2004年11月24日
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「爪弾きの音だけで満足なんです」
 
(ビワのすーちゃん/45歳/滋賀)


初めてギターを手に入れたのは中学3年生の春。
お小遣いをためて質屋で9,000円くらいで買いました。
それからジャガードのJ200タイプを京都の十字屋で手に入れ、その後28年の時を経て最近復活いたしました。
ジャガードのギターは、00−15の下取りとなって去っていきました。

さて、最近のギター人生はといえば。
不思議なことに、ギターって知らない間に増殖(確信犯ですが)するものですね。子供用だといいながら1台、2台と増えていきます。
このような現象を経験された方がたくさんおられることを聞きました。

最近の会社の業績も悪く、仕事の量は増えても給料は全然上がらず、疲れて我が家に帰って待っていてくれる可愛い00−15。とっても癒し系のギターなんです。オールマホガニー単板で暖かい音がするし、アルペジオでしか弾けないオヤジにぴったり。

子供は知らないうちに腕を上げて、お父さんのギターなんて馬鹿にされます。
でもいいのです。派手な音がしなくてもオヤジにはポロンと爪弾いた時のその音だけで満足なんです。


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