っています。DRなどいくつかの弦を試しましたが、現在はマーキスに落ち着きました。サイドやバックのハカランダやトップのスプルースなどの用材は、同年代のオリジナル000-28と大差はなく、ショップで聞き比べたプレワーの000モデルの中では、ダントツに素晴らしい音質でした。音の艶、倍音、サスティーン、音量、そしてそれらのバランスは文句のつけようがありません。自分の持っている中ではソモギのモディファイドDとマーチン1996年製のD-45CFMを足して二で割ったような音です。何とも解りずらい表現で申し訳ありません...。

000-21の仕様の変更は色々ありますが、44年を境にしたスキャロップトかそうでないかの違いが、音質に一番影響を与ええることに間違いはないと思われます。47年では指板やブリッジがハカランダになっていますが、スキャロップトにしてもらえば、44年以前の000に近い音質になるのでしょうか?

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  【牛ちゃん】2001/12/24
■1941(昭和16)年
21系のD、000あたりの音の響きは、28系のど真ん中でガーンというよりもやや低音側にシフトしたダークでしっとりとした響きで深い音がします。
41年はロッドがTバーなので音もしっかりしていますが、ネック幅が42.3mmと現在のものと同じになり、ブレーシングも現在の位置になっています。従ってフォワードシフテッドほどの広がりはありませんが、逆にギュッと締った感じの音がします。
ボディはハカランダで深さの中に弦1本1本の音の輪郭がハッキリして分散がよく倍音が豊かに響きます。このギターも独特な響きです。

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●000-28 
  【西島慎一さん】2023/07/30
■2018年 EC
つい先日3弦のペグガ壊れ購入店に持っていくと、ここでは修理できないということでクロサワ楽器に送って修理ということになり、弦高も高くなってきたので希望の弦高を伝え弦高調整を行ってもらい1か月に手元に戻ってきたところペグの修理はもちろん弦高も希望通りの高さに戻ってきて心なしか以前よりも鳴ってきました。

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  【西島慎一さん】2022/06/20
■2018年 EC
先日マーティン製のブリッジピンセット18APP50(エボニー/パール)に交換したところ、工場出荷時のブリッジピンセット18APP28より音の鳴りが凄くいいです。爆鳴りと言ってもいいような鳴りです。今は000-28ECにはもっまら18APP50を使用しています。他にもMARTINを所有していますが、(D-28が3台、000-28が1台)そのMARTIN用に18APP50のブリッジピンを付けてみたいのですが、1セット7000円以上するので購入していないのですが現実です。

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  【西島慎一さん】2019/03/02
■2018年 EC
本日(2019年3月2日)000-28ECを購入しましたが体中に寒気が走るようなすごい音です。昨年2018年製の000-28を購入しエリック・クラプトンと同じ音だと喜んでいましたがまるっきり音のキャラクターが違う事に驚きです。購入して良かったです。一生物です・(もちろん現在所有している000-28やD-28もです)

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  【西島慎一さん】2019/01/01
■2018年
2018年に購入した000-28Standerd(2018年製)に、やはり2018年に発売されたマーティン弦ACOUSTIC GUITAR STRINGS MARQUIS SILKED PHOSPHER BRONZE LIGHT MA540Sを張ると、すごいです。エリック・クラプトン・モデルの000-28ECとほとんど同じ音がするので一瞬耳を疑いました。(ギターと弦の相性が良かっただけだとおもいます。)

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  【西島慎一さん】2018/11/16
■2018年
8月5日に購入し3か月が過ぎようやくギターのサイズにも慣れてきました。当初のイメージは高音から低音までバランスが取れた音で余りよく鳴らないと思っていました。(D-28の音に慣れすぎたせいもあると思います)最近になって音にも慣れ、ボディーサイズの割には大きな音だと思うようになりました。又スタンダードシリーズの000-28なのにエリック・クラプトンモデルの000-28ECと作りがほぼ同じというのが魅力的です。

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  【西島慎一さん】2018/08/05
■2018年
8月5日に購入しました。D‐28を3台所有していますが低音から高音までバランスよく鳴ると思います。ただD-28に慣れているせいか弾きづらいです。

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  【newlife20さん】2016/09/18
■2013年 CTMナザレス
今年の8月にお茶の水のクロサワ楽器で購入しました。2013年製のナザレスです。
限定10本制作とされるこのギターは前オーナー様によりインレイがヴィンテージの45スタイルに変更されていたり、ピックガードが鼈甲柄に変更されています。
音はとにかくまっすぐ、全てのポジションで素直にでます。ピックで弾いたときの音は硬質で力強いです。
購入してまだ1ヶ月程ですが本当に満足しています。
傷もなく各所に特別にカスタムされており、前オーナーさんによって特別大切にされたギターだと感じています。
弾くたびに感謝の気持ちが溢れています。この気持ちをどうしてもどこかに表したくて書き込ませて頂きました。
また、このギターを買うために手放したD18もどなたかの手に渡り大切に弾いていただければ幸いです。

本当にギターは楽しいですね!

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  【博多山笠さん】2015/12/06
■2012年 EC
2015年12月5日、000-28ECを購入。HD-28Vを所有しているが、最近大きさと弾きにくさをやたら感じて、抱え込みやすく、テンションが低い、かつ音が出そうなECを購入。実は10年前に一度オークションで購入したことがあるが、音の感じと、デッドポイントが気になり、かつ当時は幅広ネックに馴染めずに放出。今回2度めのEC購入となったが、音の出も悪くなく、低音重視の若い時とは違って、低音から高温まで幅広くバランス取れているのがGOOD。幅広ネックも全く気にならず、却って引きやすくなるのではと大いに期待しています。前のオーナーがコレクターに近かったらしく、ほとんど引き傷がない状態で、新品同様。まだまだ弾きこんだら音が変わりそうな若いマーチンの音ですが、十分満足しております。

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  【ラビット ス―さん】2015/10/07
■1955年
入手がら40年近くなりますが、罰あたりもんでかなりの間、ケ―スで眠らしてました。
それでつい最近引っ張り出したところ、ペグが不具合になり、交換と表板の膨らみや弦高調整に出したばかり。
前から凄い音と音色でしたが、一段と堪らん音になって戻ってきました。
全般的に鈴を転がした感じもあるし、一つ一つの音の粒立ちが明瞭で音のバランスが何とも言えず心地いいし、
なお且つ迫力も半端ない音。触り出すといつまでも弾いていたい。
わしレベルではまだまだ弾きこなせてはいないと思う代物です。

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  【メイヤーずきmさん】2015/02/24
■2003年 
おおっ!よくCDで聴く音だ!と弾いてて感動するサウンド。

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  【ひろみつさん】2014/12/29
■2014年 CTM OOOC-28 Isato Nakagawa 45th Anniversary Model
日本のアコースティックギター、そしてアコースティックギターインスト音楽の草分け、名実ともにパイオニアと言える、中川イサトさんが「五つの赤い風船」の初代ギタリストとして、プロデビューして、今年2014年で45年になります。

このギターは、それを記念してマーチンが作ったイサトさんのシグネチャーモデルです。
トップの色は、ナチュラル、サンバースト、そして色はナチュラルで2弦だけストリングベンダーが装着された3種類がありますが、僕が今回購入したのは、ストリングベンダーのついていないナチュラル仕様のギターです。

ボディはカッタウェイ仕様で、スペックはトップが、アルパイン・スプルース、サイドバックがイースト・インディアンローズウッドです。
ネックはハードウッド、フィンガーボードとブリッジはエボニーです。バインディングはヘリンボーンです。糸巻はシャーラー。

イサトさんと同じ、Ovalのトランスデューサーのピックアップを搭載してもらいました。
音は、イースト・インディアン・ローズウッドらしい、非常にまとまりのいい音です。
ブラジリアン・ローズウッドのような華やかな、鈴のような音というよりヨーロッパ風の品があり、
トップにアルパイン・スプルースを使ってるためか落ち着いた、品のある、かつクリアな、芯のある音です。

全体的に落ち着いた印象ですが、コンパクトなボディから信じられないほどボリュームのある音が出ます。
新品の状態で、これだけの鳴りがあるなら、これから弾きこんで年季を積めば、もっといい音になると思います。

バンド編成よりは、ソロ演奏に適した音だと思います。
ギターインストにはピッタリですね。僕は弾き語りと、インストと両方やるのですが
このギターは、インストメインで使おうと思っています。ライブでこれを使うのが楽しみです。

頼もしい、いい相棒ができた・・・・・そんな気持ちです。一生物のギターにしようと思っています。

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  【ひろみつさん】2014/04/28
■不詳(比較的最近)
2013年に17万と、どうにか手の出そうな価格でしたので購入しました。
ボディに、小さな傷はありますが、よく見ないと分からない程度の些細なもので、
これで17万なら安すぎるくらいです。新品同様です。
L.R.BuggsのM-1Activeのピックアップを後からマウントしました。

音の印象は小ぶりのボディの割にはボリュームのあるパワーのある音です。
1音1音の音がハッキリしていますが、ストロークよりは、フィンガーピッキングに向いたモデルだと思います。
スペックはスプルースにローズウッドです。
弾き語りと、ギターインストの両方で半々くらいの割合で使っています。

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  【CHAMPさん】2013/03/20
■1941年
甘く、深く、香ばしく、艶っぽい太い音を奏でます。
メロウなギターです。

音量はドレッドノートを 凌駕するような大音量です。
中高音の艶っぽさは特筆だと思います。
弾いていて、とても気持ちのいいギターです。

このギターは音の出方が特にスムーズで、弦に軽く触れただけでもボディが
震えるように鳴り出します。ですので、ステージでも特に強くピッキング
しなくても、しっかり音が出ている安心感があります。
ピッキングミスを助けてもらうこともしばしばです。
指弾き、ストローク、どちらもバッチリで、弾き手にやさしいと感じます。
我が家のギターたちの中では、圧倒的に「雰囲気」を持ったギターです。

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  【かっちゃんさん】2012/10/02
■2009年 MEC
2009年に461本限定生産されたECモデルのひとつです。
なんで461本なのかは分かりませんが。。。(苦笑)
僕自身は過去、000−28EC、000−28Hと保有していたこともありましたが
この2本はいづれもシトカトップのインドローズ仕立て。
違いはネックの太さとECサインが無いこと、ペグが違うこと、マーティンロゴが違うことだけ(?)で、音質はかなり似ていました。ただ、若干でしたがECの方が音は太かったかな。この2本は単音弾きだとよかったのですが、ストロークするとこもった感じのガサガサ音がしていたように記憶しています。
今回購入した000−28MECはトップがカルパチアン、サイド&バックがマダカスカルということで当然、音の方も出方が若干違いますが志向性は似ているように思います。ただ、過去の2本よりも音が大きくストロークしてもガサガサ感はかなり抑えているように思います。つまり気持ちいいです(笑)
歌モノにも合いますし、ある意味、これ一本あったら大抵は大丈夫というように思わされます。バラして弾いても粒立ちの良い音でストロークを強めにしても応えてくれる、そんな感じでしょうか。

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  【kebmoさん】2012/01/10
■1994年 custom
実は、このギターは、2005/11/12に【CHAMPさん】が投稿された【1994年(#542040) SQ】です。たまたまネットでこのギターの事を検索していたら、このサイトに辿り着きました。
神保町のビンテージギターSHOPで昨年の11月に購入しました。ずっとPre Warモデルのナット幅が42.9mmのSQを探していたので、まさにストライクの個体でした。すでにCHAMPさんが購入されてから17年が経っているので、音もこなれてきており、45系のきらびやかさとは違う熟成した赤ワイン的な音に仕上がってきております。
CHAMPさんが手放されてからどの様な経路で私が手に入れる事になったかは定かではございませんが、最初のオーナーさんのコメントを読む事が出来て非常に運命的な出会いを感じております。しかもCHAMPさんは1992年製の000-28も所有していたと書かれておりましたが、私もかつて同じ年式の000-28を所有しており、年齢も一歳違い(当方1960年2月生)で、この点でもさらに驚きました(笑)。
使用された材が45と同等という事もあるのか、非常に柾目で均一な木目のTOP材でサスティーンもDサイズ並みです。
とにかく、長く弾いていても飽きません。
これからも前オーナーさんの意思を引き継ぎ、弾いていこうと思っております。

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  【kenzoさん】2012/01/09
■2006年 VS
僕のマーチン君という本を読み欲しくて欲しくてたまらなくなり
探したのですがなかなか物が無く東京のお店にあり試奏もせずに注文しました。
本に書いてる様に12フレット独特の包み込まれる様な音色でした。
今まで弾いた中では00−21が同じ様な感じでした。買っとけば良かったと後悔しています。
そんな風にして手に入れたVSですがD-45が欲しくなり手放したのですが、その楽器屋で
1年経っても売れずに居てるVSを見てるとやっぱり自分しかこいつと付き合う奴はいないんかなって勝手に思いD-45を下取りに出しまた買い戻しました。
まぁD-45は身分不相応でしたのですが・・・安物のどんな弦を張ってもVSの音ですし一生付き合って行きたいと思っています。他に持っているギブソンのロバート・ジョンソンのシグネィチャーモデルも同じ感じです。マーティンのヴィンテージシリーズは買ったり弾いた物は自分は全て良い音がしていたとおもいます。

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  【ぶれさん】2011/06/12
■1996年 GE(12F)
OOO-の名称にだまされると、全く違う音に驚く。12Fジョイントのためボディ容積はドレッドーノートと同等かそれ以上。さらに、OOOのショートスケールではなくロングスケールのためテンションがあり、はっきり行ってD-28と同等の音量が出る。構造設計からか、D-28ほどの低音のは無いが、6弦全てがバランスよく大きな音で鳴る。
このモデルは1996年のギターオブザマンスで数百本しか作られなかったので市場での玉数は少ないが、その後にレギュラーラインになったOOO-28VSがほぼ同一モデルといってよいと思う。

OOO-28の12Fジョイントの甘い音を期待していた私は、1ヶ月でこのギターを手放すことになった。この音を出すのにこのネック幅はちとツライ。ナット部で47cmほどで12Fではかなりの幅になる。主に44.5mmのナット幅のギターを弾いている私にも辛いものがあった。

クラッシックギターに慣れ親しんでいる人には、最高の1本となると思う。音は全域で鈴鳴りのマーチンサウンドが堪能できる。

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  【哀愁のタ〜ギさん】2011/04/28
■1970年
Martin病は慢性化しつつあり、高校の頃からの親友が000-28E.C手に入れて、大のEric Clapton Fanの私としては、「フ〜ン良かったね」では済まされない事件だった訳です。
いくらClapton様といえども冠が入ったMartin Guitarは厭だな、いくらオールドっぽく見せる為とは言え着色されたトップなんて(個人的な感想です。親友が私より先に000-28E.Cを手に入れたやっかみが99%入ってます。いつか買ってやろうと虎視眈々狙ってたのです実際は…我ながら嫌な性格)と言ってしまったのです。
となると親友にMartinマニアを誇示する為には(再び嫌な性格)時々TVで観るお台場フォーク村の坂崎さんがいつも抱いてる000-28ビンテージ、あれが欲しい。

ネットで色々検討した結果、浪速の心斎橋にWと言う店が在ってそこに行けばハカでもローズでも000-28ビンテージがいっぱい有る。居ても立っても居られなくなった私はJR関西フリー切符で瀬戸大橋を渡り大阪へ。
有りましたイッパイ!ビンテージMartinが。予算の関係でハカランダは買えず、私的には遜色の無い'70 000-28を手に入れる事が出来ました。
店の中をよく見ると、戦うオヤジの応援団のチラシが有るじゃないですか! 
いつかは誰かに見せてやろうといつも持ってる会員証を恥ずかしげに提示し、私も会員なんですよって。 
主人笑顔で値段まけてくれました。会員になってよかった!
音の方はもう浮かれ気味で店の中では判断出来ず、その後しばらくして'76D-45手に入れたんで、余り弾いて無かったんです。'71 0-18も持ってるし、赤ラベルも三本持ってるし、gibson L-1も持ってるし、000-28のポジションは一体何なのだッと。

最近曲目でギターを決定するのがマイブームで(オヤジも50過ぎると…)。となると、俄然000-28の出番が多いんですよ。そんなポジションなんですねこのギターは。
大好きなニールヤングを筆頭にコードストローク主体は勿論鈴なりD-45。カントリーブルースやラグタイムは0-18、それ以外は000-28、ブラックバードはD-45、Anjiは000-28です。
色々ポジションとか頭で納得しようと思うより、毎日のギターライフの中で自然に無意識に判る事ってあるんだなっと“メウロ”でした。これから本数が増えていっても無意識に暮らしていこうと思います。
次はイルカさんの店で観たスロッテッドの'66 00-21ハカランダが欲しいです。
またポジションで悩みたいんです。ほとんど病気ですかね。

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  【TERRYさん】2011/02/24
■2007年 EC
昨年の12月に知人と御茶ノ水の楽器屋荒しをしまして、その際に大当たりのECと遭遇し、初めてのマーチンオーナーになりました。

中古品の07年モデルですが、当時輸入されたECの中から、試奏用として選ばれ、全国のお店を渡り歩いた経歴の持ち主とのことで、倍音の出方が半端ではありません。店員さんいわく、店頭でのプロのデモ用に主に使われたとの事ですが、それにしても、何でこんな音が出るのか分からないとさかんに首を傾げていました。

比較の為、他のEC、000-28など数本弾き比べて見ましたが、音がこもって聞こえるくらい違いが歴然としています。ちなみに唯一の欠点は、6弦のパンチが無いことと、強くピックするとびびりと音が暴れることでしょうか。

マーチンと言えども大量生産品の宿命はまぬかれないのでしょうが、これほど個体差があるとは正直びっくりのECでした。

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  【うどん屋さん】2010/04/04
■2010年(沖田チューン)
気になったので 手に入れました。
新しいので音は小さいですがサスティーンがすごい。
音質はまろやかで ほっとします。数年後には 音もデカくなっていそうです。
ここ数年色々なギターも買いましたが、久しぶりに買ってよかった ギターです。

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  【diver-Mさん】2010/01/07
■2007年
気を付けていた筈なのに、やっぱり買ってしまいました。

つい先日、HD-28Vを買ったばかりなのに、取扱いが不慣れでたった1ヵ月でトップがブリッジ下でポッコリ膨らんでしまい、オマケにネックもじゅんぞりさせてしまう始末…。
そこで湿度や気温に気を遣わなくて済むギターを探しに楽器屋へ。

ところがそこでHD-28Vを買った時に迷った末候補から外れた筈の000-28(中古)が…。
手にして爪弾いた途端にまたまたノックアウトでした。

新品のHD-28Vにくらべ、明らかに時を重ねた豊かなボリューム感がある高音域の響き、ゴーンと鳴る低音域。ギターの振動はHD-28Vに引けを取りません。製造年はたった1年しか違わないのに、楽器は形が出来上がってから弾き込まれて完成するもの、と改めて感じさせられました。

立ち上がりが早く、とてもレスポンスが良い音。親しみやすくとても味わい深い、少し大袈裟ではありますが、まるで小さいピアノを弾いている様な音です。入院中のHD-28Vが帰ってきて弾き比べて音の違いを早く確認してみたいです!

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  【ひろ〜さん】2008/12/30
■2003年 V JPCTM 170th
探してたんです。アディロンTOP、オープンバックチューナー、ヘリンボーントリム、ロングサドルの000-28モデル。未だ発表されていないいわば「000-28MQS?」って感じですか・・・。
Martin Club Siteで見ていると、どうやら2003年にMartin社創立170年記念カスタムとして正規輸入元が10本カスタム制作したらしい。それが極上中古で出たので(多分初めて市場に出た)、即買いしました。

まず、外観。柾目のプレミアムアディロンTOPとプレミアムインドローズSIDE&BACK。オールドデカール・ロゴにウェバリーのクローム・オープンバック・バタービーンズ・ペグにダイヤモンド&スクエア・ネックインレイ、なんといってもヘリンボーン・トリムにロングサドル。

音は、さすがアディロンTOPらしく粘っこい、でもレスポンスの良い抜けの良い鳴りです。また000モデルとは思えないほどふくよかで音量もあり。28系というよりは40系にちょっと寄ったようなしっとりと嫌味のない煌びやかな感じもあります。

いや〜一生ものです。
これまで000-28系はスタンダード、ECと所有したことがありましたが、今回のブツは手放すことはないでしょう。

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  【OSAさん】2008/08/20
■2000年 EC
こんにちは〜!アコギはやっぱDサイズでないとー!と
オーケストラサイズにはまったく興味がなかったのですが、
ラグタイムブルースにトライしたくなり、やはり音のバランスが良いオーケストラサイズの購入を決意!
いろいろと弾き比べた結果(三木楽器さん、その節はお世話になりました!(^^;)
特にクラプトンファンでは無いのですが倍音、音のバランスの良さで2000年式OOO-28ECに決めました。
8年が経過している物で音量もドレッドまでは出ないものの調度よい感じです。納得!
ドレッドのようなエアー感は感じられませんが指弾きにはレスポンスも良く、
軽く弾いただけで低音から高音まですべて前に出てる感じで最高です!
(フラットピッキングメインで弾くならNGかな)
ショートスケールのため、弦のテンションも弱くとても弾きやすいです。
サイズも小さく抱えやすくプレーしやすいギターです。
ナット幅44.5oはまったく気になりませんしVシェイプネックもとても弾きやすいです!
弦高も低く速さにもちゃんと対応してくれます。
またまた最高の1本をGETしました(^^)V ギブソンファンなのに・・・
音色に癒されてやっぱりマーティンを買っちゃいました!
次はヴィンテージギターかな!ではでは・・・(^^)

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  【こうさん】2008/07/16
■2006年 EC
2000年D28Customを所有していますが小さめのギターを探していまして沢山のギターを試し弾きしました。
Eric Claptonは好きですが、特にシグネチャモデルにはこだわらないでいましたが…
OMナット幅・独特な三角ネックが弾きやすくOOO-28ECに決めました
ストローク演奏は細い音が出ますが指弾きには最適です
マンモス象牙のナット&サドルに変更し低音が太く…高音がきらびやかな音になった気がします

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  【オタクヤさん】2008/06/29
■2003年 EC
 2003年のある日、若い頃から愛用している古いギターの修理に老舗楽器店に行きました。そこで知ったのはビンテージギターの値段が急上昇していると言うこと。エレキの高騰には驚きましたが、30年前に中古で20万近くしたD-28が今3〜4倍に上がっていても当然だと思いました。しかし!新しいマーチンのコーナーを見てみると、なんと!30年前より安いじゃありませんか!つい、その場にあったECを大人買い。。。

 最初は「今のマーチンってこんなに鳴らないの?」という感じ。低音は抜けない、高音は倍音がない、ストロークは伸びない。弾き続けて3〜4年目位から音抜けが徐々に良くなり、やっと評価できるようになってきました。

 このギターは強いピッキングでは音抜けが良くなく、若干弱めのタッチで演奏するのに向いているようです。弦高が低いこともあると思いますが、あまり一音一音に拘った弾き方をするよりも、ラグタイムのような若干ルーズな弾き方のほうが、適度に音が荒れて気持ちよく弾けます。倍音が少なくて素直な28系の音ですが、トップの厚さか、ブレーシングの具合かは判りませんが、アタックが強く出る代わりに音の伸びをあまり感じません。この傾向は低音ほど強く、音に華やかさは感じません。肩の力を抜いたコードワークやソロギターに向いている気がします。

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  【気分だけは、Tommy Emmanuelさん】2008/06/01
■2003年 000-28CTM-JP2・000-28
あまり試奏などせず、「ギターは育てるもの」という思いから見た目重視で木目の綺麗な2本を安直に選び、同時期に購入しました。
両者の違いはこのサイトをご覧になるような通の皆様ならご存知のとおり、TopがEngelmannかSitkaか、NeckがMahoganyかHardwoodか(いずれも前者がJP2)、といった程度です。
用途は、一緒に使用しているMorrisのS-91II/101II/102II、TakamineのDMP111と共にTommy Emmanuelの専らコピーと言った感じのフィンガー曲で、毎日の練習時間は平均すれば2時間程度でしょうか。
ギターは小学5年生から始め、ちっとも上達せず30年以上が過ぎつつあります。

今回、取り上げたいMartin2本は両者とも未だ製造後5年程度の発展途上で、音色も夏秋を越す度に変化している最中ですから、断言的なことはとても申せません。
が、この5年間の変化が、(主にTop材の違いと思いますが)面白かったので、これから購入を検討されている方のご参考になればと思い、感想を記します。
両者とも買って最初の3ヶ月は悲惨でした、実は先にJP2を買ったのですが、あまりに低音ボケボケ、高音カチカチのため、000-28をもう一本買ったというのが経緯です。
やはり後で買った000-28もJP2よりは幾分、マシなものの、低音は抜けない、音に芯が見当たらない、バランスはチグハグで、その後もあまり状態は改善されず3年ほど我慢していましたが耐え切れなくなってMorrisを3本、レパートリーに加えました。
Morrisの方は最初から良く鳴ってくれ、「値段は半分なのに・・」と後悔していました。その頃はいつかマトモにMartinを鳴らしたいと半ば、調教師のような思いで弾き込んでいました。

先に鳴り始めたのは000-28の方でした、3年目を過ぎた辺りだったと思います。
弾きながら「あれ、変だなな」と気付いてからは徐々に低音が落ち着き、高音が倍音成分を含み出しました。それでもJP2は未だ重い腰を上げてくれる気配はありませんでした、モコモコとした抜けの悪い低音や、粘っこい高音は並のギターなら許せてもMartinに対する期待が過剰なのか、とても納得できるものではありませんでした。
それから更に2年を経た現在、私の所有ギターの箱鳴りチャンピオンはJP2です。
なにかBraceingの接合が外れてしまったのかと中をチェックした位、低音はゴツーン、高音はシャリッと歌い出し、共振しすぎとも思えるボディーは振動が右足やお腹にビリビリと響き、時には痒みさえ覚えます。
なにが変化のきっかけになったのかは実は良く分かりません。
購入時に録音していた音と比べるとまるで別物になってました。
Morrisは安定して今も艶やかな音を出してくれ相変わらずお気に入りですが、Martin2本はMorrisに煌びやかさが加わった感じで、ブルージーな曲にはMorris、バラードにはMartinと使い分けて音色の違いを楽しんでいます。
またMartinでもMorrisでも程度は違っても似た経験をしたのですが、SitkaよりEngelmann、SpruceよりCedarといった柔らかい材質の方が真価を発揮し出す時間がかかるように感じられます。

長々と書きましたが、本当にギターは生き物だと思いますし、Martin2本は途中で諦めて手放さなくて良かったと思います。
良い音のギターを手に入れるには高額な購入資金を用意するのが良いかもしれませんが、「育てるんだ」と言う思いで弾き込んであげる愛情もお金に負けず、大事だと実感しました。
この2本、私はもう直ぐ40歳半ばですので、その成長を残りの人生の愉しみに弾きつづけたいと思っています。
最初からビンテージもののギターを買うのも良いですが、自分でビンテージギターに育てる、これもMartinの醍醐味なのでしょう。

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  【STさん】2007/08/10
■1999年
先日不思議な体験をしました

2000年に友人が00028ECを購入しました 早速弾かせてもらい その音色に魅了され
私も追いかけるように購入しました 
ただし 予算の関係上00028ECではなく スタンダードの00028 3本の展示品のうちの1本を購入しました 
さっそくECオーナーの友人宅で一緒に弾いていたのですが どうも音色と音量ともに違いを瞬時に
感じ取りました 値段が違うのでしょうがないのですが 低音の響き 高音のサスティーン 
全体のボリューム共に ECの方が上でした それも明らかに 正直少しガッカリしたのを覚えています 

それから 7年の月日が流れ先日友人と再会し 久しぶりに一緒にギターを弾きました トップの色焼けも
友人の00028ECに負けない位になっていました 音を鳴らしたら 「音、かなり化けたね〜」といわれました
ほぼ毎日弾いているので自分では分かりません さっそくECと比べました 
6弦開放音 ECは「ボワーン」 僕のスタンダードは「ゴーン」です しっかり芯のある音色で 
サスティーンもボリュームもスタンダードの方があるように感じます ECの友人もそのように感じたらしく
一日中僕のスタンダードを離さず弾いていました まったく不思議です。

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  【SUGAWARAさん】2007/04/22
■2006年
高・低音共、音の立ちは抜群。特に5弦・6弦音の迫力はD−28を凌駕するかのような響きがあります。中程度の硬さのピックでのアルペジオ奏法で一番映えるような気がします。但し、ストロークでは音が硬すぎて且つ直線的な音の拡がりのせいか、あまりマッチしません。曲のリードを取る機会の多い方には最適な一台かもしれません。

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  【ばんくさん】2006/07/23
■2006年
5本もマーティンギターが揃ってしまった訳ですが、素人の僕なりに000-28について書かせていただきますと、たとえば、宇宙戦艦ヤマト的に例えると、D45/35/28と比べて、白色彗星の中心に波動砲を撃つイメージで、逆にD45/35/28は拡散波動砲のような感じなんです。

もっと砕いて言うと、Dシリーズは放射状に音を放つという感じで、000-28は太陽光のような直線状の音の放ち方をするようです。

では、M38はというと、その中間に属するというか音質はDに近く、レスポンスは000-28に近いので中途半端というより、マルチタイプのようです。

ただ、最近のマーティンギター(取りあえずD28/000-28)は、ヘッド部分が木材不足なのか、デザインか分からないのですが、裏から見ると接ぎ木のような気がします。付け加えて、フィンガーボードが、昔は真っ黒だったのが、最近の物は木目が見えます。

2003年製D45/1994年製M38については、さすがにそう言ったことはありません。あくまでも仕様と言ってしまえば終わりの話ですが、せめて風格のある18/28シリーズのロゴマークだけは、昔の方がいいと思います。

あまり、000-28本体についての音質や弾き心地については書けませんでしたが、しっかりした音ですね。曲によってギターを持ち替えることの意味がよく分かりました。

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  【seven stars】2006/04/28
■2002年 EC
000-28ecは私の弾いた中で、音楽の種類にもよりますが最もリードプレイに適しているギターだと思いました。
レスポンスの速さ、またレギュラーの000-のギターにない音抜けのよさは素晴らしいと思いました。ただ、一年間弾き倒したにも関わらず全体の音の大きさ、つまり、コード弾きの音の大きさは、横でD-系のギターを弾かれるとかき消されてしまうくらいの大きさにしかなりませんでした。000系のギターの構造上それはしょうがないのだろうけどピックアップは付けたくありませんし…。だから、ライブなどで使用するときは、よほど上手く音を拾ってもらわないと音量が小さいです。ただリードプレイ目的のギターとしてはとても素晴らしいと思います。
ECBはもっとすごいのだろう!!

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  【yokoyokoさん】2006/04/04
■2005年
高校以来ギターを始めて以来、初めて購入した「高価な」ギターです!
フィンガー奏法に魅力を感じて始めたギターなので、ある意味自分にケジメをつける意味でOOO-28にしました。
購入する際、ECも弾かせてもらいましたが、予算の都合でスタンダードモデルにしました。…が、弦を張り替えてビックリ!!ショップで弾いた時より格段に音色が感性に響いてきました!まあ張り替えた直後はいいように聞こえますけど。
ECにしなくて良かったです。ネックの握り心地もスタンダードの方がシックリきますしね。これから孫の代までMartinを弾かせるよう頑張ります!!
みなさんも自分の一本を見つけられるといいですね!お互い頑張りましょう♪

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  【KenKenさん】2005/12/01
■1945年
戦時中に作られたOOO-28 アディロンダッグ、ヘリンボーン、ハカランダ、ノンスキャロップのOOO-28です。
音ですが想像をはるかに超えるMonster Toneです。実は同年代の000-18を弾きに行き、最高で店員さんに「これ以上の物はないですよね?」と半分ジョークで聞いたら「1本だけあります」と出されたのが、このギターです。
アディロンダッグ、ヘリンボーンのルックスと18とは比較できないオーラに圧倒され、音出しした瞬間に昇天してしまいました。

枯れたサウンドの中に豊富な倍音と甘さを持ち、それがタイトに拡散していくToneはレスポールのバーストに非常に似てます。バースト・オーナーである私はもうメロメロで18より3倍高い価格で当然予算オーバー、でも後には引けずHoldしてしまいました。

店員さん曰く「40年代以前のMartinは特に別格」のようです。その後にGEも試しに弾いてみましたが、鳴っているというより鳴らしているという感が強かったです。
やはりVintageの時が作ったサウンドは人間的で何も真似できないサウンドです。Vintageが激減して、中々目にすることもなくなりましたが、50年代以前のMartinがあれば、60〜70年代とは全く次元が違います絶対に弾いてみることをお勧めします。Vintage Martinの虜になること絶対間違いなしです。知らないほうが、深みにはまらなく幸せという意見もありますが(爆)

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  【エソック・プラソクトソさん】2005/11/26 
■2003年 EC
初産のしかも臨月に入った女房を連れ(お腹の子にも“胎教”代わりに聞かせようとw)見に行った2003年12月のEC生ライブ(ECHFのプロトタイプを抱え、「コンバンワァ」と登場したw)で、忘れかけていた音楽への情熱が蘇り、もうすぐ生まれてくる子供のためにも「ECのような渋いオヤジを目指そう」と一念発起し、15年のブランクを埋めるべくギターの道に再び足を踏み入れようと思ったら、“エレキはあるけどアコギが無い!”というわけでECの使っている(その時点で試奏・購入可能な)アコギを調べ、何軒も地元の楽器店(当時どこの楽器屋もEC来日フェアをやってたw)を回って選んだのがこの28EC(トータルシリアル95万番代:モデル内シリアル7千番代)です。もちろん新品で初マーチンでした。(生EC見て1週間後w)

自分好みにパーツ交換等の手を加え、最近やっと木も落ち着いてきて、まろやかで暖かみがあり、それでいて音量も十分(過ぎるw)な、往年のブルージーな曲にはもってこいの1本になりつつあります。
弾き方によってフラットピッキングでは(煌びやかさはそれほどありませんが)クリアーで一音一音の輪郭がはっきりわかるサウンド、フィンガーでは低音の若干こもった感じと高音の良い意味でのチープな感じが絶妙なバランスでまとまっていると思います。また、スキャロップド・ブレーシングなのにライブでのマイク乗りも大変よく、今後もPU装着は一切考えていません。(ECはPU付けてるがw)

ロバジョンのカバーアルバム(DVD)でオープンチューニングにスライドバーでこのギター(ECBではない。ロゼッタがパールじゃなかったw)使ってるのを見ても、ECがこのモデルに求めた音がわかるような気がします。

20年弾きこんで成人祝いにこのギターをあげた時の、息子の喜ぶ顔を今から想像しながら、日々弾き込みに精を出してます。(でも数年後には、山下さんのD−18みたいに落書きの跡がいっぱいついてたりしてw)

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  【CHAMPさん】2005/11/12
■1994年(#542040) SQ
シトカ/トップ、ローズウッド/サイド・バック。K澤楽器のカスタムオーダー品で「45の材を使ってプリゥオー仕様の00028SQを24本製作」のうちの1本です。(3/24です)。当然ヘリンボーン、ジグザグバックです。1994年10月、K澤楽器本店にて新品で購入。同モデル7〜8本の中から選びました。

他にアコギは00042SQカスタム(1997)、ギブソンJ45(1959)、ヤマハFG1000(1972〜1974?)などを使ってます。

私にとって2本目のマーティンです。その前もレギュラーの00028SQ(1992)を使用していましたが、正直子供の頃から憧れていたマーティンだったのに(1959生です)期待ほどでなく、少々ガッカリしていたところでこのギターと出会いました。以前使用していた00028とは別物と思うほど鳴りました。材の良さに加え、スキャロップが大きく影響しているのかもしれません。カスタムということで、製作にも余計に手間がかかっているのでしょうか。音質は、選ぶときに「28らしいものを」ということで探しました。(45の材を使ったせいか、45っぽい鳴り方と感じる個体もありましたので)

以下主に「音を語る〜」に書いた00042SQとの比較です。
本体は00042に比べ少々重く、ネックはやや太めの三角ネックです。音は新品当時に比べ11年弾き込んだせいかマイルドさも加わり、耳に心地よく長時間弾いていても飽きることはありません。28らしいパワーに甘さが加わったような感じでしょうか。00042に比べると、決してきらびやかではありませんが、倍音も豊かで音のバランスも良く、芯と深みのある音です。音量も十分ですが、前述00042があまりにも鳴っているので、それとの比較では少々物足りなさを感じることもあります。比べなければ不満はありません。高音もいいですが、特に4〜6弦の鳴り方が大好きです。

実際、ライブのときなどに他のマーティン・ユーザーの方から「ちょっと貸して」と言われることがありますが、今まですべて「いいですね〜」とか「スゴいですね〜」と感想をいただいています。特にレギュラーの00028ユーザーからは、「自分の00028が情けなく感じますね」という趣旨の感想をいただいています。

所有の00042に比べ、このギターは「自分のもの」になっていると思っています。と言うのは、00042はあまりにスゴすぎて僕の腕では鳴らしきれていない、という感覚があるのです。つまり、所有の00042は弾き手を選ぶというか、「もっともっとうまい人が弾いたらきっとスゴよな〜」と思うことがままあるのです。
ところがこの00028は弾き手にやさしい感じです。僕のような下手くそが弾いても「鳴っている、鳴らしきってている」と思わせてくれるのです。ちなみに僕はギターを「これは男」とか「これは女」とか感じるのですが、00028SQは「男」、00042SQは「女」と思っています。

このギターも他に所有するギター同様、ライブでガンガン使っています。当然キズもたくさんありますが、今まで大きなトラブルはありません。一時、「00028SQ売って50年代の00028買おうかな」とも思っていましたが、新品から11年使い続けて最近はますます愛着が湧いています。「ここまで連れ添ったのなら、ず〜っと一緒にいようかな」という、やや古女房的な感じの関係になっています。持ってるギターすべてそうですが、ネコ可愛がりはしてませんが大切にはしています。いいギターに出会えたと思っています。

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  【takaさん】2005/02/26
■1988年(ハカランダ)
クロサワ楽器のカスタムオーダー品のようです。
Dサイズのようにきらびやかではないですが、硬めの音でバランスよく鳴り、前に音が出ていく感じです。
マイク乗りは抜群で、以前ライブハウスに出ていたときもミキサーの方が驚いたほどでした。

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  【kazuさん】2004/11/06
■1937年
30年代の倍音出まくりの非常に香ばしい音色です。これはもう例えようがないですね。
この年代しか出ない音ですし、簡単に言うとハカランダの輪郭がはっきりした硬質な音にマホの口当たりのいい音が混ざってるといったとこでしょうか。
とにかく弾いていて気持ちがいいです。何時間でも弾いてられるすばらしい音色です。

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  【COZYさん】2004/02/23
■1999年 EC
友人から中古で買ったのが2001年。
弾き込んでいたために、今まで弾いたECのどの個体よりも良い音がしたために購入。
気持ち良いローズの音がしますね。低音から高音まできっちり鳴ってくれます。
ただ不満を言えば、もうちょっと低音が鳴ってくれれば文句無し。
今のマーチンでOOO-28を買うならECしかないな。って思わせてくれた1本です。
ヘリンボーン、スノーフレイクだけで定価が10万も高いわけでないことを教えてくれましたね。
しかし、焼けやすいシトカに着色するのはやめて欲しい。
今流通している新品はアディロンのような着色がされてますね。なんだかなぁ・・・。

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【sunshineさん】2003/11/11
■1954年
エレキギター歴25年の私はオールドギター好きで、自分にとっての初Martinも、オールドになってしまいました。
フォーク世代より後の私はドレッドノートに思い入れは無く、抱えやすい000サイズを選びました。
000-18、000-21、000-28の弾き較べでブラインドテストをした結果、一番気に入ったものが000-28でした。
何でもこなせるオールマイティーな音で、低音の出方が一番気に入りました。
乾ききった木による箱鳴り感は素晴らしく、音がサウンドホールから前へ突出していく感じがします。
ハカランダボディーの音は、明るくて立ち上がりが速い(強い)感じです。
そのくせ、柔らか味のある音は、オールド特有のものだと思います。
かなり弾き込んであったらしく、決して綺麗な状態ではありませんが、演奏上は問題無く、
私にピッタリなギターです。
ネックのグリップ感も素晴らしく、ハイポジションになっても太さを感じさせない形状で、
温かみのある手触りも気に入ってます。

Martin、さすがですね。

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   【ジーゲルさん】2003/08/23
■1956年
1992年に000-28が欲しくてK楽器店に電話で在庫確認したところ56年製と65年製があるとの返事でした。
56年製?これは私の生まれた年ではないか!!
すぐに、次の休みに見に行くので取置きしてもらうことにし、見に行って弾いてみると
あのハカランダの音色がズーンと胸にきてコレダッ!と思い、即買うことにしました。
それ以来絶対手放せない1台となりました。
後日談ですが、店員さんの話によると、私がこの000-28を買った30分後にこれを目当てに買いに来たお客さんが、売れてしまったのを知りとても残念がっていたとのことでした。
(ウーン、危なかった!)

ハカランダの柾目がとてもきれいで、インディアンローズと間違うほどです。
音色はハカランダ特有のとてもクリアーで低音から高音までバランスの取れた音がします。
音量はDタイプに比べたらやはり小さいですが、音のバランスはこちらの方がよいようです。
この頃のネックは細く、またDタイプより弦長が短くテンションが低いためとても弾きやすいです。

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【ヒトシくん】2003/07/02
■2002年 EC
訳あって、1979年製D-45を売却。このHPを参考に、お茶の水WOODMANさんに委託販売を依頼。約2ヶ月で希望価格で売却できました。必要な金額を差し引いても残金ができ、新宿の石橋楽器店にて000-28ECを購入しました(勿論このHPを参考にしました)。D-35、HD-35など数本と弾き比べ、購入を決めました。

音量・音質ともにドレッドノートとは明らかに異なりますが、繊細でかつ十分な音量は、マンションに住む私にとっては最高の楽器です。最初はフィンガーピキングのみで弾いていましたが、購入後1ヶ月が経ち、試しにストロークしてみると、購入時とは明らかに異なるボリューム感をだしてきました。

1979年当時はマーチンの個体差が激しかったのですが、この頃は製造過程での管理がしっかりしているので、ばらつきが減ったと楽器店の方が言ってましたが、なるほどと思いました。しかし、1979年当時に見たD-35の仕上がり具合と、現在のD-35と比較すると、音量・音質はともかく、なんとなく仕上がり感に「マーチンらしさ」が薄れた感じがします。000-28ECあたりまで金額を出さないと、高級感を維持できないものなのかと、ちょっと寂しい気もします(1979年当時はD-35でさえ超高級品でしたから)。

…000-28ECに会えるのを楽しみに家路につく日々です。
死ぬまで付き合える友がまた一人…という感じでしょうか。 

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  【半ちゃん】2002/10/04
■1977年
ストロークでは、70年代のノンスキャロップらしい非常にタイトな音がします。
しかし、フィンガーで爪弾いて音を重ねていくと、タイトな中にも艶っぽさを感じる音に変わっていきます。
「22才の別れ」の3フィンガーを弾いた時にぁ、もう最高です!!!
000−28は、レコーディングギターだと聞いたことがありますが、まさにその通りで、弾き手の技量を忠実に再現するギターであるという印象です。
言い換えると、弾き手(男)によってどんな風にも変化してくれるギター(女性)であると言う感じもしています。
44歳になって、またもや、新たにのめり込める女性(ギター)に出合ったっていう感じがします。

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  【Toshiさん】2002/05/28
■?年 ECサンバースト
今まで、マーチンは数本手にしてきましたが、今回の「OOO-28ECサンバースト」は、一番温かみのある「音」ですね。弦の響きは抑えてある感じで「木の温もり」を感じます。ストロークよりフィンガーで良さがでます。プルース系?は少し厳しいと思ったのですが、なかなか感じ良く弾けます。

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  【mr.slow-handさん】2002/03/20
■1950年
自分にとっては2本目の000-28です。1本目は1974年製だったのですが、一昨年の夏に、それを下取りに出し購入しました。
さすがに、古いギターだけのことはあり、乾ききった感じ、特に音の立ち上がりは、サイドバックがハカランダと言うこともあり、最高です。1974年製とは比較にならない程、艶やかで張りのある音です。
ドレッドノートのように深い音は出ませんが、その分F.P.には向いてると思います。もちろんピックで演奏しても、より艶やかで、すばらしい響きです。
自分の持っているマーチンの中では最高の1品です。

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  【くりりんさん】2002/03/08
■1970年
やはり000ということでフィンガーピッキングでの音の繊細さはすばらしく、
特に高音弦での一音一音ののびには自分でもびっくりしています。
ただ、ピックで思い切りジャカジャカやるとどこか情けない音がします。
そのため私は爪でピッキングしています。このくらいの強さがちょうどいいようです。

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  【Snufkinさん】2001/12/12
■2000年 Custom
ミレニアムモデルとして特注したもの。(もちろんショップが注文したものですが・・・)
サイド&バックにはハカランダを使用。
まだまだ弾き込んでいないため、ボディの鳴りも今ひとつのような感じはしますが、これから育てていく楽しみを十分に感じさせてくれる一本です。

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  【kumagoroさん】2001/11/30
■1999年 EC
本年4月にリムショットで購入
高音は鈴鳴りで実にファインですが、低音がやや弱い気がします。
モノトニック・ウォーキングベースにはチョットだけ不向きかも…
OMの方がよかったのかなぁ〜ナンテ思っとります。
ただ、弦に触れただけで音が鳴るもんで、「余計なテクを使う気がしなくなる。」なんてところばサスガ!!!

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  【JOHNさん】2001/10/17
■2000年 CTM
倍音、特に高音域のクリア差は酔っ払ってしまうほど気持ち良いですね。
D28のような、迫力はありませんが繊細で、一人で弾くにはお薦めできます。
ドレッドノートでストロークをジャカジャカやるんだったら、今もっている
オベショーンと性格的に余り変わらないような気がしたのでOOOにしました。
オベーションと比べると、フレットが細くソロなんかは弾きやすいですね

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  【TANNさん】2001/08/23
■1995年 GE
12フレットのモデルは皆さん弾かれないでしょうか?
このOOO-28GEは、OOOの型番が付いていますが、Dスケールのギターでして、ロングスケールなりのハリのある音が出てきています。
かつ、14フレットのモデルと比べボディの容積がありますので、たっぷりした、包容力のある、12フレット独特の潤いのある音が特徴ですね。
このモデルは、387本だっけ?それくらい作っていまして、数本弾きましたが、当たりはずれがなくどのギターもきちんと音が出ていたのには感心しています。
言わずとしれた、GE(Golden Era)シリーズですので、それ相応の作り、音が比較的低価格で入手出来る(12フレットモデルはやはり人気薄)ので、フレット幅が気にならない方には、価値のある1本になることは間違いないと思いますね。 
いま、WAVERさんに1本あるようです、興味のある方は(無い方も)是非弾いてみてほしい1本です。

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  【Zippo-yaさん】2001/08/18
2001年 H
乾いた80年代のモノを買おうかと探していましたが、
ショップに入ったばかりで1本しかないヘリンボーンモデルを発見!
個体差はあると思いますが、新品の000-28 2本と3本で音だしをしてみると、高音は差がないように感じましたが、中低音と「音の通り」は000-28Hの方が良く即購入。
ネックは000-28同様のショートスケールです。
まだろくに弾いていませんが、今まで使っていた1966年製GIBSON ジュビリーと引き比べても低音は通るし「完成されたギター」という感じです。
弦高は多少高めかな?という気がしますが、他のMARTINをそんな知らないので比較対象外、私の感覚です。

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  【エリック・クラプトソさん】2001/07/05
■1996年 EC
○・・・低音がよく出ます。
    強く弾いても音がつぶれにくいです。
    ソロを弾くと、ECになった気分に浸れます。
    とにかくバランスがいいと思います。

×・・・OOO-28らしい音のクリアさがすこし足りない気がします。

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  【ケンシロウさん】2001/06/08
■EC
はじめまして。私もOOO−28ECを持っています。今弾いていたところなんですが、そうですね少し暗めの輪郭のある低音と艶のある高音でとても気に入っている1本です。以前シーガル・ギター(塩崎氏)のOM−70というギターを弾いたところ、スペックがジャーマン・スプルースTOPでした。この28ECはシトカ・スプルースだったと思いますが、ジャーマンに近い音かな?と思っていました。
 
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  【山下】2001/06/05
■2000年 CTM
少し控えめながらも、全体に少し重めの独特の響きを奏でる。本当はブルースあたりが似合いそうなのだが、私には弾けないため、もっぱら夜静かに弾きたい時に使用。

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  【いどむさん】2001/03/15
■2000年 CTM
000-28は素晴らしい・・・でしょ?
音のバランスが絶好でしょ?
D28がぶあぁぁぁぁ〜んとでかい音を出すやかましくでしゃばりなギターですが
000-28は音量こそ劣りますが、控えめで、
周りを気遣い、弾いている人の感性を大切にしてくれる
そんな誉め言葉がぴったりなギターだと思います。
D28は目立ちたがりのお父さん・・・
00028はそんなお父さんを支える、控えめで色白な奥さんですねぇ・・・
 
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