2008年7月16日
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「病気じゃなくて、癖らしいです(笑)」
 
(砂しゃん/1973年生/東京)


かなり多くの方が、「ギター増殖病」に罹っていらっしゃると思いますが、自分もその例に漏れずに、その病に冒されております。
あ、違うか。
ギター好きのお友達に、「砂しゃんのついギターを買っちゃうは、病気じゃなくて癖だから。病気は治るけれど、癖は直らない」と云われてしまいました(笑)

きっかけとなったのは、ヘッドウェイのギターを買ったこと。
2006年の秋に、たまたま店頭で見掛けたヘッドウェイのツリーオブライフのギターを見掛けて興味を持ち、色々調べている内に、伝説となるくらいのすごいクラフトマンが作製しているということを知って。その後テレビでヘッドウェイのギターが作られるドキュメンタリーを見て、居ても立ってもいられなくなって、その直後に楽器屋へ。

池袋の某楽器屋で、ヘッドウェイのショップカスタムギターのHF-CUSTOMというギターを弾かせてもらい、一目惚れ(一弾惚れ?)してしまい、予算を遥かにオーバーしていたのですが、その場で即決してしまいました。

その時点で、我が家にはAriaの安いギターとマーチンのD-35、それに000Mの3本があり、既に"家の中はギターでいっぱい"状態だったのですが、その翌月に、はネット通販でヘッドウェイのミニギターを。更に翌月にはヘッドウェイのHD-305というオールドのギターを。更に翌月にはやはりヘッドウェイのHCG-45Rというニューヨーカーのギターを。その翌月には、件の池袋の楽器屋のショップカスタムのギター(HD-CUSTOM)を予約してしまいました(^-^;)

その内2本は売却してしまったものの、HF-CUSTOMを購入してから僅か半年で、我が家のギターの総数は6本にまで増えてしまいました(汗)
更にその後もギターは増殖を繰り返し、先日うっかり買わされてしまったバースイヤーの000-28を含めて、今では11本のギターとおつき合いをしております。

こんなに増えてしまったのに、まだまだ欲しいギターは沢山ある訳で、この先一体どうなるものか見当もつかず、戦々恐々とした日々を過ごしております
(^-^;)

ギターの増殖そのものは仕方ないとして、問題なのは自分が未だに初心者だってこと。

ギターを初めて弾いたのは、高校生の頃。
今は手放してしまいましたが、先輩から5000円で譲ってもらったヤマハのギターが初めて手にしたギターでした。さだまさしが大好きで、弾き語りをしたかったんですよね。でも、堪え性がなかったために、Fに壁の前に敢えなく挫折をしてしまい、僅か半年程度でお部屋のインテリアとなってしまいました。
その後も何度かチャレンジをしては挫折を繰り返す、という感じだったため一向に上達せずにいました。今度のチャレンジでようやく2年半続いたところですが、仕事で忙しかったりと十分な練習時間も取れず、未だに初心者の息を脱していないと云う状態。

ギターばかり増えても腕が伴わないと云うのも情けないのですが、まぁ、ギターが好きで好きで溜まらないので、それも致し方ないかと最近は開き直っています。何時か上手になったときのための先行投資ってことで(笑)

因みに、現在の所有ギターの内訳です。

・Headway
 HF-CUSTOM(イングルマンスプルース/ホンジュラスマホガニー)
 HD-CUSTOM(イングルマンスプルース/ホンジュラスマホガニー)
 HD-30th(ジャーマンスプルース/マダガスカルローズウッド)
 HD-CUSTOM(カルパシアンレッドスプルース/ホンジュラスマホガニー)
 HJ-CUSTOM(カルパシアンレッドスプルース/ローズウッド)
 HN-622CUSTOM(シトカスプルース/ホンジュラスマホガニー)
 HCG-45R(オールローズウッド)
 HCM-ER(イングルマンスプルース/ローズウッド)

・SUMI工房
 S-SJWC(赤蝦夷松/ウォルナット)

・Martin
 D-35(2002)
 000-28(1973)

・AriaDreadnought
 AF-35BS

……ほんと、随分増えてしまったものです(^-^;)





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