2005年1月5日
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「アコギ大好き病」
 
(BALLADE/47歳/愛知)
 

ギターを始めたのは小5の時、親父に買ってもらった最初のギターは6000円のガットギター。明星や平凡の付録の歌本でコードの練習をしながらも、実はエレキギターに憧れていた、しかしエレキは高いし、アンプも必要だし・・・エレキを諦め、次にフォークギターを買ってもらった。小6の時でELITEというブランドの000タイプ。そのギターで、小学生の頃はタイガースやテンプターズなどGSばかり弾いて歌ってた。

(YAMAHA custom 1976年製)
中2になったとき、吉田拓郎のLIVEアルバムとの出会いがあった(「ともだち」だったかな?)。中3になって、3本目のギターを買ってもらったのが、ヤマハFG-500。拓郎や陽水が自分の弾き語りのレパートリーで、高校に入ってからはデュオを組んでコンテストに出たりしてた。高校卒業の時に、ヤマハのカスタムをオーダーした。これは、訳あって大学進学をしなかった代わりに親父にねだったものだった。

その後はアコギからエレキに転向し、30代まではずっとエレキギターをバンドで担当していた。30代後半で転勤となり、そして40代になり、環境も変わったためバンドはできず、ギターもほとんど弾かなくなってしまったが、それでも、アコギが大好きで、お金さえあればマーチン・オベーション・ギブソンを買い漁っていた。

しかし、子供の大学受験の関係でヤマハのカスタムとマーチンD-45だけを残して、他は全部手放してしまった。

そして、一昨年10年ぶりに転勤でまた故郷に戻り、再び地元でアコギの買い漁りが始まった。先ずはMartin 000-1、これで10年間錆付いていた左手のリハビリに励んだ。その後、中古で国産Artwood(Ibanez)を2本、Martin D-28(2000年頃の)、TACOMA2本、久留米の工房ASUTURIASの000-28タイプ、そしてつい最近では自分と同じ年のGibson LG-1を・・・ギター好きは、ほとんど病気だと自分では思ってるけど、この病気は一生治ることはないだろう(笑)

いまバンドで演っているレパートリーは、吉田拓郎と井上陽水の30年前の曲ばかりで、自分がアコギとボーカルを担当し、バックにはドラム、ベース、エレキの4人編成。今年からは、弾き語りでのLIVE活動もどんどんやって行けたら・・・と思う今日この頃。


 
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