2004年12月15日
<エッセイ一覧へ>

「涸沢で見た夢」
 
(yasu/51歳/京都)
 


今夏久しぶりに北アルプス奥穂高を目指す。
上高地からゆっくりと高度を稼いでやっとのことで涸沢のテント場に着く。疲労のためかバテバテで食欲もなく眠りにつく。

遠い昔 雑誌「中学2年コース」にベンチャーズと加山雄三のスナップ写真が載っていた。ここから青春デンデケデケデケの始まりなのだ。
俺はエレキギターが欲しくてたまらずオヤジにねだった、中3になっていた。しかしただ一言「不良になるからアカン、これにしとき」
そして買ってきたのがヤマハのウクレレ、トホホである。
なぜか知らないけどそのウクレレで「軍艦マーチ」をうたい続けていた。
その姿を見て嘆いたのか突然オヤジが「ギター買うたる、但しエレキはアカン」

この条件でヤマハのフォークタイプを手にする、高1になっていた。
深夜のラジオ番組「ヤングタウン」からはフォークが流れだしてきた。
その頃から頭の中はフォークのことで一杯、毎月ヤンタンから「今月の歌」の楽譜を取り寄せては歌い狂ってた。
サンケイバレイ(今のビワコバレイ)でのフォークキャンプ、URCからの通販レコード、北山修氏・坂庭省吾氏が出てたアマチュアサークルAFLのコンサート等、京都の南部に住んでいる俺にとってそれらのことに参加することが情報収集の手段であった。
この時高2、ギターはヤハマの12弦に代わっていた。

そして、バンドを結成、バンド名を「マーブルズ」とした。
その年の秋の文化祭でのステージで「イムジン河」を歌うその時、なぜかFのコードが弾けないFの音が出ない、、、あっ、、、、、、、、

突然目が覚めた、オシッコ チビリそうやった。
「落ち着けここは北アルプスの涸沢や!」
トイレに行こうと外に出る。真っ暗な世界に満天の星が輝いている。
そしてトイレからの帰り道 自分のテントを見失う。
またオシッコ チビリそうになった。

俺って一体、、、、、、、、、、、、、、

 
エッセイ一覧へ→
トップページに戻る→